LAW & ORDER : クリミナル・インテント シーズン4 第17話 DNAの呪縛 Shibboleth

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March 13, 2005
第17話 DNAの呪縛 Shibboleth

脚本/Rene Balcer、Stephanie Sengupta
監督/Darnell Martin
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キースは保護観察官のレジーナに対して仕事の面接をしてきた
が一向に連絡がないと落胆して相談する。レジーナは彼が何か
仕事以外で悩みを抱えているのではないかと感じて、相談ごと
が有れば話してくれと語る。「心の闇に光をあてるのよ」と。

オフィスビルではポールが会議するのを横目にフィービーが
オフィスを出る。駅で彼からの電話を待つ中、キースは自宅
の鏡に向かって一人で鏡の自分に向かって言い聞かせる。
“もう辞めるのだ”と。電話(多分相手はカウンセラー)でも
“もうしないと約束する”と会話していた。

フィービーはポールと逢う中で、突然状況を変えたいことを
語る。しかしポールは現実的になれと告げる中、彼は白けて
部屋から出て行く。

警察には通報が有る。
男の声で”彼女の消息が消えた・・”と。住所を問われるが、
もう少し待つよう男は語る。すると女性の声で”殺さないで、
私は死にたくない”という。そんな中、男は息が止まったとして
住所はレクタープレイス90番・408号室だと語る。フィービー
は死んだと。

現場にやってくるエームズとゴーレンは、現場捜査官のメグから
事情を聞く。被害者はフィービー・モートン。部屋の借り主は
ポール・リディックだという。エイムズは冷蔵庫には何も入って
いないことから、恐らく浮気に借りている部屋だろうと語る。
借り主には著名人が多いので聞き込みは慎重さが必要だという
メグに対して、関係無いとして聞き込みするよう求める。
ゴーレンは安物のスーツだが下着は高そうだという。また点状
出血が見られること。腕を後ろでに縛られて片方の足首には
ロープの跡。エイムズは逃げないように縛ったのかと問うが、
ゴーレンは近くに重いものがないという。また漂白剤でシミを
消していることが分かり、犯人は被害者が苦しみ亡くなるのを
見ていたのだろうという。

3月7日(月)・ポール・リディック宅。
フィービーとの話を聞きに行く。ポールは既婚者だった。
8ヶ月前から関係を持ち週に1、2度逢っていたという。昨日
の夜に逢ったが口論になったという。彼女は状況を変えたい
と語っていたこと。自分達の関係は誰も知らないハズだと告げ
普段はフィービーが先に会社を出て合流手はずになっていると
いう。女性を寒い中待たせるのかとエイムズは、DNAサンプル
を取らせてくれと語る。

検視官のエリザベスの元に行く。
被害者は死ぬまでに何度もクビを絞められていること。青い
ナイロンのロープが検出されたという。絞殺だが、背後から
引っ張った際に足で背中を押さえれば足跡が残るハズなのに
それがないという。足首をかかとの方向に引っ張られていると
いうエリザベスの言葉を聞いて、ゴーレンはクビと左足首を
結んでいて、足を上げていれば首は絞まらないようになっている
が足の力を緩めると首が絞まるような状況だったのだと語る。
性的暴行の形跡はなく遺体には精液は検出されていないが、
部屋の4カ所で精液が検出されているという。しかし漂白剤に
よってDNAは汚染されており、5つの遺伝子座しか検出出来なか
ったという。いずれも同一人物のものとのこと。そして
ポールが犯人ではないことを語る。

ゴーレンとエイムズはカーバー検事補に現場の状況を再現し
どのように殺害されたのかを説明する。
警察の交換手に声を聞かせる為に一時的にロープをゆるめて
いること。ゴーレンは状況から見て犯人は、自信家・周到さ、
能力の誇示を表しているという。犯人をあぶり出す為にマスコミ
に誤情報を流そうと語る。

そんな中署にはゴーレンとエイムズ捜査官宛に手紙が届く。
ゴーレンは罠に早速引っかかったという。
中には”あれは私の仕事だ、次は功績を認めろ、BBJ”と書かれて
いた。そしてそこにはニュージャージー州の女性の免許証が
入って居た。エイムズは検索すると、1996年にホーボーケン
のアパートで殺害されていると語り、その現場写真を見ると
今回の被害者と同じ格好で殺されていることが分かる。
BBJと聞いたディーキンスは、ボディ・バイ・ジェイクだと語る。
エイムズはその意味を検索で調べると、「未解決の絞殺事件の
犯人のアダ名」だという事が分かる。1989年から1992年に4名を
殺害し、警察には愚弄するような手紙を送ってきていること。
92年11月までに何通も送られて来ているというものだった。
ディーキンスは最初の被害者はエアロビの講師だった事を語る。
犯人は死んだか刑務所暮らしをしていると思われていたことを
告げると、現役に戻ったということなのねとエイムズは語る。

手口は類似していた。
最初の被害腫のケリー・ブランデルの時には声明文は無かった
が、2人目のリサ・ウェルシュの時には現場の写真も同封され
ていたという。ロープで縛られているもので唯一の写真。
これ以降の被害者の時には免許証と手紙が届いたという。
何故一件だけは何も送られて来ていないのかと問うと、ゴーレンは
恐らく一番のお気に入りだったのかも知れないという。今回で
6人目の被害者ということなのか。共通するのは白人で細身の女性
ということだけ。被害者の住所、職場、交友関係には何の
接点もないとのことだった。

ゴーレンは自己顕示欲が強い犯人だという。
「君たちも私と同様に楽しんでいるか」と手紙に同封されている
こと。また現場の精液は性的能力の誇示を表しているのだろう
という。マスコミに対して犯人像を「女性に相手にされない
男」として情報を流そうと語る。

