February 21, 2011
第20話 プリンセスたちと魔法のキス The Princesses and the Frog
脚本/Leila Gerstein
監督/Andrew McCarthy
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ダンとブレアがキスしている動画がゴシップガールに流れる。
チャーリーが撮影したもので、ダンとブレアはセリーナに事情
を説明するが、セリーナは私とも友達ではないのでしょうと
して拗ねてしまう。かつてダンとブレアが試しにキスした時の
ことをセリーナたちに暴露したのがチャックではなくバネッサ
であることがダンに伝わると、彼はバネッサに対してもう友達
ではないと語る。
チャックはアンドリューにバートが火災を起こしたときのことを
調べてもらうと、火災が起きる前の8時頃の防犯映像の中に
バートとエイブリーの二人が言い争っている姿が映っていて、
その後エイブリーがホテルの中に入った後に出火していること
が判明する。ブレアはルイから家族を敵に回すことになるので
お互い本気でないと関係は続けられないと語ると、二人は互い
に本気であることを確かめ合う。
ブレアは母に電話する。ニュースがあると・・
前日の朝。
チャックはアンドリューに火災当時のことを調べてもらったが
VTRはあくまで状況証拠に過ぎないと語る。父は冷酷なビジネス
マンでは有ったが人殺しではないこと。殺人の証拠は何一つ
ないという。
ルイとブレアは一晩を共にしていた。
夕べはホントに素晴らしかったとしてブレアは益々ルイと一緒に
居たいと考えるが、ルイはこれから大使と話をしなければならない
として2、3時間外出すると語る。良かったら領事館のサロンで
遭わないかと語る。
セリーナはブレアの家にやってくると、ルイとアツアツな姿を
目にする。
セリーナはブレアに対してケンカは止めようと語る。
ダンとあんたの件で私も大袈裟に騒ぎすぎたという。水に流して
ルイの話をしようと語ると、ブレアもセリーナと彼について話した
かったのだという。ルイとは全ての秘密を語り合ったこと。
将来の夢についても互いに話合ったという。セリーナはあんたの
望み通りの人生だとして、夏はモナコで過ごすのねと語る。
ルイの両親はどう反応しているのかと問うと、アルベール大公に
嫡出子は居ないので甥であるルイが次の王位継承者となるのだと
いう。それ故に両親は領土を広げるためにハブスブルグ家との
結婚を望んでいるのだという。現在母はボツアナに二週間滞在
し留守にしているのだという。その間に私たちはマスコミと大衆
を味方につける作戦だという。
ドロータは先日のフランス、リーグ・アンの試合、ASモナコvs
パリ・サンジェルマンFCの試合をバーで観戦したとして、
新聞に二人が掲載される写真を見せる。今日の午後には教会に
行き、信心深いところを見せるのだと語る。
ダンはルーファスの元にいくと、食事をリリーに運ぶ姿を見て
執事さんと茶化す。現在「ダウントンアビー」を見ているのだ
として、貴族ドラマにはクランペットが合うとリリーが語って
いるのだという。しかしルーファスはそろそろ執事生活も終わり
そうだと告げ、昔在籍していたレコード会社から若手バンドの
プロデュースをしないかとする打診が有ったのだという。音楽
の道は止めているが、音楽業界とは関わっていきたいのだという。
ダンはチャーリーを迎えにきたことを語ると、ルーファスは
ダンの行動に疑問に感じるが、ただの友達だと語る。
ネイトはチャックが朝からアルコールで酔っている事を知る。
ブレアと王子の記事を見たのだろうとして辛い事情も分かると
いうが、チャックはそんな王子ごっこよりも俺には深刻な問題
が有るのだという。レイナは母親を捜し続けていること。
チャックはネイトに彼女の母親探しを辞める様友達として協力し
て欲しいと頼む。ネイトは可能な限り協力する事を告げ、
ブレアとルイは結ばれないと励ます。
チャーリーとダンは一緒に人類学の講義に出ていた。
クン族についてチャーリーは興奮して会話する中、彼女は私の
いた学校は退屈な授業であり、回りにも退屈な人しかいなかった
のだとして今の生活が楽しい事を語る。二人が親密に会話して
いるのをバネッサは目にしてしまう。
ブレアとルイ。司教はブレアのことを気に入ってくれたとして
心配しているブレアに語るルイ。ルイは両親の為に取り繕うことは
ないとして君らしく居て欲しいと語る。少なくともアフリカにいる
間は心配することはないのだと語る。
そんな中、突然ドアが開くとアフリカに居るハズのルイの母・
ソフィー・グリマルディ皇女がやってくる。ソフィーは息子に
対してアメリカ人と交際するなんてどういう事なのかと問うと
貴方は結婚を控えている身なのだと語る。セリーナがソフィー
に密かに密告していたのだった。
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■皇位継承
ルイってモナコの王族だったんですね。
今回初めて知りました。
リーグアンのモナコを応援しているブレアの姿が有ったり、
F1-GPのモナコGPのネタフリをして迫力満点!
ネルソン・ピケの話を引用し、自転車でリビングを走るような
ものだと語っていたと告げる。ネルソン・ピケと言えば日本では
F1全盛時代の人なので覚えて居る人も多いし、ロータス時代は
中嶋悟さんと同僚だった。
皇位継承ネタが描かれた為か、絶妙なタイミングでリリーは
「ダウントンアビー」を鑑賞していたりするんですね。
確かにリリーと結婚して以降家で何もしていないルーファスは、
執事状態だよなぁ。
■セリーナってこんなヤツだった?
