CSI:科学捜査班 シーズン13 第5話 相棒 Play Dead

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第5話 相棒 Play Dead

脚本/Treena Hancock、Melissa R. Byer
監督/Eagle Egilsson

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ハロウィンの日、ティンカーベルとチアリーダーのコスプレ
した女性たちがワシントン通り1027付近でパーティーが行われ
るとしてやってくるが、そこはスラム街で物騒なところだった。
パーティーは良いから一緒に帰ろうという。そんな中犬が居る
と人間の遺体に襲いかかっていた。

ニックとブラスはティンカーベルとチアリーダーからの通報で
遺体が見つかったという。デビッドは喉を食いちぎられている
とし失血死だという。S&Wが有り使われていなかった。サイフが
あると、そこの中にはマイク・ネルソンという警察バッジが
入って居た。警察の犬係をしていたのだとすると、飼い犬によって
噛まれたのか?という。マイクがメタンフェタミンを所持して
いたこと。もしかして麻薬の売買に来ていたのか。

警察犬主任トレーナーのバランスキー巡査部長がラッセルの元
にやってくる。あの犬はどう猛な犬なのかと問うと、マイクと
パートナーを組んでいる警察犬”サム”で組んで8年になるベスト
パートナーだという。夕べのマイクは非番だったとのこと。
アルファベット地区でドラッグを持って何をしていたのか。バラ
ンスキーはマイクは良い警官だったとし、犬が被疑者以外を
噛むのは身を守るときだけだという。ネルソンの喉は噛みちぎら
れていたとし凶暴になる要因はと尋ねると、具合が悪いとどんな
犬でも荒れるという。ネルソンのヤクを舐めたのかも知れないと
いう。犬をつれて行く前に我々が証拠を採取するという。

グレッグは現場から一ブロック先で発見されたマイクのトラック
を調べることに。ニックに対して折れた犬の爪と窓には乾いた
血痕が付着していること。窓硝子の様子から見て犬がこじ開けた
のであろう事を告げる。非番なのに何故マイクは犬を連れていた
のか。危険地区に車を停止した為に犬に待機させていたのか。
マイクは犬を自宅で飼っていて何処にでもつれて行っていたこと
を語る。そんな中ダッシュボードの中から警察の封筒に入った
札束を発見。5000ドルはあるとのこと。犬が飛びかかったのは
汚職警官に対してだったのかも知れないというニック。

一方モーガンとフィンは別件の殺人事件現場を捜査する。
やり手弁護士・バリー・スローンが自宅で銃で殺害されたもの
だった。フィンは金持ちでオシャレなインテリア、そして清潔感
があるとし、女性を落とす為だろうと語る。フィンの元夫は
警察官で、弁護士とも付き合ったことがあるとモーガンに語る。
フィンはそんな夫との口げんかが好きだったという。
銃声がしたという通報で警察が駆けつけた時、シャワーは出しっ
ぱなしだったが被害者の身体は乾いているというモーガン。胸部
に発射残渣が有り血痕は周囲だけだとすると、モーガンは一度
打ち損じている事を語り、壁に銃痕があるという。銃は窓側
から撃たれている事を告げると、窓には銃弾で開いたような穴が
合った。
通報者はヤングという女性で、毎朝早くに起きて瞑想している
が銃声が2発聞こえたという。6時5分頃だったとして、瞬間に
バリーの家ではないかと思ったという。彼は恨みを買っている
離婚弁護士で以前、ウチの窓にメモ付きの煉瓦が投げ込まれた
ことが有るという。そこには”地獄に堕ちろ悪徳弁護士”と書かれて
いたとのこと。しかしこれで彼が居なくなれば資産価値があがり
そうだというと、隣人のマージョリー・ランドールは酷いことを
言っているとして非難する。バリーとは13年間お隣同士で、
手術の後彼は郵便物を玄関まで持ってきてくれたりしたのだと
いう。仕事人間の人だとするがどの離婚でも揉めるものなのか?
と問う。

