キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン7 第13話 危険な浮気調査 I, Witness

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第13話 危険な浮気調査 I, Witness

脚本/Terence Paul Winter
Amanda Johns
監督/Thomas J. Wright

【ストーリー】

リックは夜懐中電灯を片手に人気の無い林の中を歩いて行く。
すると何者かに背後から殴られて気絶させられる。

・12時間前
リックはケイトにオレのデスクで何をしているのか尋ねる。
今ゲイツ警部が休暇中だから書類仕事を家でやろうかなと。
その後お昼もね。
そんな中、リックの携帯にキャッスル探偵社からの転送電話
が鳴る。あなたが事務所にいくなら私も署に戻って仕事をする
わとケイト。ケイトは仕事優先はお互い様だからとして
理解を見せる。

・キャッスル探偵社
クライアントであるエヴァ・ホイットフィールド
(Brianna Brown)がやってくる。彼女はリックに対して
リチャード・ロジャーズでしょというと、科学のテストで
よくあなたの答えを写していたと語る。するとリックは
エヴァ・ヘンドリックスかと語る。今はホイットフィールド
だけどねと。リックは現状を紹介しようとするがリックが
小説家になったことは知って居るとし本を読んでいるという。
最近は探偵業にも手を出しているのでしょと。夫のコール
(Ivan Sergei)のことで相談があるとし、夫は株式ブローカー
をしていること。聡明でハンサム、魅力的な人。結婚生活も
楽しかった・・しかし数年前から上手く行かなくなって来た
のだという。夫は浮気していると思うとし態度がおかしいの
だという。帰宅が遅かったり婚前契約に拘ったり・・
真実を知りたいだけ・・助けてくれるか?結婚に希望があるか
を知りたいと。最近のコールの情報と写真をくれるかとリック。

・レストラン
コールはロバート・ジェームズ (Trent Dawson)とスコッ
ト・ギャロウェイ (Gregory Zarian)と会話しており、その
様子を遠くからリックはみて集音マイクで盗聴していた。
“大金が入る”、”おれを信じるのか?”、”会社は売らない。
少なくとも今あの値段ではね”と。コールは病院に行くから
会社には行かないと。コールは電話すると痛みが酷いが
君の元に行くという。

リックはケイトに電話する。
現行犯でコールの浮気現場を押さえたとのこと。ケイトは
エヴァは気の毒ねというとリックは今電話で30分も慰めた
という。写真を届けるとし自分の目で確かめたいと言われた
からだという。慰めもホドホドに・・とケイトに対して
こういう依頼は二度と受けないとリック。探偵としての修行
をするのではなかったのか。こんなに大変とはね・・と。
ケイトは手料理を作って待っているからねと元気づける。
ウェストチェスターに行く事になるので9時頃には帰れるという
が・・。

ライアンとエスポは言い争いする。
エスポはライアンが無理矢理恋人を作らせる為にデートしろ
とうるさいのだという。ライアンはカップル限定のスキー
旅行に申し込んだのに・・・、エスポがラニと別れたからね
とケイト。お前とジェニーが心配することじゃない、自分で
見つけるというと、見つける事はないというライアンは俺た
ちが見つけて置いたという。ブラインドデートなんて冗談
じゃないというが、ライアンはステイシーはCDショップを
経営していて本当に良い子だという。趣味はスポーツで彼女
に話したら会いたいと言ったのだという。まずは写真を見ろ
というと”悪くない”とエスポ。ケイトは凄く美人で会わなきゃ
そんだという。

リックは7時45分頃エヴァの自宅に行く。
車から降りて邸宅に近づくと悲鳴が聞こえて”辞めて”という。
リックは裏口から見ると遺体を引きずって行く姿を見てしま
う。そして車に乗せていくのを見てリックはその車を止めよう
とする。ケイトに電話するとエヴァが殺されたと告げるが
伝わったのかどうか通話が切れてしまう。
追いかけていた車が駐まった為にリックも車から降りて車の
中を覗くと後部座席に血痕があった。周辺を調べて見ると
殴られて気絶する。
リックは気がつくと周りには誰もいなかった。
車もなく携帯は圏外。なんとか繋がる所にまで歩いて行くと
ケイトにエヴァが夫に殺されたことを語る。俺はアイツを
止められなかったとリック。

