[E] NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン6 第25話 忠誠心 Aliyah

リンク広告 テスト




第25話 忠誠心 Aliyah
「aka.ジヴァの決断」

脚本/David J. North
監督/Dennis Smith

【ストーリー】

認証カード・・・「ジヴァ・ダヴィード、モサド、ギメル・ヴァ
ヴ・ヘット・シン」。ハダール(電話0119735550138)に繋がると
シュローム、ダヴィードという。ジヴァはすぐに工作員を引き
上げさせて今すぐよと。
ターゲットは?と問われマイケルだという。私のアパートにいると
する中、ジヴァは室内で争いが発生していることを目にする。
ジヴァが部屋に戻る時には、トニーとマイケルが激しい争いを
している中トニーはマイケルが銃口を向けた為にトニーが彼を射殺
する。中に入ってきたジヴァに対してトニーは済まないと告げる。
救急車を呼んでというジヴァ。

病院でトニーは心配してジヴァを見ていた。ジヴァは医者から
何か話を聞かされていた。そんなトニーの元にギブスがやって
くる。自分は橈骨にヒビと打撲傷が幾つかだという。手がかり
が出てジヴァに話に行ったところ・・いや問い詰めに行ったら
リフキンが居て襲ってきたので撃つしかなかったとし正当防衛だ
という。ギブスは書面にするんだとし説明を求められるという。
ジヴァはリフキンが死んだとしトニーが殺したと語る。見たのか
というギブスは俺には全部話してくれという。昼間で内部調査用
の報告書を作るとして出て行ってしまう。

マクギーはやっとジヴァの新居が見られるとしてやってくる。
こんな形ではなく普通に見たかったが・・と。どんな所に住んで
いるのか気になっていたという。
何をしているのかというギブスに対してテニーがデスクを探って
居たのだというマクギー。ジヴァが一時的に帰国する前日の事。
電話も多分リフキンからのものだという。モサドはトニーを狙っ
ているというギブス。ヴァンス局長が守ってくれるでしょ?という
マクギー。殺されかけたんだとすると、ジヴァが証言すると
いう。トニーが訳もなく撃ったりしないというマクギー。アパート
に入ろうとしていた所、突然ジヴァの部屋が爆発する。

トナーがジヴァの友を殺してジヴァの部屋が吹っ飛んだだけだ
というマクギー。記録しろというギブス。何かが落ちていた為に
トリガーかもというマクギー。
ジヴァはモルグでリフキンの遺体に触れて「バルツク・ダヤン・
ハエメット(神の恵みを)」と語る。
そこにダッキーとジミーがやってるとジヴァに対して彼の信仰に
ついて教えて欲しいという。知り合いのラビに頼んで解剖時に
立ち会ってもらうように頼んでいること。必要はないという
ジヴァはユダヤ教ではないからと。でも伝導は心の慰めになる
という。君らの言葉でアニヌート(埋葬まで)とかアヴェート(死後
1年)とあるように悲しみに浸る儀式はとても大切だという。
死者への敬意を示す為ではなく残されたものたちが安らぎを感じ
られるという。ジヴァは私には儀式など必要はないとして出て行く。

ギブスはマクギーに携帯のチェックが出来るかとして番号を
渡す。これってジヴァの携帯番号(555-0813)だというマクギー。
内部調査報告書に目を通すギブス。ジヴァも書類を持って来て
それをギブスに渡していく。私はリフキンのことでは嘘は付か
なかったこと。モサドだと答えたしプライベートについては聞か
れなかったから・・。君の部屋が吹き飛んだのだという。ガス爆
発でありこれは事故ではないという。サイクしてあったこと。
心当たりは?と問うギブスに無いと語る。返事が早いなというと
君の家なんだぞと。

ヴァンスはトニーに詳細は報告書で読んだが幾つか抜けてると
いう。何故規則を破り単独で行動したのか。何故私に知らせない
のか。ジヴァの潔白を信じてはいましたが自分の勘に自信が
無くなっていたという。潔白ではないにしても釈明のチャンス
を与えたかったという。

ダッキーはトニーの左橈骨にもみ合った際のヒビが有り、リフ
キンにも同様に多数の傷が有ること。トニーの供述と一致して
いるので嘘はないと語る。しかし腑に落ちないというギブス。
何故互角だったのか・・リフキンはキドンだぞとギブス。

