フォスター家の事情 The Fosters 第11話 悩めるハネムーン The Honeymoon

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第11話 悩めるハネムーン The Honeymoon

監督/James Hayman 脚本/Brad Bredeweg
Peter Paige
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【前回までのあらすじ】
キャリーを暫く預かるリーナ。保護局には預けたくないという。
マリアナはヘスースの薬を売って生みの母・アナに金を渡して
いた。ブランドンはキャリーに対して君が誰かとデートするの
は嫌だとして好意がある事を告げるが、キャリーはそんなこと
すれば私とジュードが追い出されるのだという。
リアムが目の前に現れ彼が無理矢理セックスをしたという。
ステフが撃たれる中、リーナにベッドでプロポーズする。
結婚式の直前にステフとリーナはみんなの前でジュードとキャ
リーを里子にすると語る。式の準備中にキャリーとブランドンが
キスしている所をジュードに見られる。
リーナとステフは無事愛するものたちに見守られて結婚式を
挙げる。レクシの両親は娘の姿を見て私たちはこの国に戻れない
事を呟く。キャリーはもう迷惑はかけないとジュードに告げ、
深夜に荷物をまとめて出て行く。

【ストーリー】
翌朝、リーナとステフはベッドの上でついに同じ名字になった
ことを語り合う。ベーコンの臭いがするというステフは母・
シャロンが用意してくれているのだろうと語る。キスしてという
リーナに対してステフはまだ歯を磨いていないというが、キス
するのだった。

食卓では家族が会話する。シャロンは今まで出た結婚式の中で
一番の式だったという。ステフのパパとはベガスのチャペルで
あげたのだという。キャリーはどこに居るのかと問うと、ジュ
ードはギターのレッスンだろうと語る。シャロンは今夜帰る
のでそれまでに全てを片付けていきたいとし、手作り結婚式の
全ての片付けを担当していた。既にテーブルや食器はヘスース
たちに頼んで車に詰め込んでもらったという。
ヘスースはレクシの出発前日なので一緒に過ごしたいことを
語るが、マリアナは今日はダメだとして課題を片付けるのだと
語る。シャロンはレクシは何処に帰るのかと問うとホンジュラス
だという。戻ってくる方法はあるみたいだというマリアナ。
2週間後の予定だとするヘスースに対して、シャロンはまるで
永遠の別れのような顔をしていると語る。

シャロンはステフに対して昨日は結婚式だったので言わなかった
が、また養子縁組をしたのかと問う。2人は良い子だろうがどんな
環境で育ったかよく知らないのでしょと。今でも3人いるのに
よく考えたのかというシャロンにステフは五月蠅いとばかりの
態度を見せる。

ワイアットはガソリンスタンドで給油休憩。キャリーに対して
説明しないと車には乗せないという。逃亡犯を匿うならば覚悟が
いるのだという。キャリーはダメになったのだとすると、また他
の里親の家に送られるのだという。もうそういうのは沢山だとすると、
これからは自分で人生を仕切りたいのだという。ダメになっても
今の環境は幸せだろうとするが、幸せだったという。何か面倒
でも起こしたのかと問う中、車はカリフォルニア州境を超えて
いく。

ブランドンはジュードに話しかける。あの後キャリーとは話せてい
ないという。昨日は妙なことになったが君が怒ったことをして
るのか知りたいのだという。知りたいのは僕が言いつけるかどうか
だろうというジュード。付き合うつもりなのかと問うと、僕らは
引き取ってもらえなくなるのだという。ブランドンは何とかする
というとキャリーが帰ったら話すという。ジュードはリアムと同じ
だと語ると、ブランドンはそれは違うと猛反論し大違いだと語る。
キャリーを愛しているのだと語る。

シャロンはリーナとステフの寝室のベッドを密かに自分の気に入る
ベッドに交換していた。私も使っているとしてジュードに話す。
まるで眠れる森の美女みたいで姫がこのベッドで寝たら起こされたく
ないと思うハズだという。タンパの家で彼と暮らしているが、イケ
てない彼と別れないのは彼のベッドが大好きだからだという。
ジュードは彼氏と別れてベッドを買ったら?と語ると、ステフと
そっくりで厳しい意見だと語る。

