アンダー・ザ・ドーム Under the Dome シーズン3 第12話 最後の希望 Incandescence

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第12話 最後の希望 Incandescence

脚本/Bronwyn Garrity
Cathryn Humphris
監督/PJ Pesce

【前回までのあらすじ】

エバが産む女王が仲間をドームの人に導いてくれるというクリステ
ィン。ジュリアはエバに息んでとすると彼女はバービーによって
子供を取り上げられる。子供はオレの子供でもあるというバービー
だが、私の女王だとしてエバはバービーから赤ちゃんを取り戻すと
凄いパワーで突き飛ばす。そして授乳すると彼女の体から赤ちゃんに
怪しげなものが注入されていく。クリスティンは唯一残ったアメジスト
を7つに割るしかないという。治療薬が効いてジョーがドームを消すこ
とで全員が元の状態で出て行けるとするが、ヘクターは皆殺しにする
しかないと考えていた。そんな会話をしているのをリリーは聞いて
しまう。ノリーとハンター、ジョーとバービーなど感染者はみんな
殺害するというヘクター。その頃クリスティンもエバから女王を
受け取ると彼女を枕を押しつけて窒息死させるのだった。

【ストーリー】

バービーとジュリアはお産した場所から逃走する。バービーは生まれた
ばかりの子を奪われたまま逃げてきたことを後悔する。しかしジュリア
は逃げないと殺されていたとし、大勢の追っ手が来ていたのだという。
託児所に戻って次の手を考えようという。新しい女王なので厳重に
警護しているハズだという。しかしバービーはこのまま助けに行くと
言って聞かなかった。しかし妊娠して3日で生まれた子だとしてあの子
は人間じゃないというジュリア。気持ちは分かるという彼女だが
分かる訳がないとしてバービーは憤怒する。でも今の状況は分かっている
とし、次の一手が大事だということも分かっていることを語る。
ヘクターがジュニアを使い試しに血清を打ったが効果が出ている様だ
とし、あなたの赤ちゃんにも投与すれば救えるかも知れないという。
それが本当ならば最初にあの子を治療するというバービー。

ジムはリリーは互いに眠れない時を過ごしていた。リリーはジムに対して
眠れない理由は分かるとし、私も同じだというリリー。
ヘクターの話を聞いたとし感染者を皆殺しにするということ。ジムは
そのことを誰かに話したかと問うと、一緒にヘクターを止めないと
話すという。私はドームの監視役だったのであなたがこれまで数々の
人を殺すのを見て居たという。でも街を大事に思っていることも知って
いるとし、ホントは嫌でしょと語る。ヘクターも同じだとすると、
昨日はノリノリで話していたように見えるという。彼は治療に失敗して
絶望しているだけだという。あなたが説得してと語ると、ジュニアが
治せなくても今までの苦労が無駄になった訳ではないとし、努力すべき
だという。しかし時間がないというと、それならば住人に青酸カリ入り
のパンチでも配るのかと問う。私の説得くらいでヘクターが考えを
変えると思うのかというと、変わらないときには力を使うというリリー。
ジムは取引に一つ条件があるとして、さっき言っていた監視カメラの映像
を消去すること。ドームが消えた後には邪魔になるからだという。
互いに協力すべきだろうとすると、リリーも了承する。

バービーとジュリアは託児所にいく。
みんながジュリアたちの帰りを心配して待っていた。バービーはそこで
今まで薄汚いアクタイオン社の経営はオヤジだと思っていたが影で
本当のクソ野郎がいたとはなとしてヘクターに語る。確かに間違いを
犯してきたというヘクターは今後は正しいことをしたいという。
ジュリアはノリーに四角の絵のお陰でここの第二の隠れ家にいること
が分かったとして感謝する。託児所で遺体を見つけたというバービー。
ヘクターは本性を表したジュニアが警備員を殺して逃げたのだという。
ブルームは予測以上に変異が早かったとしてライフフォースが消える
変わりに変異でジュニアの能力が高まったという。
ジムがやってくるとバービーにエイリアンの女王は生まれたのかと
問うと今は何処に居るのかという。もう感染しているとし、クリスティン
の部下が連れて行ったという。それを聞いたブルーム博士はその子
のへその緒はどうしたのかと問う。幹細胞にはクリスティンのより純度
の高いウィルスが含まれているとしへその緒を入手出来ればチャンス
はあるという。リリーはドローンを持って来たので周囲を監視すると
告げる。バービーたちはへその緒を取ってくるという。

サムとクリスティンはドームの死に際の光だとして美しいと呟く。
残っているドームのエネルギーを新しい女王に流すとし石灰化を早める
がアメジストがないので仕方がないという。この子を繭で覆わない
といけないこと。

