スーパーマン&ロイス Superman & Lois 第6話 パワーの代償 Broken Trust

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スーパーマン&ロイス Superman & Lois
(2022年・アメリカ)

原作/DC Comics
制作/Warner Bros. Entertainment Inc
Berlanti Productions

https://www.nhk.jp/p/supermanandlois/ts/J9VXR22WY8/

脚本/Todd Helbing
監督/Rachel Talalay

第6話 パワーの代償 Broken Trust

【STORY】

・Previously on ..

・活動の為にもスモールビルが必要と訴えるクラーク
・パーティーの焚火は自分のヒートビジョンで爆発
したのでその影響がタグに有ったのかも知れない。
・現在タグは国防総省(DoD)の医師の所に居る
・通信社の工学系記者がロイスの元を尋ねチームに
入りたいことを語る。
・エッジの鉱山を覗く方法を見つけたかもと。
・エッジとレスリーがあのマシンでやっていることは
炭鉱と関係があるはず。
・我々がその土地の権利を手に入れる。軍隊の復活に
必要なXクリプトナイト(X-Kryptonite)がそこには
十分にある。
・タグはジョーダンの元にやってくると俺に何をした
のかと突き飛ばす。

・帰宅途中

タグはジョーダンを攻撃し、説明するように要求する。

・あのパーティーでケントに腕を折られてから高速で
移動出来てしまうようになったこと。
・マルコムが撮影した動画を見たら何かがあの爆発を
起こしていた。そこにはお前が居た。
・お前も普通ではない。
・元に戻す方法を教えろ!

タグは怒って殴ってくるがジョーダンは彼の攻撃を
防げずにいた。父親に助けを求める(ELTボタン、ポチ)
と次の瞬間スーパーマンが現れる。タグは驚きつつ、
走って逃げる。スーパーマンは上空から逃げるタグを
追いかける。タグは時間を稼ぐために電車のレールを
壊して脱線させようとするが、スーパーマンも咄嗟
の判断で曲がったレールを元通りにして、そのまま
列車を走らせることに成功する。しかしタグの事は
見失ってしまう。

・ケント家

ロイスはジョーダンの手当をする。
タグに激しく殴られて損傷も酷かった。
ジョナサンは「スーパー耐久性(Super Durability)」
を持っているので大丈夫なんだろうと語る。
しかしジョーダンはやり返そうとしたがタグの方が
強くて素早かったという。
現在は頭がズキズキしていることを語る。
クラークによるとジョーダンの能力は進化している
こと。傷の治りは早いが不死身ではないこと。
タグは何故パワーを得たのかを知りたがっていたと
語る。国防総省に連れていかれたのは俺のせいだと
思っている。マルコムが撮影したパーティーでの
動画を見たと言っていた。炭鉱で起きたあの爆発の
もの。そしてそれを僕が何かをしたと思っているの
だというジョーダン。
するとクラークはロイスと少し二人にさせてほしい
として息子たちに席を外してもらう。

・ロイスとクラーク

ロイスはだからネットは嫌いだという。
クラークは義父さん(サム・レイン将軍)が電話で
話したところこの件はなんとかすると言ってくれた
こと。タグが国防総省を逃げ出したのは軍が加速した
能力に対応できなかったせい。今は彼を捕まえる為の
作戦を練っているとのこと。
しかしその間にまたジョーダンを襲ったらどうする
のか?とロイス。クラークは自分が彼を見張っている
ので大丈夫だという。エッジが居なければこうはな
っていないというロイス。タグにパワーを与えた
何かが炭鉱にはあるのだろうと。彼はそれを利用
して次のデレク・パウエルを生むつもりだ。
しかしクラークは坑道をスキャンしたが中は見えなか
ったという。鉛で覆われているからだった。
ロイスはそこは私の出番であるとし、悪事の証拠を
掴んでそれを当局に渡して逮捕させるという。
あなたはタグが捕まるまであの子たちを守ってくれ
とし、私が必ず真相を突き止めるという。

しかし変だとし、エッジがクリプトン人(Kryptonian)
のパワーを人々に与えたら色々起きて同時にあの
ウォースーツの男が来て、そしてスーパーマンの本名
を知っていたこと。エッジがスーツの男だと思って
いるのか?というクラーク。それをつきとめるという
ロイス。

・翌朝

ジョーダンとジョナサンは食卓に来る。
ジョナサンによると”Dude” ジミー・カッター
(Samuel Braun)が試合のことをボロクソ言っている
という。
“アイツはホントにクソだ/That guy’s such a dick”
というジョーダン。
それを聞いたクラークは口に気を付けろと注意する。

朝食を食べようとしてフォークが皿に当たる音が
するとジョーダンは頭痛が酷くなる。それを知った
クラークたちは明日の試合は出ない方が良いとし、
まだタグとの事が体に影響を与えているという。