ヘスースはマリアナとレクシの元に行くと、彼女と過ごさせてくれ
と頼む・しかしレクシはマリアナが怒っているようでそれを止めよ
うとする。ヘスースと付き合うのは構わないがでもウチに来る度に
結局ヘスースと遊んで私を放ったらかしだという。レクシは
あんたも恋をすれば分かると語る。

ワイアットとキャリーはインディアナ州までの道のりは遠い為に
途中でUFO墜落現場に立ち寄る。あのアナが宇宙船の着陸痕だと
本当に信じて居るのかというキャリー。作り物だというワイアット。
エイリアンは?と問うと絶対にいるというワイアット。
政府は何でも作り物に見せかけて混乱させているのだという。
作り物っぽいからこそ本物という訳なのか?と呆れるキャリー。
幽霊とか時間旅行も信じるのかと問うと、何で未来人が現れない
のかと問う。歴史を変えたらキケンだからだというワイアットは
映画でも見ただろうという。時間旅行する時は歴史を変えないよう
騒ぎを起こさずに潜行するのだという。私は逝く先々で騒ぎを
起こしてしまうというキャリー。時間旅行では何処に行きたいか
と問うとキャリーは5年先だという。5年経てば私もジュードも
自立出来る年齢になるとし、里親も児童保護局も気にしなくて
良いのだという。

その頃ジュードはようやくキャリーが家出したことに気が付く。
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ようやく結婚したステフとリーナだったが、そんな幸せも冷め
やらぬ中、キャリーが家出する。当初は誰も気が付かなかった
が、ジュードはギターの練習をしていると思っていたものの
ギターが置いて有ることに気が付く。
その頃キャリーはワイアットと共に彼の祖父母の住むインディアナ
州までの長い道のりを車で走っていくが・・・

なかなか一筋縄ではいかないキャリーの流れ。
カリフォルニア州からインディアナ州というと相当長い旅で有り
車好きならばアメリカ横断など一度は夢に見るところが有りそう
だけど、流石のワイアットも理由も分からないままに連れて行く
ことは出来ないところ。
キャリーの場合、何をしたのか知らないけど、現在まだ保護観察
期間であることを考えると、恐らく州を超えること自体も制限
とか有りそうだし、当然警察沙汰になればまだ保護施設に戻され
ることになる。

ステフとリーナがキャリーの将来を考えて、警察には告げずに
内々に処理しようとした流れが有り、それが結局裏目にも出て
しまうというところだった。

リーナがモーテルで一泊するワイアットにメールをした際に、
正直ワイアットは無視しているのかと思ったけど、内緒で知らせて
いたんだね。ベッドで一晩を過ごす二人、ワイアットにとっては
相当酷な感じで、キャリーがワイアットの心を弄ぶようにして
抱きついて離さないみたいな状況だった。好きな相手にあんな
格好で居られたら流石に酷すぎる感じがしたけれど、この状況を
キャリーもブランドンも味わってはいるんだけどね。
ヘスースとレクシだけはその状況を打破して関係を持ってしまった
けれど、結局後味の悪さを残した格好だった。

ワイアットとキャリーが一緒にUFO墜落現場に立ち寄る際に、
色々と話合う姿が有り、時間旅行で行くとしたらどの時代に
行くかと語るとキャリーは5年先を選んだ。逆に5年経てば
自由になれるということだけど、5年間はブランドンとは恋愛は
出来ないことを意味しているのだろうし、辛いところだね。

キャリーは結局ワイアットにも騙されたと見て、上手い事リーナ
たちからすり抜けるようにしてトレーラーに乗って別の所へと
出発してしまった。
バスに乗った際には、金を持っているのだろうかという感じが
したけれど、取りあえず終着駅まで行った先には娼婦がいたと
いうことで、キャリーの未来を暗示しているものもあって恐い
ところ。父親がロンポック連邦刑務所に収監されているという
ことだけど、連邦刑務所に入る様なことをしたって何なのだった
か。交通事故で死亡させてしまったというエピソードを前に見た
けどこのドラマのことだったのか正直よく覚えてない。
父・ドナルド・ジェイコブとはキャリーは手紙のやりとりをしていた
みたいだけど、既に一年前に出所していることから、
新しい家庭を持ったというところなのだろうか?