ヴァンスはトニーに対してどう生き延びたのか?腕っ節には自信
がある。暴れん坊の凄腕の暗殺者を倒したというのか?とヴァンス。
事実を言っているとし確かに変・・彼は死んでボクは生きて居る
理由は分からないと。するとギブスがやってきて理由は泥酔だ
という。グデングデンでも彼は戦えるというが血中濃度は0.16%。
法廷上限の2倍かというヴァンス。運転は無理だとトニー。独
断で動きモサドの工作員を殺した。おまけに現場が爆発。追求さ
れるので答えを用意しておけとヴァンス。厳しい尋問、そして外交
が待っているという。早速ヴァンスの元にイーライから電話が
なる。

マクギーはアビーに「マシンが焼けたっていうけどマジで黒こげ」
だと語る。アビーはそれを言ったの何度目?と問うと、今は笑える
状況じゃないという。ギブスがやってくるとターゲットはジヴァ
のアパートだという。本人がそうとは限らないという。パソコン
にはリフキンの指紋が沢山付いていたという。中のデータは壊れ
ててデータの一部は復元出来るかも知れないが数日はかかるもの
だという。1日でやれというギブス。
そこにジヴァがやってくる。捜査から降りろと言われたけど私の
部屋のことだという。現場写真でも見ようかと来たとすると、
ギブスは見せないという。しかしジヴァはもう写真は見たとし、
マクギーのパソコンがつけっぱなしだったという。気づいたことは
伝える義務があるとし、黒いのはエタンチオールに浸したチャコ
ールフィルター。”ウチ”では切り目を入れたガス管に装着して
匂いを誤魔化すのだという。多くの情報機関がやっていることだ
とするとモサドもその一つだというギブス。
ヴァンスがやってくるとギブスとジヴァとトニーに荷造りをする
んだとし、ある人の頼みを聞くことにしたとしただちにテルアビブ
に跳ぶという。

■感想

シーズン6の最終話。来週には間髪入れずにシーズン7に突入
する。NCISの日本での最新はFOX chでS14を放送しているのかな。
NCISも随分とレビューが取り残されているのでこの先のクレジ
ットの情報が色々と飛び込んできたりしているので辛い部分も
有るけど、まぁ仕方が無い。ただ大体どのシーズンまではその
キャラクターが登場するっていうことは判明しているので当面は
安心して見ていられるかな。

シーズン6と言えば、冒頭からチームがバラバラになった所から
始まり、寄せ集められてまた再びチームギブスとして結成して
いくという流れが有った。ジェニーの代わりに局長になったのが
ヴァンス。このヴァンスもまたちょっぴり癖があり、謎めいた
存在に写っている。最終話に於いてはギブスもその件に触れて
怒っているところが有った。

「私を誰だと思っている!!」(Vance)
「良い質問だ。ずっとそれが気になっていた。答えが欲しい」
(Gibbs)

何よりもチームをバラバラにさせたヴァンスのことをギブスは
信用しておらず、更にはヴァンスはモサドのイーライとアムス
テルダム以降、一緒に仕事をしていてそれなりに周知の仲では
あるようだ。
ただヴァンスはアメリカ国内でのことを任せてくれないことに
いらだち、モサド長官のイーライとしては、「NCISとは状況の
見え方が違う」
としているように、差し迫ってるものがあるの
だろう。

冒頭でのスタートはトニーとリフキンがジヴァの部屋で闘ってい
る5分前に時計を戻してジヴァ側から一連の事件を眺めたもの
だった。

リフキンが語る様に事件が複雑化しているけど、彼がシャーマン
捜査官とタバルをアメリカ国内で殺害した事実には変わりはない。
そして捜査官への数々の司法妨害も行っている。

前回ではタバルの流れを追う中で、ジヴァの部屋から通信して
いる流れが見つかり、それがジヴァ本人のものなのかをトニー
が確かめるところから始まり、彼女の部屋に居たリフキンと
話し合おうとするもいきなり争いになってトニーが殺害するに
至った。

今回はやたらとジヴァの幼少期の写真だと思われるものが出て
来て、如何にも彼女にとってのリフキンの存在の大きさなんか
も感じさせる。あの写真には3人の子供が写っていたけど、
ジヴァ、リフキン、アリだったのかな。

