クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン8 第6話 殺しの教室 The Apprenticeship

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第6話 殺しの教室 The Apprenticeship

脚本/Virgil Williams
監督/Rob Bailey

【ストーリー】

■フロリダ州マイアミ。
バスから降りるトビーは娼婦のアマンダに声を掛ける。
ガキは帰りなというが、自分は18歳で金はあるという。自分は
あなたが初めてだとすると車は持っていない事を告げる。
すると裏道に連れて行き人気のないところで関係を持とうとする。
金を渡した所で突然トビーは彼女の顔を膝蹴りし、袋を被せる。

モーガンは野球の練習し、リードにそれを教えようとする。
子供の頃からスポーツには嫌な思い出しかないというリード。
モーガンは一試合だけで頭数を揃えたいのだという。
試しにバットを振ってみろというとボールをよく見て振れという。
リードは重量・・空気抵抗・・浮力・・と色々と語る中スイング
の早さが足りないという。モーガンはそんなことより感じろ
とし「ドント・シンク・フィール」だという。屈辱だけ感じてい
るというリード。そんな中モーガンの携帯に電話が鳴り事件だ
と語る。

ガルシアはみんなが集まると事件の概要を語る。
夕べマイアミの裏通りで発見された被害者はアマンダ・ロペス。
激しく殴られた上に窒息死させられたという。フロリダのタンパ
出身の23歳だというモーガン。16歳の頃に里親の家から逃げて
いること。ブレイクは家出人で娼婦は一番狙われやすいタイプ
だという。性的暴行の痕跡がいっぱいだというガルシア。
ロッシは危険な商売だとするともっと安全な生き方も有っただろ
うにと語る。犯人はサディストねとブレイク。他に被害者は?
というリードに対してするけど人間ではなく先月までに犬が
6匹殴られて窒息死させられたという。現場から出たDNAが今回
のと一致しているがデータベースにはないというホッチ。
激しい手口は何かの怒りなのかというモーガン。ただの支配欲かも
知れないし、手間を掛けて殺すこと自体を楽しんでいるのかも
知れないというロッシ。ターゲットを動物から人に変えたので
シリアルキラーになる前に止めようというホッチ。

トビーの元にメールが届く。
「見てたぞ」としてアマンダを殺す動画だった。母のクレアは
トビーの部屋にやってくると今の悲鳴は何かとして何を見ている
のかと問う。youtubeのくだらない動画だよと語る。放って
おいてくれというトビー。

■移動中の飛行機

JJはアマンダは天涯孤独で捜索願いも出ていないという。
格好のターゲットだというブレイク。犬を殺していた現場は中産
階級の多い郊外。アマンダが見つかったのは治安の悪い裏通りだ
というリード。初めての殺人で安全地帯を離れたのだろうという
ロッシ。そうせざるを得ない理由が有ったというホッチ。
暑う之住宅地では娼婦がいないからというモーガン。
動物虐待から見て犯人は10代かも知れないというリード。狙いを
人に変えるのは普通20代だというロッシ。するとトーマス・ディ
ロンは39歳だったわとブレイク、ジョセフ・ダンカンは43歳だっ
け?というJJ。ロッシはあくまで普通はだと。こいつは忙しない
とし犬殺しも数日だというモーガン。人を殺す快感に目覚めたと
なるとすぐに次の刺激を求めるという。ロッシとブレイクは
検視局へ、モーガンとリードは現場へ、JJは俺と一緒に来いと
告げる。

■フロリダ州マイアミ署
オギルヴィー捜査官と挨拶するホッチとJJ。犬殺しを始めた時
に知らせようとしたが上司からは必要無いと言われたという。
これが飼い主リストだという。犬殺しの現場は集中しているとし
このエリアに住んでいるのかというJJ。物色しやすいからかもと。
アマンダだけが離れている。2つの地点を挟んでバスが走っている
こと。アマンダは発着所の傍で殺されていたこと。犯人は車を
持っていないのかというJJ。ガルシアに対してホッチはこのエリア
の犯罪者リストを作らせるという。

■検視局
ブレイクとロッシはエスコベド検死官に会う。
被害者はアゴと眼窩骨が何カ所か折られていること。そしてそれ
が素手で殴られたもので犯人も手に骨折しているかも知れない
という。初めは右手で殴り最後は左手、防御創はなしかとロッシ。
油断している所を襲ったのか。暴行で抵抗を奪いビニール袋で殺
したのかも。血からアルコールが検出されかなり酔っていたと
いう。犯人も大してゴツくないとし、それはアザで分かるという。
手が小さいこと。激しい殴りや動物虐待から、暴行に快感を得て
いるというロッシ。快楽的サディストなのか?とブレイク。
若くて経験が浅い上、無秩序で行動が雑。遺体は人通りの多い場所
に有り未熟な直情型だというロッシ。大通りの傍なのに目撃者
がないなんて奇跡ねとブレイク。

ペット店でバイトしていたトビーの元に”ヤバイぞ”というメール
が届く。店長のホリーに早引きしても良いかと問うと気分が悪い
という。今朝嘔吐したし今は悪寒がする。インフルエンザかも
知れないのでウツしたら悪いからと。

