シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察 Shades of Blue 第11話 妨害 The Breach

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第11話 妨害 The Breach

監督/Steven DePaul 脚本/Wolfe Coleman

【これまでのあらすじ】

カメラを”キャディ”に頼んでベッドルームに仕掛けるハー
リー。スタールはサップの免責契約を2週間前の日付にさせる。
トゥフォは2週間もサップは情報を流していたとウォズに
報告する。DEAのリンクレーターはウォズやハーリーと初対面
する。ホアキンはドニーの甥。明日拉致した男・キースを
脅してこいつが運転する輸送車を向かわせるという。
弁護士はミゲルに免責契約にサインすれば自由になれるとい
う。契約は市当局などを訴えないことを条件にしたもの。
ハーリーはクリスティーナにミゲルはあなたのパパじゃないと
言い聞かせてきた。ミゲルはクリスティーナに会いに行くと
今ここでハッキリさせようとし、彼はハーリーとスピーカー
フォンでやりとりをクリスティーナに聞かせると母親の嘘だ
と分かる。ミゲルはハーリーに会うとオレを逮捕した刑事が
いたとしウォズニアックだと。彼とはいつから一緒に仕事を
しているのかと問われハーリーは一緒に仕事はしていないと
嘘をつく。ゴミ箱の被害者はランディ・ロイスでクラブ・
オーナー。そのビル自体も所有しているようだと。しかし
トゥフォはそれを殺害した容疑者もまた殺されたと語る。
チームのみんなにも免責をとハーリー。スタールはベイカー
に連絡を取るとは言うが・・

【ストーリー】

スタールとハーリー(実はジーナ・ロメロ(Vanessa
Vander Pluym))は関係をミツ。この時を待っていた・・僕
を満たせ!としてセックスする二人。
ウォズはドニーにファイルを見たかと電話がなる。言い争い
はしたくないというドニーに対してそれなら怒らせるなと
ウォズ。ドニーはスタールは捜査を打ち切りFBIは手を引いた
こと。蒸し返すマネはするなとし、明日は何でも成功したい
のだという。だからスタールのことを確かめているんだと
ウォズ。ドニーはウォズに一緒に不動産に投資しないか?とし
て良い物件があることを語る。この仕事を受けたのもその為。
ウォズにも一口乗って欲しいという。幾らなのかと問うと、
200万ドルだという。そんな金が何処に有るのか?取り分から
出せるだろうというドニー。ウォズはオレの取り分は60万
ドルだとすると、300万ドルを5人で分けるのだからと。
チームで山分けすることはないというと、タカる気なのか?
というウォズ。よかれと思って声を掛けたというが、ウォズは
金が足りないと分かった所にオレが談判して取り分を
つり上げたからだろうと。スタールの家からハーリーが出て
くるのをウォズが見ていた。ウォズは車に乗るハーリーに
声を掛けて顔を確認する。

クリスティーナに電話するハーリー。今はミカエラのママと
食事に行っていると思うが問題はないか?と。
ミゲルはクリスティーナと会い会話を楽しむ。祖母の写真を
見せるミゲル。美人の家系なんだという。お前に会いたがる
よと。これからも今みたいに会えるか・・と彼女。お前が
見たあざだらけのママの写真、ケンカしなければ階段から
踏み外すことも無かったのだという。何て言われているのか?
と問う。どうして釈放されたのか?という彼女の質問に、
オレが無実が認められたからだという。何故刑務所に行く
ことになったのか?誰かにハメられたのだという。無実だから
自由の身になれたが時間は戻らない。本当ならばもっと家族を
作れたのだという。しかしクリスティーナは家族ならば
一杯居るとして、テス、トゥフォ、ウォズのことを口にする。
ウォズはママの上司だという。いつからなのか?と問われ、
覚えている限りずっとだというクリスティーナ。
オレに会ったことは別に隠さなくても良いというミゲル。

テスは3日前までFBIに狙われていたのにホントに明日押収
のドラッグマネーを盗むのか?とハーリーと会話する。ウォズ
が観察官に聞いたがFBIは心配がないという。ルールを曲げて
良いか分からないとし逮捕の為なら別だが金の為だという
テス。気乗りしないならば降りても良いというハーリー。
しかしクリスティーナの姿を見て自分の為ではなく子供たち
の為にやると語る。

