アンダー・ザ・ドーム Under the Dome シーズン3 第6話 侵略者の計画 Caged

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第6話 侵略者の計画 Caged

脚本/Andres Fischer-Centeno
監督/Sergio Mimica-Gezzan

【前回までのあらすじ】

言う通りにして質問しないでとクリスティンはジュニアに語る。
今朝アメジストが一つ死に更に一つ死にかけているという
クリスティン。町中で何か感染しているというジム。
マーストン博士はリーダーが何をしても住人は従うハズだと語る。
クリスティンは本当の自分を受け入れることで楽になる時もある
としてクスリをアビーに手渡す。ノリーは屋根の上でハンター
を突き落とした形にされる。ジュリアはクリスティンに銃を
突きつけてバード島へいくとし、あなたを怪物にしたものを
取り除くという。バービーはピートを殺害した後、エヴァの
元にいくが、未だに隠し事をしていることを知り、一緒には居
られないと語る。マーストンはジムを檻の中に入れると、クリ
スティンは実験、そしてジムは対照だと語る。

【ストーリー】

マーストンはジムにクリスティンが卵を拾ったときの映像を
見せる。彼女が卵に触った瞬間に別の何かになっていること。
すぐに彼女の助手のエヴァが近づくと二人して土の中に埋まって
いく。その後は承知の通り、ドームが現れて卵の周りには
ミニドームが出来た事を語る。ジムは何故私に見せるのかと
島と、我々がクリスティンと認識している女は本人ではなく
地球上のものではない何かになっていることを語る。ジムは
何を今更だとして、とっくに私は見抜いていたと語る。まだ
分からないのは彼女が何者で狙いは何かだと語ると、そこで
君の出番だという。私に探れと言うのかというジムに対して彼女の

血液中にある非人間的特製はあと数時間で抽出が可能だとし、
感染していない宿主にその血を注入し経過を見ることも実に
興味深いし、もしも我々が必要な情報をあなたから得ることが
出来たらあなたを実験せずに済むという。つまりクリスティン
から情報を聞き出せという脅しだった。

バービーとエヴァ。
エヴァは車のガラスに写る自らの影が人間のものではないこと
に気がつく。バービーはエヴァに初めからどういういきさつな
のか話してくれと語る。クリスティンと私は嘘をついたこと。
世界を救えると言われ25年前に地球に落下した隕石の欠片を
捜す為にアクタイオン社に雇われたこと。メラニーの卵もその
隕石の一つだという。誓って私はあなたが愛したのと同じ人間
であり一緒に過ごした年月はウソではないと語る。あなたが
真実を知ったら拒絶されそうで怖かったという。君のことは分
かっているがオレはクリスティンのことは何も知らないとし、
昨日彼女に真実を追究する度に話題を意図的に背けたのだ
いう。私はクリスティンを知っているので心から信頼できる人
だという。それを聴いたバービーはもう一度だけ信じることを
語る。バービーはクリスティンを探して3人で話そうとし、
その後にみんなに真実を話そうと語る。

ジュリアは町庁舎に戻ると住民は口笛を吹き、不自然な行動を
見せていた。オードリーに対して何をしているのか問うと、
ベッドが整って中へ運ぶがクリスティンの指示を待っている
ところだという。

その頃クリスティンもジムの隣のかごに入れられていた。
ジムは先輩として言うが全て白状した方が良いと語る。
ジムはインディに水を与えた後、クリスティンにもペットボトル
の水を渡す。私があまりに冷静だから警戒しているのかと問うと、
正直者にはなれるのかと問う、インディはクリスティンを見て
吠える中、犬は本性を見抜くのだという。クリスティンはいずれ
ジュニアが助けに来ると語ると、正気が残っていれば来ない
という。残っていないわというクリスティンに弱者を餌食にし
たのかという。ジュニアだけでは救出には来ないだろうとし、
あんたの計画にミスを許されないのだろうことを告げあんたに
チャンスだという。あんたの脳をホルマリン漬けにしようと
しているものがいること。私はまだ人間の体を支配している
ので少し体を休めるというクリスティン。

ノリーはジョーに対して何かおかしいことを語る。
みんな洗脳されたか宗教に入ったかだという。そんな中キャリン
がやってくると、エレノアの力を貸してと告げ、ハンター
の具合を調べるのに病院からX線装置を取りに行くのだという。
ジョーも手伝うと言うが、親子水入らずにさせてというと、
あんたはジュニアが迎えに来るという。ママは私が閉じ込めら
れているのを知っていたのかと問うと、あなたたちはハンターだけ

でなく、町や同胞を傷つけたのだと言われる。
——————————————————–

■冒頭からネタばらし

ジムタイーホ!とか思ったら、いきなりマーストン博士が
釈放して全容を語る辺り、相当違和感が有った。
でもこの一連の説明のお陰で、取りあえずはドームが出来る
までの過程なり、不可思議な行動への説明を視聴者にも理解
させたという感じ。

しかしまぁクリスティンは別人・地球上のものではない何かだ
と言われても、なかなかすんなり受け入れるのって難しそう。

■感染者

感染したものと感染しなかったものの差は、繭の中に入った
ものと入らなかったものの差として現れたけれど、反発心を
抱いているものたちにとっては、必ずしも感染者として
リーダーの命令を聞くような人物にはならない様だ。

