キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン4 第16話 大いなる陰謀 パート2 Linchpin

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第16話 大いなる陰謀 パート2 Linchpin

脚本/Andrew W. Marlowe
監督/Rob Bowman

【ストーリー】

パンドラを阻止する中、トーマス・ゲージを逮捕する。
一方リックとケイトの前にCIA諜報員のソフィア・ターナーとマーテ
ィンが現れる。彼女は「デリック・ストーム」のクララのモデルで
ありかつてリックが密着していたことを知りケイトは複雑な気分に
なる。マーティンによるゲージはトップクラスの諜報員だったとの事。
ゲージの計画の暗号名がパンドラだということを聞く。
CIAの顧問を務めていたことのある天才的な数学者ネルソン・ブレイク
リーはアメリカの崩壊を招く重大な急所・リンチピンが見つかった
ことをし、博士は埠頭に行く中、ケイトたちの目の前で射殺され、
二人も車に乗ったまま海の中に落とされる。

ケイトはシートベルトが外れなくなり、リックに助けを求める。
銃は衝突の衝撃で車内の何処かに落ちていた。ナイフはトランクに
あるという。なんとかして銃やナイフを見つける中、車はどんどん
海の底に沈み、それと同時に車内にも水が侵入してくる。
ケイトはリックの反応がなくなる中、自力で抜け出そうとするも
いよいよ水が車内を充たして息が出来なくなる。しかしそんな
車の中で何発もの銃の閃光が見えるのだった。

二人は何とか助かる。娘が検視官のインターンをしていて助かった
とし、現場にいるから着替えを持って来てもらったという。
ケイトはありがとうと語ると、君も同じことをしただろうというリック。
映画じゃ車が沈むのを見て格好良く見えたのになというリックに
対してケイトは映画は見るもので体験するものじゃないという。
そんな二人の前にエスポジートがやってくる。
そろそろ説明しても良いのではないかとして、どうして10年前に死んだ
ハズの博士がそこで死んでいたのか。死んだ振りをしただけでなく
沈んだ車の件も同様だとして、状況を説明するなら今しかないんじゃ
ないかという。しかしケイトは極秘なんだと語る。エスポジートは
極秘は慣れているとし、特殊部隊に居たんだと語る。”作家如き(リック)”
が知っているのに・・もう良いとしてエスポジートは怒って行く。
水上警察と話すとする中、無事で良かったと呟く。

ゲージの仕業なのか。未来を脅かす計画とは何なのか。何処かに
手がかりがあるハズ。しかしアレクシスはポケットを見たけど
博士からは何も出なかったという。誰かが調べて空にしたみたい
だというラニ。ライアンに対して倉庫を調べてくれとし、博士は
ここに来た目的があるハズだという。

ソフィアたちがやってくると、二人をまた連れて行く。
一体何を調べていたのかとして彼女は激怒。暗号を解読したのに
連絡もしないで・・と。ケイトはリックをかばうようにして
まだ暗号が合っている確証が無かったのだという。
埠頭には何が有ったのかと問われる、博士が連れて行けと言った
こと。博士は依頼を受けて国の脆弱性を調べていたこと。そして
経済分野のリンチピン(急所)を見つけていたという。それが狙われた
らドミノ崩しが始まるとし、最後はこの国が破滅するとしていた
というケイト。ソフィアは手を組んだのは間違いだったとし、
リックが変わったと信じていたが、未だに無鉄砲で身勝手で子供染みた
バカ男だという。捜査を台無しにしたと。911よりも酷い事態になる
かも知れないこと。現実はあなたの小説とは違うんだという。
私たちの関係のように美化して書き直せないとし、二人をつまみ出して
と語るソフィア。それを聞いたケイトは彼女と寝たのねと語ると、
他にも居たのかと問い、”女神”のことだという。居ないというリック
だがメンバーが何人いるか気になってと語る。

ケイトはまだ私たちには殺人の捜査があるという。被害者を殺した第一
容疑者はCIAが追っているというリック。そんなのどうでも良いと
いうケイトはゲージは三人も殺してしかも一人は私の目の前で殺した
こと。私たちをトランクに閉じ込めただけでなく、川に沈めたり
したという。しかしゲージは熟練の諜報員で捕まえるのは無理だと
いうリック。しかしケイトは彼らの狙いが分かれば無理じゃないとして
リンチピンを探すという。

