第2話 雪解け I Want You to Want Me
監督/Roger Kumble 脚本/Jon Cowan
【これまでのあらすじ】
ハーヴィーはクライアントのヘシントン石油のCEOのエヴァ
(Michelle Fairley)に対して外国政府への贈賄もやったと言われ
ていることを告げると彼女は告発の通りだという。マイクがこの
案件の資料を持ってくるがハーヴィーは他のアソシエイトが調べ
たとし君が居なくても十分やっていけると語る。
ルイスはナイジェルに対して私の役割を奪わないでくれとし
アソシエイトの育成を取り上げられたことに失望する。
ハーヴィーは裁判を長引かせてヘシントン石油の株価を暴落させ
るのが目的だろうと語る。キャメロン検事(Gary Cole)は彼は
担当から外れると言いに来たと語る。あんたが特別捜査官かと
ハーヴィー。勝ったらマネージングパートナーにして欲しいと
エドワードに交渉する。ジェシカを打ち負かしたいからかと
問われるとそうだというハーヴィー。
【ストーリー】
ドナはハーヴィーのしたことに対して、それはマジでヤバイと
語る。クーデターを起こすってことでしょと言うと戦略だという
ハーヴィー。ドナは一つだけ聞きたいとし私も個室をもらえるか?
あなたがマネージングパートナーになりたいというなら地球の果て
まで付いていく。でもその前にジェシカに対して覚悟があるのか
知りたいという。「ある」というハーヴィー。ならキャメロン・
デニスをコテンパンにしましょうと。
そこにマイクがやってくる。逢いたくないのは分かるがジェシカ
に脅された時の検事局宛の手紙を手に入れて二度と脅せないよう
に彼女にはっきり言ったとし絶対にあんなことはもう起きないと
語る。最初に脅されたのが間違っているというハーヴィー。
ルイスはアソシエイトを集めると、君たちに残念な知らせがある
という。ミスを犯してしまったこと。君たちとはもう一緒に居ら
れず仕事もできず笑い合うことも出来ないという。私が指導する
ことは出来ない・・お終いだと。高見から転落しバツとしてアシ
スタントの指導係は外されたと語る。最後の言葉として君たちに
贈るとし、ロビン・ウィリアムズが演じた教師の言葉。
「君たちの先輩アシスタントも君たちと同じく大きな夢を抱いて
いた。耳を澄ませば彼らの囁きが聞こえるハズだ。カーペ・
ディエム・・今を生きろ。自分で人生を掴め。」
するとルイスの言葉に反応しマイクは
「おお船長、我が船長」
と語る。マイクはレイチェルに対して昔ならこの事態を喜んで
いたが・・合併は間違いだという。レイチェルはハーヴィーは
どうかと問い、ジェシカのことは話したかと問うと、話したけど
効果は無かったという。ハグしようとするがそれを止める。私たち
が付き合っていることは秘密だと。しかし犬が死んだ悲しみだと
すれば良いと言うと、立ち直るには新しい犬を飼うのが一番だ
というレイチェル。しかし新しい犬なんてごまかしでしかないと。
ルイスはジェシカの元へ。
最悪だ・・今までで一番辛いという。ジェシカもそのルイスの
ことを理解し戻したいけど合併したばかりだから・・と。変わり
に指導力を一人使って良いという。専属のアソシエイトを持って
良いわとジェシカ。それを聞いたルイスはやっと来た・・
「ついにダルタニアンと三銃士の関係になれる」。
「一人はみんなの為に」(Jess)
「構えよ!!」
誰でも良いですか?とルイス。
ドナに対してルイスはおはようと声を掛ける。
二人が別れたか知りたいという。モテ男と天才少年はまだラブラブ
なのか?仲直りしたのか?。ジェシカから弟子を取って良いと言われ
たのか?というドナはそれでコソコソしているのねと。許可しに
来たのかと問われるとドナから頼んでくれないかという。
イヤヨ、あなたがお願いするする姿を見るのが楽しいからとドナ。
ハーヴィーの元にルイスが尋ねる。