確かにセリーナって根性悪いところも有るけど、ブレアの幸せを
妬んで邪魔するとかいう性格を持っていたっけか。
セリーナの方が注目を浴びていると実感出来ていた時には、心も
広くなれたけど、格下に見ていたブレアが遥か上を行こうとして
いることを知って急に偏狭さが現れたというところなのか。
セリーナの火を付けたのはブレアがダンとキスしたことが問題みたい
だけど、ブレアがセリーナに対して、今までスポットライトを浴びて
来たのはセリーナなんだから譲ってくれても良いでしょと語る姿が
有り、ルイは幸せをくれた・・暗闇にいた私に幸せという名の光を
照らしてくれたみたいな台詞を聞いたルイはブレアを信じたくなる
だろうね。しかしブレアが欲しいのはステータスとブランドの
服や靴だけなので(笑)
■チャックってこんなヤツだった?
まぁ確かにこんなヤツだったんだけど(笑)
自分の状況が不利な時にプライドを捨てて邪魔しにくるという辺り
は流石に惨めさを感じる。
俺はチャック様だってオーラが出ていた時の方が良かったけど、
そのキャラクターも飽きて来たし、あれだけ好き勝手にしてきて
いざというときに、俺たちには運命が・・と言われても流石に
説得力もない。「お前の心が何処に有るか言ってやれ」とチャック
がルイとブレアの前で語るけど、「ルイ」と即答すれば良かったのに。
ルイの母・ソフィーに対してリトアニア上空の機内で俺と楽しんだ
っけ?と語るチャック。守備範囲が広い。
■バートの火災の件
バートは元々保険の為に火災を意図して起こそうとしていたことを
語っていたけど、火災の前日にバートに渡されたエイブリーからの
手紙というのも出てきて少しずつ真相も明らかにされてくる。
「あなたは大切な人だけどもう続けられない。ゴメンナサイ」。
これってバート宛に送られたということで良いんだよね?
不倫していたことが明らかになったみたいだけど、ラッセルが妬んで
殺したみたいな流れの可能性もあるのだろうか。
レイナはチャックの叔父のジャックに電話して、一緒に戦おうと語る。
ジェニーを呼び出したジュリエットパターンにならなけれど良いけど。
■チャーリーはダンが好き?
ダンはチャーリーが自分に好意を寄せていることを知って
「君とは友達宣言」。ダンはかつてブレアから友達宣言さえ
拒まれていたけど。
学期が終われば留学するというバネッサがチャーリーの為に、
ダンとの関係を進める為に指南役を演じる。
しかしチャーリーはバネッサをヒール役に仕立てることで、ダンの
心を引きつけることにしたみたいだ。
正直、ダンなんて止めとけ!と小一時間だけど、チャーリーが
バネッサを巻き込もうとしているのは、ブレアとのキスを密告した
からなのか、それとも彼女が語る様にゴシップガールでダンの性格
などを分析しての結果なのか。
■ドロータ
バーニャに頼んで東欧式報復をさせます。
■ネイト
チャックとの関係ではなくレイナを取るというネイト。
ネイトさんは相変わらず何もしてないな。
執事ルーファスもPANICのプロデュースをすることになったし、
ネイトさんも何か生き甲斐を見つけて行動しましょう。
■脚本家
俳優のアンドリュー・マッカーシーさんプレゼンツだった。
ゴシップガールではS3-14、S4-4、S4-14に続いて4話目。
■使用された曲
・Aeroplane by Stella Project
・Fly by Nicki Minja ft Rihanna
・Serenade In G, K. 525 ‘Eine Kleine Nachtmusik’ – 3. Menuetto
(Allegretto) by Mozart
・Wolf & I by Oh Land
・Ladder Song by Bright Eyes
・Cross by Sam Jaffe
・Drown by Les Bellas
セリーナ・ヴァンダーウッドセン (Blake Lively) “S”
ブレア・ウォルドーフ (Leighton Meester) “B”
ダン・ハンフリー (Penn Badgley) ルーファスの息子・長男
ネイト・アーチボルド (Chace Crawford) チャックの親友
ジェニー・ハンフリー (Taylor Momsen) ダンの妹
チャック・バス (Ed Westwick) 生意気、父が厳しいが事故で死去
ヴァネッサ・エイブラムズ (Jessica Szohr) ダンの親友
ゴシップガール (Kristen Bell) 声のみ
リリー・ヴァンダーウッドセン (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス・ハンフリー (Matthew Settle) ダンの父
エレノア・ウォルドーフ (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック・ヴァンダーウッドセン (Connor Paolo) セリーナの弟
ドロータ・キシロブスキ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの世話役
ベン・ドノバン (David Call) ジュリエットの兄、冤罪、元教師
レイナ・ソープ (Tika Sumpter) ラッセルの娘
ルイス・グリマルディ (Hugo Becker) “ルイ”王子
アイビー・ディケンス (Kaylee DeFer) “チャーリー”
アンドリュー・タイラー (Kevin Stapleton) 探偵
ソフィー・グリマルディ (Joanne Whalley) モナコ皇女
— (Alexander Blaise) Caller
— (Carolina Santos Read) Social Secretary to Princess Sophie
— (Cheutine Fong) Princess
— (Andre Ozim) Fashion Show Attendee
— (James Schram) Bookstore Boyfriend