[N] メンフィス・ビート ~南部警察 人情派~ Memphis Beat シーズン2 第1話 灰色のバッジ At the River

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第1話 灰色のバッジ At the River

脚本/Jan Nash
監督/Michael Katleman

【ストーリー】

遺体が発見され、現場には薬莢が落ちていた。
亡くなったのはドン・エクラー捜査官。ドワイトは彼の顔を見て
一緒に訓練したことがあるとし良い奴だったと語る。銃を抜いた
形跡がないというホワイト。サットンに目撃者は居たのか尋ねるが
まだ居ないという。犯人は銃を捨てた可能性が有るので全員調べろ
と語る。ドンの相棒は誰なのか・・そんな話をしているとターニャ
がやってくる。ドンは人と会っていたそうだとし、相棒のクレイが
車で彼を送っているのだという。そして第一発見者がクレイだという。
クレイは署で待機してもらっている事を聞くと、パトカーの記録を
入手して行動を洗おうという。しかしターニャは既に入手した事を
告げ、調査が入る前に調べる様告げる。ドンは内部調査の対象だった
という。一体何を調べられていたのか尋ねるが、開示されていない
という。死んだら時効ではないのかというが、ドワイトが内部調査員
と動いて警察として協力してくれというターニャ。ターニャはホワ
イトと行動するという。相棒はホワイトだとして別のヤツに頼めない
のかというドワイトだが、警察が殺されたのだとして妻に知らせない
と行けないという。ドワイトは私と来て後で調査員に報告してくれという。
今は接触させたくないのだという。ドワイトは仕方なくホワイトに
俺の車を使ってくれと語るとまずは犯人を捜そうと語る。

内部調査なんてばかげているというドワイト。だからあなたが関わって
無実ならば警察として敬意を払われるべきだというターニャ。

ドンの自宅に行くと、妻のステイシーと息子のジャックの姿が有った。
妻は夫に何か有ったと察する。その為にドワイトがジャックと相手
しているのでターニャに説明をしてもらう。

ドワイトはジャックが野球をしているのを知って野球の話から子供
に取り入っていく。ジャックはおじさんも警察なのかと問うとボクが
パパの銃に触れたから来たのかと問う。パパに叱られたのかと問うと
二度と触ってはダメだと言われたという。ドワイトはおじさんも小さい
時に銃で遊んでいて怒られたとし、アブナイので今度見つけたら
すぐに大人に渡すのだと教える。ドワイトはステイシーに対してドン
のことは残念だと語る中、ジャックが父親の銃に触れたのかと問うと、
夫はいつも銃には気をつけていた事を聞かされる。ターニャはドンの
交友リストをもらったので調査員と使ってくれと語る。

署ではドンの相棒のクレイから話を聞く。
決して彼の事を悪人にしようとは思っていないというドワイト。
ドンは至近距離から撃たれているので顔見知りによる犯行であること
を語る。心当たりがあるならば話して欲しいと告げると、2週間前に
いつものように彼と朝食を取っていた際に彼は「面倒を起こした」
と言っていたという。”ウイスキースネーク”というバーで揉めたと
言っていたこと。首になるとして恐れていたとし、ピリピリしていた
のだという。

ドワイトはクレア・ライアン調査員と会うと、彼女は食べながら話を
しましょうと語る。

その頃、バーで襲われたという”タイヤ販売店”のヴィクターから話を
利く。何故襲われたのか。袖無しのシャツの男に冗談でからかった
のだという。「ようタフガイ」って。それだけで3人の男に駐車場で
殴られたという。しかし逮捕されたのは2人だとすると、確かに3人
いたという。警察官が一人を連れて行ったとのこと。様子が変だった
とし、その男と警察は言い争っていたという。中背で金髪の白人男だ
という。
ターニャとホワイトはそれを利くが加害者を逃がしたくらいでは
首になるほどではないと語る。殺される程でもないなというホワイト。
車の防犯カメラから確認してとし他のフタらを逮捕した警察官にも
話を聞いてくれというターニャに「ハイ、ボス!」と語る。
するとターニャはあなたは昇格試験を受けたのかとし、次に受ける時
には休みを挙げるわという。何で俺を助けるのかという彼に、あなた
みたいな「お気軽な人」でもドワイトは有能だと言っているという。
それを聞いたホワイトは女であることを感謝しろと激怒。その態度が
問題だとし、私の課にはふさわしく無いという。あんたを追い出せる
なら喜んで手を貸すと語る。

ドンは白人至上主義者とかかっていること。彼らは銃を密売している
民兵組織だという。銃の隠し場所に関する情報が入って行ったら
もぬけの殻だったという。その情報をドンは知っていたのだとし、それ
で内偵を受けていたとのことだった。

■感想

GYAOさんがシーズン2も継続して無料放送してくれるみたいなので、
見てみようかと。

ドワイトという人物は顔形・額の髪の生え際からすると、ジョン・
トラボルタとブルース・ウィリスっぽさがあり、ちょっとナルシスト
っぽさを臭わすところはブルース・ウィルス色が強いのかなと思う所も
有るけど、いざ彼のキャラクターに触れていくと次々と味わい深さ
みたいなものが感じてくるし、このメンフィスという町並みの趣深さ
みたいなものを感じて、また他の刑事ドラマと違って良い感じかなと。
歌を歌う刑事というのも最初はきな臭さは有ったけど、慣れてくると
そうでもなくなった。