無理強いはしない・・サリーとプロムに言った時と違うという
ルイス。やっぱり裏切りの告白かというと、ママがサリーを哀れ
んで「プロムに誘え」と言ったからだという。なんで誘いたく
なかったのかと問うと乳首が4つ有ったからだというルイス。
誘いたくないのに乳首だけは見たのかとハーヴィーは笑う。
マイクのことは好きにしろ、絶対に嫌だというハズだという。
一度言ったら撤回は出来ないぞというルイスに対して君にやると
いう。マイク自ら専属になりたいと言わせるという。
キャメロンの元にジェシカ。
最後に有ったのは私のことを脅した時だなというキャメロン。
一言云いたいとし、仕返しなら私にして・・ハーヴィーには
しないでと語る。いつでも相手になるとジェシカ。ハーヴィー
のクライアントは関係ない。あの証拠は君が自分で見つけた
訳では無いだろうとし、ハーヴィーの検事時代のものだからなと。
赤毛の女か・・ハーヴィーも同類だとし私を裏切りはしないても
君らを止めなかったという。彼はあなたに捨てられたそれでも
身を捧げろと言うのか?。彼はあなたより私を選んだから怒っている
のでしょとジェシカ。キャメロンは彼女の意見を全て否定すると
エヴァが有罪だからだとし、DVDを見てみろとしそれから交渉に
来いと語る。応じないなら彼女は終わりだと。
ステーキを食べに行くルイスとマイク。
何で奢ってくれるのかとマイク。店主のピーター(David Ferry)
がやってくるとルイスにステーキはどうか?と。ルイスの家族は
両親と妹のエスターだけだがお前は何者だとマイクに問う。
マイクだとして一緒にルイスと働いていることを語る。彼の君の
案件を担当する人物だというと、ピーターは歓迎する。
厨房で働いているティナ、ジーナ、エイドリアンを紹介すると
50年彼らは勤めてくれている私の家族なんだという。よろしく
頼むとピーターは告げる。
「土地収用」裁判で負けたらこの店はショッピングセンターに
なってしまうという。しかし土地収用じゃ勝てないですという
マイク。勝てたら夢が残るという。私の夢も・・。それは”法律
を書き換える”こと。それには勝てない訴訟に勝つことだという
ルイス。
ハーヴィーのオフィスにジェシカ。
キャメロンに逢ったのかと問うと、あなたに謝りに来たのだと
いう。あなたを恨みエヴァを狙っていること。恨むべき相手は
私だと伝えたという。あなたと闘う気はないとし一緒に倒したい
こと。こっちが不利ならO.Jシンプソンを真似する。ドリームチー
ムだと。結局彼は無罪だったと。僕はジョニー・コクラン弁護士
なのかとハーヴィー。
レイチェルはドナの元へ。
やっぱりマイクとの関係がバレてた?というレイチェルに対して、
居もしないリチャード・ギアを追いかけさせられたらピンと来る
というドナ。問題はあなたが友情を傷つけたことではなく神聖
なるリチャード・ギアを汚したことよ。マイクをハーヴィーの
元に戻したかったというレイチェル。
ドナは最初に聞きたいのは”彼のサイズ”よとして、指を広げて
いく。するとレイチェルはまだまだよとして大きいことを示唆す
る。
■感想
感情的にややこしい事態に発展してしまいましたね。
勿論単純な方向性を持っているキャラクターも居るので分かりや
すい人も居るけど、主要メンバーの真意は何処に有るのかまるで
分からない人っていうのも多い。
一度裏切られると、その後例え和解出来たとしても同じ場面に
置かれた場合、同様に裏切られる可能性は否定出来ない。
その辺の信頼関係の問題は実にこういうドラマでは必要不可欠な
ものが有るが、沈み行く船の中で信頼関係よりも自己保身の為に
動くという人間らしい行動もまた否定出来ない。
特にそれが有罪か無罪かというところで選択を迫られると人間は
辛い。
この辺は刑事ドラマにある司法取引に於ける犯罪者も同様の経験
をしている。