ハーリーに会いにクリスティーナがやってくる。
テスは何を反対していたのか?と問うと組合のことで話して
いたのだという。しかしクリスティーナはまた嘘ねとし
それも私の為なのかと彼女。ハーリーはあなたが全てだとし
信じられない時もあるかも知れないがホントのこと。食事
は楽しかったか?というととても・・と語る。

・マーフィーズ

ハーリー以外のみんなが集まる中ウォズはハーリーが来るまで
ゴミ捨て場の靴無し死体の件を確認しようという。トゥフォ
は犯人は被害者が所有する隣のクラブのオーナー、ランディ・
ロス。エスポはそいつも遺体として発見されたという。殺しの
殺しか・・厄介だなとウォズ。これからクラブの従業員に
聞き込みするというテスに、ローマンも連れて行けと語る。
俺たちが例の仕事をしている間に一人で捜査を進められるよ
うにしておくこと。例の仕事は3時から5時。2時45分までだ
という。各自無線を消してバックレておけという。
ハーリーが遅れてやってくる。二台目のバンが出発地点の
駐車場、一台目のバンはウォズの船の近くに駐めて有るという
ハーリー。トゥフォはオレがハーリーと一緒に行ってくると
いう。一台目を取りに行くんだろうと。ウォズは俺たちの
役目は簡単な運び屋で、強盗に見せかけるだけだが油断はする
なと語る。このエリア内で止まるとし地図を広げて詳細に
計画の流れを告げる。金を下ろすのはココだと。

ハーリーはスタールに地図を手渡す中、具体的には状況判断
になる事を告げる。遠隔で追跡するという。ハーリーは
スタールはGPSを2つ入れて有るとしそれぞれのバンに入れろ
という。バンで追うとし近くに機動班を置いておくという。
飛行場には別の班を・・受信可能な所にはいけないので録音
してもらうことになるという。協力者のリストはこれで最後
だとしあと一歩で免責が手に入るという。他3人は?ベイカー
はどうしたのか?。今のままでは少し弱いとし、連邦検事に
主張するにはウォズから依頼主の名前を聞いてくれと。それ
ならば勝ち取れるという。

ティファニー(Meredith Holzman)の元にミゲルが訪れる。
友達がここで死んだというミゲルは名前はフランク・コヴァ
ッチだという。腑に落ちないことがあって調べていると。
私と婚約していたとし友達ならばほぼ知っているハズだと語る。

■感想

ハーリーがスタールのことを何処で見限ってウォズ側に就く
のかなと思っていただけに、今回はその転機となった感じ。

今回のエピソードから俄然ドラマは盛り上がってきた。

フランクが殺害された流れは確かに前妻との間の子供を
誘拐して連れ出したからで殺害されたが、現在のミゲルも
同様の流れになってしまいそうな勢いであり。

またハーリーはクリスティーナに対してミゲルの事に関して
嘘をつく度に不利な状況になっていく構図が有る。
クリスティーナは嘘をつかずになんでも話して欲しいと思って
いるがなかなか話せる状況じゃない。
この状況って見ていない人には悪いけど海外ドラマの
「スーツ / SUITS」のS3のスコットとハーヴィーの関係に
似ているのよね。
マイクの件を話せない為にスコットには至る所でハーヴィー
は説明出来ずに口を閉ざして誤魔化さねばならなかった。

ハーリーに対して少し不信感も出て来ていたのだけど、
スタールが予想以上にゲスだったので今回は感情移入が
しやすかったな。実はハーリーって調子よく世渡りしてきた
人物でソシオパスとは言わないが、処世術を身につけて
人を操る天才なのかと思っていた。

■予想外のことが起きる

冒頭ではFBIのスタールが本当に手を引いたのかを調べる為に
ウォズが監視している構図がある。
どう見ても相手がハーリーだったことも有って万事休すかと
思った。そして車に乗るときには顔まで見られている訳で
一体どうなるものかと思ったら、なんとジーナという娼婦と
ハーリーはそっくりだという。スタールはジーナを買春し
その際にはハーリー役を演じさせている。
先日ハーリーが隠しカメラをキャディに頼んでいたけどここで
役に立った。タブレットには、ジーナとHする映像があり
上述したようにハーリーに固執するようにして演じさせて
いる。