ニックは犬から証拠を採取しようとするが、檻に入れられた
サムは激しく威嚇してくる。ラッセルは口輪をハメてから証拠を
採取すれば良いとして、もうすぐバランスキーがやってくる
という。しかしニックはそれまでに全部犬が毛繕いする間に舐めて
証拠が消えてしまうと語る。下手にケージは開けられないとするが
ニックは寧ろ開ければ落ち着くかも知れないことを語る。人を殺した
犬だとして、バランスキーが来るのを待つようラッセルは言うが、
ニックはケージを開けてトライしようとする。
“証拠を採取するぞ、君は被疑者だ”として犬に静かに呼びかける。

アルは子供の頃にシェルターで犬を連れて帰ったときのことを
語る。毎晩娘と寝て家族の一員だったという。歯形が分かりづらい
ので歯形専門家を呼ぼうとのこと。ドラッグを持っていても注射
した痕がないという。血と毛髪を検査に回しているという。裂傷、
挫傷、棒ばょうそうがありかなり抵抗したようだが、何故銃で
反撃しなかったのか。犬に襲われた際に倒れたのだろうとし、その
拍子に腕に二箇所骨折して動かなくなっていたであろうことを
デビッドは語る。

モーガンとフィンは現場の証拠を調べる。ベッドの精液やDNA、
窓には指紋が付着していた。花壇を調べると銃が見つかる。
服には赤い付着物・・口紅が付いていた。モーガンはフィンに対して
38SPが合ったことなどを報告。フィンもベッドのシーツには精液の
染みが複数あり、バリーみたいな男はシーツなどをマメに洗うハズ
だという。染みは新しいことや服に口紅が付着していることから、
原因は仕事ではなくペニスだというフィン。

獣医から犬は健康で薬物検査にも引っかからなかったという。
ニックとグレッグはネルソンからも薬物検査で何も出ず、毛髪検査
を見る限り常用していた形跡もないという。しかし何で多額の金
を持っていたのか。あの金は盗んだものではなく、彼の口座に
合ったものだという。まとまった金を何度か引き出しているという。
ヘンリーは犬は動物管理局に連れて行かれたことを告げると、あの
犬は相棒を殺していないとし、ネルソンの首に残っていた唾液は
人間のものだという。

この犯人はハイだったのだろうが何故彼はあの界隈にいたのか。
ラッセルとブラスは犯人の組織片を犬が確保していたことを知り、
人間の男のものだという。そんな中犬が署内を出回ると、ラッセル
のオフィスに入り込み、結婚記念日にプレゼントされた手彫りの
トーテムポールを加えていってしまう。ニックに早く取り返して
くれというが、なかなか言う事を聞いてくれないのだという。
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治安の悪いスラム地区で警察官の一人・マイク・ネルソンが
殺害されて発見される。彼の周りには猛犬がいた為に、犬に
よって食いちぎられたのかと思われたが、彼は警察の中でも警察犬
のトレーナーをしていて、上司のバランスキーによるとあの犬
はマイクと行動を共にしていたサムという犬で、マイクが良い警官
ならば、サムもまた大人しくて優秀な犬だったという。
一方正反対に高級住宅地では、離婚弁護士が何者かによって殺害
される。彼は離婚弁護士ではあるが、クライアントの相手の女性と
寝ていたり、多数の女性と関係を持っている無節操な弁護士でも
有った。銃によって殺害されており、すぐに凶器が発見されるが、
その凶器はなんと殺されたバリー犯人の登録されている銃だと
判明する。

先入観をもって捜査するとなかなか本質が分からなくなりそうな
事件だったね。

どんな名俳優も子役と動物にはかなわないとばかりに、可愛い
ワンコが登場する。
そんなワンコ”サム”に対して心を開いていくのは、なんとニック
だった。

個人的なことだけど、私自身犬は大好きなんだけど、どうしても
大きな犬になる程に恐くて触れられない(笑)
小学生時代に犬に襲われたことがあるんですよ。それ以来どうしても
吠える犬を見るとホント恐い。大きい犬ほど優しそうな顔している
犬も多いんだけどね。

久しぶりに2つのパートに分かれたエピソードであり、殺人事件で
も有った。上述したように貧困層で起きている事件と、高級住宅街
で起きている事件ということで、二つの事件共に男女関係の縺れから
くる流れが存在していた。


