第19話 扉の向こうへ A Curious Thing
監督/ Ralph Hemecker 脚本/Edward Kitsis
Adam Horowitz
【ストーリー】
— 昔 —
森の中をフードを深く被った人物が馬を走らせる。
城では悪い女王は王国中の民を集めるのがその発表のためなのかとして
白雪とチャーミングに語る。いつ魔女が襲ってくるのか分からないのに
と。民を集めることは問題が無いだろうというチャーミングは妊娠を
発表なんて珍しい事でもないしという。そんな中ベルがやってくる。
みんなベルとニールが消えて心配していたのだとすると、二人で闇の王
を生き返らせようとしたのだという。ニールは成功したけど引き替えに
命は失ったこと。レジーナはルンペルは生きて居るのかとして、
ニールが死んだのかと問うと。ルンペルは死にかけているニールを
見ると自分に取り込んだのだという。短剣はゼリーナに盗られた
のでルンペルを操られるという。オーロラ姫は今は妊娠を発表すべき
ではないとし危険だと白雪に語る。しかし白雪は恐怖に屈して辞める
よりも王国に少しでも光を与えたいのだという。希望もゼリーナの
狙いは分かっていないというチャーミングだが、それは分かっている
として赤ちゃんだというオーロラ。みんなか来る前に魔女が来て
あなた方が着いたら知らせないと僕らの赤ん坊を殺すと言われたという
フィリップ王子。あなたの赤ちゃんは特別なのか知れないと。
そんな中ゼリーナが箒に乗って城にやってくる。
私は約束を守るからとしてオーロラとフィリップをサルに変えてしまう。
何故赤ちゃんを狙うのかという白雪。妻に手を出すなというチャーミン
グ。悪い女王は姉さんに辞めてくれとし私たちの問題でしょと語る。
努力の甲斐を確かめようというとその場にいた者達を止めて、ゼリーナ
は白雪のお腹を触る。。私の為にも食事を取るんだよとしてお楽しみ
の日には戻ってくると語る。あなたの子は私がもらうとして箒に乗って
去っていく。
— 8ヶ月後 —
グランピーに何か見つかったかと尋ねる。妖精に当たってきて魔女を
倒せるものを探して欲しいと頼んだところ森中を飛んでくれたが
何も見つからなかったという。あの魔女は強すぎると。
それを聞くと白雪はまた同じだという。赤ちゃんを産もうとすると
誰かが赤ちゃんの未来を脅かすのだという。近くに居た悪い女王は
私は白雪を脅迫していたのであり他のみんなは巻き添えだと語る。
何でこんなヤツをやるしたのかというグランピー。協力しているから
だという。レジーナは白雪が前回私を倒せたのはどうしてなのかと
尋ねる。警告が有ったのだとしルンペルだという。じゃあまた聞いて
みたらどうかという。グランピーはルンペルが自分の城に監禁されて
いるところに潜り込むのかと問うと、バカだという。しかし白雪は子供
為ならばやるという。ルンペルは城に閉じ込められているというベルに
城のことは良く知っているでしょと告げる。しかしどう潜り込めば
良いのか分からないとのこと。するとロビンは一度潜り込んだので知っ
ているとし、自分が先導するという。なんでこそ泥が居るのか?という
悪い女王にあんたの命を助ける為だという。城には罠があること。
悪い女王は私の魔法が有れば死なないというが、気づく前に使えれば
だろうという。白雪はロビンを連れて行くと語る。
— 現在(ストーリーブルック) —
レジーナとロビンはキスすると私で良いのかという彼女。
オレも自信が有る訳じゃないとし二度目のチャンスだという。キスが
とても巧いというと心臓が戻ったにもっと凄いわよというレジーナ。
心臓がないのに感情はあるのかと問うとあるわという。ただ限られて
いると。オレのを二人で使おうとすると二人はまたキスをする。
そこにヘンリーがやってくると、邪魔して済みません町長さんという。
みんなが待っているので行くというレジーナ。
レジーナはエマ、メアリー、デビッドがいる所にやってくる。
メアリーはレジーナが嬉しそうにしているのを見て恋する乙女みたいな
顔をしていると指摘すると、今恋していると言えば新製品のアイスくら
いだと誤魔化すレジーナ。フックがまだ来ていないが、私よりも
強い魔力を持つ姉を倒すのだとして、彼を待っている暇はないという。
魔女の計画を止めるのが第一だというデビッド。魔女は何でみんなを
