エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン4 第18話 後悔と人生 No Regrets

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第18話 後悔と人生 No Regrets

脚本/Paul Zbyszewski
監督/Eric Laneuville

【これまでのあらすじ】

メイスはコールソンにシールドへようこそと語る。コールソ
ンに”パトリオット”だと。マックは俺たちはシールドだと
してデイジーに告げると彼女はそうだとして、私が分かるの
ねとマックの言葉に安堵する。しかしマックは実はさっき
のエージェントに命令されたとして君の事は分からないという。
メイはマックにヒドラへの協力に感謝するという。
そのマックは娘・ホープの目を見られないことをしてしまった
とし過ちを正したいこと。協力させて欲しいとしシールドへ
入れて欲しいことを語る。エイダに彼女はここの人間じゃない。
向こうの世界から入って来たのだとフィッツに対してシモンズ
のことを語る。シモンズは彼はあのマダム・ヒドラっていう
女に洗脳されているとし、フィッツが罪のない女性を殺すよ
うな人じゃないという。しかしフィッツは突然発砲して殺害
する。シモンズは銃を取りだしたフィッツに「辞めてーー」
と叫ぶが・・・君はボクを知らないようだとフィッツ。

【ストーリー】

メイスはどうだ?とコールソンと語り合う。正直言って嘘くさい
という。メイスは如何にも偽装だなと。もうちょい味付け
をしてというと、メイスは車を持ち上げて横転させる。
コールソンはライトを割る位で良かったのではないかと。
今回の任務に志願してくれて感謝しているという。潜入には
顔の割れていない人が必要であること。コールソンは訛りも
外国語も出来るぞと語るが・・自然に振る舞えと言われる。
バスを停めてドアを開けるだけだというメイス。そこにスカイ
/デイジーが乗っているというがヒドラの収容所で再教育に
なることになってれば彼女が乗っていることはあり得るという。
今日の任務はスカイの救出ではない。みつけたい捕虜は他に
いるという。ウォードは知って居るが良い顔はしなかったと。
博士(フィッツ)があの女を撃って以来ウォードは少し変だと
いう。無理もないとしみんなにとってショックな光景だった
こと。例のシモンズのことはどのくらい知って居るのか?と
メイス。味方だと確信しているというコールソン。彼女言い
張っているだろうと。博士が悪い人間じゃないとか、洗脳され
ているとか。信じるか?とメイス。あり得ないとは言えないと
コールソン。あの女は何かを隠している。それを突き止めたい
というメイス。エージェント・バロウズから無線でヒドラの
車が来たと報告が入る。メイスはコールソンに頼んだと告げる。

ヒドラの囚人を乗せたバスが来た為にコールソンは助けを求
める。バスの中に乗ると上手い形でヒドラを全員倒す。中には
遺体の袋が有った。

スカイは捕まり拷問を受けて居た。フィッツがやってくる。
何でこんなことをするのかとスカイ。ボクは君の招待を知っ
て居るとし君の世界のことも・・と。あなたの世界だという
スカイ。君はスカイの替え玉だろうとフィッツ。向こうの世界
でヒドラを征服しこっちの世界に乗り込んできたとフィッツ。
私はここから出たいだけだというデイジー。パトリオットに
ついて聞こうというフィッツだが、スカイは何も知らないと
いう。彼も君の世界からか?という彼にみんなそうだという。
あなたも向こうにいたこと。シモンズっていう反乱分子もそう
か?というと、スカイは反乱分子じゃない。知ってたら喜んで
教えること。あなたの悪夢を目覚めさせてこの悪夢が現実
じゃないこと。目覚めさせられるのはシモンズだけだと。彼女
とあなたは愛し合っている。彼女は本物の人物だと。あなたを
洗脳したヒドラの「殺人ロボット(エイダ)」とは違うと。
「褒美と罰」が必要だとし情報を引き出せない時は罰を与える
しかないと。あなたどうなっちゃったのか?と。フィッツは
ボクの世界を壊されてたまるかと。先にそっちを潰すこと。
ここへ来た代償を払わずパトリオットとその仲間に・・と。

メイは壁の「ケンブリッジ事件慰霊碑」を見つめていた。
そこにマダムがやってくる。メイはあの日より良い判断を
していれば・・と語る。しかしエイダは過去に囚われないで
大切なのは未来だという。いいえ心配すべきは現在、インヒ
ューマンズの脅威ですという。パトリオットが護送車を襲った
こと。今度こそヤツを殺さなければとメイ。決意は立派だと
し武器はあるがリスクが伴うというエイダ。失うものがなけ
れば何とでも出来るというメイ。あなたが引き受けてくれる
のか?というと、メイは「ハイル、ヒドラ!」と語る。