簡単な事件の方では、モーガンとフィンが担当した離婚弁護士の
事件かな。ガールズトークとばかりに二人は私生活上の恋愛事情
などを語るシーンも有り、フィンはホッジスとモーガンの関係が
おかしいことを指摘。「クリミナルマインド」程ではないのだろう
けど、やはり洞察力の鋭い捜査官たちには簡単に互いにの異変を
見抜かれてしまうところかな。

口紅にも昔は保存料としてホルムアルデヒドが使われていて、
現在は発がん性があることからメテナミンが使われているとする
ホッジスの姿が有る。
ホッジスは優秀な人だけど、まさか自ら基板の修理箇所を探し
出して、ハンダ付けしてGSMCを修理してしまうという凄いスキル
を発揮した。そんなホッジスからのトリビアとして、女性は一生の
間に2kg弱の口紅を食べていることになるそうで、こういう所を
モーガンは好きになったところが有るのだろうか。
ホッジスからあの時のことを話合おうと言われ、モーガンがダメ!!
と語られる姿が有り、まるでモーガンがホッジスに”ステイ!”と
調教された犬のようになっているところが笑える(笑)

結果としてその口紅が1972年に倒産した会社が製造したもので、
40年前の口紅を使う人は居るのかとしていたけど、40年前の
口紅って使えるものなのか?。この女性は40年間結局口紅を使って
いなかったということなのだろうか。

上品そうな女性だったけど、いきなりキスするってのも不自然な
流れが有ったな。


殺害された警察官の事件。

当初は警察官が汚職に手を染めているのではないかとか、犬が
ご主人を襲ったのではないかとされた事件だったけど、結果としては
どちらともまるで正反対の結末が待っていた。

冒頭でティンカーベルとチアリーダーのコスプレ女性が迷い込んで
いたけれど、ティンカーベル役の方の女性はDlifeで放送した
「スイッチ ~運命のいたずら~」で聾唖者役を演じたダフネ役
のKatie Leclercだった。

今回は刑事も真っ青に犬のサムがご主人様を殺した犯人を捜すため
に現場で大活躍だったけど、もう老犬らしく来年には引退する
予定だったことを聞いて最後はニックが引き取ることになる。
ニックが今回そんなサムのことを信用したからこそ、解決に
導かれたところも有るし、犬を信用しなかったラッセルに対して
仕返しとばかりに結婚記念日の手彫りのトーテムポールを加えて
逃げるところなど、お茶目なところも有った。

警察犬は酒屋に写っていたマイクと接触していた娼婦が誰なのか
ということをかぎ分けていたし、娼婦のカーリーのことをマイクは
献身的に支えていた感じだったけど、結局カーリーはそんな世界
から抜け出すことが出来ずに、ドラッグ漬けの女性が妊娠を
巡って男との間で揉めていたけど、ドラッグ漬けの女性から生まれる
子供のことを考えると複雑なものがあるな。

ラッセルはマジメな人なので、今回のように娼婦との絡みは面白かっ
た。娼婦の女性に棒を握って匂いをつけさせるシーンなど、娼婦
が色々と挑発する中で、ラッセルの対応の仕方などのやりとりは
滑稽だったかも。

犯人を捕まえた犬に対してブラスは”偉いぞワン公”と語る。
警察のことをポリ公、教師のことを先公と呼ぶけどこの場合は
尊敬を込めて語ったのかな。

■その他

・Who Are You by The Who

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司

バランスキー (David S. Lee) 巡査部長、警察犬主任トレーナー
マージョリー・ランドール (Caroline Lagerfelt) バリーの家の隣人
Ms.ヤング (Kyle Richards) バリーの件の通報者
カーリー・グリーン (Johanna Braddy) 娼婦、妊娠していた。マイクが助け
ブレント・ウォルシュ (Michael Bunin) カジノ従業員、離婚
サブリナ・ウォルシュ (Brianne Davis) ブレントと離婚、バリーと関係
バリー・スローン (James Hyde) やり手弁護士・離婚弁護士
ジェン (Brigette Davidovici) チアリーダー
クリスティン (Katie Leclerc) ティンカーベル
ヴィニー・バーソ (Mike Alexander) 犯人、犬が噛み付いた
— (Tauvia Dawn) 娼婦
— (Liz Nicole Abrams) 娼婦
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官
マイク・ネルソン (Nick Hanneman) 警察系係、サムの相棒

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