この世界に戻したのか。時間旅行は誰も成功していないとすると、
レジーナはこの町に何か必要な物があるのかもという。彼女がどうやっ
て私たちをここに戻す呪いを掛けたのか?代償は一番愛する者の心臓
だという。ゼリーナにそんな愛の対象が有ったのかとすると、あんたも
ひねり出したというエマ。魔法の森にいた1年の間に僕らはゼリーナ
を倒す方法を知ったのかも知れないというデビッド。倒されない
為に戻して記憶を消したのではないかという。それなら記憶が戻れば
倒し方を知っているということなのかとメアリー。それなら呪いを
特だけで幸いにも救世主がいるという。
■今回のシナリオの構成
・ストーリーブルックから魔法の森に戻った一行だが、城に戻る
も世界はレジーナの姉だというゼリーナによって支配されていた。
・なんとかゼリーナを助ける方法はないのか。ベルはニールと
共に闇の王を生き返らせようとしたが不思議な現象に有ったこと
を語る。闇の王を助けはしたが、ニールの体がルンペルの体の中に
入っていったというもの。
・ルンペルによると、ゼリーナを倒すには光の魔法、南の良い魔女
のグリンダが知っているが追放されたという。
「扉を開けて歩みを中へ、綺麗な心は彼女と会える」と。
・現代の世界でもゼリーナを倒すための作戦を考えていた。
そもそも何故ゼリーナはストーリーブルックに戻って来たのかという
こと。
■感想
ちょっと感想を書く時間が無いので簡潔に・・
といってもつい長々と書きたくなるんだよね。
今回のテーマは「2人の協力」・・愛情関係というのが存在していた
感じ。その愛の中には勿論片思いのものが遭ったりもすると
無い物ねだりをするものも遭ったりするが、恋人関係・夫婦関係、
そして親子関係など様々・・果たして誰が誰と協力していくのか。
そして今回色々と疑問に思っていたことが一度に明らかにされた感じ。
1) 呪いについて・・
正直レジーナが呪いを掛けたときのエピソードも忘れているので
呪いを掛ける条件を忘れていたのだけど、「代償は一番愛する者の
心臓を握りつぶす」ということ。
その人に取っての一番の愛する者とは誰かということにも繋がるもの
だし、なかなか興味深い流れ。
ゼリーナは誰を愛しているのか。
ただ結果的に呪いを掛けたのは誰でもない白雪だったという事が
判明する。
2)何故1年間の記憶が無いのか。
このネタを語れば話はかなり長いことになる。
このドラマを見て居ると登場人物の衣装や周りの光景からストーリー
ブルックの世界なのか魔法の森なのかが分かるようにはなっている
のだけど、時々混同する時が有るね。
特に今回の様に過去でも現在でも同時に同じテーマで模索している
エピソードでは、今の世界での事なのかどうかが分からない時が
ある。まぁパンチ効いてるレジーナの髪型を見たり衣装で分からなくも
ないのだけど、最も顕著なのは名前の呼び方が違うという事で色分け
しているのかな。呼び方が過去では悪い女王とかチャーミング、西の魔女
と呼ぶようにして、現在の世界ではレジーナ、デビッド、ゼリーナと
それぞれ名前での呼び方も違うからね。ただレジーナのパンチの効いた
髪型って、昔の悪い魔女時代のことで、今の彼女は昔の世界に戻って
もパンチが足りない(笑)
過去の世界で箒に乗って現れるゼリーナの光景は可愛くもあり、
CGはちょいとチープという感じは否めなかったけど、
典型的な魔女って感じの帽子や箒、後は黒猫でも飼っていれば
イメージ通りだけど、飼っているのはサルたちだものね。
で、過去の世界では南の良い魔女・グレンダが知っているというルン
ペルからの情報で遭いに行く。
「何処でもドア~ボクドラえもん」って感じの扉が違和感な形でも
闇の森の中に佇んでいた。
「扉を開けて歩みを中へ、綺麗な心は彼女と会える」というルンペルが
何気に口ずさんでいたセリフ。空港の持ち物検査のゲートの如く
入れるもの入れないものがいて、白雪とデビッドだけが入れて、
レジーナが入れないところが面白すぎたけど、そこでグレンダが言うには
「愛から生まれた光の魔法が必要だ」ということ。
そもそもゼリーナには魔力が備わっている上に彼女が魔力を高める
ペンダントを与えたというので、強まっているという。
実はそのペンダントを取り上げるだけで魔力を封じたり出来ないのか?