幹細胞は期待できるとし後は採取したばかりのウィルス株が手に入れば
という。外には実験道具があるという。新しい血清が出来るまでに
ウィルスは変異するとし、頑張ってもらうと困るというヘクター。
彼はジムの前でリン化アルミニウム(殺虫剤)を見せると、ジムは
毒殺する気なのかという。君は食料庫に感染者を連れてきてくれる
だけで良いとするが、ジムは他に手があるハズだという。私だって
あの連中をこの星から追い出したいがドームが石灰化しようとしている
とし今は連中の助けが必要だと語る。ドームが石になりかけている
としその証拠にサウナみたいに暑いだろうと語る。

■いよいよ残り2話

今週この言葉を何度使ったかな。残り2話。
現在見て居て感想を書いているドラマの中で
「TRUE DETECTIVE ロサンゼルス」と「ホワイトカラー」と
「ザ・ラストシップ」がそれに該当するのだけど、
「アンダー・ザ・ドーム」の後番組には「ホームランド」S4が待って
いるので既に心はそちらに向かっているところがある。

問題はこの時点でアンダー・ザ・ドームの継続か打ち切りかの
決定が決まっていたかどうかで状況は変わるけど、終わりだと決して
いたのであれば、ある程度収拾を付けるための終息的行動を取り始める
行動が有るはず。
ドームを壊すことにカタルシスがあるドラマだけど、それとは相反して
世に放たれるエイリアンの存在があるところを考えれば、どう結論づける
ことが地球全体にとって良い結末を迎えるのか。

■ヘクターの使命感をどう感じるか

ヘクターの使命感とジムの使命感はある意味では似ているところが
有る。ジムの場合は支配者になりたい意識が有るのだけど、リリー
が語っているように、基本的には街のことを考えているところも有る。
大義とは名ばかりのところばかり見せているし、いざとなるとエゴ
むき出しだけど、それでもやっぱり街のことは常に念頭に入れている
のは確か。
ヘクターもドームの感染者を外に出すことに懸念を表明し、感染者の
全てを殺害しようとしている。今回のエピソードに限っては
クスリを完成させようとしているブルーム博士を殺して、ジョーを
殺害しようとしていた。

どうしてもドームの人を中心としてドラマが回っているので外部から
来た人間の行動には解せないことがあるのも確かで、ヘクターの行動
にも憤りを感じるけど、地球全体のこととして捉えてみるとどう
なのか。

ヘクターが今回はブルーム博士を殺してしまったことで治療薬の完成
に関しては期待は出来なくなってしまった。ジムもまた同時に新しい
女王のへその緒を捨ててしまったので、治療薬を作る気などないみたい
だ。

ドームに於ける酸素量が24時間だと知り、急速に行動を起こし始める
人物が現れ始めた。

■エイリアンの誕生

なんだかこれまでにはない形の新人類の誕生なのか。
ウィルスの変異のことは常々語られているけれど、治療薬の注射で
覚醒したジュニアとか、エヴァから生まれたエヴァの別バージョンの
ドーンというキャラクターは、共に特殊能力を備えた感じで、もの凄い
スピードで走り回る姿が有る。
「超能力ファミリー サンダーマン」に於けるビリーの能力そのもの
って感じだけど、エヴァも前回バービーを突き飛ばす際に凄い
力を発揮していたし、そういう能力が何故覚醒したのか。
アメジストは少なくなっているので可能性としては、体の中に有る
ライフフォースが関係しているのかも知れないけど、こんな力が
備わってしまったら、誰も太刀打ちできなくなるのではないのか?

それでも今回ジュニアに対してバービーとジュリアが協力して
倒していたところを見ると倒せないこともないのか。
ジュリアがゴチーンとやるところはなんだか滑稽な描写で、心強い
人だなと思う。

■バービーの父子心

どうもバービーが赤ちゃんに固執する様子が不自然に思える。
エヴァから生まれた時はまだ愛着もわくところが有るのだろうけど、
あの繭から飛び出した不可思議なものを見て、それでもまだ固執
しようとしているところは理解不能。
影が飛び去った時点で怖いところがあるよな。

このドラマ、バービーに対する愛着心を失った時点で感情移入
するのが難しくなってしまった。

バービーのこれまでの非道な行動は、本来の自分ではなかったとして
ジュリアは必死にバービーを励ましてはいたり、抜け殻となった
クリスティンのことも同時に慰める姿が有った。
信頼性云々の心理的駆け引きなどの話はもうどうでも良いのか。

■冒頭から語っていたそれぞれの人の役割は?

