ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン3 第3話 ある妖精のおはなし Quite a Common Fairy

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第3話 ある妖精のおはなし Quite a Common Fairy

監督/Alex Zakrzewski 脚本/Jane Espenson

【前回までのあらすじ】

エマの前にピーターが現れると、ヘンリーは何処なのかと問う。
ピーターはこの地図で真っ直ぐ息子の事にいけるとしてエマ
に白地図を与える。フックはエマに対してピーターには気を
つけろとして見かけは子供でも中身は悪魔だと語る。
ピーターはヘンリーに対して君は本当に信じている特別な心を
持つ幸運な少年だと語る。
ロビンフッドはムーランと共に父の城に向かうと、ロビンフッ
ドからは何故俺の城にいるのかと問われる。
フックは矢には気をつけろとして、毒(ドリームシェード)が
塗ってあるという。その毒矢によってデビッドは傷ついてしま
う。

【ストーリー】

デビッドはメアリーに対して少し休むかと問うと、自分が休み
たいのかと問われる。レジーナはどのくらいで着くのかと問う
と、ピーターのアジトには近づいているとし、最短のコースを
進んでいる事を告げるエマ。しかしそうしている間にも何故か
地図に書かれたアジトが移動している事を知る。ピーターは
アジトを移しているのだというフック。大人をからかっている
のだという。アジトかせ移動するならばどうやってヘンリー
を見つけるのかと。

その頃ピーターはヘンリーにリンゴを投げる。
リンゴは嫌いなんだというヘンリーにそんな人は居ないとする
がヘンリーは家庭の事情だという。心配するなというピーター
は食べるものではないとして的当てゲームをするのだという。

ムーランはニールに対して水晶玉を見つけたのにまだ何かを
探すのかと問う。エマの場所に行くためのもので、欲しいのは
扉を開けるもの、トビラを作るものだというニール。ロビンフッド
は一度ちゃんと説明するよう告げ、そうしたら手伝えるかも知れ
ない事を語る。ヘンリーはピーターによって浚われたこと。
ピーターは今まで逢った中で一番タチが悪いのだとし、俺も
昔ネバーランドにいたことがあるという。ピーターは特別な子
を探しているとし、似顔絵を持って本当に信じている者だと
いう。それがヘンリーのことだという。今はトビラを開けるもの
を探しているとして、「豆」「魔法の鏡」「魔法の靴」「タンス
の灰」を探していると告げる。そんな中ロビンフットの仲間
のリトルジョンがやってくる。彼の後ろには4歳になるローランド
がいた。ロビンは俺の一人息子だと語る。それを見たニールは
ネバーランドに行けると語る。

— ネバーランド —
ここまで来て無駄足なのかと告げるレジーナは魔法でアジトに
移動してヘンリーを取り戻そうと語る。フックはピーターは
魔法のバリアをしているので多分魔法でいけば死ぬことになる
と語る。ではどうやって見つけるのかと問うと、ヤツが信じる
者を使おうという。俺がここにいた頃に居た妖精が居れば奴ら
の情報が分かりアジトに手引きしてくれるという。ピクシーの
粉があれば飛んでいけるとすると、妖精の粉のことなのかと
問うエマたちに、それとは違うピクシーの粉だと語る。妖精の
粉よりもずっと力が強いのだという。妖精ってティンカーベル
なのかというエマは目を輝かせる。世界中が知っている妖精だ
とすると、レジーナはティンカーベルが私たちを助けてくれる
ことはあり得ないと語る。


ルンペルはレジーナに対して今日の魔法のレッスンに現れなか
ったことを指摘する。テーブルには食事を大量にあるが、
ローストスワンがあるのを見て面白いと語る。いずれ分かる
とするルンペルに対してレジーナはもう私は魔法は要らない
という。そんな姿になる将来なんて遠慮するという。私は王妃
だが囚われの身も同然。夫に死なれた妻と退屈な娘だけでもう
耐えられないという。することもなければ行くところもない
という。自由が欲しいのだとし他の人生が欲しいというレジーナ。
ルンペルは無理だとすると、君は宴の席に付いていると思って
いる。料理を楽しみ、愛を少々、闇を少々・・しかし実際は
君が宴のご馳走だとし、闇の王は君のことをしゃぶっているの
だという。闇の王は君の味が気に入っているとすると、食事を
始めれば終わりが来るとし、運命からは飛んで逃げられないと
いう。明日は遅刻するなとし、君の持ち物は怒りの炎だという。
君にはそれしかないのだと。
私はこんなのは嫌だとする中、バルコニーに手をつくとそれが
外れて下に落ちてしまう。しかしそれを救ったのはミドリの妖精
のティンカーベルだった。二度目のチャンスをあげているのよ
というティンカーベル。
——————————————————–

■今回のシナリオの構成

1) ネバーランドでの「ヘンリー作戦」
2) ニールがネバーランドへ行く為の道探し
3) レジーナが王妃で、ルンペルに魔法を習っていた時代

過去があるので今があるとはいえ、ホント色々と皆さん過去に
繋がっていますね。
ネバーランドに於けるピーターパンの役割とか、今回出てくる
ティンカーベルの姿なんかを見ると、ちまたでよく言われる
グリム童話に於ける子供向きに改変された内容ではなく、
真実の残酷物語を表面化していくものとして描かれている様な
印象を受ける。

