第5話(7) ハッピー・マジック Be a Fairy Godmother Thing
脚本/Scott Fellows
監督/Savage Steve Holland
【ストーリー】
昔昔プータタックという国である女の子が親友二人と一緒に高校
生になる前に100の冒険をしようと決めました。今日も新しい
冒険が始まる。
C.Jは今日のテーマは「妖精ヘルパー」だと語る。
クリスポもフェンも僕達は男だというと、それでは男の妖精ねと
C.J。学校で魔法をやろうとし、困っている子を助けたり、願い事
を叶えたり・・フェンは反対するが、クリスポは魔法の杖が居る
という。フェンがC.Jの頼みを断れるハズもなく・・
ロバーツはC.Jたちに今日の予定を尋ねる。
妖精ヘルパーになるということを語ると、凄いなとしてそれなら
7年生の舞踏会に参加してよと誘われる。
「ダンスとマジック満載のゴージャスナイト」
C.Jは舞踏会って普通のダンスとどう違うのかと尋ねると、同じ
だが名前を変えればみんなが来てくれるかと思ったというロバーツ。
舞踏会で素敵なことが起こるかもとして妖精デーの始まりだと
語る。
C.Jは何か願いを叶えたいと思っている人を捜す。
クリスポは一日かけて魔法の杖作り。フェンは祖母からメール
を受ける。内容は何だったのかと問うC.Jたちに要するに僕に
もっと会いたいということだという。クリスポは何でマスクと
ミットをしているのかと問うとウィスカーズ対策だという。
祖母の家のネコが引っ掻くのだという。
しかし魔法になんてないというC.J。
クリスポは魔法はあるとしてここにロンビーを呼ぶというと
魔法の杖を振りかざす。するとロンビーが本当に来ていた。
歴史の補習ボランティアの為に来たという彼だが、本当は大学進学
の為の点数稼ぎだという。誰か歴史の勉強をしたい人は居るのか
と問うと、クリスポは赤点3度も出しているので教わったらどう
かと語る。
フェンとクリスポは願いを叶えた。あとは私だけだというC.J。
何処かにシンデレラは居ないのか。そんな中床磨きをしている
スカウト・マクラスキーを見る。彼女はいつもを着てワッペン
コレクターだった。C.Jは何で床磨きをしているのかと尋ねると
学校クリーンワッペンが欲しいからだという。そしてアーサー
ピックウィックルにも近づけるからだという。彼はソード&スト
ーンズクラブの部長でチェスクラブの会長、そして未来の火星人
の司令官だという。アーサーと舞踏会に行けたらなという彼女
にその願いを叶える事を告げる。
■感想
元々ドラマの性質上少し変わったところがあるけど、アニメ調
そしておとぎ話調でドラマが進行する形式で描かれた。
そのアレンジの仕方もなかなか。
妖精ヘルパーになるなんて、なんて挑戦だって感じだし、もう
魔法を信じる年頃でも無かろうものが有るだろうってことだけど
純粋な中学生っぽくて銃やドラッグをイメージするアメリカ
っぽくなくてイイネ。
3人がそれぞれに何かの願いを叶えるもの。
妖精なんて嫌だというのは当然クリスポとフェン。特にフェン
は一番嫌がるよな。CJのお強請りポーズ。あれを見せられたら
断れない(笑)
ロバーツ先生から7年生の舞踏会があるので参加してくれと
言われたのでまさに魔法やおとぎ話がより関係してくるネタ
になることは明らか。
クリスポは形から入れとばかりにまずは魔法の杖を作っていた。
フェンは婆ちゃんからのメール。飼い猫のウィスカーズが
フェンとはあまり相性が良くない。
クリスポの妖精仕事は祖母の頼まれごとを聞くことで決定。
一方クリスポ。
魔法はあるよとして最初に魔法を使ったのはロンビーを出現させ
たこと。ロンビーは大学の点数稼ぎのためにボランティアで歴史
の補習/指導しに来たけれど誰も教室に来ない。そこでクリスポ
が生徒として補習を受けることになる。
CJは一体誰の願い事を叶えれば良いのか。
ちょうとその時、目の前には掃除をしているシンデレラのような
