CSI:科学捜査班 シーズン12 第9話 殺人兵器 Zippered

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May 12, 2011
第9話 殺人兵器     Zippered

脚本/Joe Pokaski
監督/Alec Smight
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キャサリンは一人ダブルベッドで寝ているが、広い自宅に
一人だという事も有って、6時30分に目覚めるとCSIラボに
直行する。ラッセルは2時間半も早く出社して何をしているのか
と問うが、20年間私はここで鑑識をしているのだという。
家に一人でいると静かすぎるので思わず来てしまったことを
語る。ラッセルは自分も一番下の娘が離れて3ヶ月になるが
寂しいものだという。キャサリンに娘・リンゼイはどうして
いるのかと問うと、送られてくるメールからすると楽しくして
いるみたいだと語る。そろそろ子離れする時なのねと呟く。

そんな中事件発生の連絡を受けて現場へと向かう。
現場にはブラスがいて、銃声が聞こえたとの通報が有った
事を語る。この家はマイケル・ニューバリーの家で15年前に
陸軍のレンジャー連隊を退役してから住んでいるとのこと。
ドアには押し入った形跡はなかった。室内を調べていくと、
女性がいた形跡も家族の写真もないという。死体も無かった
が、発砲した形跡を示す大量の薬莢と血痕を落ちていた。
ラッセルはキャサリンにこの銃弾を見た事があるかと尋ねる。
5.7の28mm・・こんなの初めて見る薬莢だという。
飛沫血痕から見てキッチンで撃たれたこと。ビールを手にして
いたが落としていること。

キャサリンは本棚が可動式になっていると告げると、ブラスと
ラッセルでそれを動かす。すると扉が出てきて地下室にいける
ようになっていた。ブラスは銃を手にして調べに行くと、なんと
地下室には凄い量の銃器が飾られていた。

近所の人の話では世捨て人だという人が大半だったが、その分
友人もなければ敵もいなかったのではないかという。またある
人物はマイケルのことを穏和な人だったという人もいたという。

第二の現場が家の外にあり血痕が血だまりとなっていた。
そこにも薬莢が転々としていて、人の肉のようなものが散乱
していた。死体を何度も撃った理由は何なのか。また血痕には
シャワーカーテンの留め具のようなものが有った為に重要な
証拠となるだろうという。

キャサリンの元にモーガンがやってくるとバスルームを調べて
いく。洗面所には多数のクスリが常備されていたが、アラビア語
で書かれているという。キャサリンはスペイン語を専攻、モーガン
はフランス語を専攻していた為にクスリのケースに書かれている
意味が分からなかった。しかしモーガンは翻訳アプリがあるとして
クスリの写真を撮影すると、ペルシャ語だと分かる。中東のクスリ
があるなんて一体彼は何も者なのか。

地下の武器庫で調べているラッセルの元にいくニック。
ニックはラッセルが銃器を調べず本棚を調べていることを
気にする。ラッセルは君の本棚にはどんな本が並んでいるのか
と問うと「スペーツインストレイテッド」「マネーボール」「科学
捜査関係の本」だという。本棚の中身は各自身のを表すものが
有り、ニックは、「男「娯楽」「CSI」だという。被害者の本棚
には「弾道学ジャーナル」「ハッチャーズノートブック」
「銃器全集第三巻」「古典力学の教本」などがあるという。
つまり彼は我々のような科学者だと語る。銃をみると、戦域
毎に銃が置かれているという。
ラッセルの元に銃器ラボのシオラマがやってくる。
現場の銃器を見ると夢みたいだと感動する。
5.7の28mmの銃弾を見ると国内じゃ買えない弾だと告げ、ここに
は口径に合う銃はないと語る。しかし被害者はその弾で7発
撃たれているのだという。

サラとキャサリンはキッチンで弾道をポインターを使って
調べる。低い弾道から撃たれていることが判明し、犯人は
テーブルに座っていたことが分かる。マイケルは相手のことを
招き入れたのだろうと語り、知り合いによって殺されたのだ
と語る。
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銃声がしたとの連絡を受けて民家に駆けつけたラスベガス署員
だったが、室内から殺害したと思われる形跡があるものの、
遺体自体は見つからなかった。民家からはもの凄い量の銃器が
地下室から発見されたことを受けて、周り近所から聞き込みする
と近所との人付き合いはなく、世捨て人だという噂が立っている
事が分かる。室内に残されていた薬の瓶からペルシャ語のもの
だと分かり、薬はへキサデシルホスホコリンと呼ばれる中東の寄
生虫を発端とする黒熱病の予防薬だと分かる。更に被害者を
射殺した銃はアメリカには存在しないベルギー製・FN-P90だと
いう事が分かる。そして軍のデータベースで銃弾を検索すると
一ヶ月前にパキスタンの犯罪で使用された銃だと判明するが、
その直後にFBIがラスベガス署に押しかけてくる。

CSIとFBIの合同捜査が行われる話だった。
国内での捜査はFBIが担当するのかも知れないけど、ネタ的には
CIAっぽい国際的な陰謀が関与している感じの雰囲気が有ったな。

