ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル Numb3rs シーズン2 第18話 イラク人女性弁護士 All’s Fair

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March 3, 2006
第18話 イラク人女性弁護士 All’s Fair

脚本/Julie Hebert
監督/Rob Morrow
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過激派の襲撃34000件、カリフォルニア州在住のイラク人65000人
礼拝1日5回、唯一神。

イラク局から外交車に乗って出てくる女性・サイーダは、男性と
電話する中、車から降りて宿泊している場所へと向かう中、
茂みから出てきたものによって襲われる。

ラリーとドンはアイスホッケーのテレビ中継に夢中。
チャーリーとアランはパズルについて論議していた。
アランはパズルとは時間を無駄にして気分転換するものだと
語ればチャーリーは否定し、解読プログラムの方が気分転換に
なるという。そんな中、ドンの携帯には事件の連絡が入り出て
いく。チャーリーはラリーに対して明日のディナーの約束は
いけそうもない事を告げ、神経科学の研究者のスーザン・ベリー
がロンドンからやってくるので遭うことを優先させたいと語る。
彼女が執筆した本「エクスタシーの神経学」について宣伝の
為にやってくるとのこと。側坐核の研究だよねとラリー。
その後ウチの大学で朗読会をするのだという。ラリーはスーザン
との関係に於いてヨリが戻ったのか尋ねるが、彼女と付き合って
いたのはもう何年も前のことだと語る。ラリーはアランのパズル
に口出しすると、「黙れ、レインマン」とアランから叱られる。

ドンが現場に行くと殺害された被害者について説明される。
被害者はイラク人、サイーダ・カファジで弁護士をしているという。
イスラム社会に於ける女性の権利をテーマにした番組に出演する
為に入国したとのこと。現場には犯人の物だと思われるクツ痕が
あるが凶器は見つかっていないという。喉から脊椎まで一突きされ
ているとのことだった。

現場に居たナズリーン・カファジは、捜査官たちに対して早く
遺体にカバーを被せて欲しいと頼む。私はサイーダの従姉妹で
彼女がアメリカに滞在している間、ウチに泊まっていたのだという。
遺体にカバーをかけない限りは何も話さないという彼女。
ドンはトミーに頼んでカバーをかけるよう指示する。
ミーガンは被害者のことを調べてくる。
「平和と正義のための女性連合」の支援を受けて就労ビザに入国
していること。バグダッドでは過激派の指導者に死刑宣告を出して
いたという。ファトワーと呼ばれ、他の指導者はその思想は
行きすぎだと言っていたという。
サイーダの主張のVTRを見る。
フセイン政権の方が女性の権利が認められていたと主張していた
彼女。私はイスラムの弁護士でフェミニストで愛国者だという。
これを撮影したのは2時間前のことだという。

彼女は世界中のイスラムの女性を束ねるリーダーとしての存在感
を増していたと語るのは、移民税関捜査局(ICE)のアラーウィ
捜査官だった。過激派にとっては彼女の存在は脅威になっていた
とのこと。被害者と対立している過激派にはシーア派の指導者
ムスタファ・アルバドルがいた事を告げ、彼女はアメリカにまで
逃げてきたのだという。ロサンゼルスにはムスクがあり、そこには
イスラム教徒ならば誰でも出入り出来たという。

チャーリーは一連の話を聞き、実行犯を絞り込む為にはロジス
ティック回帰モデルを使うといいと語る。雷の落下地点を予測
する時に使われる理論で、それを割り出すためにはカリフォルニア州
に在住のイスラム過激派と最近こっちに来た人の分のデータ、
襲撃事件のデータ、公式な個人情報、逮捕歴、年齢、民族、宗教、
在住年数などが聞きたい事を語る。アラーウィによるとムスタファに
関しては局の方でずっと監視しているという。ドンはコルビーに
対して携帯の通話記録とクツ跡のことを調べて欲しいと頼む。

ドンはナズリーンから話を聞く。
彼女はUCLAでアラブの詩について教えているという。
従姉妹の亡骸を返して欲しいとし、二日以内に埋葬しなければ
ならないとのことだった。彼女は世界を変えようとしていて、活動
をしていたこと。恐い者知らずだったこと。私の家族が第一次
湾岸戦争でイラクを出るまでは姉妹のように育ったのだという。
サイーダには確かに敵が多かったと語る。

