第6話 ハロウィーンの惨劇 Ho’oma’ike(Unmasked)
脚本/David Wolkove
監督/Joe Dante
【これまでのあらすじ】
町に古書店が有ってそこで偽札作りが行われているというジェリー。
スティーブにその事を告げるが怪しくてもハリコミはダメだと言われ
相手は一般人だという。トーマス・ファローについて調べてもらった
が前歴もなく仕事もまともだった。しかしジェリーはそれを聞いて
も信用せず。ジェリーはカマコナに頼んで盗聴器を仕掛けてもらう中、
チンから回収する様言われてフリッパに取りに行かせたところ、
すぐにトーマスはジェリーの家に来て彼に袋を被せて連れ去る。
【ストーリー】
●マノア 10月31日 午後3時2分・ハロウィンの日
子供たちは仮装して近所を回ってトリックorトリートを唱えてお菓子
をもらって回る。3人の子供はトーマスの家に訪れるとそれを唱えて
お菓子をもらう中、彼の頬に血のようなものが付いていた為に、子供
がそれを指摘すると、さっき人を殺したんだというトーマス。しかし
すぐに冗談だとして食紅で血糊を作ったことを語る。
ジェリーはそんなトーマスの家に閉じ込められていた。
しかし傷めつけられていたのはジェリーではなく隣に居たスキンヘッド
の男性(コリン・ヘルムズ)だった。ジェリーは誰にも何も言わないので
この人を傷つけないでと語る。しかしトーマスはこの男は任務を果たさ
なかったのだとし、ジェリーを処分するハズがそれを怠ったとして
トーマスは発砲し一発で射殺する。ジェリーはもう好奇の目は捨てた
としこれまでは互いに趣味がぶつかっただけだという。スティーブに
話した事を全て話してもらおうというトーマス。
ダノは弟の死を知り崖の上から海を眺めていた。
スティーブがそんなダノの元にやってくる。とっくにこっちに着いて
いたのに連絡が無かったとしてスティーブは語る。まっすぐ家に帰る
気分じゃなかったというと、スティーブはお前が以前ここは特別な
場所だとしていたことを思い出したという。家族は大丈夫かと問うと
母はひたすら家を歩き回ってゾンビ状態、父は虚勢を張っているという。
ダノは大丈夫かというと、スティーブはお前のせいではないと語る。
検視ではマルコが現れた時にはマットは既に死んでいたのだという。
しかしダノは3年前にマットが飛行機に乗るのを止めていたら今頃は
まだ刑務所に居たはずだと語る。スティーブは人生にタラレバはない
とし、オレもオヤジの時やフレディの時にも同様の思考に陥ったという。
どうやっても救えなかったのだとし自分を責めるなと語る。
●ホノルル・ブロッサムレストラン
チンとルーは現場へとやってくる中、今年のハロウィンはどうするのか
と尋ねる。サマンサはもうそんな年ではないし事件以来外に出たがらない
のだという。息子はスーパーボウル並に張り切っているとのこと。
衣装代だけでも50ドルだとし一階しか着ないし、沢山お菓子をもらって
も食べきれないのに理解出来ないというルー。しかしチンは正直その
お菓子を腹に収めているんだろうと語るとルーはチョコバーはねと微笑
む。
検死官のマックスは良いニュースと悪いニュースがあるとし、
被害者の保存状態は良好だという。悪いニュースは氷点下でコチコチ
だということ。ルーはシカゴでは氷点下のことを春というのだとして
コートを着ずに冷凍庫に入る。
被害者はヘンリー・チャン(48歳)、レストランのマネージャーだった。
従業インが出勤して遺体を発見し金庫もレジも手つかずだというコノ。
綺麗に舌が切れていることから死後に切断されたものだというマックス。
大量の出血は胸と腹に複数の刺し傷からのもので少なくとも17箇所は
刺されているという。舌を切るのは何かのメッセージねというコノ。
余計な事を言ったのかも知れないなと。
●ホノルル警察
ルケラから呼び出されたスティーブたち。道をフラついているところを
保護されたのだという。そこに居たのはジェリーだった。一体何が有っ
たのかと尋ねると家に帰宅したらトーマスが居たのだとし袋を被せられて
何処かの家に連れて行かれて質問攻めにされたという。
映画「マラソンマン」みたいに歯は抜かれないが他の男のことを殴って
いたとし偽札作りの仲間みたいだったという。目の前でトーマスが
撃ち殺したとし、理由は任務怠慢だと言っていたという。最初から捜査
していれば殺されなかったのにという。自分が正しいと思って偵察した
のは数週間。会話を聞いたとし「予定は変えない。今夜島から運ぶ」と
言っていたとのこと。しかしダノは筋が遭わないだろうとして何で
ジェリーを解放したのか?と問う。
そんな中ジェリーを家に連れて行くと荷物は全て無くなっていた。
