CSI:科学捜査班 シーズン14 第7話 捜査官の鉄則 Under a Cloud

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第7話 捜査官の鉄則 Under a Cloud

脚本/Elizabeth Devine
Richard Catalani
監督/Brad Tanenbaum

【ストーリー】

雨の中現場からラボに戻ろうとしているグレッグに対して、サラから
電話が鳴り、帰りにRJでベジタルバーガーを買ってきてと頼まれる。
更にモーガンも同じものを買ってきてとし、フィンはグリルチーズバー
カーをと頼む。
その頃国立気象曲ではラスベガス市街地及び郊外に鉄砲水警報が発令
された事を告げ、最大22mmに達することが報道される。
クラーク郡洪水対策センターでは降水量の増加に伴う貯水池の氾濫
に警戒をしていた。
ヘンリーはみんなの元に戻ってくると外は大荒れだと語る。サラは
ホントに凄い状態だという。モーガンはグレッグにご飯を頼むなんて
悪い事をしたかなというと、サラはグレッグは泳げるから・・と
ジョークを飛ばす。ラッセルは今夜は冷蔵庫のモノで我慢することに
なりそうだとみんなに語る。ヘンリーは前にも有ったことなので平気
だというとモーガンは私のを食べたからだという。
そんな中警察が頭部に不審な外傷を負った男性を放水地から引き上げた
という。事件として扱うことになったというラッセル。サラの番だと
して雨の中出て行く事になる。

被害者は30代男性・低体温症と頭部外傷、死戦期呼吸を確認、脈は微弱、
血圧も出ないという救命士たち。そんな中その男性を連れてここ出て
くれというサラ。サラが開けた男性のカバンの中には爆弾が入っていて
作動していたからだった。しかも救急病院では嵐で電源が落ちる。

爆弾処理班のアンソニーがサラの元にやってくる。
君の変わりに今から爆弾を受け取るからこれだけは守って欲しいとして
ボクが指示をするまでは何もしないでくれという。カバンの下に手を
入れるとアンソニーはそれを受け取る。ボクが外に出るまではジッと
していてくれと。爆発物を容器に入れて容器中で爆破させるというと
サラは残骸を渡して欲しいと頼む。
そうしている間にも電源が回復して室内が明るくなるのだった。

雨の中ラボに戻って来たグレッグに声をかけるものが居た。
訴状の召喚状を運ぶ郵便屋だった。
ラッセルの元に行き訴状が渡されたことを語るグレッグの前に
弁護側の犯罪学者というジェニファー・ローズが来ていた。
2006年のガス・エリス事件の証拠を再調査しに来たのだという。
ガスはクレア・ギブソンを強姦・殺害した罪で終身刑を受け現在7年
服役しているという。DNAが根拠の事件だったという。イノセンスプロ
ジェクトの対象になった事件で被疑者のジーンズと下着のタッチDNAを
抽出したら性犯罪者のものと一致。クライド・マローニのものだという。
2006年当時タッチDNAの精度は低かったことを語るグレッグ。マローニは
自白した為に終身刑を受け入れたが、ガスは答えを求めているのだと
いう。彼の弁護士に調査を依頼されたとのこと。彼の無罪は科学技術で
証明された訳でしょうとすると、何の訴訟なのかと言うと、事件の
一週間前クレア・ギブソンは男が寝室の窓から覗いていると警察に
訴えたという。ガス・エリスはそののぞき魔と特定されそれに加えて
ギブソンの殺害現場から911に通報したのも彼自身だという。窓から
ギブソンの部屋を覗いていたら倒れているのが見えたというもの。既に
死んでいたと犯人自身が証言していること。その日のウチに逮捕され
たが判断が速すぎるという。エリスはギブソンの訴えがきっかけで
覗きの被疑者されその一週間後に彼女の殺害現場から通報してきたこと。
指紋・精液もエリスが室内にいたことを示す証拠はないというローズ。
しかしガイシャの傍にバールが落ちていてエリスの血が付いていたと
いうグレッグ。エリスは室内に入ってないとし、バールにも触れては
いないという。バールの血はねつ造だという。エリスは血液サンプルを
取られたこと。現場ではそれをグレッグが受け取っていること。フィン
とローズがこの事件を調べ直すのでグレッグはそれまでデスクワークだ
というラッセル。

サラの元にブラス警部がやってくる。意識はまだ戻っていないという。
サラはまだ手が震えていることを語る20分の絶望の中、人生で何が
大事か考えたという。爆弾は安全に処理され残骸をホッジスに回した
という。警察が放水路を調べていること。水温が10℃ならば10分で低体温
になるという。身元を確認出来たとし名前はウォレン・ハケット、ジョ
ージア州アトランタだという。しかし別人だろうとし、住所は473スノー
ドリフトレレートだという。如何にも嘘くさい地名だという。警察は身元
をマスコミを通して市民に呼びかけるという。

サラはモーガンの元に戻る。バラバラにはらなくて良かったという。
バーガーは冷蔵庫に入れて置いたとのこと。爆弾犯が何処を狙ったのか
突き止める為に市内全放水路が乗っている血がを持って来たという。
男が落下したのは多分ターゲットの近く。サラは私が犯人ならば人が
大勢のところを探すとし、狙いかカジノだという。犯人が流れ着いた
場所から上流にはタンジールズ、クイーンリージェント、メディテレニ
アンがあるという。