今回の案件は明らかに今の事務所内での人間関係を示唆する所が
大きく、気持ちの問題でフィードバックされていく流れとして
存在していた。
信頼関係を構成する一番の要素は何なのか。
上下関係なのか、友達関係なのか、恩師に対する忠義なのか、
価値観の共有なのか、それとも付き合って来た歳月の問題なのか。
色んな価値観やら選択肢を提示した感じ。
裏切ることになった原因、きっかけが何処に有るのか。
それを突き詰めると泥仕合のようになる。
元々はマイクの経歴詐称にあるとしたジェシカ。そこから問題が
複雑化しているのは確かだと思うし、一度始まってしまった
問題が収拾のできない事態に発展するところは、まさに人類最大
の汚点と課題でも有る戦争の問題にも通じるところが有る。
・現在対立しているのは・・・
・ハーヴィー vs ジェシカ
・ハーヴィー vs ルイス
・ドナ vs レイチェル
・キャメロン vs ジェシカ&ハーヴィー
・アメリカ法律事務所 vs イギリス法律事務所
マイクに関してはどうなのかな。
■弁護士としての案件
・ヘシントン石油の賄賂問題
ドラマでは複雑な問題が発生すると物事単純に考えろとして初心
に返らせるところが有るけれど、この問題に於いては、キャメ
ロン検事とジェシカ&ハーヴィーたちの個人的な問題としても
存在している。
キャメロン検事はS1-11「ルールの遵守」に登場したキャラクター。
Dlifeだと12話だったかな。
https://itawind.web.fc2.com/kaigai/s/suits112.htm
キャロメンとの対決はいつも勝ち負けの問題として処理され、
今回のドラマの中で語られたセリフから見てもハーヴィーが
キャメロンの影響を受けていることは伺える。
キャメロンとの駆け引きはとても面白かった。
みんな誘導する為に情報を提示して言動を観察するっていうのが
このドラマの特徴でもあるね。
キャメロンはエヴァが賄賂を渡した証拠があるとしてDVDを渡した。
それを見るとエヴァがマリガ大佐に明らかに金を渡している。
当時大佐は「汚染対策の資金提供に感謝します」と言ったこと。
しかしその時点で既に汚染対策は済んでいたので、その為の金で
はないことは明らかだというのである。賄賂かどうかは知って
いたが問題は「賄賂」という言葉を使っていたのかどうか。
大佐は外交特権で起訴出来ない。この問題でキャメロンに情報を
持ち込んでいるのはVTRの中にも写っているニックであることを
指摘する。
「人間は追いつめられると恩師の信頼を裏切ることも有る。
しかも恩師に不法行為をさせられたなら裏切りたくもなる。」
その証拠にニックに電話するが、彼は既に検事局に抱き込まれて
いて電話には出なかった。
・
ハーヴィーは尊敬するスティーブ・マックイーンばりに
マスタングに乗ってキャメロンの元にいく。汚い事に証人として
ニックのことを予め提示しないことに憤怒していた。
そしてハーヴィーはこのVTRには音声が入っていないことは決定的
な証拠ではない事を告げる。
・
ニックが裏切っていたことにショックのエヴァ。
10年間大事にしてきて対等に扱った人物に裏切られたこと。
エヴァは抱き込むためにニックに昇進させて給料もアップさせる
とすると、ハーヴィーからは「賄賂で捕まらないように賄賂を
贈るのか」として皮肉られていた。
しかしそれがキャメロンの狙いであることも同時に気がついた。
・
ニックへの説得。キャメロンに言わずに会いに行ってしまった
ハーヴィーだけどその辺はもう別にこのドラマでは問題ではない
みたい(笑)。ハーヴィーは証言すれば一生後悔すること。
そして君は自分を許せなくなることを告げた。
・
ニックに勝手にあったことを責められる中、彼はヘシントン石油
の社員なのだからこっちは彼の弁護士だと語る。
彼は会社を乗っ取る気でリークしたのではないか。
・
司法省で証言録取
