キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン7 第21話 機上の死 In Plane Sight

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第21話 機上の死 In Plane Sight

脚本/Dara Resnik
監督/Bill Roe

【ストーリー】

オーシャニック航空。
クリス(Adrian Bustamante)らカップルは搭乗しながらも
撮影していた。
リックは客室乗務員のファラ(Inbar Lavi)が彼のファンの
為にサイン(Raging HEARの本)を求める。パイロットも大フ
ァンなのでもう一冊良いですか?と語る。ヒースロー空港ま
で無事に飛んでくれるならばねと語る。コンラッド
(Christian Gehring)は予約の席とは違うとして文句を言う。
ファーストクラスには空きがないのだとして理解を求める。
アレクシスはクレーマー男って迷惑だという。
そんな中やたらと機体が揺れ始める。シートベルト着用を
求めるランプが付く中、乱気流は嫌いだという。機内の
急減圧とか機材の故障とか墜落になるとリック。アレクシス
はそんなに怖いのかとしてこれは空気のデコボコ道なだけだと
いう。客室乗務員の指示に従っていれば大丈夫だという
アレクシス。乗務員を見ればみんな笑顔でしょというと
リックは全然そうは見えないという。
長距離の時は気分を変えないと辛いという。恐ろしい死の
影に怯えていないで何かに集中するという。予定を確認だと。
ヒースロー空港に着いてホテルからシャーロックホームズ
協会へ向かう。俺は講演を行うとするとアレクシスは今夜は
予定があるという。ロンドンに留学中の友達とパブで遭う
ことになったのだという。リックはベーカー街221Bで講演だ
ぞとし本物のシャーロック・ホームズの家を見たいだろうと。
ホームズは架空の人物よとアレクシス。しかし住所は本物
だというリック。パパを誇りに思ってもらいたいというと
いつも思っているし講演には何度も付いていったことを語る。
何をするかも分かるとして「作家にスランプはない」って
話をするのでしょと。「一作目はモテたくて書いた話に読書
は執筆を刺激した。作家と飲みに行くと対抗心が湧いてくる」
って話でしょと。それを聞いたリックはそろそろ新しいネタ
を考えなきゃ菜と。だけど父と娘の触れ合いタイムは?という
リック。講演を聴くのは触れ合いタイムじゃない。それに
いつまでもパパとベッタリなんて嫌だというアレクシス。
また死の影が迫って来たとしてもの凄く機体が揺れる。

そこにケイトからはタブレットで連絡が入る。wi-fiを使った
だけだとし、例の事件解決は解決した。犯人はレーシングド
ライバーだったというケイト。そちらは大丈夫なのか?と問う
と心配はないが乱気流が酷いという。接続が切れてしまうと
ケイトは大丈夫じゃないと語る。エスポは乱気流で墜落は
しないよと語る。ライアンは毎日20便がニューヨークを発って
問題なくロンドンに到着しているよと語る。

エドマンズ機長(Lisa Kaminir)は機体の揺れを防ぐ為に高度
をあげたと語る。絶対に何かが変だというリック。ファラと
ジム(Josh Dean)、デビー(Paula Newsome)が深刻そうに
話合っているために話を聞く。「捜すべきところはもう無い」
リックは設備に問題か?と問うと、彼の事を知るエドマンズ
はあなたは警察で顧問をしていますよねとして力を貸して
欲しいという。こちらはカイル・フォード(Brien Perry) 。
当機の航空保安官をしているが俺への並びに携わった人だ
という。一時間前に当機に関する警備上の問題で管轄に連絡
をしたのだという。「オーシャニック57便で脅威の可能性、
現在調査中」だと。メールはこれだけで本人が消えたので話が
聞けないのだという。機内をくまなく捜したが居ないとし
エドマンズはこういう時はコクピットにこもって操縦するの
だという。航空保安官で行方不明の今、飛行機で警察に近い
存在はあなただけだという。協力して欲しいと言われる。
トイレとギャレー、ジムは貨物室と頭上の棚も調べたが
フォードが居ないという。機内に居るはずなのに・・急に
消えたのだという。フォードはどんな人なのか?と問うとよく
は知らないが丁寧で仕事熱心だという。

■事件

シャーロックホームズ協会からの依頼でミステリー小説家
のリックは講演を行うことになる。
オーシャニック航空でヒースロー空港へ向かう機内は乱気流に
包まれたのか荒れに荒れ、ニューヨークで仕事を一段落した
ケイトとネットで会話中に突然の回線の切断。乱気流で落ちる
ことはないとするが、客室乗務員たちの様子がおかしいこと
に気がつく。リックが警察で顧問していることを知っていた
機長のエドマンズは航空保安官のカイル・フォードが居なく
なったことをリックに相談する。1時間前に脅威の調査中と
メールしていた形跡があるという。機長はこの場合、コクピ
ットに居なければならない為、リックに協力を求める。

