[N] HAWAII FIVE-O シーズン3 第1話 母の日 La O Na Makuahine(Mother’s Day)

リンク広告 テスト




第1話 母の日 La O Na Makuahine(Mother’s Day)

脚本/Peter M. Lenkov
監督/Bryan Spicer

【前回までのあらすじ】

フライヤーが死んだ。犯人は武器を持って建物にいる。
ダニーはレイチェルに電話しグレイスと引き離されるなんて冗談じゃ
ないと語る。ウォー・ファットを逮捕する。彼が獄中ならばシェル
バーンに会えるだろうという。チンに対して一人は助けられるとして
二人の運命はお前にかかっているという。マリアは家でローストチキン
を焼いて待っていること。コノは目の前で重石で海に沈められそうな
状況だった。スティーブはホワイトに対して答えが欲しいとして
彼の元に行くと中にあるという。

【ストーリー】

ホワイトから室内に通されるとなんとそこに居たのはスティーブの
母親だった。
チンはマリアが撃たれて瀕死の状態だと知り、救急車が来るので
目を開けてくれと訴える。その頃コノは海の中に沈められていた。
救急車がやってくるが緊張性気胸だという。
沈んでいくコノのことを助けたのはアダムだった。マリアには
エピネフリンが投与されるが脈は戻らず医者からは死亡を宣告される。

日本・駿河湾
スティーブは母・ドリスと再会。お茶でも飲むかと言われ、色々と
聞きたいことがあるのでしょと。スティーブはシェルバーンとは何か
を尋ねると、ある機関からもらった私のコードネームだという。
貴方の父さんに会う前、私は国防総省の下で諜報活動をしていたと
いう。ずっと教師だと思っていたとするが、それは表の顔だという。
オレとメアリーも表向きの家族だったのかと問うと、シェルバーンと
されていたのはずっと昔の話だという。ウォー・ファットの父とは
どういう関係なのかと問うと私の任務だったという。殺すように命じ
られたのか?と問うと複雑な事情が有るという。国に尽くしてきたが
結婚を機にエージェントを辞めたこと。子供を産むためだったという。
しかし名前は変えられても過去までは難しく、覚悟して決めたとし、
同じ人生は生きられないこと。家族を諦めないといけなかったとし、
自分の宝を捨てるんだと。ドリスは母さんが生まれた時の名前で
父さんに逢ってからドリスに戻ったのだという。最近は子供は母を
名前で呼ぶのかとして、スティーブがドリスと呼ぶことに違和感を覚え
る。それを指摘すると母を辞めたんだろうとし、20年前だという。
他に選択肢がなかったのだという。ウォーは父を殺した人間を捜して
いたこと。邪魔者は全員殺す気だったのだという。それで自分の死を
偽装したのかと問うと、家族を守る為だという。父さんは俺たちを守る
為に本土に送り、20年近く母を殺したものを追いかけていたのだとし、
それが無駄骨だったのかと。事実を言ったらウォーにやられていた
のかもというと、どっちみちやられていたという。貴方とメアリーに
は辛い思いをさせたとし、他にどうしようもなかったと語る。しかし
一日も忘れた日はなかったと語る。だから許せと言うのかという
スティーブ。分かろうとして欲しいという。家に帰ろうとし、ウォー
ならば本土の厳重警備刑務所に輸送されているという。

オアフ島ハラワ刑務所。
ウォーを輸送する中、未確認のヘリがウォーの護送車をアームで
掴んで車ごと連れて行ってしまう。海の上まで連れて行くと、
車を下に落下させる。しかし海中にいたものはウォーを車内から
引きずり出すとエアーを与えて助ける。
助けたのはフランク・デラーノだった。

オアフ島ホノルル国際空港。
ダノはスティーブと彼の母を出迎える。シェルバーンだとして紹介
すると母だという。誰の母なのかとしてお前の母は20年前に車の
爆発で亡くなったのではないかという。随分とお元気そうだと。
しかし何で警察がいるのかと問われると、シェルバーンの為だとし、
ウォーが逃げ出した事を語る。2時間前に・・。チンとコノを
読んで探そうというが、他にも実は事件が有った事を語る。

■今回の事件の概要

・スティーブはシェルバーンの正体を知るために日本へ飛ぶ。
・シェルバーンは何とスティーブの母親。生きて居た事が判明。
・超法規的権限で釈放したフランクが自分を捕まえたチンとコノに
復讐。チンにコノの命かマリアの命を助けるかの選択を与える。
・本土に輸送されるハズのウォー・ファットをフランクが助ける。
・ウォーが逃げたことで、スティーブは母をホノルル警察の隠れ家
のあるマノアに置いて、警備をロリンズとSWATに任せる。
・ダニーとレイチェルのグレイスを巡る親権争いは?

