第3話 大至急! 彼氏を調達! Gay or British?
監督/Peter Lauer 脚本/Sue Paige
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【ストーリー】
仕事にいく準備は面倒だ。顔を全部ポニーテールにしたい。
透明リップに透明コンシーラ、100ドル分の化粧品を15分かけ
てノーメイク風のようにする。時間をかけて髪の毛をセット
するが纏まらずに帽子を被ってアニーホール風にするという
デイナ。一方ピーターは鏡に向かって軽く髪の毛に触れただけ
で出勤する。
ピーターとデイナはデイトする。
チャイナタウンの老舗アイスクリームファクトリーに行く。
2時間かけてようやく”リストの候補”を一つ達成出来たなという
ピーター。アズキとアイスは合わないと思っていたけど、昔か
らの親友みたいな味だというデイナ。しかしピーターは自分は
昔ながらのバニラが良いとし、変わったことをしようとしない
ので安心して味わえるという。それを聞いたデイナはセックス
でもそうだと良いがと呟く。
そんな中、中華街では露天でバッグが売っていた。
型落ちしたものなので安く売っているという店員の言葉。
デイナは良い感じのバッグだとするが、ピーターはこの地域に
あるブランドものは全て偽物だという。
最悪を想定していればガッカリしないとされるが、世間知らずと
言われても私は人の良い面を生きて生きるとして、それを信じて
バッグを購入する。
エイミーにバッグを見せる。
見た目とても良かったが、縫い目が雑で少し振ると中身が破けて
出てきてしまう。ピーターにはこのことを言わないでとして、
世間知らずと言われるのが嫌だという。しかしエイミーとしては
食べかけのバナナをバッグに入れている方が寧ろ問題だという。
エイミーはデイナに対してキンキーブーツを見に行かないかとして
チケットを見せる。私たちは既に見にいってきたのでデイナに
あげるという。しかしそこにいたデイブはオレは見て無いぞと
語る。そのやりとりを聞いてデイナはエイミーがディナーパーテ
ィーをするのに勘づく。実はピーターが別の子を連れて来ることに
なっているので気まずい思いをしないようにと思ったという。
元々デイナが来る前に決まっていたことなので仕方がないこと
だと告げる。するとデイナはピーターとはその事で話合った
のだとすると、互いに自由に他の人と会えるようにしたのだという。
そんなことで気遣わないでと告げると、彼がデートするならば
私も誰かを連れて来るという。
エイミーは私の得意は多いけれど、パーティーに関しては天才
的だという。最高のパーティーを開くにはゲストの数を偶数にする
ことだとし、オシャレな人をパーティーに連れてこられるかと
問う。48時間以内に相手を見つけるのか・・とするとデイナは
必ず見つけるという。デイブはそれならばオレがキンキーブーツ
を見に行けば良いのではないかと語る。
デイブはピーターにディナーパーティーの件で語り合う。
ピーターはアーニャを連れて来るという。デンマーク出身のカフェ
で働いている女性だという。でもデイナにバレたのでキャンセル
した方が良いのかと問う。デイナは別の女性と逢っても良いと
言ってくれてはいるというが、女性は本当のことを言わない
生き物だぞというデイブ。
そんな中クロエがやってくると、ここに持ってきたのは兄貴の
人生を変える宝ものだと語る。
気を持たしてから発注されたトロフィーを見せる。ダンス大会
向けに発注されたものだったが、踊っている二人がまるで性的
関係を結んでいるように見えるものだと分かる。クロエがそう
いうからそう見えるだけではないかとして、ベスやシーラなど
女性社員にこれは何かと見せるデイブは彼女にビンタされるの
だった。
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デイナとピーター、互いに取り決めしてニューヨーク式に付き
合うことにする。相手を特定せず好きな相手と付き合うことが
出来るというもの。デイナとしては世間知らずと思われたくなく
て、色々とそれらしく振る舞っていくが・・・
細かいやりとりは悪くないのだけど、互いに好意を寄せているのに
無理して障害を作っているようで、駆け引きなんだか、ドラマ上の
シナリオの問題なのかで強引に付き合わないようにしている感じ
がして、少々取り留めがない。
相手を見つけようとして強引に職場の上司をパーティーに連れ出す
けど、そもそもデイナの仕事は形としては中途半端で何をしている
のかさえもよく分からない。
デイナはバージニア大英文科で優等生・広報誌の編集を4年間
勤めて色々と授賞してニューヨークにやってきたこと。
タッカー・ポッターはそんなデイナのことをよく調べているのか
紳士らしく振る舞ってくる姿が有る。自分はハリー・ポッターの
親戚ではないよとしていたけど、彼はイギリス人らしく、イギリス
的ジョークなんかも披露されたみたいだけど、”フィッシュ&チップ
奢るよ”と言えばイギリス人には受けるジョークなのか?
いつでも飛んで着てと言われた時には、メリーポピンズみたいに・・
と語っていたけど、デイナはあの頃のジュリー・アンドリュースみたい
な可愛らしさはあるような感じがする。
ニューヨーカーだと誰もがゲイだと気が付くものだろうか。
ゲイだと言われてデイナもなんとなく心当たりがあるみたいな
回想シーンが挿入された。
一方トロフィーの流れとしては、作った方が悪いのか発注した方が
悪いのかよく分からない。クロエのお陰でAVAと呼ばれるアダルト
系の授賞式で使ってもらえるようになり、今回は代替的なアイテム
なり人の使い方は収まり所が良いのか悪いのかって感じの流れが
有った。
キンキーブーツに関しては、タッカーとデイヴが仲良くなって
一緒に見にいっていた。
アメリカとイギリスの合作映画として公開された映画で、なんとなく
今回はこの映画を知らないと全ての楽しさが分からない作りになっ
ていたのかなと思う流れも感じるかな。
■使用された曲
・Everybody Say Yeah by Nicolas Wright and Nico Evers-Swindell
デイナ・ホプキンス (Analeigh Tipton) アトランタから出版業界の為NY
ピーター・クーパー (Jake McDorman) ウィリアムの息子
デイヴィッド・クーパー (Nicolas Wright) エイミーの夫、”デイヴ”
エイミー・クーパー (Jade Catta-Preta) デイナの大学時代の親友
クロエ・クーパー (Chloe Wepper) ピーターの妹
ウィリアム・クーパー (Kurt Fuller) 父親
タッカー・ポッター (Nico Evers-Swindell)
— (Emily Fleming) パーティーのサービス係
— (Alex Huynh) バッグ販売
— (William Hochman) Cyclist
— (Brenda Kuciemba) Spin Class Participant
— (Parker Madison) Tucker’s Boyfriend
— (Stuart Schnitzer) Core Cooper and Sons Employee
アーニャ
ベス
シーラ
カレン