リックはケイトと合流すると現地刑事のニーリー
(Suleka Mathew)に事情を話す。俺はここまで追いかけて来た
が殴られて気がつくと車ごと無くなっていたこと。エヴァに
写真を私に行くところだったこと。室内から悲鳴が聞こえ
キッチンからエヴァの遺体を引きずり車に乗せて走り去った
のだという。探偵の免許1ヶ月なのね・・見間違いではないか?
ケイトは彼は信用出来ることを語る。
ケンプ捜査官(Andrew Carter)はここから90m先にリックの
車が置いてあったので一部は間違いではないと報告する。
追跡されないようにコールが車を隠したのではないかとケイト。
キッチンに行けば分かるとし彼女の血痕があるはずだという
リック。

ホイットフィールド家へ。
するとニーリーは夫のコールに奥さんのことを尋ねる。
20分前に帰宅したら置き手紙が有ったとのこと。俺の浮気を
知って家出したのだという。連絡も付かないと。黒のモデルS
はあなたの車か?と問うとエヴァの車だという。帰宅は
20分前なのね?7時45分は何処に?会社で残業だという。
彼は嘘をついているとリック。キッチンに血痕が有るハズ。
紫外線ライトを照らすと少量の血痕が見つかる。コールは
妻はドジなのでビンで怪我をしたとのこと。何で血の跡を
捜すのか?俺が妻に何かしたというのか?とコール。何かした
レベルじゃないとリック。するとコールは出て行け!と語る。

■事件

キャッスル探偵社に珍しく依頼が入る。
話を聞きに行くとなんと相手は学生時代のクラスメイトの
エヴァ・ヘンドリックスだった。現在はコールと結婚して
ホイットフィールドになっている事を告げる。そんな彼女
から夫が浮気しているので調べて欲しいとのこと。
リックはあまり気乗りはしなかったが頼まれたことも有って
コールを尾行する。すると浮気していたことが判明。
それを報告する為にエヴァの自宅に行くと室内から悲鳴が
聞こえて血だらけで車に乗せられていく姿を目撃。
リックも追いかけるが殴られて気絶してしまう。
コールは絶対に何かを隠しているとして捜査していくが・・

■感想

うーん、リックが探偵業をするのは良いのだけどやはり
殺人鬼に向けて走って追いかけるという行為はまるで理解
出来るものではなかった。彼は自分を不死身の刑事だと
思っているのではないか。
刑事でもないのに自分の事件と言い張るところは正直
ウンザリさせられた。

冒頭からリックを使って逃亡を図ろうとする女性の物語かな
と思った。昔ストーカーに追われて死を偽装して逃げる
ジュリア・ロバーツの映画が有ったけどああいうパターン
なのかなと。リックはヒッチコックの「めまい」を引き合い
に出して目撃者にされたと語っていたけど・・

ただ旦那も正直あんまり信用出来そうな雰囲気が無かったし、
冒頭では金の件で会話していたので何処かで金の問題が
浮上してくるのかが見物でした。

二人で共謀している可能性もあるし、流れは徐々にコールが
語ることが正しいように誘導され、リックは友人が失踪した
当事者ということも有って感情的になっている。
得意の推理力も感情に流されて偏向的な結論を出していったり
しないのか?

また何と言っても先日ラニとエスポが別れてしまったんです
よね。二人はくっついたり別れたりしているみたいだけど、
何だかよく分からない流れだったので結局またくっつくんで
しょうけど。

捜査としては殺人事件なのでNYPDが担当出来そうだけど、
ウェストチェスターで起きた事件なのでニーリー刑事たち
が捜査権・管轄争いに於いてどういう風に思うのか・・です
ね。流石のケイトもそこを無視して捜査することは難しそう。

しかし今回の件でリックは殴られて意識を失っていた。
これを機会にシーズン当初にリック自身が失踪した件に触れて
いくかと思ったんだけどね。

■容疑者は浮気していた夫

・テイラー・マッキンリー

彼女と浮気していた。愛人がコールのアリバイを証言する。
6時から8時までコールは彼女と一緒にいたと語る。
答えを用意してきた気がするとケイトは信用していない。

・ハスキンズ弁護士(Audrey Marie Anderson)

テイラーが二度目の事情を聞かれている際にコールが
自分の会社の弁護士を彼女につけた格好だった。
ケイトも引かずに、電話は有ったがその電話はテイラーの
住むビルの隣からかかってきた事を告げる。

9時半から11時までヨガ教室のインストラクターをしていた
とのこと。(アリバイの裏取りは取れる)

・コールと弁護士

エヴァの遺体が見つかった後、二人を呼んで話を聞くことに
なる。コールが殺したのではないか?テイラーからの情報で
コールとは夕べ会っていないことを告白した。
一体何処に居たのか。

