THE FLASH / フラッシュ 第11話 過去の亡霊 The Sound and the Fury

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第11話 過去の亡霊 The Sound and the Fury

脚本/Alison Schapker
Brooke Roberts
監督/John F. Showalter

【これまでのストーリー】

ジョーはハリソンに対してラボが開かれたのはノラが殺された一月
後だと語る。それまで博士はセントラルシティで何をしていたのか
と問う。君ってあまり笑わないねとバリーはケイトリンに語る。あの
事故であなたは昏睡になったが私の彼のロニーは死んだのだという。
彼はヒーローだというが、彼女はヒーロー何てなって欲しくないとし、
夫になって欲しかったと語る。私のことは探すなとしてケイトリン
に対してロニーの格好をした炎の男は飛び去ってしまう。

【ストーリー】

・誰にだってヒーローがいる。僕らはヒーローを信じる。ヒーローに
裏切られるなんて思わない。

バリーはロイヤルフラッシュギャングを追いかけていた。
三人の男が交差点で三方に分かれてしまい、ラボのシスコたちに
どちらに行けば良いか誘導してくれと頼むバリー。するとハリソンは
クインは橋に行こうとしているとし、西に行くように仕向けるのだと
いう。キングは高速の入口に向かっていること。そして三人を上手く
同じ交差点に誘導すると、チェックメイトだとして彼らのバイクの鍵
を抜き取ってしまう。

ラボに戻るバリーに対して効率的に追いつめたなと語る。
シスコはみんなで記念写真を撮ろうというと、バリーはマスクを
取ったままじゃマズイだろうという。未来に語り継ぐ為で、誰にも
見せないと語る。それなら仕方が無いとするとバリーは自分でシャッター
を押してそのままみんなと一緒に写真に写りカメラを回収する。
これも自撮りなのか。ハリソンはよくやったとして、興奮したとして
気分はヒーローだったと語る。

バリーはジョーの家に住む事になった。
するとアイリスの姿が有った。実家を出たばかりだろうというバリー
に対して荷物を取りに来ただけだという。ジョーもちょうど帰宅する
と、特製パスタが出来ている事を告げるが、今エディは部屋でペンキ
を塗っているので手伝わないといけないという。そんなジョーは
アイリスに対してセントラルシティピクチャーニュースすら電話が
有ったとし、番号は冷蔵庫に貼ってあるという。
アイリスが席を外す間、ジョーはバリーにロイヤルフラッシュギャング
を捕まえたことを祝う。
そんな中アイリスが戻ってくると、私にピクチャーニュースの記者を
やらないかというものだったという。編集長のラーキンが私のブログ
のファンだと言っているのだという。みんなはアイリスが記者になる
ことに喜ぶ。

ハリソンは帰宅すると車イスから立ち上がり音楽をかけて寛ぐ。
しかし突然ハリソンの携帯に電話が鳴り、「隠し通せると思うなよ」
と脅される。ハリソンは隠して有る銃を手にするが・・天井のガラス
が一斉に割れる。

ジョーやバリーたちセントラル・シティ警察署のものたちが一応
調べにやってくる。警察を呼ぶつもりはなかったというが、ガラスが
割れる前にイタズラ電話が有ったという。私は粒子加速器を爆発させた
ので報いを受けろと思っている人は居るのだろうと。シスコとケイト
リンも遅れてやってくる。博士の家がゴージャスだとして驚く。
バリーは来るのが遅いことを指摘するが、博士の家に来るのは初めて
だと語る。プライベートは隠す主義の人だから・・と。

— 2年前 —
ハートリーとハリソンはチェスをしていると、そこにハリソンは
新しいメンバーを紹介するとしてシスコをハートリーに紹介する。
最高の機械技師でありチームに欠かせない人物になるという。
ハートリーはシスコを見て10億ドル規模のラボの出勤初日に
そんなメッセージTシャツを着ているヤツを信じられるのかとして
不満を見せる。そこには「落ち着け、ハンソロは兄が撃った」
(Keep Calm And Han Shot First)と書かれていた。誰を雇うか
相談しなくても良いが・・というハートリーに対して、ハリソンは私の
勘を信じろと語る。頼れるのは君(ハートリー)だとして、誰が
来ても変わらないと語る。

— 現在 —
エディは聞き込みしてきたが不審者も他にイタズラした跡もないと
いう。博士はガラスが割れているのにかすり傷一つしていないこと。
エディとジョーは不自然に思う。一方バリーは人が居ない中、割れた
ガラスをつなぎ止めると、何を使って破壊したのか分からなかった。
ガラスが勝手に割れたように見えるという。ただのイタズラじゃ
ないでしょとハリソンにバリーは尋ねる。言いたくないのかと問うと、
博士は犯人を知っていると語る。ハートリー・ラサウェイだとすると
誰なのかと問う。放蕩息子が帰ってきたというところだと。
ジョーたちにもハートリーのことを語る。科学者としてとても優秀だ
ったこと。ラサウェイ産業と関係が有るのかというジョーに対して、
彼の祖父が創業者で父が拡大出世させて彼が継ぐはずだったが、両親
がカミングアウトしたらその話を聞き、疎遠になったそうだという。
彼無しでは加速器は作れなかったという。ケイトリンは彼には性格に
問題が有ったという。シスコはクソ野郎だったが、たまにだけど
クソったれになるという。優秀な人材は周りになじめないものだという
ハリソン。でも博士のお気に入りだったというケイトリン。
選ばれし男と自分のことを言っていたというシスコ。何であんたを
狙ったのかというジョー。一年前に意見の相違で彼は去ったという。
バリーはみんなを守るというと、シスコはクソ野郎と遭わず済むと
思ったのに・・と。