というか彼女には闇の王を操る短剣だってあるし、敵は多くのもの
を持っているという感じ。
それを知った上で、「愛から生まれた光の魔法」を持つ者がエマで
あると悟りレジーナと白雪のコラボで、また呪いの魔法でストリー
ブルックに戻る事にした。愛する人の心臓を握りつぶす必要が有る
ということでデビッドが犠牲になった。しかし心臓・ハートは分けら
れるという腎臓レベルの移植の話をして、ボキっと二つに分けて
デビッドを活かしつつストーリーブルックの世界にも戻る事が
出来た。その際ゼリーナがスパイスと称して記憶を消す魔法を
かけていたことが記憶を失った原因だった。
3) 誰が記憶を取り戻す薬をエマに届けたのか。
この流れはシーズン3の最初のエピソードとS3-15の話に起因する。
シーズン3の最初にフックが現れた際に、フックはそれを飲めば
全てを思い出すとして薬を飲ませた。当然当時のエマは記憶が
無かったので怪しげなフックの薬など飲めるハズもなかったけど、
なんとかして飲ませたんだっけか。エマのフィアンセがサルだっ
たしね(笑)
それを持って来たフック自身は何故記憶が残っているんだっけ?
とか思ったけど、ジョリー号で別ルートから来ることが出来たん
だっけ?
ルンペルはゼリーナからもらった薬を飲もうとした。息子を
亡くしたことを覚えていたければ飲むんだと。全ての苦しみを
忘れることも出来るとしていたけれど、ルンペルは飲もうとした
瞬間にS3-15でルンペルを生き返らせた際に合体したニールが登場
して記憶が必要なのはエマだということでハトに託して薬と
メモをフックに届けさせた。
「記憶は痛み、痛みは力」
ルンペルもニールを失った記憶を力に今後の活力にしていくの
だろう。
■kiss…kiss…kiss
「夢でKISS KISS KISS KISS KISS KISS 何処へも何処までもつながる
様な 色めく世界~」という事で・・フックの魔力を封じるキスも
あればアンロックなキスもある。
今回のイマイチ現代の流れはよく分からなかった。
今のヘンリーは記憶が無いために魔法の存在も信じないけど、
ヘンリーの信じる心が必要なのは、救世主のエマさんの力を最大現に
引き出すためなのか?
呪いを解くために必要なものの一つはヘンリーにキスするだけだと
していたけれど、エマはこれまでにキスしているが解けないという。
羨ましいヘンリーのやつめ(笑)私をエマさんの息子にしてください
と妄想しつつ、メアリーが魔法を信じるに至ったのは「おとぎ話の本」。
有るときひょっこりクローゼットの中に入っていたのだという。
ヘンリーはみんなの苦労も知らずエマが嘘をついていることにご立腹。
そしてエマ自身もイライラし始めている。
エマはメアリーの部屋で本を見つけるが見つけていない振りを
しようとしていたのはやはり過去を捨ててニューヨークでの良い日
良い時の記憶だけをヘンリーに覚えていて欲しかったようだ。
ヘンリーに本を渡そうとした際に、ゼリーナが現れヘンリーを奪う。
奪い返そうとして立ち向かったのはレジーナだけど最近吹き飛ばされる
レジーナの光景が多いな。やはりレジーナが弱いとちょっと微妙。
ドラマとしては二人の協力関係がテーマとして存在しており、ヘンリー
を愛する二人の母親のコラボレートのシーンが訪れる。
エマがゼリーナに向けて魔法を発してヘンリーを取り戻すと、
倒されたレジーナがヘンリーにキスした途端に呪いが解けた。
不思議な話だけど、今回の美味しいところは最終的にはレジーナが
全てを持って行った感じ。これ程レジーナの事をママだとして
慕うヘンリーの姿を一度も見たことがない(笑)
■コブラ作戦再び
「まだ終わってなかったんだ(c)エマ」ということで・・・
■グレンダ
南の良い魔女役を演じたグレンダ役のSunny Mabrey。
私が今レビューをほ書いている中で出演しているのは
「Memphis Beat / メンフィス・ビート ~南部警察 人情派~」で
主人公の元妻アレックスを演じているし「クライアント・リスト」
では、男娼デレクの常連客のリサ役で登場している。
■出演者
メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋
キリアン・ジョーンズ (Colin O’Donoghue) フック船長
ベル・フレンチ (Emilie de Ravin) レイシー
ニール・キャシディ (Michael Raymond-James) ベルファイア
ゼリーナ (Rebecca Mader) オズの世界の悪い魔女、レジーナの義姉
グラニー (Beverley Elliott) 狼族、ルビーの祖母、店、宿屋
リロイ (Lee Arenberg) グランピー
— (Sarah Bolger) オーロラ姫
— (Julian Morris) フィリップ王子
ウィリアム・スミー (Chris Gauthier) フックの名前
グレンダ (Sunny Mabrey) 南の良い魔女