第3話(5) イタズラKING! Max’s Minions
脚本/Anthony Q. Farrell
監督/Jonathan Judge
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フィービーは学校にいくとチェリーとケルシーに親から許可を
もらえたという。3人で今週ダンスクラブに言っても良いと。
3人ははしゃぐなか、校長はうるさいとして不機嫌。
親がティーン向けのダンスクラブにいっても良いと言ってくれた
のだとし、その名もクラブウーウーだという。ケルシーはダンス
クラブにいくのが初めてだと告げると、みんなで「女友達」を
やろうとして決めポーズを見せる。マックスもそんなポーズに
加わってくるのをみると、フィービーは機嫌が良いことを指摘
する。マックスによると平凡な日常に刺激を与えたとして語る。
すると校長が食べていたホットドッグの中にハラペーニョが
入っていて、さらに水を飲もうとするとトウガラシの水が出てき
てくる。ウォータークラブには接着剤が付着しているとして
身動きがとれない中、トイレからは勝利を示す音楽が流れてくる。
マックスはイタズラされて怒るのは器の小さいやつだと語る中、
校長は「みんなの敵NO.1マックス・サンダーマン」という張り紙
をする。頑張った甲斐があるとしてマックスは喜ぶ中、校長は
必ずイタズラした証拠をつかむぞと語る。
マックスは立ち去ろうとした際に、3人のオタクたちが目の前に
立ちふさがるのを目にする。トム、ライオネル、ジェイクの三人。
三人はマックスのイタズラに感動したとしてイタズラのやり方を
教えてほしいという。無理だとして教えるものではなく才能だと
すると、彼らは金を出すと言った為に家来として従わせることに
する。いつか世界征服した時には家来が居るからなと。
ライオネルにシャツのゴミがついているぞと語ると、マックスは
嘘だとばかりにドンと鼻にゴツンとさせる。
帰宅するフィービーは、ただいま大好きな人たちと声をかける。
パパとママはチャニング・テイタムでも来ているのかと告げる。
週末凄く楽しみだとして許可してくれたことを感謝する。
ハンクはフィービーの学校での成績が良かったので許可したのだ
として楽しんでこいという。ヘアやネイルも綺麗にしていくという
中で、両親はお手伝いもやってから言ってねと言われる。やるって
言ってやっていないことがたまっているという。
“言い訳が聞かないクラブ”へようこそと父は皮肉る。寝ないで
シャワーを浴びながら朝食を食べれば終わるかもと。
そんな中マックスが家来をつれてやってくる。
何をするのかと問うフィービーに対して俺の新しい家来を教育して
世界征服するのだという。家来がほしいのは私だというフィービー
はノーラとビリーが遊んでいるのを知り、居た居た家来が・・と
つげ、二人に対してスーピーヒーローの特訓を受けないかとして
語る。私もあんたらくらいの時にパパに特訓してもらったとして、
6歳と8歳だっけ?と問うと9歳と11歳だというノーラ。ずいぶんと遅れて
いるとして、家来・・弟子たちに一緒訓練してあげると語る。
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フィービーは両親からティーン向けのダンスクラブに行くことを
許されるが、行くまでに約束したことをやっていく様言われる。
リストを見るとネイルや髪の毛のセット、買い物に行く時間が
なくなってしまうとしてどうすべきか考える。
一方マックスは校長相手にイタズラをして、イタズラキングの座
を欲しいままにしていた。そんなマックスに対して三人のオタク
連中はマックスを尊敬するとして、金を払うので教えて欲しいこと
を告げると、マックスは世界征服には家来も必要だとして、それを
許可して三人にイタズラについて教えていくことになる。
フィービーとマックスのパートに分かれていたエピソード。
アメリカのシットコム定番のイタズラネタだけど、何故そんなにイタ
ズラするのが楽しいと思えるのかがなかなか理解に苦しむところも有り
いまいち面白みを感じない部分も有る。しかも校長相手にイタズラ
したりするけど、その大胆さはマックスが語るようにイタズラキング
としての力を誇示する為のものなのか、学校の人気者になりたいが故の
行動なのかよく分からないけど、校長が狙われるというシチュエーション
はよくある。ただその場合、校長が生徒に意地悪とかそういう背景が有る
のだけど、この校長はあんまり害を及ぼすものでもないし、ちょっと気の毒
感の方が強かった。
3人のオタク集団がマックスを崇拝していたけど、実は校長の差し金で
マックスがイタズラした証拠を探って密告しようとしているのかと
思ったら、本当にイタズラキングになりたかったみたい。
そしてそんなイタズラした証拠を持ってオタク集団を追い払うという
のをマックスが行うということで、ちょっと不思議な感覚ではあった。
MAXの意味を説く際に、
M = まるごとマックス
A = あくまでマックス
X = えぐいほどマックス
だという。しかし何故Xなのにえぐいのか?と問われ不条理に貫き通す
ところもまたマックスらしいところ。
マックスがオタクトリオにキングの座を奪われた後のコロッソとのやり
とりが冴えを見せていた。ここのところコロッソがらみのシーンは
意外と外れがない(笑)
「ワシはウサギにされてもへこまなかったぞ」
「ケージに入れられておがくずの上で糞をさせられている」
「片付けているのか誰だ?」
何度となくコロッソがマックスにハグしてやるとしていたけど、
慰めのハグ、応援のハグともに殴られてしまうところは、冒頭で
オタク集団にしていたことをされていた感じだったよね。
一方フィービーはダンスクラブにいくことを許されたけど、結局両親は
行くと言いつつも行かせない為に手伝いをさせたのかと思わせるものが
有る。フィービーはマックスには家来がいる事を知り、自分にも欲しい
と重いノーラとビリーを家来ならぬ弟子と称してスーパーヒーローの
特訓を名目に色々と手伝わせていた。
笑えたのは、柔道着を着せて古代の戦術・タタミを習得させる為だと
してマスターへの近道はコツコツ洗濯物を叩く(畳む)ことだとして
手伝わせたこと。
ノーラが真っ先にこの特訓は変だと気がついてしまいフィービーの企みは
失敗に終わったけど、父さんのトイレ掃除も耐えたのだとし、ビリーが
「パパのトイレ掃除もした。何も知らない頃には戻れない」と語る
辺りが笑えたな。
CLUB OOH OOH はネタ自体はいまいち。
高いヒールを履いて特訓していたけど、意味があったのか?
フィービー・サンダーマン (Kira Kosarin) 優等生の14歳、炎と氷の息、念力
マックス・サンダーマン (Jack Griffo) フィービーとは双子、炎と氷の息、念力
ノーラ・サンダーマン (Addison Riecke) 8歳。おませで毒舌、目からビーム
ビリー・サンダーマン (Diego Velazquez) 10歳、瞬間移動
ハンク・サンダーマン (Chris Tallman) 頼れるパパ、怪力、空を飛ぶ
バーブ・サンダーマン (Rosa Blasi) しっかり者のママ、光を操る
チェリー (Audrey Whitby) フィービーの親友
Dr.コロッソ (Dana Snyder) しゃべるウサギ、かつてパパが退治した超悪人
ライオネル (Major Curda) イタズラトリオ
ケルシー (Teala Dunn) フィービーの友達
— (Aaron Krebs) Security Guard
トム (Jacob Timothy Manown) イタズラトリオ・メグネ
ブラッドフォード (Jeff Meacham) 校長
— (Hunter Treadaway) Boy throwing coins into fountain
ジェイク (Phillip Wampler) イタズラトリオ