ミーガンとアラーウィはモスクで長老と遭いに行く。
長老はイラク、イラン、サウジアラビア、シリアとの繋がりが有り
このモスクを南カリフォルニアのイスラム過激派の拠点になって
いるのだという。
早速長老からサイーダについて尋ねると、彼女は無鉄砲な小娘だ
ったとして、彼女の死に関しては私は何も知らないと言われる。
モスクには敬虔なイスラム教徒ならば誰でも立ち入ることは出来た
のだと語る。
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イラク人女性弁護士のサイーダが何者かによって殺害される。
サイーダは生前、イスラム社会に於ける女性の権利を主張する
人物で、「平和と正義の為の女性連合」の支援を受けて活動
している人物でも有った。フェミニストであり、男性社会の
イスラム教徒の中ではかなり異質な存在であり、活動家として
活躍する彼女の事をイスラム過激派の中には快く思っていないこと
からも犯人像を絞っていく。

イスラム社会の気むずかしい習わしを紹介すると共に、容疑者
は女権論を唱えることに煩わしさを覚えるイスラム過激派による
仕業なのか、それとも捜査中に発覚したイラクでは法廷での件
に何ら関係が有るのかという感じの物語だった。

チャーリーの活躍が捜査以外の所で動いており、容疑者像を
絞り込む作業の中に数学的な計算式は限りなく短縮されていた感じ。
寧ろ今回は色ボケしているチャーリーの変わりに、
ラリーに活躍する機会を持たせた感じで、先日の「BONES」S6-17で
足病学医という分野の学者が出てきて事件を解明していったけど、
ラリーがそんな役割りを果たした。アルキメデスがバスタブで王冠が
ニセモノだということを証明した時にユリイカだと叫んだようにして、
ラリーがプールの中で”独創的な飛躍、一瞬の閃き”と称して
現場の足跡から犯人像を割り出していくところに導いていくという
ことで、新たな可能性に触れた感じ。

イスラム教徒としては結婚相手がイラスム教徒以外の人との結婚
をすると親・兄弟・親族の名誉が汚されたことになり、イスラム
文化に根付いた風習の非情さを感じるものが有ったけど、過去にも
全く同様のことを描いたドラマのエピソードが有ったな。

移民税関捜査のカリームが登場したことで、今回デビッドの出演が
無かった。変わりにコルビーが大活躍。
軍に所属しアフガニスタンにも派兵された経験のあるコルビーが
容疑者とされた中尉と格闘するシーンなど、緊迫感のある見せ場
を用意した感じだったね。

ドラマではチャーリーが絞り込んだ容疑者像112名から、更に社会的
印象類型論で絞り込み、元バース党員とかフセインの側近がいる
ことを掴む。そして被害者がイラクでフセインの息子の部下の
カーリ・カッシムが犯した何百人ものレイプ事件を告発しようとして
いたことに反発したカーリの従兄弟のサミ・カッシムが犯人だとして、
突き止めていくもの。
最後はモスク前でミーガンが容疑者を射殺したけど、神聖な場所の
前であんなことをして大丈夫だったのかとちょっと不安になる所
も有ったな。女性が犯人を殺したことに今回は意味があったのかも
知れないけどね。

チャーリーの元恋人だというスーザンが登場。
スーザン役のSonya Walgerは、つい先日までDlifeで放送していた
「LOST」でウィドモア家の娘・ペネロペ役で出演していた。
「フラッシュフォワード」のオリビア役とか、
「Terminator: The Sarah Connor Chronicles」のチャーリーの妻の
ミシェル役の方が印象が強いかも。

チャーリーとスーザンの関係を見てアミタはどう感じたのだろうか。
アミタの方がチャーリーとの関係にブレーキをかけている印象が
有るのでこれで火が付いたりするのかな。

スーザンとキスしているところにアランパパ登場。気まずい・・・。
エプス家の兄弟は女運が悪いとするアランは、自分はデートだと
していたけど、相手はケータリングの女性なのか?。
ドンは、この仕事をしながら女と付き合ってみろとして、FBI捜査官
の難儀な仕事のことを愚痴っている姿が有った。

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生
ミーガン・リーブス (Diane Farr) FBI捜査官
コルビー・グレンジャー (Dylan Bruno) FBI捜査官

ナズリーン・カファジ (Yasmine Delawari) サイーダの従姉妹
カリーム・アラーウィ (Assaf Cohen) 移民税関捜査局 (ICE)
ジョセフ・カーンズ (Michael Muhney) 中尉
バリー・バーチフィールド (Scott MacDonald) ロスアラミトス基地・犯罪調

査部門
サイード・マリク (Sayed Badreya) 長老
ダニエル・ラチェット (Gabriel Cordell) 退役軍人、車椅子
スーザン・バリー (Sonya Walger) 神経科学
サイーダ・カファジ (Anna Khaja) 弁護士、15歳の時にレイプ被害
— (Stephanie Kurtzuba) Publicist
サミ・カッシム (Roman Mitichyan) カーリの従兄弟
— (Hiro Koda) Mail Man

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