エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン4 第16話 フレームワーク What If…

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第16話 フレームワーク What If…

脚本/Daniel J. Doyle
監督/Oz Scott

【これまでのあらすじ】

ラドクリフはみんなを【フレームワーク】に閉じ込めている
という。つまり助けられるというデイジー。パイパーはその
アバターに意識を接続させるのか?と問う。デイジーはそれ
で仲間を見つけて本体の在処を突き止めるという。シモンズは
すぐ集合場所に来てとしそこに【脱出用のバックドア】を
置いたと語る。ラドクリフは「現実なんて認識に過ぎない。
本当だと感じれば本当なんだ」と語る。エイダは感じないかも
知れないというとラドクリフは感じるさとし彼らを助ける為
にやっているのだという。「彼氏を起こして集合」という
メールが届いたデイジー。もしかしてリンカーンなのかと
して部屋を探す。

【ストーリー】

デイジーはベッドから起きて別の寝室にいく。
リンカーンが寝ているのかと思えばなんてグラント・ウォード
(Brett Dalton)が寝ていた。デイジーは急いで手を前に突き
出して能力を使って吹き飛ばそうとするが何故か能力が出な
い。ウォードはそれって何の合図?コーヒーを淹れたって
意味ならば嬉しいが・・と語る。今のはゴメン、びっくり
させたと語る。夕べから一緒にいるだろうとすると、デイジー
は仕事で呼ばれたのだという。着替えるのだろうとし変な
ヤツだと語る。インヒューマンズ探しで毎晩残業なのに
朝から呼び出しとは・・ボスも容赦ないなとウォード。
デイジーはウォードと一緒に写る写真が有るのに気がつく。
あそこにいった時は楽しかったとする中、ウォードはメール
には何と書いて有ったのかと問う。しかもデイジーではなく
スカイと呼んだ為に驚く。あなたがここに居るのを知って居る
人からよというと、ピンスキー(Brandon Morales)かと語る。
どうせ状況報告するのだとすると、これを忘れるなとして
IDを手渡される。それはなんとヒドラのパスだった。

ウォードと一緒にデイジーはヒドラの施設に行く。
カーラジオでは今朝タイホされた少年は勿論インヒューマンズ
で捕まった場所は市場から3kmの距離だったという。何者かが
インヒューマンズを匿っていた。この反乱分祀も反逆罪で
罰せられると良いとし信じられないとラジオアナウンサーは
語る。
ウォードはデイジーに静かだねとし大丈夫かと尋ねる。
朝の本部は本当に綺麗だという。ヴィジェイがヒドラの2人
に捕まって殴る蹴るの暴行を受けていた。
ウォードはデイジーに彼らに任せておけば良いと言うと
彼は夕べはあなにことを言ったから傷つけたんだろうとし
悪かったと語る。何を謝っているのか?とデイジー。もう何年
も前から次のステップは自然の成り行きだとし俺だって
一緒に暮らしたいが・・デイジーは私が同棲したがった?
まだ早いのは分かったと。時間と自分の場所が欲しいとし
本当の俺を知ったら嫌いになるというウォード。それは
もう分かって居るというデイジー。

ウォードはサンダースの報告書は終わったか?と問う。
みんな会議室で会えるとするがデイジーはその前にメール
チェックをしたいという。コンピュータを使ってリンカー
ン・キャンベルを検索すると「検査中に死亡」と出る。
「ジェマ・シモンズも薬物汚染で死亡」となっていた。
デイジーはあり得ないというと、メイは何があり得ないのか
とデイジーの元にやってくる。
私はフレームワークに入ったのよとデイジーはメイに語る
が彼女はハッキングには興味がないとして取り合わない。
ドラッグでもやっているのか?と問われると早く会議室に来て
というメイ。「シモンズはイギリスに埋葬」とメッセージ
を目にする。

シモンズはヒドラ施設の裏の墓の中から這い出してくる。
私は殺されたんだとし服には銃弾の跡が見られる。シモンズ
はヒドラの施設内から出ると、シールドがヒドラに負けた
ことを知る。走っている車を止めるとジュリア・プライス
(Jade Harlow)はシモンズを見て大丈夫なのかと問う。シモン
ズは助けてというと彼女は車に乗せてくれる。D.Cまでで
良いか?とするとあんな物騒なエリアで何をしていたのか
尋ねられる。少し込み入っているとしてシモンズは話せなか
った。仕事はウェートレスと銀細工を作っているという。
芸術家なんて凄いというと医大の学費を貯めていることを
語る。人助けが夢だという。
そこにインヒューマンズ検問が有った。そこら中でやって
いるでしょとジュリア。最初の検査は怖いが今はIDを見せる
だけなのだから・・と語るIDを落としたのだというと、
ジュリアはそんな言い訳は通じないという。シールドなのか?
というとヤツラの仲間なのねとし今すぐに降りてと語る。

