シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察 Shades of Blue 第12話 懺悔 For I Have Sinned

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第12話 懺悔 For I Have Sinned

監督/Steven DePaul 脚本/Mike Daniels

【これまでのあらすじ】

ローマンは本物の銃声に聞こえたとして室内でゲームしていた
ジャマーを撃ち殺してしまう。ハーリーは私たちが守るから
明日の事情聴取はあなたが私を助けてとハーリー。
ホアキン・フォスターが現金輸送車の運転手だと知ると
トゥフォは遺体が見つける直前にこいつとすれ違ったという
事を知る。テスはローマンに一人で聞き込みにいってくれ
と語る。ホアキンはドニーの甥だということを麻薬取締局の
リンクレーターが語る。明日拉致した男・キースの妻・エレン
を脅して輸送車を向かわせるという。ドニーはウォズに一緒
に不動産投資をしないか?と告げる。私に嘘付いて利用したと
ハーリーはスタールに激怒するが、彼は君が自分で法を破り
今の自分に追い込んだのだという。キャディの元に助けを
求めに行くハーリー。オレみたいなジャンキーに頼る程
どん底なのか?と。盗聴器に細工をして欲しいと頼む。トゥフォ
はホアキンは殺人の容疑者だとして現金輸送車の乗り換え時
に尾行してきたローマンをきっかけとして争いになり、
ホアキンらが銃を出した為にウォズはマイルスのアタマを
撃ち、ホアキンともみ合ったトゥフォの弾はテスの腕に
当たりエスパーダはホアキンの腹部に向けて発砲する。

【ストーリー】

通報した者は64分署のマイケル・ローマンだと。

スタールはベイカーに状況尋ねる。警察が先に現場に到着
してしまったこと。しかし車は飛行場に向かっているという
ベイカー。スタールに襲撃現場で死傷者が出た事を告げる。

テスとホアキンは車に乗せられる。
二人共出血していて急いで止血と共に体内から銃弾を取り出す
必要が有った。エスパーダはテスの患部を抑える。テスは
痛みを止めてというが止血の為に強く圧迫していることを
告げる。病院には行かせられないというトゥフォ。医者に
見せなければ駄目だろうとすると、通報義務の無い医者の
アイゼイア(Peter Jay Fernandez)に診てもらうという。
クリニックではなくアパートの一室でやっている所だろうと
すると往診を頼むという。

チェンは人質が殺された事を受けて、奥さんには何と言えば
良いのか?とスタールに頼む。まだ言うなとし作戦続行中だ
と。怖がられたらマズイとし彼は僕の指示に従ったまでだと
いう。閉鎖してこっちに来いとチェンに告げる。

輸送車の運転手が頭のに一発撃たれたこと。撃ち合いの前に
私服警官が連絡してきたという捜査官。

金を運ぶウォズとハーリー。
ウォズはローマンはきっとしゃべるぞという。忠誠心はまだ
低いのだからと。しかしハーリーは私たちがかばったのだから
彼も庇ってくれるという。彼は人を善人だと思っていること。
喋ると決めつけないでと。クリスティーナとリンダは現在
一緒に居ること。盗難車でどこにいくのか?という彼に
決めた以上最後までやり通そうというハーリー。金を届けて
ドニーとリンクレーターに真相を聞き出すという。
警察がローマンかせ聞き出す前に?ローマンは口を割らない
とハーリーは語る。すると突然二人の車に横から追突して
来て横転する。ぶつかって金を盗んでいったとし、ハーリー
を起こすと逃げようというウォズ。

トゥフォたちは教会へ。
司祭のルーカス(Gregg Edelman)にアイゼイアは何処に?
と尋ねると奥の部屋に居るという。ギャングの撃ち合いを
したのではないのか?というと、ルーカスに警備員だと言う。
ここは私の教会だとするがこの前違法なクスリを隠してい
ただろうと。アイゼイアがやってくると助けて欲しいと
頼む。すると奥の部屋に通され男のベストを脱がせるのだと
いう。エスパーダは彼女が先だろうとすると、傷は男の方
が深刻だと。えこひいきはしないとし重傷者から治療する
という。君たちが女性の方の執刀をするべきだと。

ハーリーとウォズは薬局に入る。
警察バッジを見せると店員の男に現在おとり捜査をしている
として手を貸して欲しいという。携帯電話を出して固定電話
の受話器を外し、入口を閉めてカメラも私たちが写らない
ようにしてくれという。

