CSI:科学捜査班 シーズン14 第19話 迷子の殺人者 The Fallen

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第19話 迷子の殺人者 The Fallen

脚本/Deanna Shumaker
監督/Louis Shaw Milito

【ストーリー】

ラッセルはベガス署にやってくるとヒューズ警部補に自動車泥棒に
ついて容疑者の取り調べはどうなったか尋ねる。イタズラっ子が
ホークカ議員の新車をお釈迦にしたというもの。
その容疑者ジェイコブ・ベイカーは先日飛行機にレーザー照射を
して連行された青年だと分かる。ニックの説教が十分じゃなかった
のか・・・新車の無念を晴らすという。
一方デブラはブレイク巡査に対して受付のドーランと交代する様
告げる。
デブラとブレイク・・・実は夫婦でケンカしていたものの仲直り
した状況だった。
ブレイクが受け付けで対応に回る際、少年が突然署内で発砲し、人質
を取っては次々と署員に向けて発砲していく。
ジェイコブを取り調べ中のラッセルの元に犯人が入っていくと、
ジェイコブにも銃弾が被弾する。

テレビニュースでもベガス署での事件が報道される。
鑑識などラボで働いていたものは人ごとのようにテレビで事件を
知るほか無かった。これは本当のことなのか・・ラッセルが人質に
なっている。我々はCSIとして出来る限り事をしようと語り合う。

ブラスは市長と連絡を取り、現在分かっているだけで死者は一名、
負傷者は4名。狙いは警察のようだと語る。デブラ警部補は夫が
撃たれたと知り病院へと向かう。

ラッセルの元にブラス警部は電話する。
犯人の少年はラッセルに銃を向けて電話に出るなという態度を見せる
が、今この電話に出ないと死んだものと判断され警察は取調室を
蜂の巣にするという。死ぬ覚悟は出来ているという少年。
ドーランはいつでも行けるというが、ブラスはまだ突入の段階では
ないと制止する。ラッセルはジェイコブには関係ないことだろうと
して自分が容体を見るので許可するよう求める。
ジェイコブを止血する中、ラッセルは少年に名前を尋ねる。
少年は名前に答えようとせず、ラッセルに対して何故制服でもスーツで
もなく銃も持っていないのか尋ねると、私はCSIだからだと語る。警察
に恨みがあるんだろうと尋ねる。

一方ジムたちはTech班たちが取調室の監視カメラ映像にアクセスを
試みる。
ラッセルはジムとの電話に出る中、ジェイコブが被弾しているが、
銃を持っている少年が医者に診せることを反対しているのだという。
ジムは少年に対して君の要求は何かと尋ねると何も無いというが、
ラッセルが改めて要求を問うと、パソコンだという。ジムは少年に
水や医療キットを運ぶことを告げる。

一方モーガンはアルの元にいくと弾丸は取り出せたかと尋ねる。
ラッセルは無事のようだと語る。被害者のマツダ巡査のサイフには写真
が入っていて4人の男の子が写っていた。まだ公表は出来ないみたいだ
というモーガン。そんな中アルは銃弾を取り出した事を告げ、9mmだと
語る。

サラは病院にいると、ブレイクの元にデブラがやってくるのを見て
声を掛ける。現在彼は手術室にいる事を告げる。
デブラはまた上手くいけそうだったこと。ケンカが絶えなかったが
何とか乗り越えて二人で将来の計画を立てていたという。きっと助かる
と信じなきゃダメだというサラ。

グレッグは防犯カメラ映像(2014年4月3日、12:28)を見て居た。
ようやく取調室のカメラ映像と繋がったのだった。
ジムは次にどうやってラッセルを無事に助けるかだとし、映像では
声までは聞こえなかった。技術班はエピネフリン注射の中に音声マイク
を仕組んだことを語る。ラッセルにそのことをどう気づかせるかだと
いうと、グレッグは自分が引き渡す際に話をすると語る。

中の少年たちに必要なものを持って来たとして声を掛ける。
取調室の周りは防波堤のように盾を持ったものたちが取り囲んでいた。
グレッグがものを持って来た事を告げると、少年はラッセルに銃を
向けて取ってこいという。相手に銃口が向いていることは赤いレーザー
照射が物語っていた。主任に対してエピネフリンにマイクが仕込んで
いる事を告げ、マツダ巡査から摘出した銃弾からは手がかりがないと
いう。ホシが捨てた銃は持ち主が何度も変わっていて分かっているだけ
でも7人に渡っていた。最後の持ち主はアリゾナに住むホランド・ウォー
カー(48歳)、スコッツデールに住んでいる人物が去年手に入れたもの
だった。

ラッセルは少年が首から下げて手にしているメダルを見て聖クリストフ
ァーのものなのかと尋ね、私も持っていたという。妻がくれたもので
職場でのお守りだという。ラッセルに対して少年は「話し合おうとし
作戦」は通用しないと語る。打たれた被害者であり容疑者のジェイコブ
はお前が自爆テロならなんでお前自身生きて居るんだと語る。
ラッセルは悲しませたくない人がいるのだろうとし、心配してくれる人、
そのメダルをくれた人ではないのかと語る。
少年がエピネフリンに興味を持って調べ始めた為に、ラッセルは
ジェイコブの治療に水が必要だとして取ってくれと頼む。そして
血の付いたペットボトルには少年の指紋が付着していた。
ニックはそれに気がついて照合できるかという。
ホッジスはフィンに対してボクに不可能の文字はないとして照合する。
すると少年の名前はマーク・パウエル(16歳)。少年犯罪歴に関しては
アクセスが出来ないようになっていた。詳細に答えがあるかも知れない
というホッジスとフィン。今の住所と犯人の母・シンシア・パウエル
の名前が書かれていた。