感想

冒頭からモーガンがリードに対して野球を教える姿が有る。
最後のネタに使われるのだろうなと思った。

リードは理論的に色々と考えすぎるところがあり、理論は完璧
だが行動を伴う事が出来ない。
モーガンは至るところでリードに対して、「考えるな、感じろ」
(Don’t Think Feel)
だとしていた。
男性なら元ネタはピンと来る人も多いと思うがこのセリフは
「燃えよ ドラゴン」(Enter the Dragon)でBruce Leeが弟子に
向かって語るセリフだ。世代は違ってもブルース・リー、
ジャッキー・チェン、アーノルド・シュワルツェネッガー
の映画は男の子定番の作品でネタにされるし、誰もがブルース・
リーのマネをするんだよね。
私たちの学校の仲間内ではよく「ハスラー」のセリフがネタと
して使われたけど、まぁそれぞれの学校に誰かが映画を流行ら
せてそれをみんながDVDで回し見して、誰もがその影響を受けて
いくという構図が有った。今ならhuluで・・とかamazonで、と
すぐに見られる時代なのでそんな貸し借りすることもないか。

ただ今回のネタからすると勿論色々と考えすぎるきらいのある
リードに教示するのが目的というよりも、寧ろ過去の記憶によっ
て縛られているものたちへの解放というのがテーマだったのか
も知れないね。

今回トビー少年が大人の影響を受けて目の前で犯されて殺された
17歳の姉の過去から自分の中に有る潜在的な感情が変な方向
へと育っていってしまい可哀想なことになるけれど、一度こう
いうサイコパス的意識が芽生えた人物は更正するのが難しいの
だろうな。

そして何よりもホッチの過去の事件に於いて類似犯が出たのか
連絡が来るという光景やら、最後にBAUを撮影するものまで
現れてちょっぴり不安を残すラストだった。

■事件

フロリタ州マイアミでは娼婦が裏通りで殺害される。
その殺害方法は暴行を受けた上に窒息死させられていること。
検視の結果からすると犯人はあまり大きくない人物で被害者に
残る手のアザは小さいことを示唆していた。
しかし2人目、3人目と同様の事件が発生する度に手口は同じでも
洗練されたような殺され方をしていることから、犯人は複数いる
と思われる。
ガルシアに少年犯罪を件を洗ってもらうことになるが・・

■プロファイルの発表では・・・

・被害者のタイプと捨てられた場所から見て犯人は白人男性の
二人組で、二人は年が離れている。
・若い方は恐らく思春期で自宅は事件のエリア内。地元の中高生
の可能性が高い。
・年上が30代後半から40代前半。手際の良さから見て暴行犯罪の
経験がある。
・前歴者中心に洗って。警察学校出身者も対象。
・年上はティーンエイジャーと接点が有っても目立たない人物。
・若者たちが集まるエリアの在勤・在住者。学校、教会、
地区センターなど。
・彼はティーンが信用したくなるカリスマ性が有る。教師やコー
チ。
・DCスナイパーのムハンマドとマルヴォの様に二人組も師弟関係で
殺し方を仕込んでいる。人を殺したい気持ちを共有している
ので絆が強く、血縁者かも。親子、兄弟、叔父と甥といった
関係も視野入れて。
・実際血は繋がっていなくとも家族のそれに等しい。
・若者の心の穴を埋めるべく、父親像を求めている。
・ターゲットは娼婦。注意するように伝えて。
・二人は休みが泣く活動。欲求の一致と選手と監督のような関係。

■それぞれの捜査

毎回ホッチが飛行機の中で捜査でペアを組む人を決める。

今回はロッシ&ブレイク=ブレッシが検視局へ。
モーガン&リード=リーガンが現場検証へ。
JJとホッチ=Jッチが捜査本部へ。

自分がホッチならJJばかり組みそう<- 一種のセクハラか(笑) でも最近モーガンとリードってコミュニケーションが減っていて 先日のエピでもリードが何者かと連絡を取っているのを知って 相手の私生活を理解していない構図が明らかになった。 犬が殺されたとされる現場を見に行った二人は、若いカップルを 目にする。 10代の頃には何処に行っていたのか?と問うモーガンにリードは 図書館、実験室、図書館だとする。天才少年ではないときは? と尋ねたけど、いつも大事な時に話が反らされていた。 ブレイクはFBIにソフトボールチームがあることは知らなかった とする中で、モーガンはリードのことを 「鉛筆みたいな体型をしているけどこのDr.は意外とやるんだ」
と持ち上げていた。なんとかしてモーガンがリードに苦手の克服
と同時に自分のチームの数集めに利用している感じ。

でもその場合ホッチでも良かったのではなかったのか。

■捜査

次々と犯罪者が増えていく。
いずれも殺されるのは娼婦たち。
よく分からないけど何でアメリカでは娼婦が狙われるんでしょう
かね。クリスチャンが多いとかそういう宗教的理由もあるんで
しょうか。