スカウト・マクラスキーというワッペンコレクターが居る。
アメリカってワッペンをもらえるという事が有るんでしょうかね。
よくボーイスカウトネタなんかではワッペンがもらえたとかどうか
と言われることは有る。「オースティン&アリー」でもデズが
ワッペンが何たらかんたらでやりとりしていた記憶が有る。
スカウトの望みはアーサー・ピックウィックルとの関係を近づく
こと。ソード&ストーンズクラブの部長、チェスクラブ会長、
未来の火星人の指令官だという。そんな彼と舞踏会に行けたら・・
ということでその願いを叶えていく。
フェンのネタは面白かったな。バァちゃんのネコは既に死亡して
いたが、バァちゃんにとっては大切にしていて生き甲斐になって
いる。明らかにヌイグルミなんだけどね(笑)
ネコが死んでいるとは言えずに学校のロッカーに持って来てしま
う。そこまでするなら新しいネコを飼えば良いのにそれでは
ダメなのか。クリスポの発案でラジコンに乗せればいいとした
際には凄い勢いで動く姿に笑えたし、ロバーツ先生が噂でフェン
のロッカーに猫の死骸が入っていると知って確かめに来たときには
ヤバイ感じもしたけど、事情を話して上手く行った。最後に生きた
ネコが入って来たけど元々はあのネコがウィスカーズ??
クリスポは歴史のテストの点数は91点なので必要無いとするが、
実際には16点。クリスポはポニーテールの女性に目を奪われがち
で全く勉強に集中出来ない。これみよがしにポニーテールの女性
が出て来たけど、確かにイイ!!(笑)
最後はボアード先生がテストをすることになり、クリスポが
ポニーテール好きだということを利用して、ロンビーが歴史上の
人物の髪型から覚えさせる作戦。見事の大成功。
CJの作戦は厄介だった。
スカウトとアーサーをどうつなぎ止めるのか。
CJは先ずはアーサーに隠れファンがいるということを知らしめる
為に色々とアクションを起こす。彼のロッカーにラブポエム、
ハートのネックレス、ラブスコーンを置いていく。
しかしミステリークラブの特性からアーサーはそれを置いたのは
CJだという結論に達して彼からCJが舞踏会に誘われてしまう。
このドラマ、よく4つのステップがある。
振られるための4ステップとして。
1.予定を勝手に決める。
2.彼のクラブ活動を禁止させる
3.ロッカーを乗っ取る
4.巨大なラブカードを送る
上手く相手に気味悪くさせたことでアーサーの方からCJの元を
離れた。
CJは事情を話して何とか許してもらい地味なスカウトを変身。
舞踏会ナイトでは上手く彼の気を引いたスカウトだけど、新しい
母親に門限を設けられていて帰る。その際引き留めるCJだけど
残念ながら振り逃げられた。そのタックルをかいくぐる様は
流石はNFLのお国ですね。でもガラスの靴/クリアスニーカーを
落として行き翌日には上手いことまたアーサーとスカウトをつなぎ
止めた。
■使用された曲
主題歌:「Brand New Day」 イザベラ・モナー
■出演者
CJ・マーティン (Isabela Moner) プータタック中学の7年生
フェンウィック・フレイジャー (Jaheem King Toombs) CJの親友
クリスチャン・パワーズ(Owen Joyner) “クリスポ”CJの親友
ミンディ・マイナス (Brady Reiter) CJの同級生でライバル
ロバーツ先生 (Jack De Sena) スクール・カウンセラー
Mr.ボヤード (Raajeev Aggerwhil) 歴史教師
アーサー・ピックウィックル (Gianni Decenzo) ソード&ストーンズクラブ部長
ロンビー・マーティン (Max Ehrich) 兄
— (Baileyana Elm) Ponytail Girl
— (Jade Holden) Ponytail Girl
スカウト・マクラスキー (Dahlia White) ワッペンコレクター
— (Katya Williams) 学生