■感想

ドラマは向こうの世界(現実世界)とこちらの世界(フレーム
ワーク)という形で描かれていて、ヒドラが体制派でシールド
が反体制派という形になっている。
大抵の主要人物たちは正気を取り戻した。ヒドラに属するもの
の中で目覚めることが無いのはフィッツとメイだけ。
厳密に言えばフレームワーク内で現実世界を認識して
いるのは、デイジー、シモンズ、ラドクリフとエイダだけ
なんだけど。

シモンズの呼びかけでフィッツが目覚めないのは何故なのか。
メイは相変わらずメイなんだけど、どうすると彼らはヒドラ
ではなくシールド側の人間だと認識出来るのか。
メイとフィッツだけは相当複雑な傷を背負っていて、彼らが
その傷から回復する為のフレームワークでのロジックが相当
難儀を極めているものと思われる。

何と言ってもマックが味方についたのは心強い。
ただシールドとして目覚めた訳では無く、自分がデイジーを
犠牲にして助かったことに罪悪感を覚えている様だ。

「娘の目を見られないことをしてしまったから過ちを正した
い。協力させてくれ。」

この過ちを正したいという気持ちこそがフレームワークでの
キャラクターの本質だったりするのだろう。またその為に
自分がなりたい自分になれていたりもするのかな。

■メイス/パトリオットが指揮を執る

まさに名実ともにシールドの指揮を執っているのがメイスだ。
現実の世界では作られた指導者だったんだけどね。

まず行おうとしているのはコールソンをヒドラに潜入させる
こと。デイジーを助ける為の行動かと思われたけどメイスは
デイジーを大して知らない訳だからね。他に見つけたい捕虜が
いて、ウォードはそれに良い顔をしていないという。一体
誰が居たっけか?

・バスを奪取

ヒドラに侵入する為に車を倒して彼らを止めてバスを奪った。
その際メイスには力があることが判明する。
凄い勢いで敵を投げ飛ばしていたね。

刑務所からヒドラ啓発センターに向かう途中のバスの中には
遺体が多数積まれていた。

シールドは新兵器の情報を盗もうとして啓発センターに捕ま
って居る仲間を助ける為にバスを盗み、そのバスをマックが
改造して侵入しようとしている様だ。

■如何にして想像力を働かせられるのか

現代人が未来や別の世界から来た人に「今の世界は現実では
ない。首相は洗脳されている」
などと言われて信じる人は
まず居ないだろう。コールソンだけはフレームワークでも
違和感を覚えているという役柄。

シモンズはメイスらシールドの面々に全ての事実を語ったが
どれだけその言葉が彼らに伝わっているのか。

・【ケンブリッジ事件 慰霊碑】

メイはヒドラ内にある慰霊碑を目にする。
そこには亡くなったものの名前が書かれている。

エイダが現れる中でメイは
「あの日、より良い判断をしていれば・・・」
と後悔を口にする。過去に囚われず未来を・・とエイダは語る。
しかしメイは現在存在するインヒューマンズこそが脅威だと
語る。やはりバーレーンでの事が未だに逆の事としてインプ
ットされている様だ。

「パトリオットを倒す武器が有る。しかしリスクが大きい」

・ヒドラの研究開発部

パトリオットを倒す武器の件でそこに行くと
ケネス(Adam Kulbersh)が居る。そこで開発していたのは
ステロイド/体力増加血清だが、テリジェンを使っている。
ケネスはそれを否定して代謝促進剤から出来ているとし
ゴリラのテストステロンとペパーミントが加味されている
様だ。注射するだけで命乞いが見られるというが・・

■聞き取り調査

・ヒドラサイド

非情なるフィッツ
ウォードが悪い人から良い人に変わった様に、この世界での
フィッツは最上級の”悪い人”だ。
先週のエピソードの中で無実の人を殺害してしまった。

彼はデイジーを取り調べることになる。
傷ついてボロボロ。
フィッツはデイジーに君たちの世界の事を知っていると第一声
で語った。しかしフィッツはデイジーの事は”替え玉”だと
思っている。

パトリオットの事を尋ねるフィッツ。
デイジーはフィッツも含めて向こうの世界にみんな居たんだと
語る。シモンズのことは「氾濫分子」と語る姿。
「この悪夢が現実ではないと分からせることが出来るのは彼女
だけ。彼女とあなたは愛し合っている。」

