第1話 チーム結成! Pilot
脚本/Alex Kurtzman、Roberto Orci、Peter M. Lenkov
監督/Len Wiseman
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韓国の浦項。
米軍が囚人を護送。護送を任されているのは、スティーブ・マ
ク・ギャレット少佐で、囚人は武器密売組織の重要被疑者であ
るアントン・ヘスだった。この事件、スティーブが5年間の追跡
の末にようやく掴んだものだが、スティーブの元に、突然電話
が入る。ハワイ州ホノルルからかかってきた電話は、彼の父親
ジョンの自宅からのものであり、アントンの兄・ビクター・ヘスに
捕まったジョンと人質の交換をしたいというものだった。
しかしスティーブはテロリストとは交渉しない事を告げ、ジョン
を殺したら全てが終わりだと忠告するも、ビクターはジョンを
殴り飛ばす。ジョンはビクターに対して、自分が息子に取引に
応じる様説得するので電話を貸して欲しいと告げる。
すると父は嘘をついて悪かったとし、絶対に従うなと告げる。
そんな中、護送車が突然敵に襲われ危うくアントンに逃げられ
そうになるも、スティーブは相手が銃を手にしたために射殺する。
それを知ったビクターは、スティーブの父親を殺害するのだった。
アメリカ軍C-17ヴィクトリー、ハワイ州・オアフ島。
スティーブは久しぶりに地元に帰郷すると、早速ハワイ州知事
のパットから連絡が有り、逢うことになる。スティーブは
ヘスはどんなに出入口を閉鎖しても捕まえる事は不可能だとし、
潜伏して脱出するだろうという。パットは特別捜査班を組織する
ので、その際にスティーブに指揮を執って欲しいという。悪党を
捕まえるためならば何をしてもいいとし、総括的権限を与える
という。全ては貴方のルールの元で悪党を捕まえるのだという。
しかしスティーブは、パットが州知事選に於ける票集めのパフ
ォーマンスだろうとして、国のためだと言えば引き受けると
思っているのかと激怒する。しかしパットは考えて見て欲しい
として、名刺を差し出す。
スティーブは、高校時代からの友人で地元オアフ島で警察官を
していたチンホーに逢う。チンホーはスティーブの父・ジョン
にはとても世話になったとし、この事件の件では恩返ししたい
という。現在ジョンの捜査をしているのは本土から来たオアフ
の事を何も知らない白人刑事・ダニーだという。
一方ダニーは、その頃ジョン殺しの捜査の過程で、フレッド・
ドラン容疑者の家に盗聴器を仕掛ける許可が欲しいと連絡を
入れる。
ダニーは娘・グレイスに会う為に、オアフ島へと転属してきた
格好で、前妻とは離婚していた。グレイスに逢うとダニーは
娘が大好きだったウサギのヌイグルミをプレゼントしようと
するが、継父であるスタンが、ウサギのホッピーをプレゼント
していた為に、ヌイグルミを渡すことは出来なかった。
娘を学校まで車で送ることになる。
一方スティーブは自宅に戻ると、犯人に繋がる証拠を探すため
に指紋を採取したり、現場の状況を詳しく調べて回る。
父はパソコンを使わないのにテーブルがそのような状況になっ
ていることや、容疑者のヘス以外にも別の靴跡が有る事に気が
つく。ジョンが最後に電話で残した言葉が気になり、地下室の
道具箱の中からテープレコーダーを取りだして聞いてみると、
警察署内部の不正を匂わすことが録音されていた。
そんな状況の中、刑事のダニーがやってくると、二人は銃を
向け合う。互いに牽制し合う中で、警察のバッヂを見せ合い、
一応銃は下げる。しかしダニーはこの件の捜査を担当している
のは自分であり、証拠品を現場から持ち去るなとして、道具箱
を置いていくよう告げる。するとスティーブはすぐに知事の元
に電話を入れ、特別捜査班の件を引き受けることに決めるのだ
った。
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スティーブは警察官をしている父親を武器密売人のヘス兄弟に
よって殺害される。
殺した犯人に怒りを振るわせる中で、州知事から特別捜査班の
話を持ちかけられ最初は断るが、すぐに犯人を追い詰める為に
決意を固めていく。
うーん、イマイチピンと来なかった所も有るけれど、
「ギャラクティカ」でブーマー役のGrace Parkの水着ショット
が多く出てくることもあり、それだけで見る価値はある。
設定自体をあまり知らないまま見ているのだけど、色んな凶悪犯
をオアフの土地で追っていくものなのか。それともヘスが率い
ていた組織の実態を暴いていくのか。それとも国外にまで出て
いって犯罪組織を追っていくものなのか、その辺がよく分から
ない。
ビクターの遺体が見つかっていないし、ビクター以外にも
父親殺害現場に協力者が居たであろう事を語っていたし、
更には、オアフの警察署に内通者が居るという辺りも、まだまだ
問題はたくさんあるけど、何処まで一つの事件を引っ張ってい
くのか。
色々と軍人の中でも精鋭部隊に居たという割に、最後のビクター
とのガチ対決に置いては、白兵戦で負けているところは
スティーブにガッカリだと言わんばかりの展開だけど、白人の
刑事、ダノとのコンビはそれなりに面白そうなものが有るし、
ジョークが通じなさそうなチン・ホーとの関係なども今後とも
楽しそうな所が有るかな。
スティーブ役のスコット・カーンは、映画俳優、ジェームズ・
カーンの息子だそうな。昔のミッキー・ロークを軽くした感じ
の雰囲気が有るな。
スティーヴ・マクギャレット (Alex O’Loughlin) 元シールズ部隊
ダニー・”ダノ”・ウィリアムズ (Scott Caan) 娘を追ってニュージャージーからホノルル警察に転任した刑事
チン・ホー・ケリー (Daniel Dae Kim) ホノルル警察の元刑事
コノ・カラカウア (Grace Park) チン・ホー・ケリーの従姉妹
パット・ジェームソン (Jean Smart) ハワイ州知事
サン・ミン (Will Yun Lee) 密入国組織
アントン・ヘス (Norman Reedus) 武器密輸、弟
ビクター・ヘス (James Marsters) 武器密輸、兄
ジャック・マクギャレット (William Sadler) スティーブの父・刑事
チェン・チー (Allison Chu) 密入国、ドランに売られた女性
グレース・ウィリアムズ (Teilor Grubbs) ダニーの娘
ジェイシー (Meagen Hensley)
デマルコ (David B. Johnson) キャプテン
ジョバン・エテイン (Thomas McCurdy) ロシア対外情報長
フレッド・ドーラン (Jonathan Clarke Sypert) 武器の売人
カマクラ (Taylor Wily) 情報屋、かき氷を売る
— (Patrick Crowley) Co-Pilot
— (Lexi Hara) Local Girl
— (Brendon Pave) Local Girl
— (Blaine Kia) Minister
— (Kelemete Misipeka) Samoan
— (Sonya Seng) Car Jack Lady
— (Mark Ahsing) Chinese Immigrant
— (Raj K. Bose) Funeral Attendee
— (Kerry Ellington) Task Force Agent
— (Troy Manandic) Surfer
— (Stephen Meyers) Chinese Refugee