ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン2 第3話 命の値段 Control Factor

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October 12, 2009
第3話 命の値段     Control Factor

脚本/Sharon Lee Watson 監督/James Hayman
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メキシコ・スリア。
マーラはトイレで注射を打つ中、電話をすると気が変わったの
で出来ないという。クラブで遭おうと言われるが娘の元に戻ら
ないといけないと告げる。

マーラの娘のタイラーが目覚めると隣で寝ているハズの母が
いないことに気が付く。探して見るが何処にもいなかった。

ジリアンはカルに対して、共同経営者の私にライトマン・グル
ープを任せて貴方は休暇の為に娘のエミリーとメキシコに
旅行にいくよう告げる。6年間まるで休暇を取っていないこと
を指摘し、私のことが信用出来ないのかと問うと、ジリアンは
カルを無理矢理後押しして飛行機に搭乗させようとする。
もうこれ以上時間稼ぎせず観念して娘と休暇を楽しんでと。
携帯も預かるとして、仕事を忘れてるのだと語る。

カルとエミリーはメキシコのリゾート地にいた。
二人はホテルのプールサイドで過ごしている中、カルはパソコン
を前にしてオフィスの監視カメラでスタッフたちの行動を監視
していた。それを知った娘のエミリーは仕事中毒は早死にする
としてオフィスをスパイするのは辞める様告げる。それでも
辞めない父に対してナンパしに行ってくるかとして、脅しを
かけるような言葉をかける。
そんな中アメリカ大使館のネメロクがカルの元にやってくる。
緊急の用件があるという彼は是非協力して欲しいのだという。
2日前に失踪したアメリカ人・マーラ・シーガーのことを探して
いるとし、最後に目撃されたのはホテルのバーである事を語る。
バーテンダー・ミゲルの話によると彼女は酔っていて男性を
誘って出て行ったという。地元の警察は事件性はないとして
取り合ってくれないとのことだった。

その失踪事件はテレビでも取り上げられているのを知る。
娘のタイラー・シーガーはテレビの前で母に戻って来て欲しい
として訴える。12歳の娘が涙しながら世間に母の帰宅を訴える
姿を見てエミリーは感情移入していく。カルはアメリカの国務省
は何をしているのかと問うと、基本的にメキシコでのことは
地元当局に任せるのが原則だという。カルはネメロクが上司に
無断で来た事を知る。ネメロクによると毎年200人以上のアメリ
カ人が失踪して麻薬組織の巻き添えを食っている事を告げ、
決して見過ごせないことだという。
テレビ画面でのインタビューを見たカルは、地元警察も
バーテンダーの証言も怪しいという。エミリーも父に対して
協力してあげてと語る。

タイラーに話を聞きに行くカルとエミリー。
ママが以前泣いていたということをタイラーから聞くが理由は知ら
ないという。大人のことを汚いと思っている?という質問に
対して、多くの時に思うという。人は過ちを犯したり悪いこと
をするが、それを認めたがらないので、偽善者になるのだという。
そんなカルはタイラーに対して君も秘密を持っているのだろう
と問う。恐くて話せないか?と問う。するとタイラーは私が母の
ことを出会い系サイトに登録した事を告げ、メキシコ旅行にいくと
いうことをこの男性に教えたのだという。ハンドル名”Jロッド25″。
昨日はママとデートしたハズだという。

一方ワシントンD.Cでは、ライトマン・グループはCDCのクレンツ
から呼び出される。ジリアンとローカーが病院にいくと、
現在汚染血液で3人の患者が感染し、最初の患者は亡くなり、
2人目の患者は他の病院に運ばれたが重体だという。3人目の
患者は目の前にいるが手術中に輸血を受けたこと。簡単な手術
のハズがいきなり重体に陥ったのだという。
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ライトマン・グループの共同経営者のジリアンはカルに対して
休暇を取るべきだとして、娘のエミリーとメキシコに行くべき
ことを後押しする中で、メキシコではアメリカ人女性が失踪
する事件が発生していた。現地メキシコ警察では事件性がない
ものとして発表するが、大使館職員のネメロフはそうとは思えず
非公式の捜査を依頼する。
一方ライトマン・グループでは輸血用の血液に関して輸血された
患者が重傷化するケースが出ており、血液バンクの職員たちは
不正を犯したとすることを誰一人として認めていない為に
その真偽の見極めを依頼される。

今回のテーマは麻薬に関する物語であり、それと同時に医療に
関係する話でも有った。
メキシコでの女性失踪事件は、麻薬カルテルによる犯行なのか
それとも売春組織によるものなのかと疑いがもたれる中で、
結果的にはそれらは否定され、逆にアメリカ国内で輸血用の血液に
関わるものたちが麻薬に関与していたということで、皮肉な形の
シナリオだった。

1) メキシコのスリアで起きているマーラ失踪事件

カルは娘のエミリーと共にメキシコに旅行にいく。
観光地だというけど、なんだか物騒なところみたいだし、娘に
対する過度の心配症を持つカルにとってはよくメキシコにいく
ことを許可したものだね。