そんな中カサンドラという女性の部屋に、下着と共に青いロープ
が置かれており、「何故君は私を待たせるのか?」というメッセージ
があることが分かり、警察がすぐに現場へとやってくる。
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うつ伏せ、下着にされた状態で、ロープで首を絞められ殺害され
た女性の遺体が発見される。発見は犯人自らが通報したもので、
通報を受けた際にはまだ女性は生きていて、死の直前だった
事を知る。被害者のロープでの縛られ方、その力の係り方から見て、
ゴーレンはエビぞりのような格好をさせられていて、被害者本人の
体力が尽きると同時に死亡するような状況を作られていた事を知る。
犯人が力を誇示しようとしている人物であることから、その顕示欲
を逆に利用して、ゴーレンはウソの情報をマスコミを通して
流し続けて、犯人から接触させるよう仕向けていく。
すると彼は、89年から92年にかけて殺害を繰り返していた
BBJことボディ・バイ・ジェイクという連続殺人犯であることを
知る。

こういう連続殺人犯・犯人との駆け引き的展開がドラマとしては
見やすくて面白いなと思う。一つの事件をきっかけとして
次々と芋づる式に過去の犯罪が分かり、一つ一つの状況を通して
犯人像を暴いてはそれを築いていく作業だ。

明らかに冒頭から怪しい行動を見せているキース。
駅の改札で被害者に対して視線を追っているフランクの姿。

DNA型に関して、1/1000まで特定出来るとされる5つの遺伝子座
を残して行くところは犯人の自信の表れなのだろうけど、
正直、今のフランクの姿を見て、そんなに頭が良さそうに見えない
ところも有った。過去には結婚もしていたというのだから驚きだけど
彼は元々保険の保証査定人をしているというところから、頭脳明晰さ
は有ったのかと想像させる。
気になるのは保証査定人をしている過程で死に対する固執する
何かが芽生えたのか、それとも生まれ持った性的嗜好が発展した
形で猟奇化していったものなのか。

正直5つの遺伝子座が見つかったのであれば、犯罪歴の有る
キースのことを、犯罪者データベースで捜し出して一致させると
いうことはないのだろうか?

現在「LAW & ORDER : 性犯罪特捜班」も同時に見ていると気が付く
のが、「LAW & ORDER : 性犯罪特捜班」のエピソードとこの
クリミナル・インテントの話数とシナリオに類似性のあるという
ことかも。
今回のS4-17。性犯罪特捜班でもテーマは、「環境説」の是非を
問うものだった。人は暴力的な環境の下で育つとその子は犯罪を
犯すような人物として育つものなのか。

父親が暴力的な人物だったということで、自分も犯罪者になる
のではないかと恐れる人は多いことをドラマの中で語っていたけど、
「BONES」のブースは父親からの暴力を受けて育ったことで、
自分も息子に対してそんな一面が出てしまうのではないかと心配
している人物だ。
「CSI:科学捜査班」で主任を務めたラングストンもまた連続殺人鬼
のハスケルとの戦いを通して、自分にも彼と同じように
MAOA遺伝子を持っていることが分かり、いつ自分の中の暴力性が
生まれるかどうかであらがえない何かが有るのではないかとする
心配をしている姿が有った。

キース13歳の時に母が再婚し、新しい父の元で育てられたことで
キースはフランクに「パパの子ではなくなるのか?」
と問う際に、「法律上の関係など問題ではない。重要なのはDNA
だ」と伝えたことが今の今まで引きずってしまった親子としての
歪な絆だった。

最終的には父親のことを妄信している息子に対して、父親の姿は
虚像であるということを知らせて現実を突きつける為に、
取調室に於けるやりとりを見せて、父親が決して息子とは同じ
考えを持っていないということを示していくものだった。
別の意味で「壁ドン」して(笑)ゴーレンがエイムズに合図を
送り、エイムズも隣の部屋は改装中みたいにサラっと相づちを
打つかのように自然の流れで話しているところは面白かった。
この手のドラマでは、同様に子供の親への幻想を打ち砕いて、
真実を語らせるというシーンは多いね。

犯行の違いを実感していくのは大陪審の場で証言として出てきた
「下着の色だった」という辺り、性的嗜好の拘り感というのが
ハンパじゃないなと思う。

最初に彼が見た写真は上述したように父親が保証査定人をしている
際に、現場写真を手にしているのをたまたま目にしてしまった
だけだと思っていたけど、実際には殺害していたということなん
ですね。

それにしても今回はカーバーの登場が早い(笑)

ロバート・ゴーレン (Vincent D’Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

キース・ダービン (Paul Sparks) フランクの息子
シェリル・ダービン (Candy Buckley) キースの母
レジーナ・アルカリース (Yolonda Ross) 保護観察官
アダム・アルカーノ (Brian Delate) キースの弁護士
フィービー・モートン (Melissa Hickey) 襲われて殺される
フランク・マクネア (Kevin Conway) 鉄道職員、キースの父
Dr.エリオット・バーンハード (David Cale) キースの精神科医
ポール・リディック (Dennis Gagomiros) フィービーの上司
アーサー・ラドフォード (Lou Bonacki) フランクの弁護士
カサンドラ (Bronwen Coleman) 残業で帰宅が遅れて助かる女性
サム・フロリック (Zachary Knower)
メルバ (Terri White) 駅員
タリア・メッサー (Anne Bedian) 元キースの恋人、被害を・・
— (Molly Pearson) Female Executive
ローラ (Nancy Sirianni) 警察
メグ・ケリー (Maggie Bofill) 捜査官
— (Robert Feeley) Rock Star
— (Anne Lockhart) Policewoman

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