クイーン・メアリー ~愛と陰謀の王宮~ Reign 第19話 国か愛か Toy Soldiers

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第19話 国か愛か Toy Soldiers
(aka.援軍)

脚本/Mike Herro
David Strauss
監督/Chris Grismer

【これまでのストーリー】

グリアはカッスルロイ卿からプロポーズされる。バッシュはケナ
に対して俺たちは結婚したのだから努力しようと約束する。カト
リーヌはもう終わりにしましょうとアンリに告げる。王は恥を
晒されペネロープを追い出す。フランソワは王が病気だとする
秘密がバレたら国が崩壊すると考えていた。スコットランド行きの
船で女王を殺せと言われたとメアリーの兄の従者に拷問で聞く。
それを受けてフランソワはスコットランドに戻ろうとしている
メアリーを一時的に幽閉する。メアリーは母・マリーもスコット
ランドも危機なのだとするが・・君の為だとしてフランソワは
心を鬼にする。

【ストーリー】

クリスチャンは少年の兄が亡くなったことを受け、彼は弓部隊を
率いてくれたことに感謝する。自分よりも年上の部隊にも愛され
そしてこの故郷の歌をみんなに聞かせてくれたという。君の兄は
故郷のために勇敢に戦って死んだのだと。彼の後を引き入れられる
のは一人。貴族だから皆が従ったのだという。その弟にもみんな
は従うハズだと。しかし母親はまだこの子は14歳だとして、連れて
行かれることを拒む。クリスチャンは私は13歳で初陣だったと
いう子侯爵。渡すしかないのだとし犠牲を払おうとしない者の
領地を守る為に誰が犠牲を払うと思うのかとして金を渡して子供
を連れて行く。

グリアとメアリー、ケナとローラは雪合戦で戯れる。
ローラには当てちゃダメだとして子供がいるのだからと。まだ
そこまでじゃないというローラ。この前みんなはファーストキスの
話をしていたのに3人は新妻だというグリア。あなただってもう
すぐでしょと。父・ロバートも心配しているとし、本実宮廷に
到着予定だという。カッスルロルイ卿を怒らせるかも知れない
こと。ウチの持参金は少ないからだという。メアリーはグリアに
対して彼に実家が大変な事情を話していないのかと問う。
破産しそうなのを行ったら父が卒倒するから・・と。良いご縁は
幾らでも有ったのに私は厨房係と恋に落ちて自ら窮地に陥った
という。ケナはみんな似たり寄ったりだという。私の相手は架空
の称号しかない庶子で、ローラは妊娠を隠していたのだという。
メアリーとフランソワだって・・と。私の兄のことで意見が食い
違った時に愛する夫は私を塔に閉じ込めたのだという。一月
経つがまだ仲直りしていないのでしょ?というローラ。怒鳴らず
に会話できるようになったという。
そんな中メアリーに対してスコットランドからの知らせでマリー
様が大変だということを聞く。

メアリーは母がエディンバラでプロテスタントと会衆派貴族の兵士
に包囲されているという。城を囲んで降伏を叫んでいるという。
いつまで籠城出来るか。プロテスタントが反乱を起こそうとして
いるのは兄から聞いていたという。一緒に帰国すれば止められたの
だとフランソワに語る。フランソワは殺される危険が有ったのだ
という。私の母も塔に幽閉して守れたら良いのにねと嫌みを語る
中、争うよりも助けようという。援軍を送るとするが、そなにアテ
はあるのかと問う。陛下に頼んでも無理だというと、金を積めば
集まるというフランソワ。王妃には何度も頼んだがずっと断られて
いるのだという。二人で頼み続けようと。

カトリーヌの元にいく。
援軍を送るように頼む。まだそれを行う時間はあること。
しかしあなたたちは別の知らせを聞いたようだという。
「王位継承権」について聞いていないのか?としイングランドから
の知らせだという。エリザベスが次期女王になるそうだという。
フランソワはメアリー・テューダーが死んだのか?と問うと、
アンリ王が来てまだくたばっては居ないという。
息も絶え絶えにエリザベスは後継者に庶子のプロテスタントを
指名したという。我が息子の嫁ではなく・・まだ子供は出来ない
のかというアンリ。いつになったらフランスの役に立つのかと。
口を慎んでくれというのはフランソワ。メアリーは同盟国の女王
だという。しかしアンリはイングランドを手に入れる為に城に
住まわせて養ってきたのだという。結局無駄遣いだったという。
頭痛の種になっているだけの厄介者だという。スコットランド
はフランスを守っているという。北野脅威がなければイングランド
は侵攻を拡大するハズで拠点にしているカレーからとメアリー。
いがみ合えばイングランドの思うつぼだという。今こそ支え合う
べきだというメアリー。それで毎度おなじみの援軍のお強請りか?
というと、メアリーは今までと違い母は的に包囲されているのだ
という。統治者なら国民の為に問うべきだとし、その方が国の
為ではないかというアンリ。お前の母に摂政は無理だから反乱が
起きたのだという。メアリーが王冠を失えばフランソワにも余波
が及ぶという。お前の母にはガッカリしたとし、首をはねられても
仕方が無いのだという。お前も後に続きたくなければ気をつけろと
王はメアリーに語る。

