THIS IS US 36歳、これから 第6話 レッスン Career Days

リンク広告 テスト




第6話 レッスン Career Days

脚本/Bekah Brunstetter
監督/Craig Zisk

【これまでのあらすじ】

ケヴィンはケイトに首だと語る。俺たちは成長する為に少し離れた
方が良いことを語る。ニューヨークで舞台のオーディション
に行くケヴィン。「間を取る」って書いて無いとするとオリヴィア
からは「下手クソにやれ」とも書いて無いと嫌みを言われる。
舞台はオレに向いていないのかな。そんな言葉にウィリアムは
君はそれが多いぞと指摘される。自分自身を疑っているんだと。
いつだって気にしているのはケイトが食べ過ぎないかという事と
ランダルを平等に扱っていないかということで僕のことを見てい
ないとジャックに不満を述べるケヴィン。ジャックは悪かったと
してちゃんと見ているからなと語る。レベッカはプールでイヴェ
ットという黒人女性に出会う。そんな彼女にレベッカは学校の
後で家の子を遊びに行かせても良いかと語る。ランダルは父親に
対して知らない黒人と出会う度にノートに印をつけ、知らない黒人
と逢う度に自分の父親から知れないと思っていたことを語る。

【ストーリー】

— 昔 —
レベッカは朝ピアノの音色と共にハミングで歌う。
ジャックは仕事に行くとすると建設会社/現場へと向かう。
それからは忙しい子育て生活。ジャックやレベッカにかかる負担
は大きくなっていた。金も必要となる為にジャックはデスクワー
クをすることにしたと告げ、シャツとネクタイをつけていく。
しかしデスクワークと言ってもやることはなく、暇を見ては
独立するための計画を立てる。”ビッグスリーホーム”という会社
のロゴを書いていた。
ミゲル(Jon Huertas)がやってくると、話を聞いたか?と問う。
サンドラのサプライズのバースデーケーキの事なら毎年バレて
いるだろうと語る。しかしミゲルはオレのことだとして昇進した
のだという。オレのチームに来いよと誘われるが、ありがたい誘い
だが断るという。今は大きな声では言えないが辞めようと思って
いるのだとし、独立すると語る。リスクはあるが軌道に乗れば
子供との時間がもてるようになると。少し考えてからにしろよと
いうが、もう決めたのだという。

子供たちの成績表を受け取る。ランダルの成績表には手紙が挟ま
っていた。ジャックが帰宅すると子供たちが駆け寄ってきてアイス
を食べるのよと語る。成績が良かったことのご褒美なのか?と尋ね
るとレベッカは成績はBとCばかりだという。子育ては小脳が
痛くなる・・感情を司る脳の一部だと。先生から面談だという
手紙を受け取ったとジャックに渡す。一体何があるのか。

— 現在 —
ランダルが帰宅する頃、ウィリアムはピアノを弾いて歌を歌って
いた。ウィリアムは弾いてやらないとピアノが悲しむと思った
というと、勿論弾いてもらって構わないという。テスは誰から
ピアノを習ったのかと問うと、ウィリアムは父親が得意だったと
いう。パパもピアノが出来るのかというテスに対して音楽の才能
は祖母とケイトが一人占めしたからパパは苦手なんだと語る。パパ
にも別の才能があるんだと。ウィリアムは音楽演奏で少し金を
稼いでいたことが有ったとしその時はトランペットなどを吹いて
いたという。それが仕事だったと語る。テスは仕事発表会に
お爺ちゃんに話してもらっても良いかというが、ランダルは駄目だ
という。テスにはお爺ちゃんが語る仕事の方が格好良く見えると
いう。パパの仕事は駄目か?楽しそうに仕事場に遊びに来ていた
だろうと。アニーはイスでぐるぐるするのが好きーーと語る。
気候変動に基づいた商品先物取引の何処がつまらないのかとラン
ダル。ケヴィンがやってくると難しい話をしているなと語る。
「激アツになるぞ!」とランダルは口にするが・・そんな言葉の
使い方間違っているよなと語る。