レクシの別れもまた切ないもの。
不法滞在の上に実際には父親の会社からその事実がバレて首になって
いた。
身分証の問題に関しては、キャリーがカフェでバイトしようとして
立ち寄った際にも必要とされたし、この辺は脚本上に上手い事
作って有るね。

一度不法滞在してしまうとアメリカの場合、再入国は厳しい気がする。
レクシは大学入学する際に学生ビザで入国することを口にしていた
けれど、その申請は普通ならば通らなそうだ。
実はレクシがアメリカで出産されたというのであれば、不法移民でも
国籍は得られそうだけどね。

マリアナとヘスースでレクシの奪い合いのような形になる。
二、三日で居なくなるというのに課題とか仕上げることに意味
があるのかって感じがしたんだけど・・。
時間として一日しかないと知った時、あなたは愛する人とどんな
ことをしますか的展開がいきなり訪れてしまい、なんとも複雑な
感じだったね。ヘスースはレクシが戻るならば待っていることを
告げる。レクシとしては約束とかせず待たないで欲しいことを
口にしていたけど、辛い状況だ。

リーナとステフは新婚旅行のハズが思わぬ形で二人での旅行。
しかも互いの価値感の違いにやっぱり触れつつ、結婚直後に大きな
事態が発生してしまったね。お互い違う人間なんだから、バランス
よく出来ているのだとし、どっちかが正解を出せるとしていたけれど、
結局どっちも失敗。

ステフは母親から素性の分からない子を里子にすることに対して
忠告されていたし、リーナはステフからキャリーのことを警察に
知らせるべきことを忠告されたが何れも裏目に出た格好だった。

パレス酒店で無理に逮捕される為に無銭飲食したキャリーは果たして
大丈夫なのか。

■キーワード
・ロンポック連邦刑務所

■使用された曲

・From Afar by Vance Joy
・Heavy Heart by Madi Diaz
・Save Me from the Fire (feat. Eliza Neals) by Barrett Strong
・Girl With No Name by Jules Larson & AG

ステファニー・アダムス・フォスター (Teri Polo) 警察官、”ステフ”、ゲイ
マリアナ・アダムス・フォスター (Cierra Ramirez) 双子
ヘスース・アダムス・フォスター (Jake T. Austin) 双子
ブランドン・フォスター (David Lambert) ステフとマイクの息子
マイク・フォスター (Danny Nucci) 警察官
リーナ・アダムス (Sherri Saum)  アンカービーチスクール副校長
ジュード・ジェイコブ (Hayden Byerly) 弟
キャリー・ジェイコブ (Maia Mitchell) 姉、更正施設

ワイアット (Alex Saxon) 生徒、キャリーと似て課題が書けない
レクシ・リベラ (Bianca A. Santos) ヘスースと仲良くなる生徒
タリア・バンクス (Madisen Beaty) 元ブランドンの彼女、嫉妬心

シャロン・エルキン (Annie Potts) ステフの母
ティモシー (Jay Ali) 学校の先生
マイク (Jeffrey Nicholas Brown) カフェ・マイクの店主
— (Cassie Keet) 女性 / キャリーに声を掛ける娼婦
— (Charles Emmett) バス運転手
— (Shane Kaufman) Gutter Punk
— (Asante Jones) Delivery Man
— (Christopher Cho) Counterman
— (Audrey Holland) Troubled Kid / Inmate
— (Nelson M. Walker) Security Officer
ドナルド・ジェイコブ () キャリーの父

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