第3話 揺らぐ信頼 Dangerous Liaisons
脚本/Curtis Kheel
監督/Tawnia McKiernan
【前回までのあらすじ】
マリソルはオーパルと対立。あの人を首にしてとニコラスに頼もう
かと思っているとロージーやゾイラに語る。アレハンドロはカルメン
に対して会社に掛け合って結婚しなくてもカルメンをデビューさせる
よう掛け合うという。こんな最高の夫と結婚したかったという。
そんな中一階で開かれていたパーティーに強盗が入り、強盗が威嚇の
ために放った弾がアレハンドロを直撃する。ロージーはケネス家
に仕えることになるが、主人は脳梗塞でしゃべれないのだという。
ルシンダという娘と彼女よりも若いディディというケネスの再婚相手
がいた。私だって息抜きが必要だというディディは必要だという。
ルシンダは私は父の為に人生を諦めたのだとしてロージーに味方を
して欲しいと双方から言われ、ロージーは私はケネスのメイドだと
語る。イーサンはヴァレンティナに声を掛ける。デートではなく
ゾイラがヴァレンティナを首にする為にパウエル家から持ち去った
置物のことだった。ヴァレンティナの実家ではパブロがゾイラに対して
一緒に居ると憂鬱になるとして暫くゆっくりしたいとして家を出て行く。
エイドリアンはまた強盗が来たらと怯える中、エヴリンは今回の件で
彼の弱さが分かったという。トニーがボディガードとなり彼を守る
ことになるが・・・
【ストーリー】
エイドリアンは近隣住民たちを集めてビバリーヒルズが攻撃の的に
なっていることを語る。一ヶ月でキャノン通りの住宅が二軒も襲われ
アレハンドロは殺されたのだという。今こそ一致団結して脅威に
立ち向かって戦おうという。ターニャは具体的に何をするのかと
問うと、エイドリアンは自警団を結成するのだという。夜間パトロール
をするというと、誰がパトロールをするのかとしてメイドなのか?
と問うと居住者だという。私はみんなが不審者に見えるとし人種差別
主義者だからというターニャ。警備会社に頼めば良いのではないか
とするが、ここが襲われた晩に3ブロック先に警備が居たのにまるで
役に立たなかったのだという。銃による暴力反対のチャリティパーティー
を開きましょうというジャンヴィエーヴ。そのウチ奴らがやって
きて打ちのめされるとすると、勇気のない腰抜けは痛い目にあうのだ
という。
エヴリンはエイドリアンに対して強盗のショックは分かるがあなたに
は治療を受けてもらうという。タイ式マッサージでもカウンセリング
でも向精神薬でも良いとし、妄想不安で私を振り回さないでと語る。
主人の物を来客用の部屋に移してというと病気が治るまではベッド
に入れないというエヴリン。自分らしい人生を取り戻せたらなというと
トニーに銃を手に入れてくれというエイドリアン。
マリソルはロージーとゾイラに対してニコラスの家で見つけた手紙
の切れ端を見せる。
「どんな手段を使っても良いわダリア。オーパルを家から追い出しな
さい今すぐに・・」と書かれていた。ダリアの母親からの手紙ならば
本人に聞いて見たらどうかというと、母親は去年無くなっているのだ
という。15年前のことを理由に首にも出来ないという。何が有ったか
分かれば良いがというマリソルに対して、親しい人を探したらどうか
というロージー。金持ちの女はみんな友達にメイドの悪口を言うと
いう。カルメンはどうしているのかと問うと今は話す気になれないと
言っているのだという。
アレハンドロの葬式の件で、叔母のレナータと弁護士のジェイがやって
くる。甥の面倒をよく見てくれたとして感謝していた。残った身内
はアレハンドロだけだったのでレナータもショックを受けていた。遺産の
■パウエル家
夫・エイドリアン
妻・エヴリン
子・バレット ((死亡)・生きていれば21歳)
ボディガード・トニー・ビシャラ
メイド・ヴァレンティナ
エイドリアンは完全に強盗に怯えてしまい、必要なのは銃だと考えて
トニーに頼んで銃を入手してもらった。ルガーSR1911コマンダー。
フォルムが美しいとか言っている人に限って銃の扱いは慣れていない。
エイドリアンは自警団を作ろうとしていたけれど、ビバヒルの金持ち
たちが自分たちで自警団を作るとはとうてい思えない。
エヴリンは完全にエイドリアンには失望し、ますますボディガード
のトニーに対する思いが募っていく。
ただターニャが彼を狙っているとは思わなかった。
このキャラクター、そんなに目立たなかったけど、急に自分は差別主義
者だとしたりして、キャラを発揮し始めて来たね。
エヴリンはトニーがトレーニングしている部屋に行き相談にいく。
エヴリンは服を着てくれとしていたけど、部屋に入ってきたのは
彼女の方じゃないかと小一時間。
エヴリンが夢に見る程にトニーへの気持ちが強くなり、ちょっと一人H
しているような感じにも見えたけど(笑)、いざゲストハウスにいくと
そこにはターニャとトニーがHしている姿が有った。
室内から追い出された格好になり、ガラス窓を破って入ったところで
突然エイドリアンが彼女を発砲したけど、流石にエヴリンが死ぬ訳は
ないな。肩口に傷を付けるだけで大事にはならなかった。
「とのどアホ!」と語るエヴリンが滑稽だった。
しかしトニーによると本命の相手には手の届かない相手で人妻だとして
いたけど、それがエヴリンでない可能性だってあるのに、一気に二人は
関係してしまったな。
■ウェストモア家
夫・スペンス (男優)
妻・ペリ (女優)
メイド・??