引っ越し業者が持って行ったのではないかとするが、業者が来るのは
来週だという。トーマスが全てを持って行ったのだという。オレの人生
の全てだったのに・・録音したデータが有ったが・・スティーブは信じる
と語る。
●裁判所
スティーブはジェリーと共にトーマス家の捜索令状を取りに行く。
ジェリーは総括権限があるファイブオーが何故令状を取るのかと告げる
が、違法な監視をしたら権限もなにもないという。
検事のエリーに相談するとその状況では令状を出すのは無理だという。
最低でも信頼出来る最新情報が必要であり、陰謀論者が不法行為に及ん
だ上での情報では信頼出来るかどうかだという。しかしジェリーは
自分はブラックユニコーンもオレが見つけたんだと語る。スティーブは
無理だということは分かるが他に方法がないんだと語る。エリーは借り
があるので判事に再度話してみると言うが・・
●検視官室
コノとルーはマックスの元へ。
被害者のヘンリーは前歴もなく家族や友達によるとトラブルも抱えて
いないという。あんな野蛮なやり方で殺されたのに何も無いなんてこと
はないだろうという。そんな中マックスがアメフト姿をしていることに
ルーは怪訝そうな表情を見せる。ルーは息子はニンジャタートルズの格好
をしたが12歳だという。コノはマックスはハロウィンの日には
キアヌ・リーヴスの映画のキャラクターに仮装するのよと語る。
渡しは「リプレイスメント」が代表作とは思わないというコノに対して、
マックスはキアヌに関する知識が浅いと一蹴。背番号9はジョニー・ユタ
がつけていた番号・・つまり1991年公開の映画「ハートブルー」だと
語る。ルーは説明しないと分かってもらえない装いはイマイチの仮装
ってことだという。犯人の凶器はレストラン内の刃物ではなかったとし、
ユニークにカーブした刃でナイフではないという。こういった鎌だ
と語る。ハロウィンに鎌・・組み合わせは偶然じゃないなと語る。
●ホノルル国際空港
●ホノルルキングズメディカルセンター
■感想
■その他
・
■使用された曲
・Werewolves of London by Warren Zevon
・Pendulum by Pearl Jam
・Hubble Bubble by Kidzone
・Patriarch by Delta Spirit
・Back in the World by David Gray
・Hawaii Five Theme
Written by Morton Stevens & Brian Tyler
■出演者
スティーヴ・マクギャレット (Alex O’Loughlin) 元シールズ部隊
ダニー・”ダノ”・ウィリアムズ (Scott Caan) 刑事
チン・ホー・ケリー (Daniel Dae Kim) ホノルル警察の元刑事
コノ・カラカウア (Grace Park) チン・ホー・ケリーの従姉妹
ルー・グローヴァー (Chi McBride) SWAT隊長からファイブオーへ
Dr.マックス・バーグマン (Masi Oka) 検死官
カマコナ・トゥプオラ (Taylor Wily) 友達、エビ店
sgt.デューク・ルケラ (Dennis Chun) 警察官
グレイス・ウィリアムズ (Teilor Grubbs) ダノの娘
ジェリー・オルテガ (Jorge Garcia) 謎の陰謀論者
フリッパ (Shawn Mokuahi Garnett) カマコナの従兄弟
Dr.ミンディ・ショー (Amanda Setton) 検死官
アダム・ノシムリ (Ian Anthony Dale) 元ヤクザ、コノの恋人
トーマス・ファロー / ウィリアム・コリガン(Jonny Rees) 古書店、少佐
エリー・クレイトン (Mirrah Foulkes) 検事
ブラッド・ワイス (David DeLuise) 悪ガキ3人組の一番の悪だった
Lt.コリン・ヘルムズ (Matthew Lund) 中尉
テディ (Wes Robinson) カルト映画
アーロン・コール (Laiman Severson) サムの息子
本人出演 (Eric Dickerson) アメフト選手
— (Evan Kaolowi) 少年
— (Alexander Reinprecht) 男性
— (Emmie Ray) 少女
— (Camille Perry) Trick Or Treater
— (Yan Birch) Stairmaster-TV Clip
ヘンリー・チャン () 悪ガキ3人組
マーク・ラーナー () 悪ガキ3人組
サム・コール () アーロンの父、いじめられっ子