メンフィス・ビート ~南部警察 人情派~ Memphis Beat 第3話 ラブ・ハー・テンダー Love Her Tender

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第3話 ラブ・ハー・テンダー Love Her Tender

脚本/Joshua Harto
Liz W. Garcia
監督/John Fortenberry

【ストーリー】

ビルの屋上から今にも飛びようとしている男に対してサットンは声を
掛ける。なんとか自殺を食い止める為、そしてそれに至る原因を探る
為に慎重に語りかける。こういう時、まず自己紹介するものなんだ
としてサットンはまず自分からだとしてメンフィス事件のデイヴィー
サットン。出身はウェストメンフィス。橋の向こうで育ったとして
いつかこんな都会で暮らしたいと思っていたという。今日都心の
アパートに申し込んだこと。モダンな部屋で近くにシャレたカフェが
有る。都会的だろうと。畑しかない町で育ったから苦労もしたんだ
とすると、あなたのことを聞かせて欲しいという。仕事は?ホームセン
ターの屋外用品担当で、庭石とか砂利とか散水栓(スプリンクラー)
などを扱っているという。リフォーム番組でやっているような噴射
式のものも有るのかと問うと禅式の噴水装置は在庫がないとし取
り寄せれば一週間ほどだという。申し込んだ部屋の審査に通ったら
その噴水を必ずあなたから注文すると言うと、君の名前は何かと尋ねる。
シリル・ヒューストンだという。何故ここに居るのかと問う。
そんな中ヘリコプターから早まるなとして突然騒ぎ出した為に、
サットンはシリルを掴んで飛び降りないようにするがすぐに形勢は
逆転され、サットンは手錠で動け無くされてしまう。

するとドワイトとホワイトがやってくる。
ドワイトは一体何が有ったのかと問い、失業か、銀行の家を差し押さえ
られたのか、犯罪なのかと問う。俺たちがが相談に乗るとし殺人以外
ならば何とかなるという。ドワイトは女関係だろうとすると、シリル
の服が皺だらけで染みがついていたこと。自分の夫にそんな格好を
させる女は居ないという。いつ出て行ったのかと問うと、2ヶ月前だと
いう。理想の女なのかあんたがヘマしたのだろうとし、2ヶ月ならば
まだヨリを戻すことが出来るという。飛び降りたらお終いだと。
こう考えたら良いとして、「男は女の王国に暮らす小市民だ。その国
の王座に座っているのは誰だと思うかと問うと嫁さんだ」という。
彼女の前で「昔のオレは死んだ」というのだとし、「全てを彼女に
捧げるため生まれ変わったと誓いを立てれば戻れる」と語る。すぐに
逢いに行けというと警察は彼を保護する。ホワイトはそんなドワイトの
言葉を聞いて大した嘘つきだと語る。自分の事は棚に上げてお説教か?
とするホワイトに対して、「言うは行うより易しだ」と語る。

朝、ドワイトは車に乗って市警オフィスにいく。娼婦達が沢山
検挙されドワイトに向かって次はいつ捕まえてくれるのかと問う。
一方署では何故か行列が出来ていた。ライトフットが妻とケンカ
して色々と電話口で言われていたのである。それを聞いていた
グリーンバッとホワイトはどう出るかで賭けをしていた。男らしく
ビシって言ってやれというが・・

ターニャはドワイトに対してオフィスに来てくれと語る。
ミスコンの捜索願が出たとのこと。届けを出したのは母親の
エリザベス・ハッチャーで、最後に娘を見たのは自宅で今朝8時過ぎ
だという。娘はミスコンの出場者だという。今日は主催者の朝食会
に出席してスピーチの予定だったという。車で出かけたが会場には
いないとのことだった。娘のアイヴィーは何歳なのかと問うと17歳
だという。家での可能性はどうかというホワイト。若者はよく時間
を忘れがちだというターニャ。しかしアイヴィーの責任感のある立派な
女性だという。大切な大会を忘れるはずはないと。ドワイトは
ご自宅を拝見しても良いかと尋ねる。

ハッチャーは凄い金持ちの家だった。
金持ち娘の失踪はただ事ではないという。父・グレンは友達宅にも
連絡したが居ないという。会場へはどんな道を通っていくのかと
問うと拘束は禁止していたので一般道だろうと語る。金曜日は娘の
誕生日で妹のジェスも寄宿舎から戻ってきたのだという。