関係者・ロージー
今回は一切出演せず。
ロージーもウェストモア家のメイドを辞めてしまったことも有るし
接近禁止を言い渡されてしまったので、今後も関わってくるのかな。
シーズン4現在、ペリ様健在なので大丈夫だとは思っているのだけど。
■デラトゥア家
母・ジャンヴィエーヴ
息子・レミ (大学生)
メイド・ゾイラ
メイドの娘・ヴァレンティナ
メイドの夫・パブロ
ジャンヴィエーヴが今回のキャノン通りの住民集会の中で、銃による
暴力反対チャリティパーティーを行おうと発言したことで、彼女の
家でパーティーを行うことになった。
デラトゥア家では二つの問題が発生している。
ゾイラの家庭の事情がバラバラであること。
そして何よりもレミがコンゴにいるけど時差の関係で、ヴァレンティナ
に対して邪魔くさいような対応を見せているのかと思ったけど、
なんだか現地でのレミは相当ヤバイことになっている感じ。
変な感染症・伝染病でなければ良いんだけどね。
ヴァレンティナは完全に勘違いして、イーサンと取りあえずディナー
を食べに行くことにした様子。遠くの彼氏よりも近くの彼氏。
遠距離は続かないことの典型になってしまうのか。
またゾイラは家族離散状態。
ジャンヴィエーヴは気を遣ってパーティーに出席するよう告げる。
しかしそこでターニャという差別主義者から、コートの件で酷い
扱いを扱いを受けてしまった。
謝罪しないとコートは返さないとしていた際に、ターニャは後日謝罪
に来るが、彼女からは夫に逃げられた女としての同情心を口に出され、
その情報源がジャンヴィエーヴだと知って激怒する。しかしジャンヴィ
エーヴは、怒っているのは私に対してでも、ターニャのコートの件でも
なく、夫婦のことが原因だとして、、好きなだけ私に腹を立ててもら
っていいとし、私は貴方の元を去ったりしないことを言われていた。
「ちゃんと気持ちを言葉にするのが大切」。
ジャンヴィエーヴもちょっとフワっとしている人だけど良い事を
時々語るよね。
■ルビオ家
主人・アレハンドロ (ラテン系音楽家)
メイド長・オデッサ
メイド・カルメン (アレハンドロの偽恋人)
何と言っても今回は前回の強盗事件によってアレハンドロを失ってしま
ったこと。まさか死ぬとは思わなかった。
アレハンドロは金融資産は全て慈善団体に寄付するという遺言。
残されたのは家だけだけど、維持する金がないので結局売るしかない。
しかも買い手が金曜日に来るのでそれまでに出て行けとのこと。
葬儀は木曜日にビバリーヒルズの聖ペテル教会で行うことになる。
出席者を見て目の色を変えたカメメン。カニエ、ジャスティン・ティン
バーレイク、ビヨンセetc,,各音楽関係者も来るということで、
そこで歌を歌うことを決意する。
オデッサは葬儀は厳かにすべきだとして私利私欲のために活躍しよう
とするカルメンを責めるが、死んだ人はもう戻らないとして、そこで
自分の歌の披露会を企てる。前回カルメンは結婚式も唐突に行おうと
して必死だけど、今回の葬式での彼女も相当売り込もうとして必死だ
った。ただ約束していただけにカルメンもかわいそうなところが有る
ところは有るね。
オデッサが仕掛けたのか、アレハンドロの棺がみんなに見えるところ
に置いていて、カルメンは悲しみで歌えなくしてしまった。
神父に”時間を巻いて”みたいなアクションを見せるときは笑えていた
んだけどね。
■ダーリング家
主人・ニコラス
妻・ダリア(1999年・自殺扱い)
メイド・オーパル
メイドの息子・イーサン
フィアンセ・マリソル
マリソルは一通の手紙を機に、一体ターリング家に何が有ったのかを
探ろうとする。意味深な手紙は母親からのものだったが、その母親は
去年亡くなっているという。この死が意味するところにもオーパルが
関わっているとしたら怖いけどね。
ダリアと仲良くしていたであろう人物を探す。
イーサンがアルバムを持っていた為に写真を見せてもらうと、ダリア
はエヴリンと仲良くしていたようだ。
かつてパウエル家でメイドをしていたマリソルとしてはエヴリンと
会話するのも微妙な立場だけど、ニコラスと結婚したことを語ると
パエウル家より二倍の資産を持っていると語っていた。
ただニコラスは恋人があれ以来いないこと。
イーサンの父親が誰だか分からず、母に聞いたら「知らない方がみんな
の為」だと言われ、何か複雑な事情がありそうだ。
ロージーやゾイラが語っていたけど、メイドも何十年も尽くしていれば
そこが我が家になる。オーパルもニコラスのことはもう夫くらいの
意識で向き合っているのか。
■ミラー家
主人・ケネス (脳梗塞)