・フィッツとエイダ

どれだけ殴られても嘘を突き通していると語るフィッツ。
エイダが今度は私が取り調べするとして心を開かせるという。
その際フィッツが邪魔なのか【鏡の国プロジェクト】で
トラブルが起きていると語って退散させる。

エイダはデイジーに語る。
「私はそれぞれの人生から一つ後悔を無くしただけ」

エイダはデイジーに苦しみを一つ消すとしてリンカーンの
名前を出した。平和な人生を暮らせる。彼と家庭を築けると。
交換条件は
「デイジーたちの向こうでの居場所」

エイダは現実の世界ではアンドロイドとして使われて居た
けどこの世界では使う側の人間??となっている。
エイダが欲しいのは「自由」。まさに人間が考えるアンドロ
イドが反乱を起こす為の一つだな。

・シールドサイド

ヒドラがウォードを取り調べ、シールドはシモンズから話を
聞く。
死体を目の前にしても、2進法のデータが死ぬハズ無い。寒さ
を感じる訳もないと語る彼女。

シモンズは最短距離を進もうとするが、コールソンからの
アドバイスはメイスに信用されること。

シモンズはコールソンに話した様に全てを話したいが信用する
ハズも無い。

・メイスに真実を語る!?

シモンズのことを半信半疑であることも有るので事情を聞く
ことになる。ただ表現の仕方はやはりオタクっぽさ満載で

「みんなデジタル刑務所に閉じ込められたアバター。そんな
世界に私たちは入り込んだ。大事な事はここを出ること。その
鍵を握るのはデイジーとラドクリフ」
だと。

現実の世界での関係を聞かれる。
メイスとは同僚だとするがどの程度の関係なのか知りたくて
メイスについてどれだけ知って居るのか色々と質問する。
答えられないシモンズ。

正解)

故郷 : ブルックリン
両親 : 父は配管業者
大学 : 野球部
趣味 : ギター弾き、歌は苦手。
ソース : ピリ辛よりも甘口

結婚はしていないが5年の間に家族・友人合わせて17人亡く
していた。憎しみはなくせると信じて戦った。それが意味は
無かったと言われて気分が悪いメイスは当然のこと。
だがシモンズだってフィッツのことを無条件にこの世界でも
良い人だと信じていたからね。
信じられないならデイジーに聞いてと、相変わらず上から目線。

「戦いには意味が有る」

・ウォード

シモンズはウォードを憎んでいる。勿論デイジーも同様の姿
が有ったがこの世界に於いては信用するようになった。でも
シモンズはやっぱり信用していない。
コールソンは彼は何者なのかとしつつ彼のことは「何とも
言えない胸騒ぎがする」というセリフがあるが、シモンズが
正直に「ウォードはコールソンが異星で彼の胸を潰して置き
去りにした」
と語ったこともあり、益々理解するのが難しい話
になっている(笑)

ウォードとメイスに真実を語るシーンが訪れる。
上にも言及しているが、ウォードはあの時博士(フィッツ)を
撃っていれば・・というと、シモンズは「ウォードらしくなっ
てきた」
と語る。

「私が愛した人は血も涙もない人殺しではない。」
ただ真実はどちらの世界なのかということの判断は中立的
立場の人間が居ないので今の所誰にも出来ない。

後にウォードはシモンズにもう一つの世界で何をしたのかを
問う。
「人を沢山殺した」と。

・マックとシモンズの再会

ホープを紹介してもらう。ホープの家族も来ているのか
尋ねるが二人家族だという。ホープの母って誰だっけ?

■いざシールドの作戦決行へ

マックがバスのトランスポンダーを壊して通信システムに
侵入し、ヒドラの通信を盗聴出来る様に改造した。

バスの乗り組み員のID。
ジェイミー・フリューゲルマンという名前でコールソンは
潜入。

・アリステアの登場

一方シールド側はスパイの存在を見つけたのは禁制品を見つ
けたこと。アンティークのカメラ。フィルムは無かったという。
そんなフィッツと話をしているのは何と父親・アリステアだ
った。

父は息子が女性問題で悩んでいるのを知る。
殺した相手のこと。無防備だった相手。敵だった筈なのに
殺す必要が無い相手。悪意が無くて心を病んでいるだけだっ
たら・・。

