CSI:科学捜査班 シーズン12 第11話 キャサリンの運命 Ms. Willows Regrets

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November 9, 2011
第11話 キャサリンの運命 Ms. Willows Regrets

脚本/Christopher Barbour
監督/Louis Shaw Milito
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パキスタンの武器庫が襲われ、軍需産業のセレステ社が関与
しているのではないかと疑われた家かで、CEOのマーク・ガブリ
エルの妻でキャサリンの旧友であるローラはキャサリンに対して
色々と危険な話を聞いてしまったことをキャサリンに語ると、
彼女は父・サムの弁護士だったターナーのことを紹介してくれる。

ターナー法律事務所では、受付のアメリア、秘書のジュリーが
働く中で、最後の客・ホバート夫人が待っているとジュリーは
ターナーに伝える。そんな中、突然水の補給が運ばれてくるの
を知ってアメリアは事務所では頼んでいない事を告げ、入って
くるのを止めるが、男はアメリカをFN-P90で射殺。更にジュリー
のこともFN-P90で射殺する。そしてクローゼットに隠れていた
ターナー弁護士のこともFN-P90を使って射殺する。
ジュリーは生きていて床を這って逃げようとするが、オブレクト
は銃を使って彼女の頭に銃弾を撃ち込みトドメを刺す。

森の中でキャンパーが三体の白骨体を発見し匿名で連絡して
来たとしてバルタンはニックやラッセルと共に現場にやって
くる。骨盤からして遺体は男性1人、女性2人だとし、ハラジロ
カツオブシムシが遺体の回りに付着していることから、この
虫は死後5日から11日が経過した頃に死体に群がる傾向が有ると
いう。しかし最近雨が降っていたので虫が付着しているのも
不自然だという。

モルグでは白骨体を調べる。
女性の遺体(ジュリーの)22口径で頭を打ち抜かれていること。
22口径の銃弾だという。しかしその前には最低でも5カ所に銃弾
が打ち込まれているという。しかしこの銃弾は規則性のある
撃たれ方をしていて、等間隔に銃弾が体を貫いていること。
そして22口径とは違う銃で撃たれたものだという。シオマラならば
何か分かるかもしれないというラッセル。
アルはヘンリーに歯を渡して、歯髄を調べてもらえば身元が分かる
だろうと語る。
被害者はアメリア・グロス(52歳・受付係)、ジェリー・ブランチ
(28歳、弁護士秘書)、マルコム・ターナー(69歳、弁護士)だと判明
する。その名前を聞くとキャサリンはサムの弁護士だという。
ニックによると一週間前くらいに殺害された遺体だと言って
いたのだという。キャサリンは急いでローラに電話するが、
既に留守電にはメッセージが一杯になっていて吹き込むことは出来
なかった。彼女は夫のしていることで何かを知っており、
恐くて話が出来ないとしていたので弁護士を紹介したこと。
市内のマンションにいると言って鍵を預かっているという。
ブラスに頼んで調べてもらうが、土曜日にドアマンが見たのを
最後にローラの姿は見ていないとのことだった。

取り調べ室にマークを呼び出すと事情を聞く。
妻は弁護士と話をした後にデンバーの家を出たこと。それが半月前
のことで、ベガスのマンションにいると言っていたのだという。俺は
妻のみを案じている事を告げ、何度も妻に電話しているのだという。
貴方はターナーにも電話しているというキャサリンは彼が殺害した
のだろうと見ていた。マークは殺害に自分が関与しているので
呼ばれた事を知って、これ以上は弁護士を通せとして帰ってしまう。
ターナーは弁護士とは名ばかりのもみ消しやだったことを考えれば
敵は沢山いたハズだとラッセルは語る。ターナーのことを私が
紹介したこ都を告げ、ローラはマークがしていたことの全てを
知っていたのだという。口封じのために殺害したのだろうと語る。
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森の中でキャンパーが三体の白骨体が発見する。歯の痕跡から
遺体はターナー弁護士事務所で働いている弁護士とスタッフ
だと判明。キャサリンはローラに紹介した弁護士故に、
彼らが襲われたタイミングからしてローラがマークのことを
相談しようとした口封じのために殺害されたのではないかと
考える。ローラに連絡を取ろうとするが電話は繋がらなかった。
更に使用されている銃弾は、パキスタンでアメリカ軍から盗まれ
た特殊な殺傷能力の高い銃器のFN-P90だと分かり、明らかに
マークが関係しているとして捜査を開始する。

CSI:科学捜査班の12シーズン初のアーチー登場回(笑)
それにしては相当厳しい回に出演したもんだね。
そして何よりもキャサリンの母親が初登場かと思ったけど、
過去、S5-22、S6-13、S8-4と三度登場している。
キャサリンのエピソードって父親のインパクトが強かった為か、
その影ばかりがつきまとい、母親とか姉妹のネタって殆ど語られ
ないよね。