ピンスキーは会議に遅れるなと言っただろうとデイジーたち
に語る。メイはインヒューマンズのDNAを持ち反乱分子の
グループと繋がりのある男を捕らえたのだという。博士が
尋問を急げと言っているとメイ。期待に応えてという。
拘留者はジョージア州ディーンウッド出身のジェイソン・
ラジャージ。彼は反乱グループでテリジェンを供給している
という。メイはデイジーに目が覚めたみたいねというとコイツ
を知って居るのか?という。ウォードとデイジーで尋問して
という。どんな手を使っても情報を引き出すのだという。

ポリグラフをラジャージ(ヴィジェイ)にかける。
ウォードはインヒューマンズであることは別に罪ではないと
いうが隠すのは犯罪だと語る。嘘は付いていないとしヒドラが
犯した罪より今のお前を重く見る。相棒でテリジェンの
闇取引を質問したら素直に話せという。

■感想

ラドクリフはシールドの仲間をフレームワークに閉じ込めて
おり、その状態でいる限り生きていることが分かるが、
肝心の中身そのものがどこにあるのかを見つけなければ
ならない。
現在閉じ込められていないのはデイジーとシモンズだけ。
フレームワーク内にいるアバターに意識を接続させて仲間を
見つけ本体を探し出そうとする。

このエピソードから暫く「AGENTS OF SHEILD」から変わって
「AGENTS OF HYDRA」の世界観が描かれる。フレームワーク
とはそういう世界として設定されている様だ。

陰と陽のようにしてシールドがヒドラを倒したのではなく
ヒドラがこの世界を牛耳っていたとしたら・・!?

一番興味深いのはバックドアから入り込んだフレームワーク
の世界が今後しばらくは現実の流れのようにして描かれて
いくことか。
この中の人たちは現実を覚えていないみたいだけど、それも
すべてを覚えていないのか。

そして更にかみ砕いていくとフレームワーク内でのそれぞれ
の役割が現実世界とはどう違っているのかは比較して
みると楽しいかも知れない。

冒頭ではデイジーが目覚めた時にもっとも会いたいで
あろう人物の名を呼ぶところも興味深いといえば興味深いが
一番会いたくない人物・ウォードとの再会という現実が
待ち構えている。自分もウォードなんて見たくなかったけど
この世界に送り込む目的の一つは確かラドクリフは役割を
与えることで現実世界で傷ついた心を癒すことを述べていた
気がするので、それが意味することはどういうことなのか。

この世界の役割はそういう意味では、その人となりの本来
の欲求みたいなものが含まれているのではないかという
ものも有り、人生のどこかの場面で間違ったとされる分岐点
にさかのぼり心の傷を癒そうとしているのかとさえ思える
ところが有る。

デイジーが思わず寝ているのがウォードだと知って手を
差しだしてインヒューマンズパワーを使うが、このフレーム
ワーク内ではどうやらその力は使えないことになっている。
ウォードなどインヒューマンズの世界の中に居るものたち
にとっては現実の世界で何が有ったのかはプログラミング
されておらずこの世界こそが唯一無二のもので、自分が
悪者だとは思っていない様だ。

そしてこの世界ではインヒューマンズを探して倒すのが
目的とされている。

■AGENTS OF HYDRA

冒頭でデイジーは、このフレームワークの世界の現状を
まるで把握していない。だからウォードは最後に見た
ウォードの姿として彼女には感じるものがあるが実際には
二人が仲良くしていた頃のウォードの姿がある。
それはデイジーのことをスカイと呼ぶところからも明らか。
しかもスカイがウォードと同棲したがりウォードはそれに
はまだ早いとしていた様だ。