ハマスに潜入中のモサドのアリは過去寝返ってしまい結局NCISの
ラボに侵入したところをジヴァによって殺されたよね。
元々アリに潜入させ、そしてそのアリが暴走したからを処分しろ
と命じてNCISに潜入させたのは誰でもなくイーライである。
そしてギブスが真っ先にジヴァのことを信用・信頼した理由は、
同じモサドだった人物で、義兄妹のアリを殺害し、ギブスのこと
を助けた恩人でも有ったことだが、それもジヴァをNCISに潜入
させる為の策略にもなっているという。ヴァンスによればギブス
自身もそのイーライの術中にハマって動かされていると。

そもそもジヴァはモサドの人間。アメリカを取るかイスラエル
を取るかという問題以上にモサドの長がジヴァの父親だという
状況が事態を複雑にさせている。

その事を告げに今回はダッキーがギブスの家に訪れるけれど、
最近ギブスの家に集合することが多くないか?

またジヴァとは暫く別れるという意味なのか、やたらとハグして
頬にキスするシーンが多く見られた感じがする。
いつもはアビーにしている行動だよね。多分3度(ギブス、
ハダール、イーライ)そんなディープなハグのシーンがあったかな。

■事件

モサドの工作員のマイケル・リフキンが、NCISのトニーによって
殺害されたことで内部調査が始まり、そしてヴァンスはモサドの
長官のイーライからの依頼でイスラエルのテルフビブに行き、
トニーから話を聞くことになる。

■経過

ジヴァの自宅が破壊される

マクギーじゃないけどこんな形ではなくジヴァの部屋を見てみた
かったな。幾らモサドの人間とはいえ、アメリカ生活に於いて
トニーを仲間として行動を共にしていて影響を受けている部分が
あるハズ。そういう痕跡を見たかった。

ギブスには分かって居たのだろうけど、ジヴァの家が爆発され、
それはモサドの工作員による仕業であろうこと。
全ては証拠を消すためである。ただ問題はこの爆発自体が
モサドによるものだとしても、ジヴァの知らない何かが隠されて
いる事実が存在しているのかどうかが問われることになる。
ハダール、リフキンといった人物は一見するとモサドの繋がり
があるが、ジヴァを利用して何か別の企み・任務を背負っている
のではないかということ。

視聴者的には冒頭でハダールという人物と電話でリフキンを急い
で引き上げるようにしてくれと語っていることもあり、ハダール
がテルアビブに行った際に真っ先に出て来たことも有って、彼女
が頼った人物であることは判明する。

ジヴァ自身も現場検証には立ち会えないけれど、せめてもの誠意
として知っている情報の一部は語っていた。爆破させたのがモサド
が使う手口(エタンチオールに浸したチャコールフィルターをガス
管に入れて無味無臭化させる)であること。

いざテルアビブへ

今回は何と言ってもトニーが罪人のようにしてイスラエルに
連れて行かれるというのが切ない。ヴァンスとギブスが一緒なん
だから守ってくれるだろうとは思うけど、二人共トニー
は一人でも出来る人物だという信頼感があるのか突き放していた
感じもする。肩入れすることで不都合に写ってしまうところが
あるので距離を置いていたのか。

案の定彼はイーライから話し合いと称した取り調べのが行われ
た。ヴァンスはイーライとトニーが一対一にさせられた
時にサノヴァビッチ!!と叫んでいた。
モサドの言い分ではアメリカ捜査官の死はアクシデントでリフ
キン(モサド)の死は意図的だと主張する。

しかしトニーも口や駆け引きでは負けるハズもない。
リフキンは自分の命令で動いていたことを話したことで、トニー
もニンマリ。だから前回のエピソードでマクギーとの間で
議論がどうとかしつこく語り合うやりとりが有ったのかなぁ。

「D.Cで好き勝手させて僕達を責めるのか?リフキンが初めて
じゃない。アリの時もそうだ。あなたの息子。大した父親だ。
危険な暗殺者のプロを娘に近づかせるなんて・・」

・モサド・ザ・ジヴァ

やはり今回のジヴァは野生の頃の彼女に戻ったように、殺し屋の
目って感じの鋭さが有った。誰もがトニーが単なるジヴァと
リフキンの関係を引き裂くためだけに無駄な殺生をする訳が無い
と思っている。あのジヴァだってそれを信用したいところだが、
誰もが引っかかっているのは、トニーと違ってリフキンはモサド
の中でも“キドン”と呼ばれる特殊な人物であること。