— 昔 —
ジャックとレベッカは手紙を受けてメリンダ・ゲイザー教頭
(Jill Remez)に話を聞きに行く。その内容からランダルは天才
ってことなのかと問い、成績は普通ですよと尋ねる。
ゲイザーは生徒本来の学力が成績に繁栄されない場合、学校
のレベルが有っていないことが考えられるのだという。転校を
考えて見たらどうかとして「ヘインズ・アカデミー」のパンフ
レットを受け取る。そこならランダルのような特別な子に合った
授業が受けられるという。しかしジャックはそれは駄目だとし
今の学校には黒人は居ないが少なくとも兄妹と居られるのだとい
う。ケヴィンとケイトも転校出来ないのかと問うとそれは難しい
というゲイザー。家の子はみんな特別なんだと語る。

— 現在 —
ケヴィンとオリヴィアは舞台稽古をするが、ケヴィンはいつも
同じ所で引っかかっていた。監督のロン(John Rubinstein)から
はいつもこのシーンでそうなるとし本来ならここで最高潮に
達して見ている所。観客の涙腺は崩壊するハズなんだが、どうして
毎回君の音声がこのシーンでカーナビの声のようになるのかと
問われる。セリフが悪いのか・・分からないというケヴィンに
対して劇作家のスローン(Milana Vayntrub)は大してセリフは
無いでしょと反論する。オリヴィアは君の妻のジェシカ役、
君はデヴィッド役だ。妻を愛していた・・でも彼女は死んで
しまった。今妻を失った悲しみに打ちのめされている。そう
信じさせるのが君の仕事だとしちゃんと仕事をしろというロン。
オリヴィアは大丈夫よと告げると次は火曜日の10時からだと
語る。オリヴィアは明日は暇か?と問うと、一緒にパーティー
に行くので来てくれとし、場所はメールするという。

ケイトは凄い階段の上にある家を目指して歩く。こんなの昇れ
ば死んじゃうと。目的の場所はマリン・ローゼンター
ル(Jami Gertz)家だった。マリンはケイトがあまりに疲弊して
いるので大丈夫かと問うと、ケイトは面接に際して自分をアピール
する。これまでの兄・ケヴィンの付き人経験が役に立つか分から
ないが私は几帳面で言うならば「恋愛小説家」のジャック・ニコ
ルソンを優しくした感じだと。「君となる良い人間になれる」と
思わずケイトはマリンと映画のセリフを同時に語る。私は助成金
の申請や有名人の扱いにも慣れていること。財団の寄付者には
有名人がいるしそれにセレブを集めたチャリティイベントをされ
ていることに感激しているというケイト。昔ダグ・キンケイド
の所で働いていたと聞き、あなたの仕事ぶりを褒めていたが、
辞めたのは何故なのかと問われ、彼を好きになってしまい精神的
にもよくないと思ったからだという。マリンは気に入ったとして
助手だけでなく時にイベントコーディネーター、お使いや娘の
送り迎えを頼むこともあるけどやってみるかと問われ、ケイト
は何でも言って下さいという。するとそこに娘のジェマ
(Ariana Vail)が現れると、やっぱり太った方を雇ったのねと
語る。

■感想

親からの才能は遺伝するものなのか。
音楽・芸術的分野だったり、数学的才能だったり・・
それぞれ分野で一番で無くても、一般人よりも平均以上に
秀でている分野のものがそれぞれに存在している。

このドラマを見ているとやはり一番に目に付くのは人種の問題と
子育ての問題なんだけど、更にかみ砕いていくと遺伝的な問題
にたどり着くところがある。

三者三様のキャラクターが同じ屋根の下で育つけれど、それぞれ
に違った分野で秀でている。
ケイトの肥満もある意味では普通の人以上に秀でているけれど、
このドラマの中では誰一人家族兄妹に太っている人は居ない。

