パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット Person of Interest シーズン2 第4話 引き金 Triggerman

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September 27, 2012
第4話 引き金 Triggerman

脚本/Erik Mountain
監督/James Whitmore Jr.
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“昔は皆忠誠を持ち道義を弁えたが最近は酷い・・・始末しろ!”

リースはフィンチと連絡を取りながら、対象者が現在グラント
というレストランにいる事を語る。そのレストランには、
ジョージ・マシーというこの町のビジネスの有力者で裏家業でも
有名な人物がいた。新聞でも”地元業者の裏の顔・・恐喝容疑を
逃れる”との見出しで記事が書かれていた。ジョージはヤミ金融、
資金洗浄、賭博などにも手を出しているアイルランド系の
マフィアだった。息子のエディ・マシーとボティガードをして
いるライリー・キャバナーがいたが、マシンが割り出したのは
ライリーだった。ライリーは家族とは死に別れて最終学歴は
高校。マシーの運輸会社の運転手をしていたのが1998年から
2001年のことだった。何年か前からマシーの仕事を手伝って
いるという。リースはオレも店内に入ると告げ、腹が減ったと
語る。

リースはジョージらの近くの席に座ると早速携帯のペアリング
を行う。リースが勝手にメニューを持って椅子に座った為に
ウェイトレスをしているアニーは私の仕事を奪うのかとして
リースに声を掛ける。
グラントの店主・アルはジョージに声をかけると、彼からは
改装前からすっかりと見違えたとし、時代は変わったが変わら
ないものもあるぞと言われる。アルは返済金が遅れ気味なのは
分かっているとし、三ヶ月は改装のために店を閉めていたので
支払いが遅れている事を語る。ジョージは今後オレがここに
来る事はないとし、ライリーが来ることになるという。
リースはそれを聞いてライリーは被害者ではなく加害者かも
知れないと語る。
アニーを見たジョージはオレに挨拶も無しかと問う。
添い寝してくれる人は見つかったのかと卑下すると、私は
あなたの部下だったショーンの未亡人である事を語る。
ジョージはショーンのことは残念だったとし、ロシアンマフィア
とは関わるなと忠告していたのだという。しかしアニーは
ショーンは貴方の指示で動いていたのだと反論する。
しかしジョージはギャンブルに入れ込んで借金をしていたのは
ショーン自身だと告げる。あなたの下で働く前のショーンは
優しかった事を告げ、貴方のせいで変わったのだという。
貴方が死んでも誰も悲しまないとすると厨房の中に入っていって
しまう。リースはそのやりとりを聞いて彼女はかなり肝が据わって
いるとし、ジョージに一発喰らわせたとフィンチに語る。

マシーたちは自分の経営するバーにいく。
するとマシーの部下たちはみんな奥の部屋に入る前に、携帯を
箱の中にいれる。とても用心深い行動だとするが、フィンチは
携帯が近くに有るのであれば、全ての携帯にペアリングが出来る
事を告げる。しかし奧での話を聞き出す事が出来なかった。
リースはオレが直接話を聞くと告げると、トイレから出てくる
ジョージにぶつかり盗聴器を取り付ける。しかしリースは用心棒
たちから店の外に追い出される。

盗聴器では、奧の部屋のジョージたちの会話が聞こえていた。
アニーを何とかしないといけないとし、昔は礼儀を弁えていた
という。ライリーは俺に任せて欲しいと告げると、エディもまた
ライリーは口を塞ぐのが上手いヤツだという。ジョージは
ただ黙らせるのではなく跡形もなく消すのだと指示する。
しかしライリーはそれはマズイのではないかとして、仲間の妻
だった女であり仁義に劣るという。ジョージはそんなライリーに
対して誰に対する仁義を気にしているのかと問うとエディを連れて
行きパールを使うと良いと語る。リースはそれを聞いてライリー
がアニーを襲う気だと語る。

アニーについて調べるフィンチ。
アン・デレイニー、ブルックリンで生まれ育つ。
9ヶ月前に夫を亡くしているとし、ブライトンビーチで撃ち殺され
ていること。イライアスが奪い取るまではロシア系の縄張りだ
ったところだなという。
ライリーとエディが車を走らせる中、リースはアニーの住所は何処
なのかとフィンチに尋ねると、今向かっている方向だと言われる。

そんな中車で走行中のエディの携帯にジョージからの電話が
鳴る。ジョージはエディに対して今夜の仕事の前に別件を片付
けろとして、ライリーを殺せというものだった。身綺麗にする
チャンスを与えたのに不意にしたとし、信用出来ないヤツだと
いう。
その会話を聞いたリースは見込み違いだったとし、ライリーは
やっぱり狙われる立場だったと知る。しかし今車の中でエディ
がライリーを殺すのであればもう間に合わない状況だった。
リースの前を走行していた車の中で銃声が聞こえ、そのまま
車は衝突事故を起こす。ライリーはエディの異変に気が付いて
最初にエディを射殺していたのである。
ライリーはアニーに電話する。ジョージは俺たちのことに
気が付いたとし、今エディを殺害した事を語る。すぐにその
場所から離れていつもの場所で待っていてくれと会話する。
それを聞いたリースは二人は恋人だったのだと語る。これで守る
相手が二人になってしまったという。