繭から出ると感染者も徐々に本来の人間性を取り戻すといって
居た気がするけど、その辺はどうなんだろう。

■ノリーは感染の呪いから解けた一人

愛する人の死を経験したものにとっては意外と感染に対して
反体制的な心の強さとかあるのかも。

ジュニアとか最もアクが強い性格と反発心を抱いているので、
感染しないのかと思ったけど、心の弱さの方が勝るのか。
ノリーは確かに感染しなさそうなタイプ(笑)

サムの呪いが解けた辺りも愛する人の死というのが関係して
いるようだ。そして何よりもジェシー・ゴードンと書かれた容器
のオキシコドンを通して、死に導いたものがクリスティンや
エヴァだと知って呪縛から解けた。

バービーが未だにカラから破れず言いなりになっている
ところが意外といえば意外。この人の反骨心が一番強いと思って
いたけど、エヴァ自らが彼の傍にいることも影響しているのかな。

サムが自分も信者のように振るまいクリスティンを刺した際に、
バービーも信者のフリをしているだけかと思ったんだけどね。

■正気なものを探せ!

ジュリアとジムは元々繭に入っていなかったので感染していない
様子。ジュニアって当時入れたのだっけか。
シーズン2の頃にドームを守っていたとする者達はいずれ、
幻魔大戦の如く集結してクリスティンたちを倒していく流れ
とかあるのかも知れないけど、ドームからの指令を受けていた
みたいなものたちが、今では反骨心を抱いて、ドームや宇宙人
たちの思惑を打ち砕こうとしているのだから不思議だ。

■弱いクリスティン

宇宙人はただ人間の体を借りているだけだという設定みたいで
細胞レベルではなんだか変なことが起きているのだけど、
最近のドラマからすると、そういった特殊な人物が目に見えて
能力を見せず、ただ人を操り謀略を企むだけっていうのはちょっと
物足りない。檻に捕まった際に何か特殊能力でも発揮するのか
期待したのだけど、そういったものもなかった。
はっきり言ってクリスティンが弱すぎるのは問題。
これでは生き残れないと思う。

ジムに騙されてしまうクリスティンだけど会話は面白かった。

「繭から出た時、私の中の自我や自分自身という概念が消えて
いた。新しい光に包まれた世界が見えた。個人より集団を尊重
する世界。」(ch)
「その映画なら私も見たよMrs.スポック」(jim)
「私たちの望みは他の生物たちと変わらない。「生存と反映」
だ」(ch)
「悪くない計画だ、人の体を乗っ取ること以外。」(jim)

クリスティンは体にフィットするシャツを着ているけど
ちょっとドキっとするような薄着をしているよなぁ。
でも正直禁句かも知れないがMarg Helgenbergerは随分と年を
取ったね。

あと気になるのは感染者は既に人間ではなく宇宙人になって
しまっているのかどうか。

■ウォーキングデッド

一度ウォーカーになってしまうと治せないのがウォーキング
デッドだった。ファイナルシーズンではどうなるのか分からない
けど。このドラマでも感染者は基本的には治らないのかどうか。
感染していく経路も結局冒頭の繭に入っていたかどうかだけで、
それ以外に何か感染を広げる為の行動を起こしているのかどうか
も気になる。

■薬

檻に閉じ込められたジムの前に博士が注射器と血液を持って来て
これが何か分かるか?と問うと、ジムは
「育毛剤じゃないんだろう?」と語る姿が有った。

君とはバーで会ったら友達になれたとしていたけど、脱出する
際には逆の言葉を投げかけられて、殺されてしまった。
なんというマヌケな博士なのか・・・
アクタイオン社も社運を賭けているのは分からないけど、警備
が甘すぎないか?というかどうやって外に出て行くのか、その法則
は聴いて起きたかったね。ジムは殺さず拷問して聴き出せば良
かったのに・・・

■クリスティの部屋に有った図形

あんまり詳しく見なかったので分からなかったけど、何か
巨大なペンダントみたいなスケッチ画が有った。これは地下道
にある繭のことを指しているのだろうか?それともこれから
ミステリーサークルの如く何か作ろうとしているのか。

■使用された曲

■出演者

デール・バーバラ (Mike Vogel) “バービー”、謎の男
ジュリア・シャムウェイ (Rachelle Lefevre) 新聞記者
レニー・Jr. (Alexander Koch) “ビッグジム”の息子
サム・ヴェルドロー (Eddie Cahill) 元救命士
ジョー・マカリスター (Colin Ford) アンジーの弟、高校生
ノリー・カルバート・ヒル (Mackenzie Lintz) アリスの娘
エヴァ・シンクレア (Kylie Bunbury) デールの仲間
ジェームズ・レニー (Dean Norris) “ビッグジム”、街の権力者

クリスティン・プライス (Marg Helgenberger) 緊急事態管理庁
キャロリン・ヒル (Aisha Hinds) ノリーの母
ハンター・メイ (Max Ehrich) ドンの部下、ハッカー
Dr.マーストン (Frank Whaley) アクタイオン社?
オードリー・エバレット (Tia Hendricks) 住人
ロジャー・ロペス (Shane Callahan) 住人
— (Scott Parks) Guard
— (Donnie Bentley) Aktaion Guard
ミラー (Brice Anthony Heller)

– Chester’s Mill Townsfolk –
(Rusty Burrow)(Mary Austin)
(William Frasca)(Gissette Valentin)

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