11分署のカーボーン捜査官はチェンがやってくると現場からは
離れてというが私はFBI捜査官だとしてバッジを見せる。

現場検証が行われローマンは青い4ドアのセダンに襲われて
金を奪われた事をスタールに語る。バンは?怪我人2人。止めな
かったのか?と問うと通報して応援待ちだったこと。男の
バイタルを確認してたというローマン。スタールは頭を打た
れていたのにか?と。それにたまたま追跡していたのか?と
問われると私は殺人事件の捜査で追跡して殺人の現場に
出くわして通報したのだという。嘘は付いていないと。
犯人に対する詳細がないとするとマスクを被っていたので
分からないという。

スタールに電話が来る。
チェンはGPSの信号が追突現場で止まっているがバンがない
という。4ドアセダンは?というスタール。ハーリーは?
誰もいない・・でも発信器が動いているという。現金はないと
いうチェン。飛行場で一網打尽にして聞き出さないといけない
としスタールは飛行場で捕らえろと命じる。

■事件

いよいよ麻薬取締局が押収した金の現金輸送が行われると
いう中で、ハーリーはスタールにウォズ以外の仲間の
免責を求めたにも関わらず相手にされていなかったことを
受けて、予防線を張ることになる。現場では予想外のこと
が次々と発生し、現金輸送車の金を入れ替えようとしていた
所でローマンが別件でホアキンをマークしていた流れで
バッティングし大変な事態に発展していく。

■感想

流石にシーズン1のラス前になってもの凄く面白くなってきた
な。
不気味なのはミゲルの登場がまるで無かったことかな。

FBIがハーリーの情報を基に綿密に計画したものだったけど、
どの辺でその計画がずれていくのか、それを想像するのが
難しいところがあり興味深さを持たせている。

前回のラストで発覚/バッティングしてしまったローマンと
チーム・ウォズの面々の信頼性とか、それぞれの正義感・
信念がどちら側の心を揺さぶっていくのかも不透明なものが
ありキーマンとなっていくだろうところがまた面白い。
ローマンが選んだ道は警察としての線引きの話と似ている
し、FBI捜査官としての線引きを持つスタールとの対立が
興味深く衝突するところである。

ただシーズン2・・3と続くドラマであることを考えれば、
ここでチームの解散というのはあり得ない気がするし、
どのようにしてあれだけのFBIの監視の中で相手を出し抜く
ことが出来るのか。

この手のシナリオは優秀な脚本家が揃っているアメリカなら
ば簡単に回避して整合性を合わせてしまうのだろうなと思って
みていた。

大事なところで横からドーンと車がぶつかる演出はいい加減
多すぎるけど(笑)

スタールが正義の為と言いつつも人の命を犠牲にしてまで
計画を遂行しているところに相変わらず感情移入は皆無の
まま。ベイカーとかチェンが寧ろこの計画の酷さみたいな
ものを訴えて反対的な立場になって欲しいけどね。
この二人はまたスタールとは違う正義感があると思うから。

■語られる過去・伏せられる過去

今回はちょうどルーカス神父の元に行く機会が有ったので、
懺悔するような流れも有る。
ただその中で興味深い流れとして、ウォズがこの道に走った
流れは、息子がドラッグで19歳の時に自殺してしまったことも
有り街から麻薬を一掃させるというのがそもそもの発端だった
のかな。

映画「ゴッドフォーザー」でも初代コルレオーネは麻薬に
関しては相当他のマフィアとも厳しい制約のもので取引して
いた経緯が有ったけど、結局ドンが亡くなった後には世代
交代の流れと共にそんな協定は何処吹く風って感じで
勢力図が変わって麻薬の件で相当抗争が激化してしまった。

シーズン1の1話の時にパソコンに向かって自分が目指した
道とは違うことを口にしていたのはハーリーだった。
いつでも元の世界に戻れると思っていたが、その線引きは
難しく結局嘘に嘘を重ねる人生を送るようになっている。

■現場で撃たれたテスとホアキン

ホアキンはどうなっても良いけど、やはりテスは子供が
いるし死ぬ訳にはいかないよね。
しかも銃弾によって怪我している為に病院にいけば通報の
義務が生じる。その為にアイゼイアというS1-9で見逃した
無資格医師の存在が抽出される。

第9話 盗聴 Live Wire Act 監督/ Millicent Shelton 脚本/Tamara Becher 【こ...