■概要

・エディと同棲することになったアイリスは実家から出る。変わり
にバリーがジョーと住む事になる。アイリスはフラッシュの記事を
扱うブログがセントラルシティ・ピクチャーズニュースから連絡が
有り編集長が気に入っていて、記者として迎えてくれることになる。
・一方バリーは犯罪者を捕まえる中で、ハリソン博士が自宅で脅迫を
受けて何者かに襲われる。博士本人にケガはないが、天井の窓が
壊れていた。
・ハリソン博士は犯人は分かっている事を告げ、それを知るには
粒子加速器が爆発する2年前のことを知る必要が有った。
・2年前はちょうどS.T.A.R.ラボに新しくシスコが赴任してきた頃で
既にラボではハートリーが最高の機械技師として働いていた。
当時の博士が最も信頼していた人物だが、彼は粒子加速器の爆発を
予言していたが、それでもハリソン博士が強硬した為に事故を
起こしていた事が分かる。

■感想

今回のハートリー・ラサウェイも能力者というよりも、天才肌の
機械技師というところなのかな。
前回のスナート/キャプテンコールドと同様にS.T.A.R.ラボが開発
した音波を発する手袋アイテムを使って攻撃してきていることも有り、
その手袋を外すと彼は能力を失う。
まるでこの能力は「エージェント・オブ・シールド」のスカイの
能力だよね。

スピードスターのバリーなら倒すことは簡単に思える。
ハートリーってメタヒューマンって訳では無いんだよね??
正直、スナート/キャプテンコールドよりも今回のハートリーの方が
頭が良さそうで戦略家だよなぁ(笑)

チェスが上手いヤツっていうのは要注意なのか。

ハートリーがわざと捕まったのはフラッシュの分子スキャンのデータ
をコピーし、バリー周波が分かるというものだった。

最後は衛星ラジオの周波を使ってなんとか反撃していた。
「勝つのは最後から2番目にミスした側」だという。

■2年前の回想シーン

爆発する前までのことが描かれた。
博士はハートリーが粒子加速器に何か手を加えているところに
出くわしたハリソン。これが爆発してセントラルシティに穴が明いた
ら僕らの責任だと語る。

また2年前にはこの施設にシスコが初めて登場/入社する。
ハリソンとしてはハートリーとは対照的にあるシスコの性格を上手く
融合して天才肌同士をつなぎ止めようとしたのかも知れない。

しかしハートリーとしてはハリソンが別の人を連れて来たことで、
自分の事を見捨てたとか嫉妬心でも少しでも感じたのだろうか?

■ハリソンを疑い始める警察

ジョーはハリソンを疑い始めてエディに捜査させているけど、ハリソン
っていざとなると警察でさえも自分の利益の為に殺しそう。

ハートリーが脅迫してきた背景には、博士が隠している事実がある
として脅してくるところが有った。

博士は記者会見の場で改めて過去に発表したもの意外にも、爆発
は偶然の組み合わせではなく実際にはある人物から失敗の可能性を
指摘されていた事を語る。町全体、仲間の信頼を裏切ったことを謝罪
して信頼を取り戻したい事を語っていた。

■博士がやはり旧フラッシュだった

ただタキオン装置からスピードフォースが無いとスピードは出せない
ようで、バリーと違って博士の場合は科学の力で自らの身体を変化
させている感じだね。
タキオン出力量を限界を超えて使っていたけど博士は大丈夫なのかな。
博士が当時の黄色だとすると、当時の赤い閃光は誰なんだろう。

■ロニー・レイモンドの居場所を知っている

ラストにシスコとハートリーが会話するシーンが有った。
ロニーの居場所を知っているそうだけど、ロニーはどちら側の人間
なんだろうか。

■使用された曲

・The Flash Theme Song
by Blake Neely
・Turandot, Act III: Nessun dorma by Janez Lotric, Kiev Chamber
Choir, Johannes Wildner & Ukrainian National Opera Symphony Orchestra
・Comets by Ladada

■出演者

バリー・アレン / フラッシュ (Grant Gustin) 警察の科学捜査官助手
アイリス・ウェスト (Candice Patton) ジョーの娘
ケイトリン・スノー (Danielle Panabaker) 生物工学の専門家
エディ・ソーン (Rick Cosnett) セントラル・シティ警察、アイリスの彼
シスコ・ラモン (Carlos Valdes) S.T.A.R.ラボ、機械工学
Dr.ハリソン・ウェルズ (Tom Cavanagh) S.T.A.R.ラボ、創設者
ジョー・ウェスト (Jesse L. Martin) アイリスの父、刑事
デビッド・シン (Patrick Sabongui) 警部

エリック・ラーキン (Tom Butler) ピクチャーニュース社・編集長
メイソン・ブリッジ (Roger Howarth) ピクチャーニュース社・記者
ハートリー・ラサウェイ (Andy Mientus) パイド・パイパー
— (Sarwan Badesha) 警官
— (Quynh Mi) 女性
ギデオン (Morena Baccarin) 声・コンピュータ
— (Ron Wear) 警察署員

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