ライアンたちに倉庫はどうだったと尋ねると、FBIに追い出されたという。
エスポジートは博士について情報を仕入れたとし、指紋はスコット・
マグレガーの名で博士は登録されていたという。ただしそいつの名前
はデータ上だけで現実には存在していないこと。住所は関係無い
一家が住んでいたという。しかしリックは仲間は居たはずで、
チェスは一人では出来ないという。ケイトは捜査には加わらないのでは
なかったのかと問うと、オレは無鉄砲のバカ男だという。君が捜査を
続けるならオレも付き合うという。
二人は博士がチェスをして公園を調べて、チェス仲間がいたかを聞き込み
するよう求める。
そんな中ケイトに対してラニは遺体が届いていないとし、令状を持って
いたという。横取りされたようだと語ると、こんなに早く令状が
下りるハズがないという。元カノに聞いたらどうかというケイトに
対して、寝たのは大昔のことだがどうでも良い事だろうという。誰と
寝ようが構わないというケイト。そんな背後にはアレクシスがいて
居心地悪そうにして毒物検査の結果を持って来たけどどうするかと
問う。

■今回の事件の概要

・パンドラとはアメリカ国内の経済を破壊する為の計画だった。
CIAは犯人は逃走しているゲージだと見て捜査を行う。
ブレイクリーというCIA顧問がシンクタンクに調べさせた国の脆弱性
をつく計画ではないかとし、何処から重大な急所・リンチピンが
あるであろう事を知る。
・リックたちは海に落とされ絶体絶命だったが、なんとか無事に
助かる。しかしケイトの車は海の中に・・
・この段階になっても秘密を話さない2人にエスポジートもついに
憤怒するが、それでも彼は特殊部隊にいた経験からその極秘任務
についてはある程度理解しているつもりだった。
・ソフィアたちはリックたちが勝手に暗号を解読して難しい状況に
追い込んだことを非難し、捜査からは出て行くよう告げる。
・しかしソフィアはリックの家にやってくると、同僚たちの手前
厳しいことしか言えなかったが、捜査には期待していると言われる。
あなたは物語の結末を知るまで捜査を続けるのでしょと言われる。

■感想

どう考えても内通者はマーティンで決まりかと思っていたけど、
まさかの「大ドンデン返し」!

11年半前にリックがCIAの取材をしているソフィアが犯人だった
訳だけど、そんなに前から潜入していて、逆に言えば情とか
絆されるところは無いのだろうか。KGB時代から潜入していたけど
既に屋台骨は崩れて元の組織が無くなっているのだから、
そんなに任務に拘る必要は有ったのかな。 

アレクシスが検死官助手をしていたので危険が及ばないかヒヤヒヤ
していたけど、それは無かったけど、ケイトとリックの会話の中で
ソフィアと関係を持った話を後ろで聞かされて、娘としては相当
居心地が悪い重いがしただろう。

ソフィアもまた「私たちの関係のように美化して書き直せない」と
して意地悪なことを言ってケイトを意図的に傷つけたようにも
見えた。しかし美化して・・ってことは、逆に現実は大した関係
ではなかったようにも思えるけどね。

ケイトの車は海の底。哀しいことに秘密任務中の為に申請出来ない
という辛い状況。こういう時って公用車を使えるものじゃないのか。
キャッスルはゼネラルモーターズがスポンサーなので、殆どの車種が
シボレーが使われているよね。

エスポジートは秘密任務に怒っていたけど、自分もそういう特殊任務
時代の仲間は全員死んでいるという不気味な発言をしていた。

■受難のリック?