「役割」だ「同胞」だと唱えていたけど、それぞれ同胞には役割が
あるのではないか?
それが急遽ドーム内の酸素が足りなくなっていくと知って、自殺させる
のもまた同胞としての役割みたいな感じで、その世から抹殺してしまう。
そもそもの同胞の役割っていうのは何だったのだろうね。
女王の為に働き蜂のようにただ働くというのが役割だったのか。

あの広いドームの中で、数十人死んでもそう変わらないと思うし、
この同胞には階級制度のような位があるようなことが以前にも語られて
いたけれど、主要人物はあんまり守る姿はないし、逆に守る人は軍隊の
様に行進して感情がないみたいな状態になっている。

ジュニアは毎度クリスティンに認めてもらいたいが為に行動を起こして
いるかと思われたが、クリスティンはもう世代交代で役割を終える
と知り、次の女王の為に早くも行動を起こそうとしている。
この辺の変わり身の早さは父親譲りかも。

■探偵バービー&ジュリア

エバの赤ちゃんの臍帯/幹細胞を取りに行く中で、エバは死んでいる
ことを目にする。目に点状出血があることから、窒息死させられたことを
知る。役割が終わったのだから死ぬべしという感じで前回クリスティン
が殺していた格好だけど、「自己犠牲」の名の下で女性たちは
エバの為に身を捧げていたり、上述するように老人や子供たちが
有無を言わさず協力させられて犠牲を強いられるけれど、なんだか
気味の悪い行動だよね。結局は駒のようにして使われるだけ使われて
殺されてしまうのだから・・

■ドローンが役立つ

昔はエネルギー事情とか細かい設定に拘っていた気がするのだけど、
今やエネルギーなど無尽蔵にあるって感じ。
ドローンを飛ばしたら敵に見つかるのではないかという気がしない
でもないし・・

■ジョーは2千人の生死を背負う

ドームのエネルギーを女王の為に使った為に、ドーム内の酸素は24時間
という縛りが出来て時間的制約が設けられた。
どうするとドームを壊せるのかという化学的なものはもう関係なく、
ただ高周波をアンプを通して流せば壊せるということで決着した様だ。
そもそもアメジストがドームを構成するエネルギーだったけど、
そのアメジストを使って壊そうとしているのだからなんとも不思議。
パンクロック/メタルロックの音楽でもドームに向かって大音量で
聞かせてやれば壊れるのではないだろうか(笑)

■新陳代謝が早い

妊娠から出産のスパン、そして新女王として成人の姿になっている
ところを見ると、この新女王も老化して亡くなるスパンはそう長い
ものではないのではないのか。
妊娠出産まで3日。10ヶ月のことを3日で終えてしまったのだ。
そして既に生まれた子供は成人のようになっている。
一週間も我慢すれば実は老人になったりして・・。

前にも書いたけど、やはり「CSI」で主役級だった、クリスティン役の
Marg Helgenbergerとサム役のEddie Cahillの老化が目立つ。

それでもクリスティンがインナー一枚で歩く姿は体にフィットして
いて、自然と胸を強調される衣装なのでかなりエロイ。
今年57歳だけど、まだまだ行けるぞ!(何がだ)

■ドームに触れる、女王に触れる

この手の行動はこのドラマの中でも好奇心を擽る部分でもあるな。
かつてドームに触れるとヤバイことになっていたことも有ったし、
そのような状況でクリスティンとか触れるとどうなってしまうのか。

ドーンに無理矢理連れ去られて改心したクリスティンはドームに
押しつけられて、そして残りのライフフォースを奪われてしまった。
クリスティンはドームと一体化してしまい完全犯罪の成功なのか。

■実は治療法が確立された!

こういってはなんだけど、悪の枢軸だったクリスティンでさえも
正気に戻る姿が有った。それは体内にあるライフフォースを外に
放出出来たから。正確には新女王に”血吸うたろか~~”とばかりに
奪われてしまったのだけど、

■使用された曲

■出演者

デール・バーバラ (Mike Vogel) “バービー”、謎の男
ジュリア・シャムウェイ (Rachelle Lefevre) 新聞記者
レニー・Jr. (Alexander Koch) “ビッグジム”の息子
サム・ヴェルドロー (Eddie Cahill) 元救命士
ジョー・マカリスター (Colin Ford) アンジーの弟、高校生
ノリー・カルバート・ヒル (Mackenzie Lintz) アリスの娘
エヴァ・シンクレア / ドーン (Kylie Bunbury) デールの仲間
ジェームズ・レニー (Dean Norris) “ビッグジム”、街の権力者

クリスティン・プライス (Marg Helgenberger) 緊急事態管理庁
ハンター・メイ (Max Ehrich) ドンの部下、ハッカー
ヘクター・マーティン (Eriq La Salle) アクタイオン社の本当の
リリー・ウォルターズ (Gia Mantegna) アクタイオン社、娘
デイブ・ブルーム (Allie McCulloch) アクタイオン社、研究員
ロナルド (Dan Chandler) 住民、老人
インディ (Cato) 犬
— (Lonnie Knight) Aktaion Guard
— (M. Anthony Reynolds) Joe’s Miller Guard
— (Brad Billups) Joe’s Miller Guard
— (Bobby Akers) Miller
— (Kiesha Bowles) Miller
— (Kristopher Hanks) Miller
— (Kari Jauch) Townsfolk
— (Kimi Jauch) Townsfolk
— (Jevon Johnson) Kid Miller
若い頃のミラー (Stephanie McIntyre)
— (Gissette Valentin) Chester’s Mill Townsfolk

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