■感想

今回はミスコス出場者で優勝の常連のアイヴィー(17歳)が失踪する
事件。
両親は心配していて、彼女の部屋も見せてもらうがなかなか失踪の原因
が掴めずにいた。妹のジェスは姉の日記が有るとして、姉妹で
作った暗号で書かれているもの。しかしジェスの方は完全にその暗号
の解き方を忘れていた。
ドワイトは何とか解析して欲しいと頼むと、君の両親には内緒で
やって欲しいと頼む。

更に日記の入った箱には一緒にカードが入っていた。

「世界一美しいアイヴィー、君は夢を勝ち取る特別の女性だ。
愛を込めてJM」

ミス南部コンテストで捜査協力を呼びかける。
ホワイトは世間は不景気なのにふざけたことをしているとして
コンテストを批難していたけれど、メンフィスの伝統だとして
ドワイトも落ち着かせていた。
JMは恐らくジム・マスターソンというミスコンの統括者のことで
ドワイトは気がついていた様だ。

ジミーは出資者集めに大変苦労している事を告げ、バーボン臭を
漂わせていることを感づかれていた。

ドワイトは元妻のアレックスがミスコンの出場者だったという事も
有って当時の頃の話を聞きに行く。
妻の出演したミスコンの際にジムが未成年者にわいせつして不正を
働いているとか恋でもして優遇していたことはなかったのか。
当時マットアイランド公園でドロシー・サリヴァンと遭っていた
というが、今回のジムのアリバイは少なくとも証明された。

疑惑はライバル関係に有るミス・ブラフシティこと、ケイトへ。
トーニャ・ハーディング事件を引き合いに出して、ライバルを病院送り
にしていたのではないかとして疑われていく。

色々とメールでのやりとりは若者言葉らしく略語が使われていたけれど
驚くべきはその略語をサットンはスラスラって理解していた感じ。
ただSWPは怪しい場所だとしていたけれど、BICSが何かということになり、
ドワイトはすかさず、ビックの店だろう事を語る。

事件が進展したのは三ヶ月前に盗撮で捕まった男性が防犯カメラに
写っているという皮肉なことが有ったこと。
色んな人が嘘をついていた。

これまでの捜査の流れから、アイヴィーは妊娠している事が判明し、
ミスコンに固執している両親から逃走していたことが分かる。
更に何と言っても海兵隊の一人と妊娠してしまっていること。
未成年だということで愛し合っているがマズイ事態に陥るも、
明日には18歳になるということで、全ては上手い方向へと向かい始めた。

■使用された曲

・The Thrill Is Gone (1969 Single Version) by B.B. King
・Green Onions by Booker T. & The MG’s
・Shake by Otis Redding
・Fancy by Bobbie Gentry

■出演者

ドワイト・ヘンドリックス (Jason Lee) メンフィス市警
チャーリー・ホワイト (Sam Hennings) “ホワイトヘッド”、ドワイト相棒
ディヴェイ・サットン (DJ Qualls) メンフィス市警・制服警官
ポーラ・アン・ヘンドリックス (Celia Weston) ドワイトの母
Sgt.JC ライトフット (Abraham Benrubi) メンフィス市警 (ジョディ)
レジナルド・グリーンバック (Leonard Earl Howze) メンフィス市警
Lt.ターニャ・ライス (Alfre Woodard) メンフィス市警・警部補

ジミー・マスターソン (Christian Clemenson) ミスコン統括者
アレックス (Sunny Mabrey) ドワイトの元妻
エリザベス・ハッチャー (Rhoda Griffis) 母
ジェス・ハッチャー (Kelli Goss) 妹、寄宿学校
グレン・ハッチャー (Jim Garrity) 父
アイヴィー・ハッチャー (Jennie Stumpf) 長女
ケイト・コールドウェル (Caitlin Custer) アイヴィーのライバル
— (Alix Angelis) Poised Girl / Screaming Girl
シリル・ヒューストン (Rob Boltin) 自殺しようとしていた
ボビー・ティム (Miko DeFoor) ケイトのコーチ
バトラー (Harold Evans) ハッチャー家の執事
— (Joseph Rene) 海兵隊
— (Heather Hickey) Lady Fiddle Player
ラリー・フランク (Brandon Hirsch) アイヴィーの彼、海兵隊
ビック (John Joly) “ビッグの店”
— (Kate Verdin) Lady Of The Night
クルーズ (Alexander Eldimiati) 捜査官
— (Krystal Hutzler) Beauty pageant contest
— (Benjamin C. Clement) 弁護士
— (Russell M. Haeuser) Biker Bar Patron
— (Amy Le) Pageant Girl
Mrs.J.C.ライトフット (Christine Standfill) 夫を刺して逮捕
— (Timothy A. Vasquez) 捜査官

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