エヴァは賄賂だと分かって渡していたとするニック。
しかしそれを知りながらあなたは渡したのか?と問い詰め、
ワイロだと言っているのはあなたの証言だけであり、映像では
あなたが何かを渡していると語る。
裁判で彼女が有罪になれば、得するのはあなただとして、会社を
率いていくことになるからだと語るハーヴィー。
裁判ではそういう醜い攻撃になっていく事を告げ、取引を持ちか
けた格好だった。
・
結局取引は、罰金5千ドルで訴えを取り下げろとのことだったが
キャメロンは贈賄容疑を認めさせることだという。
裁判になり負ければ5年の懲役刑になる為にそのリスクを冒すこと
はないとしてジェシカはハーヴィーを宥めた。
結局何が勝ちなのか負けなのかよく分からないな。
・土地収用問題
州としては強制執行出来る「土地収用」を使ってピーターの店
を潰してショッピングセンターを建設しようとしている。
ルイスはピーターの人間性を説いて客全体に優しく接して店
を無くすことが必ずしも社会の利益にはならないと語る。
州検事側(David Richmond-Peck)も「キーロ判例」を出して
「公益は質ではなく量で判断すべき」とされていることで反論。
更にルイス側の反論としては「量の問題」についてキーロ判例
が出た2005年の判決に於いて、8年経過した現在もその土地収用
された場所は更地となっていることを指摘する。
雇用が増えてない、税収もない、利益はないと。
将来性が逢っても実際にはそうはならないというマイク。
しかし有益かどうかを判断するのは州。
土地収用の件ではこれまでの判例に習うしかないという。
・
泥風呂に入った跡に閃きが有った。
判事に頼んで工事前に審理をしてもらいたいという。
開発事業に伴う地区区分の変更で地区の土地の価値が変わるので
該当金額の修正を求めるという。1億ドル。
将来のキャッシュフローの価値から導いたとして、金融に強い
ルイスがそれを割り出し資料を提出していた。
マイクは州検事に云われた言葉をそっくりそのまま返していた。
「例えそうでも我々にはそれをやる正当な権利が有る」
結局その金額によって諦めるを得なくなったようだ。
■チーム・リット成立せず
毎度リットさんは哀しい役割。その悲しみをアソシエイトにぶつ
けるところも有るけれど、それは彼らの能力を引き上げる為なの
かも知れないね。
マイクをチームに抱き込むために
「ステーキ」を奢り「泥風呂」では裸の付き合いという日本的
価値観を持ち出して来た。
マイクは「恋愛小説家」を見た事がなく、ルイスはその映画を
引用に出す。ルイスは「ザ・エージェント」は見ていないのに
マイクがその映画の引用を次々に出す。
少しずつ二人の波長が合う様子はこの映画のセリフを使った
やりとりの中でも描かれている。
「君に行動は大事と教わった。」「簡単に水に流せない」
ルイスがマイクに引き合いに出した「恋愛小説家」のセリフ。
しかしこの泥風呂でのルイスのお腹はともかく、お尻姿は強烈す
ぎて何とも言えない。マイクは相当デカイものをお持ちのようで
どのくらいなのか気になる(笑)。マイクは線が細い感じがするけど
意外にも脱ぐと細マッチョだったりするね。
■ドナとレイチェルの関係にひび
この二人は巻き込まれた感じで可哀想だな。
レイチェルの方からドナの服を褒めた。
するとそれは頼み事の時に使う手だとドナに云われていた。
マイクのことをルイスが盗もうとしていること。
しかしドナは既に知っていてハーヴィー自身が認めていることを
語る。
しかしその件でハーヴィーは本当にルイスとマイクが組むことを
嫌がっているハズだとするが、ドナはマイクに関しては自分も
怒っている事を告げる。マイクの二重生活を陰で支えてきた理解
者なのに彼は忠誠心をあっさりと捨て恩人を裏切ったこと。
・
マイクはレイチェルがドナにそんなことを頼みにいったこと自体
