第3話 導かれた先 Collision
脚本/Dean Widenmann
監督/Charles Beeson
【前回までのあらすじ】
アマンダはハーパーに誰と話をしているのかと問うとドリルだという。
友達は光から話しかけるとクレアに語る。ジャクソン・ベリングスは
一ヶ月前に手製の爆弾でウエスティングス社を爆破したこと。空想上
の友達ドリルの指図だという。Mrs.ベリングスは通りの向こうに男が
見て居た事を語る。ジェサップは空想上の友を装って子供を操っている
のだという。クレアはジェサップにそれが夫のショーンかも知れない
ことを語る。マリアは夕べ見た患者だとし3ヶ月の記憶がない事を聞かさ
れるクレア。ショーンは夢を見たが意味は分からないが重要だという。
ミンクスはドリルから迷路に誘われるがゴールは?と尋ねる。
マイヤーズは8歳の女の子が機密ファイルにアクセスしたのか?と。
ショーンは生きて居るのに何故帰らないのか。レナはウェスに対して
あなたが彼女とあんなことになって何もかも滅茶苦茶だという。
ショーンはマリア先生に対して銃を向けるとやることがあるので
手伝ってくれと語る。
【ストーリー】
ヘンリーは木の下で一人戦闘機のプラモデルで遊んでいた。
クレアはその頃、ショーンのバックパックの中身を調べていた。
その荷物を調べると当時のことを思い出す。
— 3ヶ月前 —
ショーンに何とか言ってとしこんな状態でいかないでくれというクレア。
もう耐えられないというと2年前にヘンリーの耳が・・・その事は
責めていないという。私達話し合いも出来ないのかとクレア。出来なく
なった理由は自分の胸に聞けと言うショーン。相談も無しに任務に志願
して出て行くなんて酷いとし、話し合おうという。逃げても解決になら
ないとすると、ショーンは解決する気はないという。今まで一緒に乗り
越えて来たでしょというクレアに対してだったら何であんな事を
したのかというショーン。一つだけ答えろというと、「ヤツを愛している
のか?」と問われる。「いいえ」と答えるがショーンはちょっと考えたな
という。ヘンリーには何と言えばいいのかというと、ショーンはヘンリー
の枕元に戦闘機のプラモデルを置いて行く。
— 現在 —
ウィリーは娘のクレアに仕事はいかないのかと問うと、行かないという。
あの人が生きて居たのだとしショーンだという。信じられないだろう
けど私はショーンを見たとし彼も見たがまるで私の事を知らないよう
でジッと見て居ただけだという。2日前にショーンを診察した医師から
話を聞いたら記憶喪失だったという。だから家に帰ってこないみたいだ
という。前にヘンリーのことで自分を責めていたというと、彼を責めた
のはあなたの方だと言われる。「決断するのは簡単、結果を受け入れる
のは難しい」というクレアはあの時は私達は未熟で完璧ではなかったと
いう。それでも戻って来たのだという。あの人がしたことを聞かされたが
信じられないとし何が有ったか突き止めないといけないという。
ジェサップはマイヤーズに対して周辺80km圏内の捜査をさせているので
見つかるのも時間の問題だろうと語る。マイヤーズはクレアはどう受け
止めているのかと問うと出勤せず電話にも出ない状況だという。身内が
関わっていたら分別を無くしてもおかしくはないというと、この件は
ジェサップに任せるとし、君が追っている容疑者は同僚の夫で死んだと
思われていた人物だという。そして彼が有罪かは君の捜査で明らかに
なるが、クレアを責めるなとしそれぞれ自分の仕事をしろと語る。
国防総省勤務のウェスは、ショーンとの交信が途絶えたときの管制塔と
の通信記録を聞いていた。「JAG37、当機は航路を逸脱している。
ショーンは高度が落ちているとし急降下しているのだとして、緊急脱出
する」と語り、その後はノイズ音が聞こえていた。
レネーはウェスに対して会議の準備が出来たと呼びに来る。
ウィラはウエスティング社の防犯カメラ映像を受け取ってきたとし
一ヶ月前のVTRに手がかりがあるのかという。ショーンは高度な訓練を
受けた軍人なので何処にでも隠れられるという。過去を遡り目的を突き止め
たいのだという。ミゲルはウェスが語っていた「誰かの行方を追うならば
行った場所を辿れ」ですねと語る。
■感想
やっぱり面白くない(笑)
なんで子供にそんな酷いことをさせるのかってところが解せない
のだけど、そんな行動を起こす子供たちがあんまり可愛く感じられ
ない。大人が用意したセリフを語っているからだろうか。
「4400」で女の子が意味ありげなことを語っている時にも、なんか
邪魔くさいなと思っていたけど、今回は子供だらけ。