ライリーを尾行していたリース。カーターに電話すると、
彼女はリースからの電話にうんざり。朝のコーヒーくらいゆっくり
飲ませてよ!と語ると、リースは位置情報を送ったとし、そこに
死体があると語る。
リースはフィンチに対してジョージの手下がライリーのアパートに
既に押さえているとし、エディの死に気が付いていることを
語る。アニーも危ない事を告げると、フィンチは私がアニーの
アパートにいくと語る。

エディの遺体現場にはシマンスキー刑事が現場復帰していた。
カーターが合流すると、近距離からジョージの息子のエディが
撃たれている事を語る。エディの銃はホルスター・・・同業者
によるものなのかというシマンスキーに対して、エアバックが
開いているので同乗者ならば知り合いだったハズだという。
38口径の銃で殺害されていた。エディの携帯が落ちており、
何度も着信があることからジョージがエディに連絡を取ろうと
していたのだろうと語る。
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マシンがはじき出した人物はマフィアの用心棒をしている男性
のライリー・キャバナーだった。リースは監視しながらどんな
人物なのか、そしてどんな危機が迫っているのか探っていく。

前回に続いてシンプルなエピソード構成だった。
リースの圧倒的な腕力の強さと近代ツールを利用した情報収拾の
流れを描いたもの。

相手がマフィアの用心棒ということでリースがどのように彼に
接触して、彼の信用を得るのかが一番気になるものが有ったけど、
案の上ファーストコンタクトでは、リースが撃たれてしまうという
ちょっぴり緊迫感のある流れがある。
二度目の接触で、彼は正面から彼の攻撃を受け止め、そして
圧倒することで信用を得るという、野生の猿の上下関係を
示すものが有った。
リース本人は殺し屋感が出ているのだけど、ライリー・キャバナー役
のJonathan Tuckerは可愛い顔をしているので、殺し屋というよりも
アニーを救出する為の色男的な側面を求めるところが大きかったの
かも。

シーズン2の最初がインパクトのある流れだったので、マフィア
相手でもそんなに緊迫感がない。政府相手にした流れの方が
余程恐かったりする。

イライアスがフィンチとの会話の中で語っていた。
「マシーのような男は昔のやり方しか知らない。影に潜んでいた方が
得られるものは沢山有る。目立たぬものにこそ注意すべきだ」と。

ファスコとカーターの使い方もやや中途半端だったけど、この位の
使い方の方が寧ろドラマを見ている方としては安心して見ていられる。
ファスコが見張りと称して、ホント何もしてない(笑)
隣の男に何杯も酒を取り替えていたけど、見張っているだけで
裏口からマシーを逃がしてしまうし、カーターが店にやってきた
時には目も合わせずに互いに干渉しないところは、ある意味息が
取れてきた感じだね。

アニーは夫のショーンが殺害されて以降、ライリーがいつも約束を
守り自分のことを守ってくれていたとするけど、最後はその約束を
守れないという流れをもって彼女を一人旅立たせた。
せめてもの救いはショーンの死の真相を知らずに旅立つことの出来た
アニーなんだろうけどね。

アニーの部屋のPCの壁紙の写真を見ただけで三角法を使い一気に
場所を突き止めるフィンチさんは流石だ。
ライリーのことを思わず欠陥品だと言ってしまったけど、この言葉
が意味するところは意外と深いところがあるのではないかと思う。
最後に欠陥品とは何か?とリースが尋ねていたけど
「問題のあるプログラム、システムの話だ。人間には当てはまらない。
人は変わるから・・・人殺しでも」と語っていた。

・シマンスキー刑事復帰

S1-7、S1-17に過去登場し負傷していた彼が再登場。

・イライアス再登場

S1-7、S1-9、S1-16、S1-17、S1-19と登場してきた彼。
現在は悠々自適の刑務所生活。
今も尚マフィアとして裏社会では絶大な権力を持っているようだ。
シーズン1を賑わせていた人物だった、シーズン2でも終盤から
また存在感を出し始めるようだ。

・Titanium by Porter Robinson

ジョン・リース(Jim Caviezel) 元兵士、恋人ジェシカを失う
ハロルド・フィンチ(Michael Emerson) 犯罪防止システム開発者
ジョス・カーター(Taraji P. Henson)刑事
ライオネル・ファスコ(Kevin Chapman) 腐れ刑事、情報屋

カール・イライアス (Enrico Colantoni) 裏社会のボス
ライリー・キャバナー (Jonathan Tucker) マシーの用心棒
ビル・シマンスキー (Michael McGlone) 捜査官
アニー・デラニー (Liza J. Bennett) ウェイトレス、故ショーン
オチョア (Otto Sanchez) 殺し屋
エディ・マシー (Matt McTighe) ジョージアの息子
ジョージア・マシー (Kevin Conway) アイルランド系マフィア
アル (Sean Gormley) レストラン改装
— (Craig Bockhorn) Barfly
— (Fenton Lawless) Bartender
— (Jeremy Paschall) Thug Sentry
— (Bryce Burke) Massey’s Thug
— (Jerry Ford) Uni
— (Vince Hickman) NYPD Homicide Detective
— (Todd Ryan Jones) Massey’s Thug
— (Ilan Krigsfeld) Club Owner
— (Rick Lovett) Dog Walker
— (Gil O’Brien) CSU Tech

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