・アマンダ・ロペス(23歳)・・タンパ出身
・ヴィッキー・トーマス(22歳)・・デイトナビーチ出身
・ショーナ・ラドフォード

アマンダはトビーが殺し、ヴィッキーはデヴィッドが殺害、
ショーナは住宅街で車に乗らせると二人で殺害した。

卒業だということで、ホームセンターで殺しの道具を買いに行く
構図は一見すると親子そのもの。しかし殺しの道具を買っている
のだから怖い。

ガルシアに連絡を取る。
最初にモーガンが電話した際には、
「やっと電話が来た。耳があんたの声に飢えていたの」
モーガンがガルシアに頼んだのは暴力犯罪を未成年に広げてくれ
ということ。

■色々と当たっているところも多い

細かく見ると違うところも有るけど、やはり少年と大人が一緒に
師弟関係のようになり、犯罪の手口を教えているというのを
証拠だけで口にしていくところは見事だったな。

少年犯罪で一人引っかかる人物が見つかる。

ホセ・アグイラ

犬殺しが始まった頃にマイアミに引っ越して来た人物で、
オーランドで2つの学校を退学。生徒の鼻を折ったり気絶させたり
している。しかし一度病院の緊急外来に来ていて、その際ハンマー
を持った男に襲われたが被害届けを出さなかった。

当時の事を覚えていないという彼にリードは目をつぶらせて、
「メンタリスト」のパトリックばりの催眠術で当時のことを
思い出させる。

ホセとトビーの違いは動物が好きか嫌いかということか。
ホセはトビーが動物を虐待しているところを目にして止めようと
して殴った。しかし背後からは大人が来て思いっきりハンマーで
殴られたこと。
似顔絵作りに協力する。

■結論

やはり色々と繋がりは有った。
元々の手口はルディ・スタインというニューヨークで娼婦を殴り
噛みついていた人物の手口。89年に有罪判決、シンシン刑務所
で脳卒中で死亡。
その当時に同じ房にいたデヴィッド・ロイ・ターナーがそれを
引き継いでいた。
デヴィッドはルディに師匠に対するリスペクトは存在していた
けど、デヴィッドが勘で目につけたトビーはまだ思春期故に
色々と若さもあり反発もある。

デヴィッドはマイアミデイド公園のグラウンド整備員で
パートタイムでバーテンをしているという。そんなにマジメに
更正していた人がまた手を染めるなんてちょっと不自然だな。

ガルシアがデヴィッドのPCを調べると、拷問ビデオマニア。
「リック・ジェームズがアーミッシュに思えるくらいに」
語る。

気になるのは犬を虐待していた際にホセがトビーを殴ったけど、
その際にデヴィッドが助けている。これは”偶然”通りかかった
だけなのか、それともずっと監視していた行動なのか。

最後は相変わらず刑務所に入れても更生は無理だと思っている
のか殺害してしまうというパターンが結構多いね。モーガンが
相変わらず発砲していた。

■その他

・ダラスで発見された遺体

ホッチも色々と情報に網を張っているみたいで、ダラスで発見
された遺体の口が縫われていたこと。
ロッシはサイレンサーはもう死んだとするが・・

・リードはソフトボール大会へ

FBI捜査官 vs シークレットサービス

また凄い組み合わせの試合だな。
モーガンによると5年間勝利していない。
ダイソンの妻が子供を産んだのでリードが代理で出場するという。
相手も舐めてかかり、結局リードがホームランを打つ。
ネタとしてはありがちなオチだったけど、その光景を撮影している
のは先日のリードと精通している精神科医の関係者なのか。
それともホッチの流れに精通しているのかだね。

S8-1にも登場した。
その際にはBAUの写真を撮影していたね。

第1話 沈黙の逃亡者 The Silencer 脚本/Erica Messer 監督/Glenn Kershaw 【ストーリー...

■使用された曲

・Black is the Color of my Gun by Almighty Love Noise

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) 国防総省
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) BAU
アレックス・ブレイク (Jeanne Tripplehorn) S8新加入、大学教授

ジャック・ホッチナー (Cade Owens) 息子
ヘンリー・ラモンテーン (Mekhai Andersen) JJの息子

デヴィッド・ロイ・ターナー (Matthew Lillard) 犯罪者
トビー・ホワイトウッド (Harrison Thomas) 15歳、マッキンレーハイスクール
クレア・ホワイトウッド (Nancy La Scala) トビーの母、シングル
サム・オギルヴィー (Hector Hugo) マイアミ署・捜査官
ホリー・リジオ (Shira Scott Astrof) ハルのペットショップ店長
Dr.ローザ・エスコベド (Shirley Jordan) 検死官
ホセ・アグイラ (Eitra Kennedy) 未成年の暴行犯罪者
アマンダ・ロペス (Veronica Diaz Carranza) 23歳、娼婦、1人目
ショーナ・ラドフォード (Marina Lyon) 21歳、娼婦、3人目被害
— (Michael Broderick) Secret Service Player
— (Chuck Pierce) Umpire
ヴィッキー・トマース () 22歳、娼婦、デイトナビーチ、2歳の息子
ルディ・スタイン () シンシン刑務所、脳卒中、今年7月死亡
ネイト・ターナー () マリン整備士

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