別に子供嫌いじゃないけど、何故子供にそこまでの重責を担わせている
のか。結局中東のアヤシイ流れと、原子力に対する世の中への功罪
なんかを絡ませている感じはするけど、だから何って感じもする。
色々と子供が意図しない行動を取ったときのパターンケースなんかも
本来描くべきなんだろうけどそういうのもまるでない。
■色んなところでゲームしている子供たち
ケースA・ハーパー
ケースB・ミンクス
ケースC・ジャクソン
ケースD・ヘンリー
今回はジャクソンが爆発した直前の防犯カメラ映像が役に立った。
ジャクソンが何故爆発させたのか。
ジャクソンは爆破直前に通路の先に有るオフィスのドアに入るのが
目撃されており、そこはデヴィッド・ミラーという犠牲者の一人だが、
そのミラーは死ぬ2分前にメールしていることをブレントが突き止めた。
送った本分は復元出来ないが誰に送ったのか、そして添付された写真も
同様に判明する。
送ったのはハリソン・ワイル・原子力規制委員委員長。
ウエスティングス社が開発していたのは、原子力発電所の冷却管で
破損している写真をミラーは送ろうとしていた。
子供たちがゲームと称して人を傷つけたりしている流れは、原子力
発電所の異変を知らせる流れ、調査する流れを阻止する為に有るようで
その結果怖いことが起きていきそうだ。
ミンクスが知っていたのはハーバーポイント原子力発電所の配線図・
送電網。
■クレアの捜査
事件捜査と言うよりも夫のショーンを探して・・って感じのエピソード。
彼のポケットから見つかったレシートからスハイルベーカリーが
特定され、そのレシートに書かれたものは、イスラム社会で利用されて
いる特殊な送金システムであることを掴んでいた。しかしクレアは
それは不問にいるとして夫の居場所だけを知りたがる。数字の意味は
口座番号で何度か金を受け取りに店に来ているというナシファの証言
を得る。ウエスティングス社が爆破される時にも大金を受け取って
いたし、全ての流れは原子力発電所の爆発させることになる様だ。
■気になる要素
・気になる要素が限りなく少ない
ウェスとクレアは子供たちがドリルと称する人物に誘導される形で
行動していることが発覚。
後は何でショーンがわざわざ原子力を狙っているのかということ
なのか。電気柵もあっさりと吸収してしまったし、電気を使って
ショーンにメッセージを送っているドリルの存在もある。
■使用された曲
■出演者
クレア・ベニガン (Lily Rabe) FBI捜査官
ウェス・ローレンス (Barry Sloane) レナの夫、国防総省の特別プロジェクト
ショーン・ベニガン (Milo Ventimiglia) John Doe
ジェサップ・ロリンズ (Derek Webster) FBI捜査官
Dr.マリア・ベナビデス (Catalina Denis) キャピトル大学病院
ミンクス・ローレンス (Kylie Rogers) レナとウェスの子
ヘンリー・ベニング (Kyle Harrison Breitkopf) クレアの子、病気で手話
ハーパー・ワイル (Abby Ryder Fortson) 娘、ゲームだと
アマンダ・ワイル (Autumn Reeser) 母親
ハリソン・ワイル (Jamison Jones) 父親、原子力規制委員委員長
ウィリー・スターリング (Dee Wallace) クレアの母
アレックス・マイヤーズ (Alan Ruck) FBI捜査官・総指揮
ジャクソン・ベニングス (Preston Barkwell) 手製爆弾の少年
レネー (Catherine Lough Haggquist) 国防総省
Dr.ローゼン (Adrian Hough) ミンクスの精神科医
ブレント (Hiro Kanagawa) Team Member / アジア系
ミゲル (Morgan David Jones) Team Member / 青いネクタイ
ウィラ (Jessica Harmon) Team Member / ブロンド
ハマル (Riyaz Janif) スハイルベーカリーの店主
ナシファ (Camillia Mahal) スハイルベーカリーの店員
— (Peter Kawasaki) Checkout Clerk
ルーカス (Arien Boey) Freckled Boy
サリンズ (Giacomo Baessato) ハーバーポイント原子力発電所
ガント (Jenn MacLean-Angus) ハーバーポイント原子力発電所
レナ・ローレンス (Kristen Connolly) ウェスの妻、離婚危機