■感想

まだウォー・ファット編を続けますか。
しかも散々シェルバーンを探して殺すと言っていたのに不自然に
繋げるような流れ。
シェルバーンことスティーブの母・ドリスは、そんな彼と対面した
際に、銃弾を床に向けて発砲しただけだったという怪しげな行動を
見せる。

スティーブの母親がシェルバーンだった。
そして彼女は元々は国防総省の下で諜報活動を行っていたスパイ。
父親は死んでも居ない妻のことを人生を賭けて追っていた20年の人生は
まさに無駄そのものということを知り、スティーブとしてもショックと
同時にやはり肉親との再会との間で微妙な立場を見せていた。
残念ながらこの事実は妹のメアリーには話せないのかな。
話してどうなるものでもないのだろうけどやっぱり生きて居ると
いう事を知りたいハズ。

チンは可哀想だったね。
マリアがフランクによって殺されていた。
そして見捨てた方のコノはアダムによって助けられた。
チンがアダムに連絡して助けてもらったみたいだけど、問題なのは
チンがフランクを刑務所から法規的権限を使って逃がしての結果、
事態が大きくなったところも有る。チンはかつての収賄容疑は晴れた
けど、それでもホノルル警察からは信頼されていない。
しかしフランクのことはチン自身が解決した。「お前は人を殺せない
ハズだ」とまるで根拠のない自信をもってフランクが語るけど、
チンもマリアを殺されたことで感情的立場で彼を射殺した。

フランクがウォーを助ける。
その助け方があまりにシュール過ぎて笑えた。
ヘリコプターを使って走行している車をキャッチして連れ去るという。
誰も止める人が居なかったのか。車をキャッチしづらいように運転する
とか工夫出来なかったのか。
フランクがウォーを助けた理由は規制薬物を裁くルートが欲しい
というものだった。
ウォーがそんなフランクに対して「見返りは?」と語っていたけど、
あんた今フランクに助けてもらったばかりじゃないのか、ゴラァァァ
と小一時間声を大にして言いたい(笑)

しかしみんなスティーブの母が出てきて間もないのにすぐに
違和感なく会話出来るところが凄い。
互いに遠慮がないというか、ドリスもスティーブのことを”ダノ”って
呼んでいたし、あなたは結婚するのが怖いのでしょと思わずドリスから
見抜かれていたところも有った。
カマコナさんはスキャンピスペシャルを配達にやってくる中、
スティーブの母を見て

「最強戦士のマクギャレットを産み落としたのなら角が生えてて火
を吹くかと思った」

と失礼なことを語りつつ、母親も
「子供の頃はただの子だった。オレはG.Iジョーだと言ってた」

と語っていた。

チンがスティーブの上の学年だったことをドリスが覚えているのも
凄かったけど、この二人古くから顔なじみだったのね。

母親はスパイだったということも有り、過去にはPLOに2回狙われて
それでも切り抜けたことを語る。そんな母親に護衛として付けた
のはスティーブとは良い感じの関係に有るロリンズ大尉。
そんな彼女に対して、ドリスは
「息子が母さんと呼んでくれない」
としてロリンズに語っていたところは笑えた。

今回ウォーが脱獄したことでロリンズが命の危機に遭うのかと思って
いたけど、流石に伊達に海軍情報局とはいえ、軍人さんだけ有って
戦う姿は凄かった。あの頭突きは並大抵のものじゃない。

また捜査途中で今回はグレイスの親権争いに関して電話が有った。
彼女のことをイーヴィルウーマンと呼んでいるダノ。
スティーブは意固地になっているダノに対してベガスに行くのも悪く
ないと諭していたし、突然彼のことを「違うってブーブー」と語って
いたけど、なんでそんな名称が突然スティーブから口に出たのか
意味がよく分からなかった。

そしてマックスはシーズン2のラストでは撃たれてヤバかったけど
もう回復していたみたいだったね。

■使用された曲

・Hawaii Five-0 Main Title Theme by Brian Tyler
・Evil Woman by Electric Light Orchestra

■出演者

スティーヴ・マクギャレット (Alex O’Loughlin) 元シールズ部隊
ダニー・”ダノ”・ウィリアムズ (Scott Caan) 刑事
チン・ホー・ケリー (Daniel Dae Kim) ホノルル警察の元刑事
コノ・カラカウア (Grace Park) チン・ホー・ケリーの従姉妹

Dr.マックス・バーグマン (Masi Oka) 検死官
カマコナ (Taylor Wily) 友達、エビ店
マリア・ウェインクロフト (Reiko Aylesworth) チンの妻
sgt.デューク・ルケラ (Dennis Chun) 警察官

フランク・デラーノ (William Baldwin) 元警察官
キャサリン・ロリンズ (Michelle Borth) 海軍情報局・大尉
ドリス・マクギャレット (Christine Lahti) スティーブの母”シェルバーン”
ウォー・ファット (Mark Dacascos) 暗殺者
アダム・ノシムリ (Ian Anthony Dale) ヤクザの息子
デヴォン・アキラ /トゥースピック (Karl Herlinger) 運転手、ウォーの居場所を話す
ケーン (Kimo Moore) Sergeant
マリア・ゴールド (Danielle Delaunay) 車の所有者、ヤバイ女
— (Ryan Moniz) 救命士
— (Jo-Jo Abuan) 救命士
— (James Edward Flynn) U.S. Marshal

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336