妻・ディディ (元ストリッパー、アンブロージア)
娘・ルシンダ (元彫刻家)
メイド・ロージー
甥・レジー
ロージーはケネスのリハビリを巡り、ディディが何故か消極的なこと
を知る。ロージーは祖母の件を引き合いに出し、リハビリすれば
治ることを語る。そもそもディナーの時にケネスはテーブルを叩く姿
が有ったのだ。それでも主治医のサンダースは何度も検査したが
改善の余地はないとしていた。
ロージーはディディが出かけた後に別の医者に見せると治る可能性
があると言われ、寧ろこれまでの診断に疑問を持つとされていた。
帰り際にディディとサンダースがキスしている姿が有り、そのことを
引き合いに出して、取りあえずルシンダには言わないけど、リハビリ
することに関しては容認してもらった。
ケネスは随分とゴムボールを握る力が合ったし、パソコンを使って
意思疎通を図るようにするよう言われているので、本当はどこまで
回復しているのかだよね。人間性を見守っているだけの気がする。
その内「もう誰も愛さない」の吉田栄作さんばりに、立ち上がる光景
が有りそうだ。
■使用された曲
・
■出演者
マリソル・スワレス (Ana Ortiz) スタッポード家のメイド
ロージー・ファルタ (Dania Ramirez) ウェストモア家のメイド、子供が
カルメン・ルナ (Roselyn Sanchez) 歌手志望、アレハンドロのメイド
ゾイラ・ディアズ (Judy Reyes) ゾイラのメイド、ヴァレンティナの母
エヴリン・パウエル (Rebecca Wisocky) 意地の悪い妻
エイドリアン・パウエル (Tom Irwin) 浮気性の夫
ジャンヴィエーブ・デラトゥア (Susan Lucci) 母、精神不安
ヴァレンティナ・ディアズ (Edy Ganem) 娘、レミにアプローチ
レミ・デラトゥア (Drew Van Acker) 大学生、ジャンヴィエーブの息子
ペリ・ウエストモア (Mariana Klaveno) スペンスの妻。女優
スペンス・ウエストモア (Grant Show) 夫、ソープオペラ賞の男優
アレハンドロ・ルビオ (Matt Cedeno) ラテン系歌手、ゲイ
オデッサ・バラコフ (Melinda Page Hamilton) 足が悪い
ニコラス・ダーリング (Mark Deklin) 元ダリアの恋人、現マリソルの彼
オーパル・シンクレア (Joanna P. Adler) ダーリング家のメイド
イーサン・シンクレア (Colin Woodell) オーパルの息子、プール係
ターニャ・ビシャラ (Dominic Adams) ブロンド、エヴリンの友人
ダリア・ノバ (Susie Abromeit) ニコラスの妻、橋の上から落下する
ミゲル・ファルタ (Octavio Westwood) ロージーの息子
トニー・ビシャラ (Dominic Adams) パウエル家のボディガード
パブロ・ディアズ (Alex Fernandez) ゾイラの夫
レジー・ミラー (Reggie Austin) ロージーを助けた弁護士
タニャ・タセルトフ (Tricia O’Kelley)
ディディ・ミラー (Tiffany Hines) ケネスの妻、元ストリッパー
ルシンダ・ミラー (Kimberly Hebert Gregory) ケネスの娘、元彫刻家
ケネス・ミラー (Willie C. Carpenter) 父、脳梗塞で倒れる
叔母のレナータ (Olivia Negron) アレハンドロの叔母
タイ・マッケイ (Gideon Glick) 強盗の一人
トマス (Robert Larriviere) 神父
Mr.ジェイ (Christopher Maleki) アレハンドロの弁護士
Dr.サンダース (David Mackey) ケネスはリハビリ出来ないと
Dr.ジョセフ (Preston James Hillier) ケネスはリハビリ出来ると
ヘザー (Autumn Dial) コンゴにいる看護師
Dr.ゴールド (Jeff Rose) コンゴに居る医師
— (Alexander Biglane) Masked Man
ジミー (Treg Monty) Well Dressed Man
— (Micah Shane Ballinger) Man
ヘクター (Jonathan Horne) Guitarist
— (Bradley Bowen) Millionaire
— (Dawn Young) ICU Nurse
— (Knox Bentley) Funeral Attendee