ただ不思議なのはこういうファミリー感溢れている街でも犯罪率が
高いところなのかな。南部で黒人率も高いし、色んな人種がいて
貧困率もある程度高いのだろうけど、なんだか良い感じにも思える
街でもやはり犯罪は起こるのね。

シーズン1からの変更は殆ど無いのだけど、ネイティブ・アメリカン
の血を引いているJCがクレジットされなくなったことかな。
まぁ殆ど現場に出ることなく、署で対応していただけだったけどね。

■気がかりな事

今回ちょっと驚いたのはホワイトとターニャの関係が気まずくなった
ことかな。ホワイトはベテランの刑事なので女性に対するちょっと
した差別意識みたいなものが自然に出ているのかも知れないけど、
ターニャが今回激怒する程に彼の悪態が目に付いたようには見えなか
った。ボスをボス扱いしていないことに憤りを感じたのだろうか?
ターニャの私生活で夫のカールからウンザリさせられるようなことが
有ったのだろうか。
そんなやりとりが冒頭から有ったのでヒヤヒヤしたのだけど、その後
はそれ程の険悪な雰囲気は無かった。

バーでケンカに発展したという男の供述からして、ケンカになりそう
もないところから争いに発展しているし、言葉とか態度が簡単に
怒りとして変換されるところは何とも血の気の多い人たちだね。

■警察官の不祥事?相棒の存在?

冒頭から刑事のドン・エクラーが殺害される事件として捜査
が始まった。刑事ドラマといえば何にも増して相棒の存在が欠かせない。
今回ドワイトはホワイトと組むのではなく、内部調査のクレア・ライアン
と組むことになった。ターニャとしては内部調査の動きも把握して
起きたかった部分も有るのだろうか。

何と言っても今回の流れから連想されるのはシーズン1では中途半端
な状態で終わっていた父親の本から出てきた大金の束のことだよね。
半分に切り取られていた札束は相棒であろう相手と折半したのかも
知れないけれど、殉職した父親の件にこのシーズンでは深く言及され
ていくのか。最後の警察官の葬儀の際には制服着用だということで
ポーラが父親の帽子をドワイトに持って来たところは印象的だった。

■先入観

警察官に疑惑の芽があることに対して内部調査部としては警察官の
不祥事を意識しての捜査だったし、ドワイトなど被害者家族と
関わりドワイトもまた父が殉職者だということも有って、警察官の
家族の名誉を守るために奔走していた印象が有る。

・クレア・ライアン役

内部調査官のクレア・ライアン役の女優Beau Garrett。
何処かで見たなと思っていたら「クリミナル・マインド 特命捜査班
レッドセル」
のジーナ役の人だね。

■白人至上主義

黒人の方が割合多いところにはこの手の人たちは多いのか。
結局事件に関わっていたのは、ドンの従兄弟のジョーイで、銃の密売
などに関与していた。近々大規模な計画があるとのこと。
白人至上主義のリーダーの公判が近いうちにある為に、その公判の
判事を殺害しようとしていたものだった。

使用された銃弾は防弾チョッキを貫通する徹甲弾が使用されていた。
その弾を使うモノや関係者が一人ずつ捕まえていく中で最後に逮捕
されたのがジョーイだった。兄の様に慕っていた男を殺害した現場に
連れて行き自供させた。

テーマとしてみると「勇気と不安」なのかな。
不安だから銃を持ちそして発覚することを恐れて殺害するという
実にくだらない目的で事件に発展してしまうものでした。

■出演者

ドワイト・ヘンドリックス (Jason Lee) メンフィス市警
チャーリー・ホワイト (Sam Hennings) “ホワイトヘッド”、ドワイト相棒
ディヴェイ・サットン (DJ Qualls) メンフィス市警・制服警官
ポーラ・アン・ヘンドリックス (Celia Weston) ドワイトの母
レジナルド・グリーンバック (Leonard Earl Howze) メンフィス市警
Lt.ターニャ・ライス (Alfre Woodard) メンフィス市警・警部補

クレア・ライアン (Beau Garrett) 内部調査官、5年警察官を務める
ステイシー・エクラー (Ali Hillis) ドンの妻
ジャック・エクラー (Connor Gibbs) ドンの息子
ジョーイ・エクラー (Eric Jungmann) ドンの従兄弟
クレイ・ウィリアムズ (Drew Powell) ドンの相棒の刑事
ヴィクター (Garrett Kruithof) タイヤ販売、バーで襲われた
リチャード・ターナー (Scott A. Martin) 恐喝罪で一年服役
トラビス (Christopher Berry) 銃弾の製造をしていた
ウィンスロー (Vernel Bagneris) 判事
ジェイコブズ (Felder Charbonnet) 捜査官
— (John C. Klein) 捜査官
— (Logan Douglas Smith) Detective Jones-Irish wake attendee
— (Darren Sumner) Off-duty cop
— (Timothy A. Vasquez) 捜査官
— (Wayne Webb) Diner Patron
— (Elizabeth Rose Young) 捜査官
— (Mark A. Brooks) Bass – Dwight Hendricks Band
S.ギルバート (James Lesley Taylor) 捜査官
— (Andrew j Spinks) White Supremacist

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