■テーマは「セカンドチャンス」

今回は至るところでセカンドチャンスという言葉がワード
として出てきた。シーズン3になってから終始「信じる」「本当の
自分」というワードも出てきているのだけど、今回に至っては
セカンドチャンスに於いてどんな選択を選んでいくのかという
ことがテーマだった。
失敗を教訓に幸せな選択を取る人もいれば、セカンドチャンス
が有れば、自分はこういう選択を取っていくと考えていく人
のそれぞれの事情を覗いていくことになる。

■あらたなキャラクター、ティンカーベル

ティンカーベル、ピーターパン、ネバーランドの物語は世界中
色んな形で描かれているので、どのシナリオをベースにしている
のか分からない。このドラマでのティンカーベルは、レジーナが
王妃となった時代にブルーの教え子のような形で登場したのが
最初だった。

誰もが栄華な時を過ごしている時もあれば、惨めな時代を過ごして
いるので、ティンカーベルもまた同様に希望に満ちていた時代
が合ったり、また白雪同様に元々の地位を奪われて、羽を失った
妖精としてネバーランドで生活している姿が有る。

白雪とかエマがティンカーベルの住み処を見つけたけれど、
室内には何も無かったことから、互いに共通する思いというもの
に触れて、彼女がもっとも望んでいるものが何かということを
察していく。
ティンカーベルと交渉していたけれど、彼女が望むものを与える
ことで何とかピーターパンの居場所へと案内していく約束を
取り付けた。

■レジーナとティンカーベルの因縁

なんだかこの二人の関係もよく分からない。
ティンカーベルはレジーナを信じてルールを犯してピクシーの粉
を持ち出したみたいだけど、その全ての責任をレジーナに向ける
というのも違和感があり、レジーナのことを自分勝手だと責める
姿が有る。
レジーナの運命の相手を粉を使って勝手に見つけ出して、トビラ
を開ければ未来は開けるような口ぶりだったけど、拒否する権利
はないのかと小一時間。レジーナが逃げたのは奥にルンペルでも
居たのかなと思ったけど、「怒り」こそレジーナの持つ力の源。
「力」を失うことを恐れている為に「幸せ」になることを恐れて
しまうという何とも気難しい状況がある。
運命の相手は手に獅子の入れ墨がある人物だという。
それがロビンフッドに該当していた訳だけど、獅子という
イメージからするとムーランに見る中華的なものの象徴に見え
なくもないので、この二人が結ばれるのが本来の道ではないのか。

ネバーランドでのレジーナとティンカーベル。
レジーナによって全てを失ったティンカーベルはまるで地位を
奪われてしまった白雪と同様だった。エマとレジーナが会話
する中でティンカーベルに何をしたのかとした際に、「分かって
いるでしょ」としていつものことをした事を口にしている。

■空を飛び回るレジーナとティンカーベル

レトロゲーム好きの私が見ると、セガサターンで出ていた
「ナイツ」を思い出してしまう光景。
当時専用のアナログコントローラーとか斬新だった。

■ピーターパンはヘンリーに何を求める?

ピーターパンはヘンリーが生まれる前からヘンリーの似顔絵
を持っていたみたいだけど、正直時代的感覚が大した意味を
持たないこのドラマに有って、それを見せられたからと言っても
あんまり信憑性を感じない。時空を越えている人もいるし、
ネバーランドとムーランたちが居る世界というのは同一の
時代なのかもよく分からない。

ニールもフックもネバーランドを出入りしている過去が有る
し、今回ニールは影を使ってなんとかネバーランドに乗り込んで
来たけど、ムーランたちの居た世界とは繋がって居るのか。
それとも単に同じ時代の別の大陸にいただけなのか。

因みにピーターは魔法を取り戻したいと感じている様子。
魔法には代償が伴うとしていた大人たちの意見に反する行動
だけど、魔法を歓迎している大人も多い。
魔法を使うと代償を払うが、使わないで払う代償もあるんだ
あるんだというレジーナの言葉は印象的だった。

■その他、気になるメモ

・デビッドが犯されている毒。フックが気がついてくれた
・ローランド少年・・ロビンフッドに子供がいた。
・真っ黒なハート
・ムーランはフィリップが好きなのか、オーロラが好きなのか
・オーロラが妊娠
・ムーランはロビンフッドと合流

■使用された曲

■出演者

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋

ベル・フレンチ (Emilie de Ravin) レイシー
ニール・キャシディ (Michael Raymond-James) ベルファイア
— (Sarah Bolger) オーロラ姫
— (Jamie Chung) ムーラン
— (Robbie Kay) ピーターパン
— (Sean Maguire) ロビンフッド
— (Rose McIver) ティンカーベル / グリーン
— (Keegan Connor Tracy) ブルーフェアリー
ローランド (Raphael Alejandro) ロビンフッドの息子
リトル・ジョン (Jason Burkart) ロビンの仲間
フェリックス (Parker Croft) ロストボーイ
— (Dominic Downer) 騎士

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