あの時トゥフォが助けて置いて良かったね。

ただ麻酔があるのか無いのか、きちんと消毒しているのか
していないのか切開して銃弾を取り出す光景。
テスの銃弾をトゥフォとエスパーダが取りだし、重傷な
ホアキンの弾をアイゼイアが取りだした。ホアキンは一応
内臓は傷ついてないとされているが出血が多い。
結局病院に連れて行くことにするが、当然ながらウォズが
それを許すはずもない。病院の流れで二人目の死。
穴に埋めていました。

ホキアンは死ぬ前に全てのことを告白していた。
「告白」は一つのテーマとなっている。
土地を買おうとしていたのがドニーとホアキン。
ドニーは都合の良いことを言ってウォズを騙そうとしていた
みたいだな。バーテンダーの女性の話ではドニーとホアキン
は出来ていたとし、舐め合う仲だったことを語っている。

■ローマンに対する信頼度

一応ウォズは補充する為にローマンを入れるとしていたけど
まだ何も話していない状況の中でローマンを入れても大丈夫
なのか。ローマンは何と言うか常にタイミングの悪い人だね。

ローマンがスタールらFBI捜査官たちの聴取を交わすことが
出来るのか。そもそもローマンは罪悪感によって苛まれてい
る。しかし彼は頑なに64分署の仲間の事は話さなかった。

最後にサプライズが有り、あの銃撃戦の後にハーリーが
ローマンを説得したようだ。「借りを返して」と。これで
ローマンも仲間とされるのかな。

チェンがローマンの取り調べの際には下を向いて辛そうに
していたのが印象的だった。

■益々クリスティーナとの関係は悪化

ハーリーとクリスティーナの関係が悪化。娘はミゲルの方に
肩入れしている感じだ。ただ自分だって嘘をついていること
があるでしょってことだよね。嘘と言うよりも話していない事
があるのか。

リンダは家の周りに何者かの車が監視しているとしていた
けれど、これが誰なのか。

■サプライズ

リンクレーターは麻薬取締官かと思ったけど実際にはそんな
人物はDEAには在籍していない。この人物とミゲルが今後
どういう行動に出るのか。

計画を知っていた人物が金を奪ったということで話を聞いて
いたミゲルが何らかの攻勢に出たのかと思ったけど、実際には
キャディが車でぶつけてそれをハーリーが隠したものだった。

ハーリーは全ての金を一人占めする気なのか。
まぁキャディと分けるのかも知れないが彼はジャンキーなのに
よく金を持ち逃げしなかったな。
ハーリーはみんなにそれを配ったりするのかな。

ウォズは2人に制裁を下すようなことを口にしていたが
ハーリーのことは気がついているのか?

■使用された曲

・American Woman by Muddy Magnolias
・Evil Ways (Justice Mix) by Blues Saraceno

■出演者

ハーリー・グレース・サントス (Jennifer Lopez) NYPD
マット・ウォズニアック (Ray Liotta) NYPD・警部補
ロバート・スタール (Warren Kole) FBI
マイケル・ローマン (Dayo Okeniyi) NYPD・新人
テス・ナザリオ (Drea de Matteo) NYPD・金髪

マーカス・トゥフォ (Hampton Fluker) NYPD
カルロス・エスパーダ (Vincent Laresca) NYPD
クリスティーナ・サントス (Sarah Jeffery) ハーリーの娘・音楽学校
ドニー・ポンプ (Michael Esper) 内務観察官

モリー・チェン (Annie Chang) FBI捜査官
ホアキン・フォスター (Michael Drayer) ドニーの甥
カーティス・デヴィル (Michael Laurence) “キャディ”、元ハーリーの上官
ゲイル・ベイカー (Leslie Silva) FBI捜査官、上司
エレン・コルビー (Jennifer Mudge) ファーストガーディアン警備
ルーカス (Gregg Edelman) 司祭
キース・コルビー (Matthew Rauch) 人質
Dr.アイゼイア (Peter Jay Fernandez) 闇医者、保険の払えない人
テレンス・リンクレーター (Stephen Lang) 麻薬取調局(DEA)
リンダ・ウォズニアック (Lolita Davidovich) マットの妻
マイルズ・ゼナー (Marcus Callender) ファーストガーディアン警備
(Kerry Vera Lea) バーテンダー
B.スコット (Justin Michael Woods) 捜査官

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