仕事はインヒューマンズ探しと言っていたし、デイジーは
会話を通してなんとか現状を把握しようと努力する。

ウォードからは「ピンスキー」というエージェントの名前と
「ヒドラ」のバッジを受け取ることになる。

見る物すべてが新鮮というか衝撃というか・・
まるでアメリカに初めて上陸した頃の「The LAST SHIP」
船員たちの心情である。

・ヒドラのビル

エントランスホールにヒドラのタコのオブジェがある。
ものすごく良いな(笑)

オフィスに入ったデイジーとウォードはあべこべの話を
しているが何とか話を合わせようとする姿。
デイジーは情報を把握する為にパソコンにアクセスし
真っ先に調べたのはやっぱりリンカーンのことだった。
「検査中に死亡」とのこと。

またシモンズのことを検索するとこちらも死亡扱いにされ
ている。「死因は薬物汚染」「英国に埋葬」

シモンズはその埋葬された墓からよみがえる所からの
スタート。そして看板を見てシールドがヒドラに負けた
ことを把握する。

■それぞれの視点

とりあえずフレームワークに入ったもののデイジーと
シモンズはバラバラ。共にまずは色々と現状を把握する為
に人と関わりどうなっているのかを調べる。

・シモンズサイド

墓からよみがえりヒッチハイクしてニューヨークまで行く
医学を目指すジュリアとの出会い。
第一の関門は「インヒューマンズ検問」。
IDがなければ不味いと。ポケットを探るとシールドのIDが
有ったので追い出される。

・バーで情報集め

新聞(Hydra Observer)を見て現状把握をしようとする。
「あなたの隣にインヒューマンズが・・」
なんとか電話を見つけて連絡を取りたいと考えているシモン
ズ。
電話を盗もうとしている所をスレイトとピンスキーによって
見つかる。その女は死んだことになっている・・と。

・ベンチでデイジーを待つ

隠していたものを回収【脱出用の発信器】し、ベンチにバツ印
をつけて立ち去る。
パソコンを使ってデイジーやフィッツ、コールソンが
どうしているのか調べる。前二人はヒドラ故に極秘。コール
ソンは検索にひっかかる。

・コールソンとの再会

シモンズのことは覚えていない。
説明のしようがなくシモンズもコールソンに話をするのに
苦労していた。証明する方法がないが・・

フラ人形が飾ってあった。
【タヒチ】【魔法の国】というキーワードを使い記憶が
書き換えられていることで説得力を持たせる。
潜在意識に訴えかけるが信じてくれない。あきらめないと
いうシモンズ。反乱分子として報告される。

しかしその学校で「ヒドラは嘘つき」と落書きするバーネル
と会う。

成功の鍵はこのコールソンの心を正常にすることが出来る
のか否かにあるが、彼が一人のシーンに於いてはシモンズ
が語っていた様な違和感を覚えないかという言葉が自らにも
当てはまっていること。コールソンはその違和感をノート
に書き留めていて、新聞の記事は勿論のこと、タイトルバック
にもなっているシールドのマークを書いていたり、
5月(MAY/メイ)という言葉やTAHITIの言葉に反応している。
更に魔法の国というキーワードを書いていた。

・デイジーサイド

会議がある。
・ピンスキーから愚痴を言われる。
・ジェイソン・ラジャーンは反乱分子にテリジェンを供給
しているとされる。ウォードと二人で尋問するよう言われ
る。出身はジョージア州ディーンウッド。
・彼の本名はヴィジェイ・ラジャーンで【バーレーンの
作戦】の件でインヒューマンズの責任だとされているが
実際には諸悪の根源はメイにある事を述べている。

・ヴィジェイは真実を語る。
バーレーンでの作戦は成功だと思われたが少女を助けたが
為に現実には【ケンブリッジ】での事件につながる。
これがきっかけでヒドラはインヒューマンズ撲滅を始めた。

・デイジー & シモンズ

いよいよ再会する。公園で互いに「あなたは死んだの?」
「あなたはヒドラなの?」と言い合うところは笑えたけどね。
因みにイギリスに埋められたのではなくアカデミーの裏に
埋められていた。イギリスに埋葬されていたら入国できない
しね。
コールソンもメイも忘れていて別人になっていると会話して
いると尾行してきたウォードが銃を向けた。
「お前たちはレジスタンスなのか?」と問うウォードだが
実際にレジスタンスはウォードだった。
この世界でのウォードは名誉挽回の為に出て来たのかな。