メアリーとフランソワ。
援助してくれる人は誰もいないのか?同じカトリックの同盟国が
攻撃されて母の首がかかっているのに・・誰に聞いても”お力に
なりたいが陛下のご意向は?”と問われるのだという。
フランソワはメアリーに謝罪するが、彼女は脅されるのは平気
だが負けるのが嫌なだけだという。ここでは女王でも力はなく
国での力でさえも及ばないこと。それでも私はギーズ家の一員だ
とし強力な叔父がいるという。プロテスタントはカトリックの
教会を焼き払い王冠を奪うという。フランソワはギーズ公だぞ
とし今まで距離を置いてきただろうと。あの人は母から息子を
奪っても軍人を大きくする危険な野心家だというフランソワ。

■感想

今回のテーマは契約問題と心の問題を取り上げるようなエピ
だった。

スコットランドとフランスというそれぞれの国を背負っている
ものたちの苦悩する姿。

愛する人のことを優先するのか、それとも祖国を優先するのか。

先週のエピでメアリーが幽閉されてしまったのでどうなるかと
思ったけど・・一ヶ月が経過して取りあえず釈放。
冒頭での雪合戦している光景はカワイイ女性たちの構図が有り
まだまだ結婚とか意識せず遊びたい盛りの少女みたい。
先日NHKで放送していた「War & Peace / 戦争と平和」
Lily James演じるナターシャがアンドレイの目に留まる際に
街の子たちと無邪気に戯れている光景が有ったのを思い出すね。

相変わらずメアリーは喜怒哀楽は激しいのだけど、フランスの
言っていることは理解出来るとはいえ、相当クソみたいなこと
をしているなという印象
アンリ王を早い所だれか退治した方が良い。

アンリはスコットランド女王に対する無礼は際限ない。
お前の母はクビをはねられても仕方が無い・・・とお前モナ~
って思わず突っ込みたいところだし・・・

ペネロープはまだ居たのかって感じだけど、この人もケナと形は
違えど野心を持って王に取り入る人物なのね。
もうとっくにそら豆とかいうイベントは終わっているのに、何で
まだ出るんだ?。妊娠したと必死になる姿を見ると、ウソかなと
思ったけど、ドラマでは世継ぎの問題が抽出される物語でも有る
ので、もし本当に妊娠していたらまた色々と関係図が複雑化
する。イベントからは大した時間が経過した訳でもないのに妊娠
だというのもちょっと違和感が有ったかな。
檻に入れられそうになる際にカトリーヌからはネズミにかじられ
ないようにとのアドバイスを受ける。冬の石造りの宮廷って
相当寒そうだよね。カトリーヌの策略によってペネロープは
取りあえず味方に引き入れた格好なのかな。

・ギーズ公・クリスチャンを演じるGil Darnell

「BONES」をDlifeで見ている人は何処かで見た顔だと思った
だろうけど、彼はBONESのS11の中でセバスチャン・コールという
写真家としてカムにアプローチし、アンジェラに写真家として
指導する役を演じた。

■メアリーと3人の女官

・メアリーとフランソワ

ここの所ずっとスコットランドで起きている混乱の件で意見を
違わせている。本当にスコットランドでそんな事態が起きている
かどうかさえも謎。
散々アンリ王はメアリーをコケにする発言をして、スコットラン
ドを軽視している。
アンリはスコットランドは国民に統治者を問うべきだとしていた
けど、彼らの発言は全て自分たちにも同様のものがあるよな。
アンリ王に付いてくる国民が本当に居るのか?

またアンリ王が羨望しているイギリス統治の件で、イギリスの
統治者はメアリー・テューダーは後継者にプロテスタントの
エリザベスを指名することになりそうだ。
現在「ダウントンアビー」なんかを見ているとイギリスはプロテ
スタント系のスコットランドを酷く嫌っているところが有るし、
欧州の歴史が宗教の歴史に繋がるにしても、色々と入れ替わり
立ち替わりしていたってことなのかな。

メアリーは奥の手としてギーズ公を呼び寄せる。
メアリーの母マリーの弟・クリスチャンらしい。相当金を持って
居そうな感じで現在勢力・軍力を保っているけど資金源は何なの
だろうか。こういう人に限って金の切れ目は縁の切れ目ですよ
って感じだけど、その前に彼はフランス宮廷に再び入り込んで
宰相の座を狙う。アンリ王ではなく次期国王で現王太子の
フランソワの宰相の座を狙ったようだ。

カトリーヌはギーズ公のことを、
「野望に取り憑かれた凶暴な殺戮者」と称するけど、お前らは
何なんだと小一時間。今回はそういう所でもの凄く突っ込み処が
多すぎ。
「あなた悪魔を呼び込んだのよ」
本当にカトリーヌは都合良い発言ばかりだな。