興味深いのはウィリアムが世界的なミュージシャンとセッション
する機会が有るほどに音楽的才能が有ったこと。
その才能を引き継いでいるのはランダルではなく、ケイトや
レベッカの方に有り、彼はジャックの様に建築の設計に利用する
ような数字に強い数学の分野に秀でていた。

才能は遺伝ではなく育つ環境で伸びるもの伸びないものに分かれ
ていくのか。

今回の回想シーンは8歳から9歳になった様だ。
成績表を見ると生年月日は1981年6月27日と書かれていた。
そして現在36歳だ。

■それぞれの家庭

・ジャックとレベッカ

今回はジャックとレベッカの日常や仕事を通して見る才能を
示す流れが有った。

ジャックは建設作業員として働いていたが、徐々に現場での
仕事からデスクワークへと転身する。今までイケメンのジャック
役のMilo Ventimigliaがもの凄いヒゲ面していたので粗野で
不潔なイメージが有ったけれど、デスクワークするとなった際には、
Yシャツ着て無精髭も剃って色男っぷりが表に出て来た。

自分は日本人だからかも知れないけど、完全放置しても体毛が
欧米人と比べて全く生えない。外国人の毛の濃さっていうのは
凄い人が多いよね。脱ぐと凄いんですって感じで、脱がせるまで
分からないって感じですけど(笑)
私は犬を飼ったことが無いので分からないけど、柴犬ってあん
まりトリミングする必要がないような毛並みしている
けど欧州原産の犬ってもの凄く伸びるタイプの犬種がいるけど
気候的環境要因が存在しているのかなぁ。

ミゲルが出世している光景が有ったし、そのミゲルからジャック
に自分のチームに来ないかと誘われるも、ジャックなりに自分の
考えを持っていた様だ。
ジャックは独立することを考えて居て、今よりも子供と居たい
と思っている様子。

また教頭によるとランダルの成績が今の学校のレベルに有って
いないとされ、ヘインズ・アカデミーを紹介される。

ジャックもレベッカもこれには対応に困る。
これまで家族が一緒に居ることこそが理想の形だと思っていた
ジャックにとってはランダルだけを特別視することや離れて
過ごさせることに難色を示す。レベッカもまたイヴェットに話す
と、彼女も才能を見抜いていてランダルが家の中に居るだけで
助かるとされていた。

ジャックがイヴェットの元に行きその件で相談する。
素晴らしいチャンスを潰す後押しをして欲しいなら私以外の
黒人を当たってと云われた。

・ケヴィン

前回ウィリアムから「君は自分を疑っている」と指摘され、それ
が悩みの原因であること、伸び悩んでいることの原因だとされた。

演劇界に残ることにしたケヴィン。
ワークショップでオリヴィアと共に夫婦役を演じ、彼女が失い
悲しみに打ちのめされている中でゴーストと話すような役を
演じるようだ。

ケヴィンは愛する人を失った悲しみを持っている。
誰にでもそんな悲しみは有るのだろうけど、オリヴィアは
それを乗り越えさせるためにある実践的レッスンをする。

今のままでは駄目だとしたのはケヴィンであり、ケイトと別れて
ニューヨークに行くとしたのも彼の方からだった。

オリヴィアは他人の告別式に出席。
もの凄いアドリブが試されるところだった。
フランク先生の妻のグレースから声を掛けられて、有りもしない
物語を即興で作ったこと。

会話の中で自分も15歳の頃に父親を失ったこと。
そんな父親と少しでも一緒に居ようとして、彼はプラモデルには
複雑なものを選んで作っていたとしていた。兄妹が多くなると
親を独占したいと思う子が居てもおかしくはないのだろう。
意外とケヴィンは一番甘えん坊なのかな。