■感想

オーシャニック航空として思い出すのは「LOST」か。
オーシャニック航空というのは架空の航空機会社だけど
ドラマや映画などではよく使われる定番の名前のようで
「チャック」「犯罪捜査官ネイビーファイル」
「ホワイトカラー」などでも使われている様子。
ちなみにこのドラマに出て来たオーシャニック機は57便。

航空保安官が居なくなり事件性を疑う中、飛行機はやたらと
揺れに揺れる。航空機パニックに加えて、密室のミステリー
という状況が用意されている。

貨物室を探すと航空保安官が遺体として発見されることで
機内に潜む犯人と特定していくことになるが、難しいのは
スタッフ以外にバレずに犯人にたどり着くことが出来るのか。
乗客にバレたら当然パニック化して被害が拡大するだろう
からね。

地上のケイトと連携して捜査していくことになるという異色
のものだが、どのようにしてサポートしていくのかも見物。
犯人は殺した保安官の銃を持っているということも有って
リックが犯人を見つけたとしても倒せるかどうかだし、何よ
りもアレクシスが同行していることも有って変な形で不利な
状況に追い込まれないかも心配だ。

■保安官の行動の時系列を探る

客室乗務員としてリックと共に捜査することになるのは3人。

・デビー ・・ベテラン、30年
・ジム ・・唯一の男性
・ファラ ・・アジア系、リックのファン

最後の目撃は11時。
遺体発見は11時45分。

機体後部で最後に見たというジムの証言を元に何をしていた
のかを探る。ただしもちろん犯人に知らせないように捜査する
為に乗客からは目立って話は聞けそうもない。

■乗客

200名程度の大型の旅客機だが乗客の中で名前がある人物は
以下の通り。

・クリス

ゲイカップルの二人。クリス&クリス。
ただし英語表記だとChrisとKrisらしい。これって発音の違い
はあるのか?アメリカの電話でよく名前を言うときアルファベ
ットを補足して言うことがあるよね。そんなカップルが沢山
機内で写真を撮っていたのて゜何か写っていないか携帯で
写真を撮る振りして中身を見る。

・コンラッド

予約の席ではないとして文句を言っていた乗客

・カール・シェルトン

殺されてしまった航空保安官。
クリスの動画から棚の荷物を見る振りをして誰かを監察して
いるような素振りを見せている。26-Bの客

・イザドア・バルドン

26-Bの客。ブルックリン在住の25歳。犯罪歴はない。
ケイトによるとリックの言っていた特徴とは合わない。
本物は市内にいて、黒人のガタイの良い人物。少し前に
パスポートを盗まれているとのこと。

・アイマン・ハダッド

シリア人、学生ビザ取得してアメリカのハドソン大学に
在籍している24歳。合法ビザで来たのに偽のパスポートを
使っているのはFBIの搭乗禁止リストに載っているからだと。
過激派組織ISに関係しているみたいだと。

ハダッドはルームメイトの話では宗教にハマって持ち物を
全て売り出している。

・マリリン・シンガー

オーシャニック航空の元重役で去年解雇。不当解雇だとして
訴訟を起こしたが先週訴えは退かされる判決。

■検視

地上と飛行機内でどのようにしてやりとりするのかという
ことに言及したが、これはケイトとリックだけでなく、
かつて検視官としてインターンをしていたアレクシスと
ラニの間でもやりとりがある。今時の携帯は画質も良いしね。

細長いものかパイプで殴られた跡。
犯人の特徴は傷の角度から左利き。

左利きは人口の1%。出入国記録の書類を書かせて左利きか
どうかを調べようとする。

・指紋採取

イザドアが偽物だと知ってコップを回収して指紋を採取する
ことに決める。シャーペンの芯を潰して指紋採取用の粉を
作った。
「冒険野郎マクガイバー」の技で主役俳優に逢った時に聞いた
とのこと。

■捜査の中盤

ハダッドを逮捕しようとした所、その動きを察知されてトイレ
に逃げ込まれた。ファラが通訳してくれたけど大抵こういう
通訳が信用出来るのかが問題となることが多いよね。

シリアに電話していたこと。
しかし彼は銃を所持していない。もしかして仲間が居るのか。
ケイトからは尋問してくれとのこと。
荷物を一つ預けているので荷物を捜して欲しいとFBIからも
要請がある。

・リックの尋問

電話していた相手を聞くが言っても信じないだろうとして
なかなか話さない。馬鹿な従兄弟がISに入ったから・・
シリアに戻ろうとしていた。母が膵臓癌。アメリカから正式
に戻りたいが時間がかかるため。