・ケナとバッシュ

ケナとバッシュは今回歩み寄る姿勢を見せた。
というか数話前から歩み寄るのか!?と思わせたけれど、なかなか
言葉ばかりで前に進めないところが有った。
ケナは関係を進めようとするも、バッシュの方にはまだ心の準備
が出来ていない。キスしてベッドで戯れていたのでとっくに関係
を持っているのかと思った(笑)

ケナは冒頭の女性同士の会話の中で、
「私の相手は架空の称号しかない庶子」とバッシュのことを語っ
ていたけど、じゃあケナという女性は何だというのか?
持参金とか必要無いのか。庶子は貴族には該当しないのか。

バッシュの心をセーブしているものはメアリーとの関係だった
けど、メアリーがフランソワとキスしている光景を見て、再び
バッシュのバッシュが復活したようだ。
それを知りケナも私だけを見て!ということで、互いに運命を
受け入れていく流れが有るのかな。
「私の肌を覚え込ませたい。他のことをしているときでも指先が
私を求めるように、妻の感触を・・」

ケナは詩人みたいだ。恋は人を詩人にさせるのか。

・ローラとジュリアン卿

今回ジュリアン卿は出てこず。
彼は怪しいという状況のままで何の進展もない。

・グリアとカッスルロイ卿

今回は何と言っても結婚の協定を結ぶ為に、グリアの父・ロバート
が二人のグリアの妹と共にやって来た。
二人の妹もこの際何処かの金持ちの貴族と結婚させようとする
父親。
ロバートもまた即結婚をまとめ上げようとしていた。
この辺はローラに対するジュリアン卿の流れと似てる。
持参金に対してカッスルロイ卿は金には関心はないとして、あく
までグリアの価値を褒め称えていた。

ロバートはカッスルロイ卿にダンフリース鉱山への投資を勧める。
週に20トンの銅が何年も取れていること。
しかしカッスルロイ卿の方が上手で既にロバートが持つ鉱山が
全て枯渇していて家計が火車である状態も熟知していた。

カッスルロイ卿は結婚の条件として将来グリアの妹たちにも持参金
を1万フランずつ提供することを約束し、その妹の結婚への決定権
もグリアが最終的に持つということを協定の中に取り入れた。

急にカッスルロイ卿がもの凄く格好良い人に見えた瞬間。

■その他

・アンリ王・ズボンを履き忘れる

ホントにバカ!もうバカ! とおすぎ調で思わず語りたくなる程
フランスの国王は頭がおかしくなっている。
理性を失っているのは毒のせいだろうとしていたけど、本当に
そんな毒なのかな。

そんなアンリは夢みただけの統治者アンリではなく征服者アンリ
として、あのハンニバルに匹敵する名称として名を残したい事
を語る。

・ブラッドウッドのダークネス

もう忘れられたかと思った(笑)
バッシュは時間の問題で見つかるとしているけれど、本当に
見つかるのかな。

・カレー奪還は可能なのか?

ラバル将軍からブラントム将軍に変わったとか、神のガリア
なんて第5軍の改名を迫ったとかよく分からない流れが有ったけど
カトリーヌが全て裏で動いてその辺はフォローしていたみたい。
ただアンリもそれに気がついた様で、カレー奪還の為に別の
指揮官を送ったとのこと。そしてその計画図を見たフランソワ
もカレーを奪還できるとして、その為にはギーズ公の力を
借りることで合意。ギーズ公は本来スコットランドに行くこと
になっていたのでフランソワは優先順位をスコットランドでは
なくカレーの方に向けた。勿論

■使用された曲

・Bridges by BROODS
・Setting Sun by This, the Silent War
・Exxus by Glass Animals
・Tribes by Neulore
・Made of Stone by Matt Corby
・Two Heartbeats by Lenka

■出演者

メアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
セバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フラ

ンソワの異母兄。庶子
フランソワ (Toby Regbo) フランス王太子。次期国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) SC。メアリ女官
ケナ・デ・ポワティエ (Caitlin Stasey) SC。メアリー女官、王愛人
ローラ (Anna Popplewell) SC。メアリー女官
アンリ2世 (Alan Van Sprang) フランス国王
ノストラダムス (Rossif Sutherland) 医師で占星術師

ペネロープ (Kathryn Prescott) 厨房係、そらマメ
クリスチャン・ド・ギーズ (Gil Darnell) メアリーの叔父・マリーの弟
アロイシウス・カッスルロイ卿 (Michael Therriault) コショウ
— (Sarah Evans) Noble Mother (Woman)
— (Ken James Stewart) メッセンジャー
— (Alex Sims) 国王の守衛
ロバート・ノーウッド (Ari Cohen) グリアの父
— (Michael Cox) Young Male Servant
マーティン (David Knoll) 馬小屋
エインズリー (Jenna Warren) グリアの妹

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