その後オリヴィアとは告別式の二階で関係を持つけど翌日には
すっかり俳優モードに入っていて、その切ない気持ちをぶつける
よう指摘される。

・ケイト

マリン・ローゼンタール家で勤めることになる。マリンが何を
している人なのかよく分からないのだけど、何らかのチャリティ
財団でもしているのか。

面接の際にケイトは自分のことを「恋愛小説家」のジャック・
ニコルソンを優しくした感じと表現した。同じ日に放送していた
Dlifeの「スーツ / Suits」のS3-2でも全く同様のシーンが
有り、全く同じセリフが引用されていた。マイクとルイスが意気
投合するシーンだったけど、ここではマリンとケイトが「君となら
良い人間になれる」
として意気投合いるシーンだった。

Suits S3-2
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=6309

ロスに居る限りはやはりエンタメ業とは切り離せず映画ネタで
共感を得るのは必須なのかも(笑)

マリンはダグ・キンケイドのオフィスで働き褒めていたとされる
が、仕事ぶりを評価されたのか、それとも自分と同じく母親に
反発している娘のジェマとの関係に於いて橋渡し役をして欲しか
ったのか。

回想シーンの中でレベッカが着替えるシーンが有り、服のサイズ
のタグにはレベッカはSでケイトはXLだという事実を見せつけられ
ていた。その為か美しい親を見ると女心に嫉妬心も生まれる所
だろうか。

そんなジェマとケイトをぶつけて立ち直らせるという手法は、
「キャシーのbig C」のキャシーとアンドレアの関係を思い出す。
ジェマが母親と会話しないことに関して、ケイトの口から出た
のはレベッカとは疎遠の関係になっていることだった。

・ランダル

ランダルの仕事は「気候変動に基づいた商品取引」
ランダル自身はその仕事を誇りに思っているが、子供たちは
派手なエンターテイメント界で活躍していた武勇伝を持つ
ウィリアムとかテレビドラマでお馴染みのケヴィンに学校での
「キャリアデー」では話をして欲しい様だ。

父親としての威厳がない。もの凄いショックのランダル。
しかもウィリアムに音楽的才能が有ったことに少なからず衝撃を
受けたのではないか。

興味深いのは血の繋がりのあるランダルはその才能がなく、
芸術系ではケヴィンだし、音楽系ではケイトが持っていった。

ランダルは意地で自分の仕事を子供に伝える為に下手なピアノ
を使って仕事を紹介していた。もちろん散々だったけど子供たち
にはそういう方がまた伝わるところが大きいのかも知れないね。

■その他

・唯一の形見

ジャックが亡くなった当時にケヴィンは悲しみで短絡的行動
に出てしまった。全ての思い出の品を捨ててしまったこと。
今回関わることになるグレースの息子たちも亡き父のフランクの
形見を受け取ろうとしない。

・後悔した時に親は・・・

ケイトがジェマに話したのは、幼い頃にケンカしたことで疎遠に
なっている母親との関係のことだった。

・ジャックの夢 / ビッグ・スリー・ホームズ

結局最後の段階でジャックはミゲルの元に行って提案を受けること
を告げていた様だった。

■使用された曲

・Dream It Up by Sydney Wayser
・If I Ever Was a Child by Wilco

■出演者

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 36歳、建設会社勤務
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、初出産
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 36歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 36歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 36歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ミゲル・リヴァス …… シェリーの夫、ジャックの友達
マリン・ローゼンタール …… ケイトが働く雇い主
イヴェット …… 黒人、プールで見てくれた人
オリヴィア・メーン …… 主役演劇女優
スローン・サンドバーグ …… 劇作家
グレース …… フランク(教師)の妻
ジェマ・ローゼンタール …… マリンの母
Ms.メリンダ・ゲイザー …… 教頭
マンディ …… ケンダルの母、消防士
Mr.モリソン …… 学校の先生
ロン・シラー …… 演劇監督

9歳の頃のケイト ……
9歳の頃のケヴィン ……
9歳の頃のランダル ……

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336