旅行といってもホテルのプールサイドでまったりと寛ぐ様。
日本人は旅行というと、観光地の景色を見て現地の雰囲気を楽しむ
みたいなところがあるけど、一カ所に留まってまったりするという
のも悪くは無いかな。休暇の過ごし方という意味では悪くないの
かな。

エミリーの水着姿にちょっと萌えると唱えつつも、前回のエピソード
が16歳に於ける性行為に対する戒め的エピソードの流れが有り、16歳
少女の水着姿の画像を見せては容疑者に対して性的興奮を覚えるか
どうかの試験をしていた流れが有るので、変に自制心・罪悪感も働く
ものがある(笑)

正直カルは体格的にも捜査官向きではないので、こういう物騒な
地域での捜査官的な内容だと、相当心細いものがあることは確かで、
下手にアメリカ当局も立ち会うことが出来ない状況下ということも
有ってヒヤヒヤするものが有った。ただカルは相当知識も豊富で
プールバーでのタクシー失踪の際にも冷静に対処していたところを
見ると、こういう地域では寧ろぼったくりこそ発生するけど、
危害はないと踏んでいたのかな。

どう考えてもメキシコ警察が怪しいでしょって感じだけど、
結果としては、医療資格を持たないものが生殖医療に携わっていて
格安の卵子の提供が関与している物語だった。

カルとエミリーの間では、娘は父から大人として見て欲しいとする
希望があり、逆にカルとしては父親には娘に対して過保護になる
権利があるのだと主張するところなど悪くない流れだけど、もう少し
エミリーを関わらせるのであれば穏やかな現場で行動させて欲しい
ね。

リアが途中から合流したけどイマイチ存在感を発揮出来なかった。

2) ワシントンDCでの汚染血液問題

基本的にカルはリアとコンビで、ジリアンはローカーと行動する
というパターンなのか。
今回はカルのライバルだとされるレイダー事務所のジャックという
人物を登場させて今後の可能性を含ませたけど、クレジットを
見る限り全3シーズンの中での彼の登場がこのエピソードだけなの
で物語としてはふくらまないようだ。

カルは休暇先でもライトマン・グループの施設内を観察しては、
スタッフたちの行動を監視していた。
共同経営者として責任を感じているのか、それともジリアンのこと
を監視しているのか。

血液バンクで働く女性バインズ役で出演している
Rebecca Fieldは、「クライアント・リスト」でレイシー役を
演じていた。
バインズが何かを知っているということを吐かせる為に、敢えて
ジリアンとジャックがどうでも良い言い争いをして、容疑者を
苛立たせる行動を取ってはいたけど、単純に彼女はシングルなので、
一人にしていね娘のことが心配だったという心理が働いたのではな
いのか。隠し事があると寡黙になるのだということ。

結果としてドラマでは、最初に取り調べを行ったイェーガと
ダンストが犯人だったけど、何故最初の段階で見極めが出来なかった
のだろうか?

ビデオカメラの映像が不自然につなぎ合わせられていたけど、
あのVTRは一体いつ誰が撮影したものだったのだろうか?

・Brand New Day by Ryan Star
・Sing A Song by Donavon Frankenreiter

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘

ベン・レイノルズ (Mekhi Phifer) FBI捜査官

ジャック・レイダー (Marc Blucas) レイダー研究所
モリーナ (Jose Zuniga) メキシコ警察
ジェリー・コンウェイ (Timothy Carhart) 出会い系、既婚者
クレンツ (Mary Mara)
サミュエル・ワイン (Dale Midkiff)
ミゲル (Max Arciniega) バーテンダー
ルー・ネメロフ (Patrick J. Adams) アメリカ大使館・職員
Dr.アルバレス (Gary Perez) 偽生殖内分泌学者
ジェナ・バインズ (Rebecca Field) 血液バンク
ダン・フェルダー (David Kaufman) カナダ人・夫
ステイシー・フェルダー (Molly Schaffer) 卵子提供を受けにくる
タイラー・シーガー(Mary Mouser) 12歳、マーラの娘
マーラ・シーガー (Nicole DuPort) 母・ウェイトレス、シングル
トムキンス (Christopher Sowers) 医療機関・19歳の時泥棒、死に興奮
イェーガ (Larry Herron) 医療機関
イネス (Kamala Lopez) ミゲルに圧力?
— (Roberto ‘Sanz’ Sanchez) Wiry Man
— (Nick Toren) Male Tech
マッケンジー・トッド (Janora McDuffie) 記者
— (David Castaneda) Boyfriend
— (Jocelyn Aguilar) Accused Girl
— (Carolyn Ordonez) Reporter
ダンスト (Victor McCay) 医療機関・イェーガの同僚
— (Sergei Zelinsky) Resort Guest
— (Sarah Zurell) Receptionist

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