見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ The Whispers 第6話 対峙 The Archer

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第6話 対峙 The Archer

脚本/Alison Tatlock
監督/P.J. Pesce

【前回までのあらすじ】

クレアは示し合わせたように子供がドリルの話をすることを知る。
ミンクスが選ばれたのはオレのせいだというウェス。ヘンリーは
ドリルがパパに遭わせてくれたと語る。彼は別人となりショーンは
ウェスを見てあなたとは友達ではないみたいだと語る。ウェスは
もう一度砂漠に行くと語る。答えがあるはずだと。そしてそこで
フルグライトを見つけるが・・

【ストーリー】

フルグライトを軍の貨物機に乗せて持ち替えるウェス。アンドリュー
空軍基地への着陸態勢に入るとアナウンスがあり揺れるので座って
シートベルトを付けてくれと。着陸は30分後。ウェスはフルグライト
に触れようとして近づくと思わずはじき飛ばされる。

クレアはヘンリーの部屋を監視カメラで見張っていた。
すると突然先ほどまで写っていたヘンリーが居なくなり家中を探して
回る。焦って探す中二階で物音を聞いて急いで近づくとクレアの部屋
のPCを見て居た。よく眠れたかと声を掛けるクレア。ヘンリーは
この画像の子達をみんな知っているとしドリルの友達だという。
ミンクスはウチまで来たよねと語る。何で写真を持っているのかと
問われ、ママもドリルを知りたいのだという。彼はどうやって友達
を選んでいるのか。他の子はいるのかと問うとドリルの友達はいっぱい
いるという。

ミンクスはパパに遭いたいと電話で語る。ママと楽しくしているかと
いうウェス。今何処に居るのか?オフィスなのかとミンクスから
問われるウェスは遠いところだとし特別な場所としか言わなかった。
秘密なのかと問うと帰った時に続きを話すとミンクスに語る。
ウェスは国防総省秘密軍事施設(DOD Black Site)にいた。
ミンクスはドリルに場所を聞き出せなくてゴメンと語る。

タリー博士でフロマーたちに連れられてやってくる。
ウェスは博士と会う。私のように宇宙研究に人生を捧げていると
かなりの確立で変わり者と出会うと語るとフロマーは政治も同じだ
と語る。ウェスはご覧になるかとしてフルグライトを見せる。
タリー博士は信じられないとして、見た目は隕石だが解明してない青い
光。今まで一度も見た事がないという。電気をため込んでいるのだと
いうウェス。触ったのかと問われると乱気流に揺れた時に触れたとし
まるで物体が自己防衛してるようだったという。歴史的瞬間だという。
過去に作られたものは歴史、これは未来に関わるというフロマーは
求めるのは答えだと語る。兵器なのか船なのか、何処から来たのか、
どのようにして来たのか。重大案件であり、情報は持ち出さないよう
告げる。

ショーンに遭うクレア。
ヘンリーは貴方に会いたがっていることを語る。しかしショーンは
何も思い出せていない事を語る。その内思い出せるというクレア。
ショーンのタトゥーのことを尋ねる。ヘンリーの話ではドリルに
接触した子がまだ他にもいるとし、あなたの力でドリルと遭いたい
とするが、悪いが今のオレは独特な感覚が有って引っ張られるのだ
という。みぞおちの奥まで手を突っ込まれて引っ張られている感じ
だとすると、夕べからのもので、前にも同じ感覚を味わったという。
マリの砂漠の時とのこと。ウェスが昨日マリに行ったというクレア。
目的は?分からないと。何か見つけた?と問われるとこれから遭うと
いう。私なら平気だとするが、心配はそれじゃないというショーン。

■感想

いよいよ理論では説明出来ないということで、宇宙研究に人生を
捧げているというタリー博士という人物が登場。大抵こういう
研究者は男性が多いですけど、女性というのは珍しいですね。

驚くべきは勝手にショーンを医療刑務所から出してしまう流れか。

ドリルを見たという子供たちを集めて話し合いをさせることで、
「子供は一人ならば秘密を守れるが友達が居ると隠すのが難しくなる」
という心理をついて話をさせるという手段に出たところは上手いけど、
これまでドリルの秘密を話した子供は「負け」の烙印を押されて
望みが叶わなくなるというペナルティめいたものが無かったっけか。

クレアは原発で騒ぎを起こしたショーンやヘンリーの身内だという
ことで捜査からはハズされるも、一番ドリルと子供の関係に精通して
いるのが彼女なだけ有って、それもまた難しそうだ。

