November 29, 2010
第14話 パニック・ルームメイト Panic Roommate
脚本/Jake Coburn
監督/Andrew McCarthy
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ファッション誌”W”でインターンを始めたブレア。
ルーファスは、リリーがセリーナを守る為に当時教師だった
ベンのことを遠ざける為に罪を着せて服役させてしまったこと
を受けて、その立ち直りのきっかけを作りたいとして、ブルック
リンのロフトを彼に使わせることにする。
ベンはダミアンがエリックに近づいていることを知って、二度
と近づくなと警告する。
チャックはレイナとベッドを共にしていた。
これから会議だというレイナだが、チャックは誘惑してベッド
に誘う。
一方ブレアはWに出社すると、エパリーから仕事を任せられる。
ファッションウィークの為に仕事の量も多かった。
セリーナはベンからの電話を待つが連絡がなく一人寂しい朝を
迎える。
ブルックリンのダンの自宅に調査の人物がやってくる。
どういうことか尋ねると彼はベンの保護観察官だった。
一方レイナは父・ラッセルからの電話で仕方なく仕事に行かねば
ならない事を語る。
エパリーはブレアに対してエースホテルが突然使えなくなった
との連絡を受けたとし、急いで変わりの会場を見つけなければ
ならないと語る。ケータリングや花の注文などを改めてし直さ
なければならない事を知ると、ブレアは自分はそういうことを
取り仕切るのが得意である事を告げる。しかしエパリーは先ほど
渡した仕事をすべきだと語ると、明日ブレアの仕事の勤務評定
をすることになっているという。評価次第ではこの会社に残れる
かどうかであることを聞かされる。
エパリーがテンパっているとしてブレアはドナに相談すると、
エパリーに男性を手配すれば機嫌もよくなるハズだとし、その
為にはチャックに協力を求めようと考える。
ベンはルーファスにお礼を告げるが、ダンはルーファスの決断
に納得がいかなかった。彼はセリーナのストーカーで有り
本当にここに住ますつもりなのかということ。彼への償いとしたい
事を告げるが、ダンはそれを行うべきはリリーではないかという。
セリーナもこんなことには反対するというが、セリーナのアイ
ディアなのだと語る。
エリックとダミアンは遭うことになる。
エリックは彼と映画に見に行く為に準備していたが、突然ダミアン
はいけなくなったという。2、3日はこの街からでていかねば
ならない事を告げると、ベンが突然襲いかかってきたのだという。
姿を消さなければ売人だということを父にバラすと脅されたこと
を告げる。するとエリックは街を出るべきなのはベンの方だと
して何か追い出す為の手を考えようと告げる。
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■「W」で働くブレア
前回ダンと共にファッション誌「W」のインターンとして働き、
どちらが生き残るのかで密かな戦いが有った。しかしダンが
ブレアにその道を譲ったことで、ライバル争いはなくなり、
寧ろ自分との戦いとなっている感じ。
この雑誌社で生き残りたいと考えたブレアが取った行動は、
勤務評定をよくする為に上司のエパリーを喜ばせようと奔走する
というもの。
本来の仕事で認められる為に行動を起こすのではなく、あくまで
ごますり。ごますりといえばブレアは得意のように見えるけど、
いつも肝心のところでずっこけるというのがワンパターンなので
まぁ上手く行くはずもないのだけど、エパリーには男性・私生活
の影がないということで、男性をあてがおうとする。
チャックの体を利用するというものだけど、今のチャックって
まるでオーラもない。ブレアと並ぶとどうしても顔の大きさも
目立つし、金の件で必死すぎるところが見え隠れしているので
チャックの良さも無くなってしまったな。
チャックではなく、エパリーはネイトに食いつきを見せたという
ことで、彼に頼もうとするブレア。しかしネイトも完全にバカ王子
化していて、この人何をしているのか?みたいな状態が続いている。
父親の件を責められるようなことはしていないよなぁ。
ブレアとチャックが共闘していくことになる。
「レイナを落としたいのであれば、体ばかりでなく心の琴線に
触れないとダメ。相手の共感を得るのだという。共通点を見つけて
心を開くんだ」と。アドバイスを受けるまでもなく、恋愛って
そういうものだろうと思わず小一時間。そんなことまで教わらない
と分からない?みたい。
■益々ダンの頭が変になっていく・・・
ダンってどうしてしまったのでしょうか。
セリーナのことを心配しているというのは名目で、実際には自分の好き
なセリーナが他の男性と結ばれようとしているのをただ指を加えて
見ていられないという感じで、単なる嫌がらせをしているとしか思え
ない。ダンって頭が良く機転が利くというキャラクターだったのに。
ベン以上に信用出来ないヤツと組めないとか良いながらも、手を
組むのがダン。
■ベンの正体は?
このドラマ、ベンがそのまま黙って居るとも思えないところが
ある。ここまで屈辱的なことをされて、大した謝罪もなく保証も
なく、相手が罰せられることもない。自分が同じようにアッパー
イーストの金持ちどもに冤罪を着せられ人生を壊されたらどうする
だろうかと考えると、そう簡単に復讐の心が止むとも思えないし。
■どうでも良いエピ
・ダミアン
このキャラクターは結局なんだったんだろうね。
ベルギー領事館の父に話しにいったダンとネイト。
早く国外通報しろと小一時間。
・ネイトの好きな映画
「サウンド・オブ・ミュージック」だという。ブレアから手伝わない
とあんたの好きな映画をバラすよわと言われてしまった。パッと見
ネイトってホモっぽく見えるし・・・
・「ケープ・フィアー」のデニーロ
ルーファスが勝手にベンを自宅に呼んだのが悪いとしてダンが
父親を責めていた。ルーファスもやることがないのか、へんな
所に気を回して結局自爆するという流れが存在する。
■使用された曲
・Florence and the MachineのCosmic Love
・’Crystal Castles’のCelestica
セリーナ・ヴァンダーウッドセン (Blake Lively) “S”
ブレア・ウォルドーフ (Leighton Meester) “B”
ダン・ハンフリー (Penn Badgley) ルーファスの息子・長男
ネイト・アーチボルド (Chace Crawford) チャックの親友
ジェニー・ハンフリー (Taylor Momsen) ダンの妹
チャック・バス (Ed Westwick) 生意気、父が厳しいが事故で死去
ヴァネッサ・エイブラムズ (Jessica Szohr) ダンの親友
ゴシップガール (Kristen Bell) 声のみ
リリー・ヴァンダーウッドセン (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス・ハンフリー (Matthew Settle) ダンの父
エレノア・ウォルドーフ (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック・ヴァンダーウッドセン (Connor Paolo) セリーナの弟
ドロータ・キシロブスキ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの世話役
ベン・ドノバン (David Call) ジュリエットの兄、冤罪、元教師
ジュリエット・シャープ (Katie Cassidy) ベンの妹、大学生
ハロルド・アーチボルト (Sam Robards) 会計士、父、刑務所
ダミアン・ダルガード (Kevin Zegers) 麻薬の売人
ラッセル・ソープ (Michael Boatman) 不動産業、バートのライバル
レイナ・ソープ (Tika Sumpter) ラッセルの娘
エパリー・ローレンス (Caitlin FitzGerald) Wの指導係
— (Mark Dobies) Parole Officer
ドナ (Jennifer Missoni) Wのスタッフ
— (Dieter Riesle) Waiter
— (Christine Vienna) Socialite
本人出演 (Robert Ackroyd)
本人出演 (Florence and the Machine)
本人出演 (Florence Welch)