「この厳しい世界で生きて行くには行動力が必要。」
「この世界で持たせていけないのは同情心。罪悪感など持た
なくて良い」。

フィッツの父は元々厳しかったことをシモンズに語っていた
ことが有ったけど、この世界でもクソみたいな異常性を持って
いる。

・ヒドラ啓発育成センター

コールソンが検問で二人のエージェント(Beau Bonness)を
通り過ぎた。

リヒバリ部門に向かい仲間を捜すことに・・
リハビリとは檻の中に閉じ込めているだけのこと。

なんと助けるべき相手はトリップだった。ハイスクール時代
のあだ名だという。コールソンは思わず無意識に出て居た。

トリップは爺ちゃんがハウリカギコマンドーズで使っていた
昔風のスパイカメラを捜す。写真を撮って靴の踵に隠したと
いう。何かの設計書でインヒューマンズを全滅させるとして
いたという。

その過程でコールソンは子供の跡をつける。
バロウズにフィルムを届けさせてメイスとトリップがコール
ソンを助けに入る。

薬を使ったメイと能力者のメイスの対決。
その対決の過程でメイスは彼女にヒドラに勝てないからと
いって裏切ったのかと問う光景が・・メイが持っている武器
がまた神様ソーのハンマーみたい(笑)。ただメイはパトリオ
ットに叩きのめされた。ただし殺さずに活かす。
クインジェットに命じて隔離所をミサイルで破壊させる。

・ISOLATION / 隔離所

そこでは子供たちを洗脳していた。バーネルもクリスもその
中の一人となっていた。
助ける過程でメイスは天井が崩れて生き埋め。
メイは中に入ってメイスの遺体を確認する。子供が下敷きに
なっている。メイスは下敷きになるが子供を助けていた。
メイは撃とうとするが、梁を支えているのはメイス。
メイは今まで教わっていたことに疑問を覚えるようになって
行く。メイスは自己犠牲でみんなを助ける。それを見てメイ
も洗脳が溶けたのか?

脱出直後にケンブリッジ事件の再現のようになってしまった。

・開発したもの

メイにフィッツは打っていた。時間は一時間だけ利くもので
どうやら能力者のようになれるみたいだ。
これは現実の世界でも同様に薬を作って使用していたよね。

■その他

・歴史の教科書

ホープはフィッツという名前を聞いて歴史の教科書に載って
いることを語る。その教科書には「偉大なホワイトホール」
と書かれている。コールソンは教科書を鵜呑みにしてはいけ
ないという。

みんなが出払っている間にシモンズは「アメリカの歴史」の
本を読んでいた。
削った歴史として「先住民の苦労」「ホロコースト」
「キング牧師」だとマックは語る。
事実か作り話かどうかは俺が判断するという。

・ラドクリフは閉じ込められる

自分が計画していたことが壊れてラドクリフは憤怒。
デイジーは通気口からラドクリフが嘆いていることを耳に
するが「同情はしない。地獄を作ったのはあなただ」と語る。
必死で頼んだのにアグネスを殺されたという。

後悔を取り除いた筈のフィッツは何故今の状況なのかを
尋ねる。「たった一つの後悔で人生が変わる訳はない。」

しかしラドクリフによると
「人生は変わる。」「人の本質など尚更。」
「一人の人間、一人の決断、一つの言葉が人生を決める」
「愛して居る」「子供が産まれる」とか・・
「人間は置かれた状況で何でも出来る」

「出口はある。」場所を教えてもらうことになる。

・現実世界

なんとメイスの心電計が止まってしまいエイダは電源を切って
いた。

・スカイがデイジーへ

テリジェンクリスタルによる二度目の変化。
そのクリスタルを持ったのはメイスの死に感化されて正気
に戻ったメイだった。

■使用された曲

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
デイジー・ジョンソン (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック

ホールデン・ラドクリフ (John Hannah) GT農薬、寄生生物関係の研究
グラント・ウォード (Brett Dalton) ヒドラだった
マダム・ヒドラ/エイダ (Mallory Jansen) 元はアグネス
ホープ・マッケンジー (Jordan Rivera) マックの父
ジェフリー・メイス (Jason O’Mara) 長官、”パトリオット”
バロウズ (Patrick Cavanaugh) シールド側・エージェント
アリステリア・フィッツ (David O’Hara) フィッツの父
アントワン・トリプレット (B.J. Britt) ヒドラに潜入していた
ケネス・タージョン (Adam Kulbersh) ヒドラの研究員
バーネル (Taj Speights) 教え子
クリス・アドラー (Skyler James Sandak) 教え子、連れて行かれる
(Beau Bonness) ヒドラのゲート門番
ムーア (Christopher Showerman) エージェント

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