なんで見つかった後にもハーリーがみんなの前で平然として
いるのか最初は訳が分からなかった。

■複雑な要素が絡んできてしまった

ドラマでは麻薬の押収金を奪うという計画に対して、不透明
な流れが幾つも重なってしまうことになった。

1) ドニーが購入しようとしている土地で死体が出たこと。

2) 被害者が出たバーで聞き込みをしていた時にホアキンが
居て彼の事をトゥフォとローマンが目にしていること。
(ローマンは覚えていないっぽいけど)

3) ミゲルが聞き耳を立ててハーリーの弱点を探し回っている。
その過程で色々と情報を知られてしまっていること。
その情報は何処まで知られているのかって所だよね。

4) 助ける筈の人質のキースが殺害されたこと。

5) FBIの捜査を交わすためにハーリーが色々と仕込んだこと

6) 偶然にもローマンがホアキンが怪しいと踏んで尾行して
居る流れがあること。

■FBIのしている大義とNYPDの大義

スタールは結局免責に関しては追加することは出来ず、
ハーリーだけしか助けられないこと。助ける振りして電話を
していなかったこと。それを追求した際には彼女のことを
人ではなく戦略的なコマにしていることを口にしたことで
スタールに対するハーリーの信頼度は益々減っていった。

「一度は殴ったけど二度は殴らせない」

人の命を奪う犯罪が一番酷いような気がするけど、スタール
には大義の為には途中で人が命を落とそうとも気にしていな
い。キースが亡くなったのを知ってシラーっとしている
スタールと、大義の為に仲間にも手をかけたウォズ。
どちらも嫌な人物となってしまったが、少なくとも仲間として
動いている限りはスタールよりはウォズに味方できる要素は
あるな。

■余計な事をしたローマン

この事件の決着をどうつけるのか。
ローマンが応援を要請したことで複雑な状況になっていく。

誰かに罪をなすりつけるのだろうと思っているのでその格好
の相手がミゲルとホアキンなのかな。

ドニーも不動産投資でウォズを騙そうとしていた感じもする
し(買い手はカップルだとしていたけど、ホアキンの相手は
誰だったのかな)最終的にはやられてしまうことになるのかな。

■いよいよ計画の全貌の実行

ハーリーがなんとか妨害しようとした。一台のバンを動かさ
ないようにして話をシンプルにしようとしたのかな。
しかしトゥフォたちはバンを乗り捨てて車を調達してくる
のだから手際が良い。

結局ドニーも捕まったとすればウォズたちに全ての責任を
押しつけようとしていたのではないのか。

問題はDEAの黒幕がどうなるかだね。

■使用された曲

・Closer by JMR

■出演者

ハーリー・グレース・サントス (Jennifer Lopez) NYPD
マット・ウォズニアック (Ray Liotta) NYPD・警部補
ロバート・スタール (Warren Kole) FBI
マイケル・ローマン (Dayo Okeniyi) NYPD・新人
テス・ナザリオ (Drea de Matteo) NYPD・金髪

マーカス・トゥフォ (Hampton Fluker) NYPD
カルロス・エスパーダ (Vincent Laresca) NYPD
クリスティーナ・サントス (Sarah Jeffery) ハーリーの娘・音楽学校
ドニー・ポンプ (Michael Esper) 内務観察官

モリー・チェン (Annie Chang) FBI捜査官
ゲイル・ベイカー (Leslie Silva) FBI捜査官、上司
ミゲル・ゼペダ (Antonio Jaramillo) ハーリーの元夫
ホアキン・フォスター (Michael Drayer) ドニーの甥、警備
キース・コルビー (Matthew Rauch) 人質
カーティス・デヴィル (Michael Laurence) “キャディ”、元ハーリーの上官
エレン・コルビー (Jennifer Mudge) ファーストガーディアン警備
マイルズ・ゼナー (Marcus Callender) ファーストガーディアン警備
(Jade Eshete) “ファーストガーディアン警備”の受付係
(Robert Hallak) 管理人
ティファニー (Meredith Holzman) フランクの恋人
アンドレア (Caitlin McGee) 検事局、ナヴァの助手
ジーナ・ロメロ (Vanessa Vander Pluym) 35歳、娼婦、ハーリー似
(Kerry Vera Lea) ロスの店のバーテンダー
(Teddy Coluca) 管理人
(Roger Brenner) FDNY / EMT
フランク・コヴァッチ …… 犯人、ビルから落下
ウィリアム・イングラム …… ビルのオーナー
ランディ・ロス …… 殺されたクラブのオーナー

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