■リックの捜査

探偵という割に色々と尾行して監視する動作があまりにベタ
で下手すぎる。まるで「太陽にほえろ!」時代の張り込み
シーン。当然コールに見つかって文句を言われる。

20分前に妻から【電話】が有ったとのこと。
そしてその際共同口座740万ドルを盗まれたという。

電話を調べるとウェストチェスターの自宅からは随分と離れた
場所からの電話。共犯者が居るのではないかとのこと。
電話した場所はテイラーが住んでいるところ。

・コールは自信家

自信家というのは能力を過信してミスを犯すもの。

・コールは一度結婚している

証拠に行き詰まると必ず何かを見つけて来てくれるのは
ライアンの役目。まぁ結婚歴くらいは調べるのはそう難しく
無さそうだけど。ロサンゼルスとマロリーという妻と
結婚していたが元々彼女が莫大な遺産を相続していた感じ。
その彼女はハイキング中に滑落している。目撃者はコール。

■失踪者なのか事件なのか

1人目の妻は山から転落、2人目の妻は失踪している。
連続妻殺害事件なのか。

・エヴァは生きて居る?

愛人のテイラーのアリバイが証明された後にリックが考えた
推論。リックは目撃者として利用された。殺されたと思って
いるがそれはあくまで世間の目を欺くためのものだと。
離婚だけでは満足出来ず、苦しめたいと考える。

・エヴァは遺体で発見される

ケイトに連絡が入った。川で遺体として発見。
鈍的外傷が頭部に存在している。

・ラニの検死の結果

爪の間に毛髪が見つかる。コールのものだった。
コールを逮捕に向かう警察官だが自殺して首を吊っていた。

何故コールが自殺したのか・・
完璧過ぎるというリック。
ケイトは眠そうに明日考えようと語る。

■終盤

リックは寝ないで捜査していたのかな。
ケイトが目覚めると置き手紙が有り「探偵事務所に来て」と
いうもの。リックはコール、テイラーの動きを線で結んでい
た。
コールのような自信家が自殺することはあり得ない。
自殺に見せかけて殺したもの。

コールには共同経営者のスコットがいる。
コールに何か有るとスコットが経営者になる。
スコットには多額の借金。エヴァと手を組んで殺したのでは
ないかと考える。

ケイトは必要以上に疑心暗鬼になっているとリックを指摘。
スコットのアリバイをリックに頼まれて調べる。
しかしスコットもコールもアリバイは有った。

ロバート・ジェームズという会社の重役。
コールはロバートの妻と寝ていたのではないかということ
になる。
高速の監視カメラ映像から、ロバートの家に向かっていた事
を知る。妻と会っていたコールをエヴァから持ちかけられて
コールを懲らしめようとする。
ロバートはエヴァを手伝っただけ。

■結論

鑑識が社宅を調べるとエヴァ以外の指紋が検出。

コールには鎮静剤の成分が大量に検出。
それで首を吊るのは無理。

マロリーとハスキンズは大学の社交クラブの仲間。
一流弁護士を辞めてコールの会社に入っていた。
エヴァは怖じ気付いて話そうとしたが、ハスキンズは辞めよ
うとしない。狂言殺人を本当に殺人にした。ハスキンズの
車からエヴァの血が検出される。一人の殺人の復讐に二人も
殺してしまっていた。

■その他

・エスポのデート相手

エスポはステイシーと会うが彼女をストーカー扱い。
マラソン大会に出たことを知って居たというのが理由。
ライアンは出会い系サイトに登録したから。
逮捕しかけたというけどマラソンの件でそこまで前から
エスポのことを知って居たというのは考えづらいる

・エスポのデート

サイトにログインしたらトリクシー。朗読詩人でストリッパー。
エスポは彼女と旅行に行くとしていた。

・リックは利用された

私立探偵の仕事は荷が重いことを語る。
向いていないのか。
ケイトは結論を急がないでゆっくり考えるべきだと語る。

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

コール・ホイットフィールド (Ivan Sergei) 株式ブローカー経営
エヴァ・ホイットフィールド (Brianna Brown) コールの妻、リックの同級生
オーブリー・ハスキンズ (Audrey Marie Anderson) コールの会社の弁護士
ニーリー (Suleka Mathew) 捜査官
テイラー・マッキンリー (India de Beaufort) コールの愛人、ヨガインストラクター
ロバート・ジェームズ (Trent Dawson) コールの会社の重役
ケンプ (Andrew Carter) 捜査官
スコット・ギャロウェイ (Gregory Zarian) コールと共同経営者
(Sterling Alexander) ウェイター
ジェニー …… ライアンの妻
ステイシー …… エスポのデート相手
トリクシー …… エスポのデート相手
マロリー・ホイットフィールド コールの最初の妻、滑落死

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