ヴィジェイはスパイ。
ヒドラの中に協力者がいるとメイはフィッツに報告。
「信用しなければ裏切られない」とフィッツパパ談。

一度脱出した現実世界に戻り作戦を立て直そうとするが、
脱出用のプログラムから出られない。
なんとマダムが脱出用のループホールを塞いでしまっている。

■ヒドラワールドでのキャラクター

・コールソン
まさかの教授役(アレクサンダー・ピアーズ校)。
現在の世界を取り巻く情勢を話している。
【ケンブリッジでの事件】とか【バーレーンでの任務】
関して、生徒たちに話している。

授業では学生に対してインヒューマンズに関して危険性を
唱えていた。
それもバーレーンでの難民の受け入れ/少女の件を引き合い
に出してシールド、は彼女がインヒューマンズだと知って
いたのにアメリカに連れて帰ったことで大変な事態になった
とされている事。

コールソンはマスコミ、メディア、個人が【真実】を知ら
されない事への危険性と共にヒドラの正当性を唱える。
「秩序」と「平和」。

生徒の一人・バーネルはヒドラのルーツはナチスだとする
が、コールソンはプロパガンダだとして一蹴する。

授業中にクリス・アドラーという生徒が検査のために連れ
て行かれる。

最後にデイジーがコールソンの元に行き思い出してくれと
訴える。コールソンも混乱している感じ。
どうしようもない時はあなたを頼りにしていた。
一番家族に近いのはあなた。心の底で繋がっていないかと
思ったという。「デイジー」と最後に思い出していたね。

・フィッツ
冒頭から博士は怖がられる存在だった。それがなんとフィッ
ツだった。
フィッツはヴィジェイをどんな種類のインヒューマンズか
調べるために細胞を焼いていた。非人道的だとデイジーは
いうがインヒューマンズは人間じゃないと一蹴する。

別人になっていることをデイジーが驚き、そして彼に逢った
シモンズからもフィッツの現状を聞くことになる。
この世界はみんなが反対の立場になっていること。

■苦しみを取り除くフレームワーク

・メイの現実世界での苦しみはバーレーンで少女を殺したこと。
「もしも助けたとしたら? 」
この世界ではそれを体験させていて、学生が何百人も殺され
る。
・コールソンは正義の為に戦うのを辞めた。
それでヒドラに協力している。
・フィッツはシモンズを奪われた為酷い人間になってしまう。

・マダム

フィッツは大事なものを守ろうとしていることに執着している
ようだ。この世界では世界そのものを守ろうとし、そして
マダム自身を守ろうとしている。マダムも相当頭が切れている
けどフィッツの頭脳が必要だと語っている。

■面白い会話

「本当の俺を知ったら嫌いになると思う」(Ward)
「分かっている それは」(Daisy)

「メイ!私フレームワークの中に入ったの」(Daisy)
「ハッキングの話は興味ない」(May)

「あなたなんてただのプログラムなのに生意気なことを
言ってこれはすべて偽物なの」(Simmons)
「私をよく見て、ヒドラに見える?」(Simmons)
「ホームレスに見える」(Burnell)

「こんな状況で何だけどお前の検査結果を教えるよ。
インヒューマンズだ」(Ward)
「知ってる」(Daisy)

■その他

・デイジーがエロす(笑)

冒頭で白いガウン姿でも十分エロさ爆発しているのに着替え
で下着姿になっている。

■使用された曲

・Have You Heard by The Moody Blues

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
デイジー・ジョンソン (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック

ホールデン・ラドクリフ (John Hannah) GT農薬、寄生生物関係の研究
グラント・ウォード (Brett Dalton) ヒドラだった
マダム・ヒドラ (Mallory Jansen) エイダだった
ヴィジェイ・ナディール (Manish Dayal) インヒューマンズ
ジュリア・プライス (Jade Harlow) シモンズを助ける人。
バーネル (Taj Speights) アレクサンダーピアース高校・生徒
ピンスキー (Brandon Morales) エージェント
スレーター (Chad T. Wood) エージェント
(Andrew McGinnis) ヒドラエージェント
スレイト (Jason Medwin) ヒドラガード
(Richard Pierre-Louis) ヒドラエージェント
(Jim Hanna) ガイ
(Heather Olt) 婦人
クリス・アドラー (Skyler James Sandak) アレクサンダーピアース高校・生徒
サンダース
リンカーン・キャンベル
ジェイソン・ラジャージ = ヴィジェイ
バクシ

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