第10話 恋はタイミング Let It Go
監督/John Fortenberry 脚本/Jameel Saleem
——————————————————–
【ストーリー】
ピーターはここのスパナコピタは世界一上手いだろうと語ると
デイナはほうれん草チーズパイでしょという。ピーターは
ギリシャ語で言ったのだとすると、彼はデイナの歯にほうれん草
がついていることに気が付く。まるで落書きされたポスター
みたいだ。デイナはピーターが私に見とれているとして考えて
いた。ピーターは言うべきかどうか迷いジェスチャーで伝え
ようとする。デイナはキスさせてそんな不思議な態度は辞めさせ
ようとすると、ピーターはキスするのを止めてデイナに正直に
歯に挟まっているものがある事を告げる。
家に戻った二人は一緒にアイスを食べながらテレビを見ていた。
最後の一口だけど食べる?というデイナ。ピーターは普通は
くれるだろうと考えていたがデイナは食べたいのだろうけど
敢えて無視して自分が食べると。裏を読め!と願うピーターに
対してアイスは無情にもデイナがお気に入りのTシャツの上に
零れる。すぐに脱いだ方が良いとして、引き出しに沢山シャツ
が入って居る事を語るピーター。ただFat Boy SlimのTシャツは
レアものだけからダメだとし、Modest Mouseのものも特定
Tシャツだという。引き出しを開けたデイナはまるでグレイトギャッ
ツビーみたいで豪勢だと語る中、何か指輪の箱を見つける。
見てはいけないと考えるがつい見てしまう。素敵な指輪・・もしか
して婚約指輪なのか。ピーターがやってくるとEverlastのシャツ
もダメだとし、Michael Bubleのハリウッドコンサートのものは
俺のではないという。これが良いとして適当なものを取り出す
デイナはPixiesのTシャツだった。もしかしてPixiesを好きなのか
と問うとデイナは誰なのか分からなかったが取りあえずファン
だと語る。
帰宅するとデイナはエイリーに相談する。
ピーターのシャワー中に覗いたとして指輪のことを語る。
出会って三ヶ月なのにプロポーズなんて受けられないという。
早すぎるとし、半年に二度もプロポーズを断りたくないという。
コリンにプロポーズされたことを語るとエイミーは初耳だとして
長い付き合いなのに話してくれないなんて酷いという。ピーター
にも話して置くべきかと問うと、いつか言おうとは思っていた
というデイナに、機会を見て話したらどうかと語る。指輪を
持っていたとしてもいつプロポーズするかは分からないのだと
語る。
ピーターとデイヴは会社の受付をしているジャンがスカイダイ
ビングをして事故ったと語る。牛の上に落ちて足を折られたみたい
だという。入院したら一番困るのはオヤジだろうとし、彼女
に頼りっきりだったという。話をしているとエイミーは自分が
変わりに働いても良い事を告げると、ピーターはデイヴが嫌がる
のを知りつつ、それならばジャンの変わりに来てくれという。
ピーターはデイナにロマンチックなものを見せるとして公園
につれて行く。ここでプロポーズなんてされたら困ると感じる。
ベンチに座る中、そのベンチには「アイナとフリッツの深い愛情
を記念して」とプレートが貼られていた。俺の祖父母のベンチなんだ
とし、ロマンチックなカップルだったことを語る。
そんな中目の前でフラッシュモブが始まった為にデイナはこの
タイミングでピーターがプロポーズする気だと勘違いし、私は
プロポーズは困るとし、良いかも知れないけど、過去にプロポーズ
されたことがあるのだと語る。しかし実際にプロポーズをしていた
のは隣のベンチに座っているカップルだった。
——————————————————–
デイナはピーターからTシャツを借りる為に引き出しを開けると
そこには大きなダイヤの指輪が箱に入っていた。もしかすると
これは婚約指輪でピーターがプロポーズしているのではないか
と考えるが、デイナにはピーターにはまだ話していないことが
有った。過去に彼氏だったコリンからプロポーズを受けたこと
があること。そんなコリンとはまだ友達として付き合っていると
いう事情が有った。ピーターは別れた相手とまだ連絡を取って
いるのは不自然だとするが、デイナは親友になる必要はないけど
一度付き合った人のことは気にならないかとして、別れた後にも
友人として付き合うのが大人ではないかと言われる。
いよいよ残り2話。
30分もののドラマにしては短い作品だったな。
二人共愛嬌のあるキャラクターだし、二人が心に思っていること
と実際にやろうとしていることのギャップなどを見ても面白くて
もどかしくて、憎めないこと多数なんだけど、何でシーズン継続
しなかったのかな。
まぁ物語があんまり発展しなさそうなところは有ったかな。
最初からもう結婚が決められているかのような状況で縛られてしま
っている感じだしね。
エイミーとデイヴとクロエの流れは、エイミーがジャンの変わりに
クーパー家のトロフィー社で働く事になったことで、エイミーの
優秀さが群を抜いていた為に、デイヴとしてもクロエとしても
自分の存在・立場が危うくなると考えて彼女を追い出そうとして
画策する。二人が互いに責任を押しつけられたくないとばかりに
エイミーを追い出そうとしているのが自分ではないことを示す為
に微妙に嘘を付いていく辺りが笑えるし、その件でデイヴとクロエ
が駆け引きしていく辺りの流れが面白かった。
流石に妻が同じ職場だと働きづらいのは分かるけど、将来的に見れば
彼女が働くことはプラスなんだけどね。
ピーターはデイナの流れも面白かった。
デイナの口から言った手前、ピーターが前の彼女とコンタクトを
取り始めたことで心配する姿。
バレリーという女性と再会しピーターとしては酷い別れ方をして
しまったことに謝罪して仲直りしたけど、そこから発展して、
彼女からは裸の写真を送られてくるところなど、彼女はピーター
に気が有るのかな。結婚したとして指輪を見せつけていたんだけど
ね。みんなバレリーの胸の写真だけを見て、バレリーだと見破って
いく様が笑えるところ。家族にも知られている彼女の裸って
どうなんだ?って感じ。デイナは自分の裸と思わず見比べてしまって
ショックみたいな態度を見せていたのも憎めない。
何故かピーターの件でデイナの目に入ることは覗きのような構図
となってしまうという辺りが笑えた。
ピーターとデイナの駆け引きで、結局ピーターは元カノから裸の
写真が送られてくると告白した瞬間に、デイナが凄い勢いで実は
夕べ見てしまったことを語るなど、面白い間の取り方をしていて
良い感じのドラマだったね。
■使用された曲
デイナ・ホプキンス (Analeigh Tipton) アトランタから出版業界の為NY
ピーター・クーパー (Jake McDorman) ウィリアムの息子
デイヴィッド・クーパー (Nicolas Wright) エイミーの夫、”デイヴ”
エイミー・クーパー (Jade Catta-Preta) デイナの大学時代の親友
クロエ・クーパー (Chloe Wepper) ピーターの妹
ウィリアム・クーパー (Kurt Fuller) 父親
コリン (Shane McRae) デイナの元恋人
アン (Marnie Schulenburg)
サム (Brennan Taylor)
— (K.C. James) Bartender
— (Matt Cutshall) Bartender
— (Kario Pereira-Bailey) Delivery Guy
— (Rachel Lindsay Smith) Bar Patron
— (Phil Cappadora) New Yorker
— (Stuart Schnitzer) Core Cooper and Sons Employee
— (Nancy Ellen Shore) Art Patron
— (Maximilian Zammit) Bar Patron