シンシアと連絡を取り署にやってくる。
母親もショックを受けていること。自宅に銃はなく、どう銃を入手した
のか見当も付かないという。少年は自宅にある白いバンを使って
過ごしていて、あまりコミュニケーションがない事を語る。

■感想

突然ベガス署が無差別銃乱射事件の舞台と化してしまう。
犯人はまた16歳の青年。
死を覚悟して立てこもる青年の危険性を感じながらも、立てこもり
が長くなるにつれて少しずつ人間としての本来の姿を取り戻していく
という辺りがまた何とも言えないものでしたね。

正直冒頭から嫌な態度で接するドーランが怪しすぎると思っていた
だけに終盤までドーラン容疑者(首謀者)説を引っ張った流れはよく
出来ていたと思う。

長年ベガス署に仕えてきたミッチが撃たれていたり、マツダという
名の日系人が殺されてしまうところなど、見て居るものとしては
辛いこと。

結局最終的には殺されてしまうというオチだったけど、生きて居ても
正直この青年マークに良い事は残っていただろうか。
幼少期から既に絶望の縁に居る彼が大事にしていた人・エリオット
を殺されてしまい母親の愛情でも立ち直ることは出来なかった。

ニックはそんな母親の苦労を知ってか知らずか、親として対処すべきだ
ったとして激高していたけど、決して何もしていない訳ではなく、
寧ろ、心理療法、色んな課外プログラム、警察の青少年キャンプに参加
し、教会にまでいくようになっていた。そしてそんな青年の心を
誘導したのが誰でもなく、ベガス署のデブラ警部補だったということ
が何よりも後味の悪いものにさせた。

サラとしても彼女のケアに当たっていたのに、結局ドミノを倒し
始めたのがこの女性だったという辺りが皮肉な感じ。

デブラ役のScottie Thompson

もう何度か取り上げたけど、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」
トニーの恋人役・ジャンヌ・ブノア役を演じていた彼女。
シーズン4から5に渡る際に、一つの岐路を迎えていたよね。

■CSIとしてやれるべきこと

確かにブラス警部たちと現場に踏み込むことはあるけど、CSIはやはり
基本的に銃器を持って敵に立ち向かうのではなく、科学を使って
犯人を有罪に導くために物証を見つけていくことだ。

今回は防犯カメラ映像から、犯人の指紋を検出して、身元を割り出したり
そんなマークがパソコンや携帯をしきりに気にしている状況の中に
どんな事情が込められているのかを探ることになる。

監視カメラが幾ら解像度が高くなっても指紋まで分かる程に解像度が
高くなるものだろうか?

マークの家のパソコンからは2013年10月16日の頃から、
LookingGlass419(ミラー419)という人物とMPOWELL89との間でやりとり
が有り、最後のやりとりは2014年3月24日だった。
(因みに事件の決行日は2014年4月3日。)

結局事件解決は時間の問題でパソコンの送信内容、そして送られていた
場所を特定して、ミラー419が誰なのかということを見つけ出す
ことで解決した。

何度となくブラス警部は犯人の青年を殺すチャンスにもそれを止めて
押さえたのに、最終的にはやはり射殺されてしまうというところが
切ない。社会性病質者にはそう言う自殺願望が有り、最終的には
殺されるようなことが、「クリミナル・マインド」なんかではよく
見られるのだけど、彼はエリオットの件で自制心をもつ為に持たされた
聖クリストファーのメダルを掴もうとした瞬間に銃を取り出すのでは
ないかと疑われて、射殺された。

世間は息子を殺人鬼のように報道することを嘆く母・シンシアに対して、
ラッセルは気持ちの整理が出来ず混乱して苦しんでいただけで根は
悪い子ではないと語っていた。世間が何と言おうと神は彼の事を正しく
評価し許してくださるというラッセル。

シーズン14は青少年犯罪が多いな。
そして親子問題・家族問題が引き金となっている事件が実に多い。

自動車泥棒として事情聴取を受けていたジェイコブはS14-12で
レーザーポインターを飛行機のパイロットに照射して遊んでいた子。
犯罪予備軍であることは明らかなので、なんとかして悪の道に進まない
ことを祈るのみか。

■使用された曲

・Who Are You by The Who

■出演者

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI

マーク・ポウエル (Brendan Meyer) 16歳、犯人
ロバート・ドーラン (Billy Miller) 捜査官、巡査
デブラ・ヒューズ (Scottie Thompson) 警部補
ジェイコブ・ベイカー (Matt Shively) 自動車窃盗、マークに撃たれる
シンシア・パウエル (Stephanie Michels) マークの母
ダン (Jeff Pierre) 捜査官、巡査、ニックが内通者がいる事を話す際に席を外す
ブレイク・ヒューズ (Mike Faiola) 捜査官、巡査
— (Ali Chen) Female Civilian
本人出演 (Paula Francis) 報道
— (Kelly Bacon) 看護師
— (Beth Bryson) 看護師
— (Devin Chite) Family Portrait Boy
— (Brett Edwards) SWAT Officer
— (Alexander Harris) SWAT Officer
— (Aidan Nagle) SWAT Officer
マツダ (Stephen Oyoung) 捜査官、殉職、子供が4人
— (Lisa Dawn Rogolsky) Civilian

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