それにしてもまるで何をしようとしているのか分からないな。

■ドリルの動き

ドリルが何をしようとしているのか突き止めるのが難しい。
クレアはドリルが子供たちを誘導していることを知るが、その先に有る
ものまでたどり着くことが出来ずに居る。

クレアはドリルはウェスがアフリカのマリに行くようよ仕向けた
のがレネーの息子のイーサンだろうと思っている事。
そしてそこで見つけたものをドリルは運ぶ様に仕向けているとし、
その理由を突き止めないと手遅れになると語っている。

持ち帰ったものはフルグライト(閃電岩)。
フルグライトなんかで調べると、サハラ砂漠で見つかることが多く、
カミナリが砂に落ちて出来たものだけど、カミナリが落ちても滅多に
形成されないそうだ。
ただし現在の科学をもってすれば、人工ダイヤモンドが作れるように
フルグライトもまた人工的に精製できるようだ。

■子供のボス・ミンクス

クレアがレナに対して、子供たちの集まりの件を話してミンクスの
参加を促すものの、彼女は拒否した。
娘を守りたい為のもので知らない人の子供の中に入れたくないという。
娘は傷つきやすい時だとするけど、自分が一番傷つきやすい性格を
しているよな。

■集まった子供たち

ルーカス
ジェーン
ケリー
ハーパー
イーサン

大人達は相手も見えず声も聞こえない相手からどう守るのかという質問
が有る。

ドリルは大人が嫌いだということ。
ドリルは隠し事が嫌がること。

ドリルはみんなの望みを聞いたが、ドリルが求めているのは何なのか。

会話しているウチにドリルが接触してきて、ドリルの電源によると
クレアでは勝てないと語っている。
まぁクレアがゲームをしているのかどうかは謎だし、勝手にドリルが
ゲームと称して始めているだけだけどね。

■ドリルは電気を集めている

サーモグラフィにエネルギー体が写っていた。
電気を集めているだけでなくまるで食べ物を探しているかのようだという。
メルトダウンで汚染がなかったのもドリルが吸収したと思っている
ようでドリルの食べ物になっていることを掴む。

■フルグライトのサンプル

鉄とニッケルとイリジウム、内側には何かの鉱物が付着していること。
移動中に様々な物質が付着して外郭が形成されたのだという。
アルミニウムやチタニウムなど・・
あの岩が射手座のカイ星を通過していることが分かる。地球からは
220光年で、岩は船の一種だろうとのこと。

またタリーが調べていると微弱の周波数が流れていることから交信して
いるであろう事を知る。

■フルグライトをショーンに触れさせる

ウェスが触れた時には吹っ飛ばされたけど、ショーンが触れると記憶が
蘇った。嫌なことも含めて全て思い出したのかな。

■レナがゲームに参加

ミンクスを通してレナがドリルと交信。その結果、ゲームへの参加を
認められる。

■使用された曲

■出演者

クレア・ベニガン (Lily Rabe) FBI捜査官
ウェス・ローレンス (Barry Sloane) レナの夫、国防総省の特別プロジェクト
ショーン・ベニガン (Milo Ventimiglia) John Doe
ジェサップ・ロリンズ (Derek Webster) FBI捜査官
ミンクス・ローレンス (Kylie Rogers) レナとウェスの子
ヘンリー・ベニング (Kyle Harrison Breitkopf) クレアの子、病気で手話
ハーパー・ウェイル (Abby Ryder Fortson) 子供

フロマー (David Andrews) 国防長官
ハリソン・ウェイル (Jamison Jones) ハーパーの父
Dr.タリー (Gwynyth Walsh) 宇宙研究
イーサン (Terrell Ransom Jr.) レネーの息子
アレックス・メイヤーズ (Alan Ruck) Executive Director
レネー (Catherine Lough Haggquist) 国防総省、ウェスの秘書
— (Curtis Lum) Rock Scientist
ジェーン (Maeve Dudley) 9歳の少女
メグ (Ona Grauer) ジェーンの母
ルーカス (Arien Boey) Freckled Boy
— (Loretta Walsh) ルーカスの母
— (Ken Tremblett) ルーカスの父
ケリー (Olivia Dewhurst) 少女
— (Jessie Fraser) ケリーの母
— (Daryl King) Tech
— (Chantele Francis) Tech
— (Romuald Hivert) Armed Soldier
レナ・ローレンス (Kristen Connolly) ミンクスの母

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