酔っ払っていたとしてもトニーを殺せるだけのスキルがある暗殺
者であること。

血中濃度は0.16%で法廷上限の2倍たとは言っていたけど、それでも
やはりギドンを殺す事は特別みたいだ。

ジヴァもまたギドンがトニーによって殺されたということに納得が
いっていない。不正をしてトニーが彼を殺さない限りは無理だと
踏んでいたのだろう。

・ジヴァも不利な立場に・・

D.Cではアビーとマクギーが残ってジヴァの携帯を調べ、そして
ジヴァの家に焼け焦げていたパソコンを調べる事になる。
“フライ(焼く)”という言葉はパソコンでは使うけれど、アビーの
前で語るとそれを言ったのは何度目かと怒られた。
「今は笑える状況じゃない」と。

判明した結果
・ジヴァが爆発前にイスラエル/モサドに電話していること。
(因みに電話していたのは2009年5月17日。電話先は、
IS Jerusalem 深夜24時過ぎ、011-972-2-332965と書かれていた(笑))
・パソコンの指紋はリフキンではなくアビン・タバルのもの。
・パソコンの中身にはリフキンのメールアカウントも有り、
ジヴァにメールで連絡を取っていること。

ジヴァは全てを知っていてなんとか止めようとしていた様子。
これはトニーがジヴァを止めようとしていた流れなんかと類似
してくるよね。

■結論

イマイチ話は分からない部分も有ったけど、リフキンがそこまで
リスクを冒してアメリカに滞在していたのは、リフキンは
タバルに扮してテロリスト養成キャンプの流れを突き止めようと
していたようだ。北アフリカにその施設があり、スリーパー(ま
とめ役)だったタバルと入れ替わって潜入しようとしたこと。
LAにもその組織があり先日の強引な捜査を行っていた。

ジヴァはギブスには本音で話す。
トニーが事実を言っているのかまだ確信がない。その確信がない
ウチには一緒に捜査はできないとのこと。しかしギブスはトニー
のことを信じている。
ジヴァはギブスに私を取るかトニーを取るかを迫った格好だった
けど、ギブスはジヴァが戻ってくることを待っているという意味で
新任を入れるのを拒否するようだ。

ダッキーは何故ギブスがジヴァを早急に信用するに至ったのかを
疑問を口にしていた。しかしヴァンスはその事実を知っていた。

■その他

・アビーとジミー

アビーはお帰りと直接言いたい為にアビーのオフィスではなく
NCISのスタッフが働く部屋で待つことに。
「オフィシャルウェルカムでやらないと・・」ってどういう意味
なんだろ(笑)
みんなの方が先に部屋には行ったらこっちがウェルカムされるで
しょと不思議ちゃんアビーっぽさが有ったか。

ジミーもまたトニーの椅子に座って何か雑誌を読んでいたけど
先日トニーが持っていた雑誌かな。

残念ながらジヴァが戻ってこないことでショックを受けていた。

・ジヴァ

東アフリカのソマリアにチームで行っていた。
しかし組織に捕まったらしくNCISに対する情報を話せとして
顔面がボコボコになっていた。

かつてNCIS:LAでサムが突然イラクだがアフガンに行ったことが
有ったけど、NCISでも助けに行くのかな。

最後に拷問していたアミッドに関しては「NCIS:LA」S4-18と19
に登場する。

■使用された曲

・Fear by Stop Making Friends featuring Pauley Perrette

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) モサド
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”分析・解析
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの新しい助手、検視
レオン・ヴァンス (Rocky Carroll) NCIS局長

アミット・ハダール (Arnold Vosloo) モサド
サリーム・ウルマン (Omid Abtahi) 東アフリカ・ソマリア
マイケル・リフキン (Merik Tadros) ジヴァと接触、モサド
イーライ・デビッド (Michael Nouri) モサド長官
サンドラ・ホールデン (Inger Tudor) 医者
アリ・ハスワリ (Rudolf Martin) 他界元モサド、ハマスに寝返り・・
— (Nathan Barilka) Firefighter
— (Mohammad Kavianpour) モサド捜査官
— (Rich Ronat) Stunts
アビル・タバル

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336