そして何よりも今回のエピソードはS12-9の続きで未解決事件の
ネタだった。最早イチラスベガス市警の枠に留まらない案件だ
と思うけど、キャサリンは旧友のローラが居なくなったことで
感情的になりFBI捜査官のマックエイドやプラッドとも連絡を
取ったことで、ブラスからは良い顔をされなかった。ラッセルが
すかさずキャサリンを庇うところなど、ちょっとした気遣いが
見られたものでラッセルの優しさが見て取れた。

完全にニックは虫博士となってしまっている。
ギルが居なくなったので仕方がないのかも知れないけど、
シーズン12開始当初に研修に行ったと語っていたことからも
完全にニックとしての方向制は「BONES」で言うところのホッジンズ
博士になるようだ。ギルのことを崇拝していたし、そろそろ
犯人のことを走って追いかけるという役柄が難しいお年頃になって
いるので(ニックってお肉大好きなのでふっくらしているし(笑))、
そういう所に徹することになるのかな。

遺体に付着していたハラジロカツオブシムシはアメリカンドラマ
では定番の虫だ。現在放送中のDlifeの初期の頃のCSIでも
S2-15話で遺体の状態を知る為にこの虫が出てきたり、「BONES」
のS3-2では遺体にまだ人肉が付着していたので、ホッジンズ博士
はこの虫を使って骨化する為に意図して遺体の入った水槽に
この虫を入れていた。

ローラが送って来たキャサリンママへの手紙の中にSDカードが
入って居た。アーチーが解析することになり、ステガノグラフィー
を使ってデータが隠されている事を知る。
これまたDlifeで放送中の「ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル」
のS2-8が先日放送されたけど、この技術を使ってデータが隠されて
いた。それを調べていたのがアーチー。上述したようにシーズン12
の初登場。ホッジスとの掛け合いで、彼の母は写真家の彼氏と
アンギラ島に旅行に行った時のスライドショーを見せられたとして
他人の旅行写真ほどつまらないものはないと主張している。
そんな彼の姿の中にマザコン・ホッジスの嫉妬心が含まれていたの
かなと思うとほほえましさを感じる。

さて事件捜査は防犯カメラの映像から随分と解明が進んでいく。
そしてマークが隠し持っていたSDカードの情報からスイス銀行
への電信送金がスタンレーメリルのオフィス襲撃事件など、
事件発生と同時に振り込みが行われていることを知って追求して
いくことになる。

ローラとマクエイドが移送中に襲撃を受けたことで、キャサリン
は一度に二人の大切な人物を失ってしまった。そればかりか
キャサリン自身も襲われることになる。
キャサリンは一時期バルタン刑事と良い感じの関係に有ったけど、
彼に車で送ってもらった際に、もっと良い人を見つけてと別れを
告げていたね。この二人、なんで別れたのだっけか。

都合良くラッセルが助けに来たけど、キャサリンは腹部を撃たれて
しまった。果たして助かるのか。

流石にキャサリンの家は豪華だったな。銃撃されて滅茶苦茶に
されてしまったけどね。

・The WhoのWho Are You

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任
キャサリン・ウィロウズ (Marg Helgenberger) CSI(新主任->降格)
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) 指紋
シオマラ・ガルシア (Monique Gabriela Curnen) 銃器ラボ
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 捜査官
バルタン (Alex Carter) 捜査官
アーチー・ジョンソン (Archie Kao) CSI

ローラ・ガブリエル (Annabeth Gish) マークの妻、キャサリンの友人
マーク・ガブリエル (Titus Welliver) セレサスのCEO
マシュー・プラット (Matt Lauria) 捜査官
ヴィゴ・マクエイド (Grant Show) 捜査官
ウィリス (Jim Gunter) 捜査官
リリー・フリン (Anita Gillette) キャサリンの母
アーサー・マーティンズ (Mark Aiken) セレステ・最高財務責任者
ジュリー・ブランチ (Hong Chau) 28歳、弁護士秘書
ポール・オブレクト (Jack Dimich) 54歳、ドイツ出身、コートの男
マルコム・ターナー (Kevin Dobson) 69歳、弁護士
アメリア・グロス (Angela Elayne Gibbs) 52歳、弁護士事務所受付
Mrs.ホバート (Louise Griffiths) 弁護士事務所に居た女性
ヘレン (Beth Kennedy) ローラの従姉妹
レニー・ウェッソン (Benny Ciaramello) 護送前に殺された
デレック (Chris Gann) ヘレンの夫

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