アメリカのような民間の軍事企業が関与しているというのは
こういう恐い事が起きるんだろうなと想像出来るものがある。

「クローザー」なんかでもロス市警は金が無いので、FBIに協力
してもらって色々と機材を借りたり経費を落としてもらうことが
有るけど、FBIの力を総動員してもらい捜査をしようとするも、
遺体を発見したのは「ハゲタカ」だったという辺り、色んな意味
でFBIに対するメッセージ性が含まれていて皮肉だった。

仲間であるハズの空挺部隊・532部隊の隊員が加害者・被害者と
なってしまうことへの切なさを感じるところだけど、その象徴
でも有る軍のタトゥーを切り刻んでいたというところは、犯行に
対するメッセージ性を伺い知れるものがある。

ポインターを使って弾道検査をするとテーブルに座っていたもの
が銃弾を撃ったことが判明。顔見知りによる犯行だと分かる。

過去に軍用品が盗まれたという報告書があり、その書類が真っ黒
に塗りつぶされているところを見て、ラッセルが”ザ”しか見えず、
FBIが来た時には、”インクが零れて見えないよ”としているところ
が笑えた。

被害者の髪の毛から酸素同位体検査によって過去3ヶ月に何処に
いた人物なのかを特定する。
イラク、D.C、イスラエル、ベルギー、D.C、パキスタンに渡航
しているが公的記録がない人物だということ。

ラッセルの凄さはFBI捜査官を受け入れて、ミックスで捜査を
しようと提案したことか。FBIが捜査に関わると10回中8回は
役に立つけど残りの2回はグレー色で終わってしまうという事実を
知りながらもそれを受け入れる度量がある。

切り刻まれたタトゥーはデビッドとサラで、色のスペクトルを
分離するピデオスペクトルコンパレーターを使用して特定した。
元々は文書鑑定に使用するものだけど、タトゥーをインクと見立て
て機転を利かせたサラの功績だった。

殺傷力の高い銃が再び使用され、回収出来るが全部で144丁存在
すること。

決定的役割りを果たしたのは、被害者が空挺部隊532部隊隊員で
有り、14名いた隊員の中の誰かが犯人だとされた際に、現場に
残されていたタイヤ痕からダッジの小型トラックのものだと
判明したことで陸運局の記録からレニーだと見つけたこと。

キャサリンと今回コンビを組んだFBIのマクエイド捜査官。
マクエイド捜査官も後任のプラッドに今の地位を譲って
別の何かをしようとしている人物だと分かり、キャサリンとは
同じ立場の中年男性だった。S12-11話で再度登場するけど
二人の恋は発展していくのか。
マクエイド捜査官役のGrant Showは「バーン・ノーティス」の
S5でマックス役、「プライベート・プラクティス」では、
ナオミの兄のアーチャー役の俳優さんだ。古くは昔wowowで
放送していた「メルローズ・プレイス」(「ビバヒル」のスピンオフ)
に登場していたジェイク・ハンソン役に出演していた。

レニーを逮捕するもキャサリンは殺人での立件を視野に入れて
いたのに対して、マクエイドは司法取引に応じてしまい仲が
こじれる。

またキャサリンとは22年ぶりの再会だというローラ・ガブリエル
が登場する。登場の仕方としては中途半端な感じは否めなかった
けどね。ただ今後まだ登場するので、何らかの繋がりを持って
いくのか。
ローラ役のAnnabeth Gishは「Pretty Little Liars」で
カウンセラーのアン・サリヴァン役で登場。
今度Dlifeで放送する懐かしの「X-ファイル」ではモニカ・レイエス
役で出演している。
個人的には昔ジュリア・ロバーツ目当てで見た映画「ミスティック・
ピザ」で主演した姿が印象に残っている。

プラットと組んだラッセルは「ヘリシウムエリナシラス」(ヤマブ
シタケ)をプレゼントする。マシュルームのオバケみたいだったけ
ど、あれを食べる勇気が有るのかどうか。

マクエイドはキャサリンにお詫びと称してベルギービールをプレゼ
ントしていた。

「バッヂを付けている警察は辞めておけと毎朝娘に言ってるよ」。
貴方の奥さんの父も言っていたら今はないかみたいなやりとりを
キャサリンとラッセルの間で行われていたところを見ると、
二人の関係もよくなってきた感じだね。

・The WhoのWho Are You

・You Only Wanna Dance by The Burning Leaves

D.B.ラッセル (Ted Danson) 主任
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI(新主任)
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事

ローラ・ガブリエル (Annabeth Gish) マークの妻、キャサリンの知人
マーク・ガブリエル (Titus Welliver) セレサスロジスティックスCEO
マシュー・プラット (Matt Lauria) FBI捜査官、ベガス支局トップ
ヴィゴ・マクエイド (Grant Show) FBI捜査官、キャサリンと良い感じ
レニー・ウェッソン (Benny Ciaramello) 元空挺部隊532部隊、除隊
キマラ・ガルシア (Monique Gabriela Curnen) Xiomara
ドリルビット (Sterling Beaumon) 強盗
マイケル・ニューバーリー (Patrick LoSasso) 銃のコンサルタント
ウィリス (Jim Gunter) 捜査官
リンジー・ウィローズ (Kay Panabaker) 娘、写真のみ

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