保安官には少なくとも5通はメールが来ていたとのこと。

またアレクシスたちが調べていた彼の荷物は何も持っていない。

携帯は2台持ち私用のメールを使っている。機内のwi-fiを
使っていたハズなので携帯を捜すアプリを使って鳴らして
携帯を見つける。

・携帯を発見

蛇の居るカゴの中に入っていて携帯はロック。
指紋認証なので死体の指を借りてログイン。
するとセクシーさんとして後部座席に呼び出していた。

相手はプリペイド携帯。
フォードの私用番号や性格を知って居ること。
後々プリペイド携帯はネットで購入し空港で引き取られた事
が判明。購入者はカードを使っている。乗客の一人、マリリン
シンガー。

■結論

ワインをこぼして容疑者だと思われるマリリンをギャレーに
連れてきて尋問する。マリリンにはカードを使ってプリペイド
カードを購入して銃を買っていること。そして銃がバッグに
入っていたこと。最大の動機はオーシャニック航空を相手に
不当解雇だとして訴訟を起こすも裁判所で却下されたこと。
カツラを被って変装していたこと。左利きでもある。
彼女はカイルと付き合っていた。
カードで買えば脚を付く。

しかし不自然なことも見つかる。
・カイルは自分から勤務を交代している。
・カイルの口座に9950ドルの振り込みがある。
(1万ドル以下だと国税庁に通報されない)
・送金者はヴィクター・クリストフ・ディートリッヒ
(ドイツ人の裕福な実業家・貿易業界では有名、アメリカの
税関で申告漏れを指摘されている)
・カイルはメトロポリタン美術館から手に入れたアールデコ
時代のルイ・カレ・セレスティアリスの腕時計を1330万ドル
で落札し彼に警備して運んでもらっていた。
・時計を身につけているのは見習い/輸送係。
・輸送係と連絡が取れない。アーロンがそれに該当する。
・犯人は時計を盗んだ。
・犯人は乗客リストを知り、カイルの私生活を知ってカード
も使える人物。

犯人は「デビー」だった。30年間勤めてきたこと。年金を
取り消されたこと。

説得したのはアレクシスだった。あなたは悪人じゃないと。

■その他

・パブで友達と逢うのは延期する

イギリスに付いたら父親の講演を聞きに行くのではなくパブ
で友達と逢うと言っていた。その際父親の講演はワンパターン
で何を言うかを全て知って理解している辺り、今回の犯人と
被害者の関係のようで興味深い。
パパとべったりするのは嫌だとしていたのに、こういう日
には寧ろべったりしたいとしてアレクシスは意見を変えた。

・早期退職と30年勤務

今回色んな犯罪者も含めて色んな人物が居合わせた。
その中でもオーシャニック航空の扱いに関して、早期退職
させられたマリリンと30年勤務したデビーは対象的に写る。
冒頭から色々と彼女が犯人だとする前振り感はあった。
経費の節約でドリンクサービスがないとか言っていたし、
アレクシスとデビーとの会話の中で、彼女は子供が居ない
ことを延べ仕事一筋だったことが伺える。
こんな国際便に乗っていればあまり私生活の時間も取れない
ものなのかな。

・着陸を見守る

今回は冒頭でも書いた様にケイトたちはニューヨークに留まり
リックは講演の為にイギリスにいく。
タブレットで交信したり携帯のカメラで会話し合って事件を
解決していく。今時のITならば目的の飛行機がどの辺を飛ん
でいるのかすぐに分かる。着陸するのを見て安心している
ケイトの姿が有る。

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan
・Get Lucky by Daft Punk featuring Pharrell Williams & Nile Rodgers
・I’ve Got You Under My Skin by Nathan Fillion & Stana

Katic

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

トリー・エリス (Maya Stojan) 鑑識・分析課

デビー・パーカー (Paula Newsome) 客室乗務員・30年
ジム・コグト (Josh Dean) 客室乗務員
ファラ・ダーワザ (Inbar Lavi) 客室乗務員・中東系
アイマン・ハダッド/イザドア・バルドン (Nick Greene) 25歳、シリア人、弟がIS
マリリン・シンガー (Kincaid Walker) 乗客、元オーシャニック航空元重役
エドマンズ (Lisa Kaminir) 機長
ヴィクター・クリストフ・ディートリッヒ (Roy Werner) ドイツの実業家
クリス (Adrian Bustamante) 撮影している人
コンラッド・ヘイワード (Christian Gehring) 客、座席を変えろ
アーロン・リッチ (Ben D. Goldberg) ヴィクターの部下、輸送
クリス (Chris Erric Maddox) 撮影している人
カイル・フォード (Brien Perry) 航空保安官

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