ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル Numb3rs シーズン2 第1話 正義への報復 Judgment Call

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March 3, 2006
第1話 正義への報復 Judgment Call

脚本/Ken Sanzel
監督/Alex Zakrzewski
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アリソン・トリレーンは帰宅すると車をガレージ内に駐める。
しかしガレージが閉まったと同時にショットガンが車に打ち込
まれてアリソンは死亡する。

アリソンは連邦検事・フランクリン・トリレーン判事の妻だっ
た。判事は30分前には公判中で、現在アジアのギャングに対する
審議を下すところだった。被害者は車が故障中だった為に判事の
車を借りていたこと。ガレージに入るのを待ってから殺害して
いること。至近距離から4発も発砲している事実が有った。
公判中のギャング団による犯行も考えられるが、問題はターゲット
が誰かということが把握しきれなかった。

ミーガンは報復を考えそうな人物の資料を揃えたとしてテーブル
に大量に並べる。ターゲットは判事だろうとするが、ミーガン
は可能性は無限にあるという。それを聞いたチャーリーは、
ここでは無限ではなく可能性が広がるというのが正しいのだという。
しかしミーガンはあまりに大量にあるので絞るのが難しいと
するが、チャーリーはベイジアンフィルタ(Bayesian filter)
を使えば良いという。迷惑メールなどはその理論でフィルタリ
ングしているが、それと同じく特定の条件をフィルタにかけて
ふるい落とせば良いのだという。

フランクリンは地裁の判事になって18年、その前は連邦検事を
して12年だという。ミーガンは脅威度から調べることを告げると
コルビーはプロファイルや過程や憶測では解決はしないと語る。

トリレーンから話を聞く。
アリソンに怨みを持っていた人物に心当たりは有るかと尋ねる。
すると妻はチャリティパーティーや演芸クラブをしていた人物
で怨みを買うような人物ではないという。ストリートギャング
のボスのダック・ルーファンを公判中なので狙われた可能性は十分
にあるという。フランクリンは因果な商売だとしてこの悲劇を
嘆く。

コルビーとデビッドはダッグに遭う。
JFMとは一体何なのかと問うと、語ろうとしないダックに対して
Just For Moneyのことなんだろうと告げる。俺たちは同郷支援
組織だとするが、そんな移民を誘拐して殺しているのだろうと
語る。ダックは判事の妻殺しを俺になすりつけようとしている
として非難する。デビッドたちはそんなダックに対して憤り
を感じて脅しをかけると、NO.2のレンモンド・モンならば、
俺が死刑になれば得する人物だという。

ドンは判事のオフィスから出るとナディーンにばったりと出会う。
彼女はダック事件の検事であり、ドンはナディーンにダック
が今回の件で犯行を行いそうかどうかを尋ねる。その可能性は
否定出来ないとは言うが・・
テディはワシントンに転勤した事を告げ、彼女は夫とやり直す
そうだと彼女に語るドン。二人は良い感じの雰囲気になり、
ナディーンはランチを誘うがそこにチャーリーが現れる。
陸運局でやっと仮免許をもらったというチャーリーは二人の
会話を邪魔していたことをようやく気が付くが・・・

コルビーとデビッドはNO.2のレイモンドから話を聞きに行く。
レイモンドはファミリーを裏切るようなことはしないと告げる
が、コルビーは強引にレイモンドを絞りあげて罪を暴こうとする。
すると回りには彼の部下・仲間が取り囲むようになる。デビッド
は一人でも銃を出せばその時点で終わりだとして、自分達はFBI
捜査官である事を語る。デビッドはダックからお前に伝言がある
ことを告げ、彼はお前が犯人だと言っていたのだという。つまり
俺たちに協力しろと言っていることだと告げる。

デビッドはコルビーに対して、FBIのバッジは決して魔法の杖
ではないとして、彼が逮捕すると脅して追い詰めようとする
行きすぎた行動に対して激怒する。追い詰めすぎればこちらが
FBIでも反発してくるのだとして危険性を告げる。

チャーリーとアランたちはドンが先ほどナディーンと遭っていた
事を告げ、彼女は兄に気があることを語る。それを聞いていた
ラリーは突然「暗黒物質だな」と語る。「宇宙の物質の95%は
観察することが出来ないがそこに形があるものは存在しない
と決めつけているものであり粗菓材は知らないだけなのに、
知るものはないと決めつけるのが人間だ」という。一体何の
話をしているのかとアミタに突っ込まれるが、女性のシグナルを
読むという話をしているのだと告げる。
判事が狙われたとするならば検事も危ない可能性があるとして
すぐにナディーンにも警護を付けていくことになる。
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判事の妻・アリソンが自宅のガレージ内で射殺体として発見さ
れる。犯人は帰宅するのをガレージ内で潜んで待っていて
至近距離から狙い撃ちした格好だったが、アリソンが搭乗して
いた車は夫であるフランクリン判事の車だったことも有り、
本当に狙いはアリソンだったのかという疑問を持つ。
まるで人に恨まれるような行動を起こしていない彼女が狙われた
のではなく、犯罪を裁く判事への圧力から殺害された件で捜査を
開始していく。