を怒っていた。そんなことをすれば人頼みの腰抜けだと思われる
為だった。マイクはレイチェルには詐称の件を話すなと言われて
いたのに話したことで余計に不味い状態である事を告げる。
レイチェルはそのせいで振られたことに激怒。
マイクはそれがジェシカにバレた時にも全てをかけてハーヴィー
が守ってくれたことを告げる。
・
ドナとレイチェルが化粧室で争うシーンが有った。
ハーヴィーが守ろうとしているのは自分自身だというレイチェルに
対して、ドナはそれを否定する。マイケル、ジェシカ、私だけで
なくあなたのことも守っていると。
ドナはレイチェルとマイクが別れた件で助言したのは自分だと
告白。レイチェルはあなたに彼とキスした話をした前のことか
後のことかと問うと、後のことだという。まぁ先に進んでしまった
からこそ止める為に助言したんだろうけど・・
「友達だと思っていた。ハーヴィーを守るのを優先した。」(Rachel)
「それが仕事よ。」(Donna)
「私には仕事じゃなく人生の問題だった」(Rachel)
■君には用がない
マイクがルイスに返事に行く前に、ハーヴィーの元に改めて謝罪
にいく。オフィスも返したしジェシカの脅しの件も解決したこと。
そろそろ許してくれても良いだろうと。
許すとは・・・
・カトリーナを雇わせたこと?
・仕事中、ハイのこと?
・ジェシカに寝返ったこと?
・レイチェルに打ち明けたこと?
■ジェシカとハーヴィー
ジェシカが今の状況はよくないとしてエヴァの案件を手伝う
流れの中ハーヴィーに和解しようと持ちかける。
その際ハーヴィーは一つ質問をしている。
「また同じ状況になってもしませんか?」(Harvey)
暫くこの質問に答えなかったんだけど、
「やるわ。また同じように追いつめられたら勝つために何でも
する」(Jessica)
■その他
・リットチームへようこそ
リットさんは友達を欲しがっているのになかなか出来ないね。
性格が災いしているのか。とても面白い人なんだけど、憎らしい
時は確かに憎らしい。折角トゲが抜けたかと思ったけど、最後に
なってまたマイクがハーヴィーの元に戻ると知った時には、
再びハーヴィーに対する憤り感が芽生え始めた感じだ。
・エヴァとはこれだけではない
このエピソードでエヴァがロンドンに戻るかと思われるが、
今後も彼女はこのシーズンではクレジットされている。
彼女はイギリス人なのか。そうなるとイギリスの弁護士軍団
が黙って居ないかな。
■使用された曲
・
■出演者
■使用された曲
・Greenback Boogie by Ima Robot
・End Credits Theme by Christopher Tyng
・Rumble and Sway by Jamie N. Commons
・Count on Me by Are We Brothers?
■出演者
マイク・ロス (Patrick J. Adams) 記憶力が天才的
ハーヴィー・スペクター (Gabriel Macht) 弁護士、シニアパートナー
ジェシカ・ピアソン (Gina Torres) 弁護士事務所”ピアソン”経営
ルイス・リット (Rick Hoffman) 弁護士、ハーヴィーのライバル
レイチェル・ゼイン (Meghan Markle) パラリーガル
ドナ・ポールセン (Sarah Rafferty) ハーヴィーのアシスタント
キャメロン・デニス …… 特別検察官、エヴァを起訴
エヴァ・ヘシントン …… ヘシントン石油
ニック・ハウエル …… エヴァの右腕
マーク・ダウバー …… 判事
ピーター …… ステーキハウス
マリガ …… 大佐、エヴァが賄賂を送った証拠VTR
…… 弁護士
ティナ …… ステーキハウスのシェフ
ジーナ …… ステーキハウスのシェフ
エイドリアン …… ステーキハウスのシェフ
エスター・リット …… ルイスの妹
トニー・ジアノプロス ……