■感想

今回は二本立て。
嵐の夜に発生した放水路での遺体を担当するエピソードと、
グレッグが新人の頃(2006年)に担当した事件の再調査を求められる
というもの。

過去の事件が引き合いに出されるのって当時担当したものにとっては
辛いよね。何と言ってもそこまで詳細に覚えている訳ではない事件で
あり、捜査されている間にモヤモヤした気分をずっと引きずったまま
で居なければならない。
その調査をしなければならないチームのフィンとしても辛いところ。

みんなこの一夜を通して、人生というものを改めて考えさせる流れ
が有ったのではないかと。

■事件ファイルA

放水路で見つかった重傷の男性。見つかった当時はまだ息があり
救急として運ばれるが、持ち物の中には爆弾が有った為に
その爆弾のバッグを開けてしまったサラとしては大変な一夜を過ごす
ことになる。ただ結果的にこの爆弾は偽物だったけど、
偽物に振り回されたということで、架空の事件を追い回すハメになった。
メディテレニアンをずっと強請っていたアルメニア系の犯罪組織を追う
ために潜入捜査していた人物。
その人物がずっと病室で唱えていたのは”マルガリートカボウカン”。
サラが翻訳アプリを使うとアルメニア語であることが分かり、
カボウカンはパールという意味だという。
結果として彼はロイヤル通りとパール通りの交差点のことを言っていて
そこでアルメニア系のツテと接触していたことが判明する。

サラが落ち込んでいるグレッグに対してテロの容疑者だった際の
ハケットがパールロイヤルと何度も唱えていることに関してストリッパー
の名前みたいだねと語っていた。

ホッジスは爆弾の残骸を元に爆弾と同じモノを復元するというなにげ
に凄い事をしていたな。ヘンリーもその流れに乗せられていたけれど、
結果としてこの流れも偽物だった為に無駄骨に終わる。

FBIも捜査の為とはいえ罪な人たちだね。
少なくともテロリストが関与しているという緊迫感が流れた際に、
早々に事態の収拾を図るべきだったんだよね。

■事件ファイルB

グレッグが2006年に担当した事件を巡り再調査。
グレッグがミスなり不正をしたのではないかと疑われて、弁護側の
犯罪学者のジェニファー・ローズから調査されることになる。
もしもグレッグの捜査が少しでも不手際だったことが分かれば、一発
でキャリアが終わるという状況の中でフィンが彼女と共に捜査を
しなければならなくなった。

フィンはシカゴ時代にラッセルによって同様のことをされたという
ことで、その辛さは分かるとしながらも、グレッグがキャリアの話
をした途端に、「無実の罪で服役した人が居るのに自分の心配か」
と語るフィンの手厳しさ。
ヘンリーは逆にそんなフィンに対して「グレッグは一番の正直者で
優秀なCSI捜査官。事件をねつ造する訳がない」
と語っていた。

フィンが調査したのも彼女がチームに入る前のことなので選んだ
のかな。大抵身内はまず保身に走るので捜査に加えないけどね。

結局当時のことを調べる為に写真を引っ張り出して調べると、
現場のバールが動かされている事が分かる。
その時、エリスの血液サンプルを受け取っていたのはウェンディ・シムズ
だということで懐かしい名前が出てきたなと思ったけど、結局犯人は
警察体験プログラムで現場に居たヤンシーという新人警察官が、
死体を見たいとして室内に入ったことが原因だったようだ。

手順を守っていたグレッグに非はなく、手順を守らなかった新人が
ミスをおかしていたけれど、ヤンシー自身はそう悪い人ではなさそうで
犯してしまったミスに取り返しが付かない表情を見せていたね。

その後フィンは謝罪もせず、グレッグも仕事なので仕方ないと思って
いたのかな。RJでグリルチーズを奢ることでチャラにするのか。

・ジェニファー・ローズ役のLea Thompson

wikiを見ると「ジョーズ3」でデビューって書いてあるね。
確か海洋生物パークの生物学者役で、主人公の恋人役だっけ。
子供の鮫を海洋パークに捕まえてしまったので、母親の鮫が
海洋パークに襲いかかってくるという凄い映画でした。その後の
鮫鮫鮫シリーズは凄いですよね。
「トム・クルーズ/栄光の彼方に」でのトムとの絡みのヌードシーン
とかめっちゃ綺麗な時代のLea Thompsonが脱いだ!ってことで凄い
衝撃な映画だったな。
でもLea Thompsonの代表作と言えばやはり「Back to the Future」
のマーティの母親・ロレイン役かな。

■使用された曲

・Who Are You by The Who
・Radioactive by Imagine Dragons

■出演者

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI

ジェニファー・ローズ (Lea Thompson) 弁護側・犯罪学者
アンソニー・ハースト (Jason Gerhardt) 爆弾処理
ヤンシー・ランガー (Derek Smith) ベガス署警察官
ベン・パーカー (Derek Webster) FBI捜査官
テリー・ロイス (Deidrie Henry) CSI、化学専門
Dr.ローニス (Assaf Cohen)
— (Mike Moonves) EMT
シェリー (Shelli Bergh) 看護師
ジョン・ドゥー (Scott Connors) アーマン・アガキアン、アルメニア系
— (David Figlioli) Green Poncho
本人出演 (Paula Francis) リポーター
— (Jeffrey D. Stevens) ER Nurse
— (Bradley Orok) Armenian Mafia
— (Paul David Roberts) CSI Tech

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