そもそもケイトとリックは車で海に突き落とされたし・・・

前日のエピソードでは、エスポジートから「こんな小説家が捜査内容
を知っているのに何故教えてくれないのか」
みたいなことを言われて
いたし、今回はソフィアから「未だに無鉄砲で身勝手で子供じみたバカ男」
と散々なことを言われていた。

ケイトからも
「彼女と寝たのね」と指摘されて絶対絶命って感じ。
そんな会話をアレクシスにも聞かれてなんだか実に気まずい(笑)

後にアレクシスから「キモイ話」として、誰の話なのかと指摘されて
埠頭に来た女性なのかを問われた。
「隠し子とするなら私も隠し事をするよ」

という事で今回は「隠し事」は至るところで辛い状況に追い込まれる
な。

■パンドラが少しずつ明らかにされていく

ブレイクリー博士は色々な名前を名乗っていた。マクレガーと
名乗っていたことも有ればフィンリーと名乗っていたことも有るとか。
フィンリーというと「バーン・ノーティス」を思い出すね。

博士の部屋を突き止めて調べると、凄い状態になっていた。
まるで殺人鬼を捕まえる執念を持つ刑事のように、線と線を結ぶような
ものが書かれていた。
「反税運動」「欧州経済の崩壊」「イランがイラクに侵攻」
「シリアがイスラエルに攻撃」「アメリカが台湾に派兵」
「アメリカが中東に派兵」「ロシアが東欧を攻撃」

そして最後には第三次世界大戦が2017年8月とあり、アメリカが降伏
と書かれていた。

その急所に居るのが謎のアジア系の子供。

■CIA内部のスパイ

CIA内部に明らかにスパイがいる。
ソフトのワームに組み込まれていた還元対数を使えばシカテムの侵入
経路を特定出来るとしてCIAのテック班の女性が能力を発揮。
アップロードのIPアドレスを調べると、トランかと思われたが、
犯人はトランを犯人に仕立てようとしていた。そしてマーティンが
犯人だとされた時には、視聴者の誰もが「やっぱりね」という声が
聞こえてきそうだった。

しかし捜査していくウチにマーティンが最後にソフィアがオレを
犯人だとした時に彼女が内通者だということが分かったという。
ソフィアに対して世界大戦などどうしてなのか・・金の為に祖国を
裏切るのかとした際には、ソフィアはアメリカ人ではなくロシア人
みたいな感じだったね。

■アジアの子

CIAの地形測量データから、後ろに写る山を調べれば分かるのではな
いかとしたリックに対して、ソフィアが天才じゃないかとしてキス
する姿が有り、ここでもケイトの視線が痛かった。

それを調べる間、ケイトとソフィアの間で会話が逢った。

「彼優しいのよね」
「好きなのか?」
「昔好きだった」

何ヶ月も気持ちを抑え込んでついに結ばれたがそれ以上に発展しな
かったこと。好きなままで居た方が良かったと言われる。

そんな中、地形は中国の浙江省の省都の杭州の外れにある上海女子学校
の在校生で、ミア・ギャンホンだと判明。父はジャン、母はビユ。
ジャンは中国のビジネスマンで財務大臣や与党議員と親密な関係に
ある人物で影響力が凄いのだという。中国の経済は彼次第ということ
も有って、CIAが彼の娘を殺害すれば関係は崩れ、アメリカの国債を
購入するのを辞めるよう中国政府に語り、アメリカは緊縮財政に進んで
アメリカ軍は世界中に派遣出来なくなり、敵国が好き勝手に動くよう
になり結果としてアメリカを攻め落とすようになるというものだった。

■幾つかの気になるもの

・CIAのマグカップ

マグカップにCIAと書かれている為にリックは欲しがっていた。
世界を救ってくれたら一つあげるわと言われていた。

・ソフィアが死んで良かった

正直かなり彼女の存在が及ぼす小説の中の偶像化は、ケイトにとって
は負担が大きかったハズ。

最後にソフィアの話はウソだらけだったこと。
クララ・ストライクのモデルが裏切りものだったこと。
リックはクララのモデルはケイトに近いとし、
「賢く強くて優しい。だから君に惹かれた・・・女神として」と語る。

・リックの父

ソフィアが語っていたけど、リックの父がCIAに居たようなことを
臭わせていた。またそれに関係してケイトの母の件もCIAが何か
掴んでいるのかな。

■使用された曲

・Castle Theme
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム、元特殊部隊
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

ソフィア・ターナー (Jennifer Beals) CIA諜報員
マーティン・ダンバーグ (Josh Stamberg) CIA諜報員
トーマス・ゲイジ (David Chisum) 元 CIA諜報員
ヤニ・スパイビー (Jim Turner) 全米チェス王者、経済学の教授
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