シーズン2になって、デビッドのパートナー役としてコルビーが
加わり、そしてプロファイラーとしてミーガンが加入した
チームとなった。発音ではメーガンだけど、字幕でみていると
ミーガンとなっているので、一応ミーガンで書いて行こうかと
思います。

Dlifeで放送が始まった時には見ようかどうか迷っていたので
レビューも書かず録画も忘れて放置していたのだけど、結局3話
になってから見始めたので、昔FOXで放送していたDVDが残って
いたのを思いだし、それを改めて視聴して書いてます。

シーズン1を見てから随分経つので、シーズン間の繋がりを思いっ
きり忘れている。ドンと恋人関係に有ったテディの事とか引き合い
に出ていたけど何の話だった覚えてない。ドンの前に現れた検事の
ナディーンとの関係が気になるけど、彼女が言っているように今回
の彼女と対面している姿を見ると色んな面でタイミングが悪く、
ドンと遭って盛り上がりそうになる途端に邪魔が入る流れが有った。

ラリーが色々と暗黒物質がどうとか、量子のもつれがどうとか
語り、「人と人が繋がりを持つとリスクも多いが、補って
あまりある報酬が得られる」として、二人の関係を応援している姿が
有った。恋愛にはもっとも疎そうなラリーからのアドバイスという
のが面白いけど、結果的にはこの言葉が、今回の犯罪に於いても
同時に言えることだったというのがオチだった。

ラリーが語っていた、「宇宙の物質の95%は観察することが出来ない
が・・観察出来ないからといっても存在しないとは限らない」と
言った感じの主張は、先日の「BONES」のS6-19話前後のエピの中で
ブースがブレナンに語っていた気がする。ブースが例に出していた
のは月の裏側の話だったかも知れないけどね。

シーズン2になってFBIの人事的には二人の人物が加わった。
コルビーが初参戦によって、ちょっぴりチームに波紋を残しそう
な人物像として描かれている。軍隊出身者ということも有るので
デビッドから見ても無謀に思える言動が有ったり、ミーガンの
プロファイル捜査にちょっぴりケチを付けるという辺りが、
今の所コルビーの役割りだけど、この辺の違和感は時間の問題
だろう。
昔の刑事ドラマは、プロファイラーが出ると先ずはその捜査を
否定するところから始まるというのが定番だったよな。

個人的に事件はご近所トラブルなのかなとか思っていたのだけど、
捜査線上には、判事が家庭内暴力を起こしていた流れが発覚し、
関係者に妻を殺害させたのではないかと思わせるものが有ったり、
担当している案件に於いてアジアのギャング団(東南アジア系だった)
が判決に圧力をかける為に起こした事件なのではないかと思わせる
ものが有った。

チャーリーはペイズの定理とか、決定理論、組み合わせ論、
逆決定理論、などを使って犯罪の可能性のある人物をふるいにかけて
いた。二人の人物(ハーディーとドーラン)にまで絞ることになり、
共通項を探していったり、組み合わせ理論でも完全に割り出せない
としてπの話/サークルの針の話を持ち出したりして色々と説明していた。
公約数があるハズだとして引き合わせた人物を捜すと、ヘクター
だと判明し、ヘクターはかつてケーラン刑事の情報屋をしていて
お世話になっていたという。殉職した刑事の妻は事件が忘れられる
ことを恐れていたし、事件による結果、家族がバラバラとなって
いる現状の全てを判事に責任に押しつけていた格好だった。

エリカ役のMarguerite MacIntyreさん。
「カイルXY」でトレガー家の妻で心理学者のニコール役をしていた
時に綺麗な人だなと思っていたけど、ちょっと可愛そうな役だった
ね。

■使用された曲

・Drift Away by Dobie Gray
・Techanother by GB featuring TECH
・The Ace, the Only by Atlas Plug

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生
ミーガン・リーブス (Diane Farr) FBI捜査官
コルビー・グレンジャー (Dylan Bruno) FBI捜査官

ナディーン・ホッジス (Sarah Carter) 検事
エリカ・ケーラン (Marguerite MacIntyre) ジョシュの妻
ヘクター・マチャド (Gary Perez) 情報屋
レンモンド・モー (Robert Wu) JFMのNO.2
フランクリン・トリレーン (Alan Rosenberg) 判事
オーソン・ハーディー (Cristos) 警察官殺しで終身刑
ランス・ドーラン (Stephen Quadros) 暴行容疑で逃走中
アリソン・トリレーン (Liann Pattison) 判事の妻
ステイシー・マニング (Jamie Sorrentini) ランスの彼女
ダニー・ルーファン (Art Chudabala) “ダック”、ギャングJFM

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