しかし対戦相手はメトロポリス高校のアメフト
部・SPARTANS
であり、前に通っていた学校が相手で
あるとジョナサンは語る。
それは分かるがこの状況で無茶はさせられないという
クラークに対してジョーダンは大丈夫だとして、
再度確認してくる父に念を押す。するとそれなら
放課後にそれを証明してもらうと語る。

・シュースター炭鉱

エッジは秘書のレスリーと警備(Paul Kular)を付ける
中、住民たちに説明する。

「これが証拠だ。私の見立ては正しかった。スモール
ビルこそ世界を変えるうえで力になってくれる。有能
なスタッフがみんなの復職の手伝いをさせていただく」

これを聞いていたカイルを始めとする住民たちは拍手
する。
カイルとラナはエッジに近づくとお礼を言う。

「あなたのお蔭で大勢がやり直せる。感謝し切れない」

しかしエッジも低姿勢で感謝するのは私の方だとし、
再開発の実現は君の力添えのお蔭であること。君が
説得したのだという。

「この町には強いリーダーが必要だ」

としてその役目をラナに任せたいという。

「君の銀行での働きぶりはよく知っている。有能だけ
でなく住民の信頼を得ている。私はその信用を利用して
スモールビルを活性化させたい。まずは公民館から」

ラナは困惑するが、彼は給料の額を聞いたらYESと
いうだろうと語る。

・ロイスがやってくる。

レスリーは彼女の姿を見るとエッジに対して排除する
か尋ねる。しかし彼は放って置いても彼女に何が
出来る訳でもないと告げる。

一方でロイスはマーカス/レックスから”潜り込む方法
は分かったか?”と問われる。

【感想】

人は知らないことに対して恐怖心を抱く。
冒頭からタグがジョーダンを殴りかかったのは、
その恐怖が頭を支配し、自分の体に起きていること
が分からずにいるからだ。
そしてその現象を起こした原因がジョーダン
にあると思って居る。根っからの悪人ではない。
先日のエピソードの中でもジョーダンはパワーを
持ち、そしてそのパワーについては教える両親の
存在があった為に落ち着くことが出来た。
しかしタグは孤独であり、気の毒な様にも感じる。

ドラマは一見派手な様に魅せる映像もあるが、その
展開は地味でパターンに落ち着きすぎている印象は
ある。
新しい能力者たちが出てきてどんな攻撃をしてくる
のか。スーパーパワーを持つものたちが今後量産され
そして使い捨てのようになっていくのではないのか。
レギュラークラスの人物にその心配は無さそうだけど
ね。

父親の体験・経験をもとに子供たちに起きている
問題を解決していく様。
家庭における問題点と公共の場で起きている
問題を秤にかけられ、その優先順位の選択を突き
付けていく流れが基本的構造だ。

その優先順位は元はクラークの養父が手探りの
状態で彼に教えたとすれば時代性を考慮しても優秀な
人であったこともわかる。
スーパーマンクラスの人物である限りは、順位に差が
出てきても多少の時差的ラグが生じるだけで
双方共に解決できる。この多少の差というのは、
親が双子の兄弟を扱うその言動にも通じるものがある
が、この葛藤は容易ではなさそうだ。

今回のドラマを見ていくと集約されるキーワードは
「信頼」「信用」「約束」が第一にあがり、
「感情」「自制」がその後に見えて来る。

人の繋がりと信用性というのはインターネットなど
をしていると痛感・実感するものがあるが、意外と
脆いものでもある。

インターネットは言葉ばかりの世界なので、一度相手
に意図していないことが伝わると信用を失うことも
有れば、その意図が修正されないままに関係は失われ
てしまう。
例え正論を語っていたとしても相手が求める言葉
では無かった場合には、相手はコミュニケーションを
取ることを一方的に封じることも有る。
意外とそのリスクは見過ごされ、軽視されがちなのだ
がネットの世界は一方がアクセスしなけば連絡が
取れなくなる人も多いので注意は必要だ。

「信用」というこのキーワードに降りかかる事態の
大きさ。
先日の収穫祭でのエピソードの中では町の人たちの
信頼を勝ち得ていたマーサのことが取り上げられて
いて嬉しいサプライズ的なもの(彼女の名前入りの
ベンチ)が用意された。

「信用は一度壊れたら簡単には取り戻せない」

■世の中は問題であふれている

ドラマで気になる一つとして存在していたのは、
「宇宙人とパワーの関係」「地球人とパワーの関係」

そしてパワーを持てるものの身体的条件とか、
ストレンジャーが感じているパラレルワールド的な
交錯している記憶であるとか、エッジがどの程度
宇宙人とかクリプトナイトに精通しているかだ。

更には上でも書いたように日常生活をしている限り
パワーを制御して生活していくことが可能なのか。
ジョーダンはまだそれが出来ない為に、試合の際に
それが放出されて、そのパワーを父親/スーパーマン
が手で受け止めたが一歩間違えば一般人を意図せず
殺してしまう事さえある。

また今回ラナとロイスが話すシーンがあった。
私はラナがロイスのことをスパイしているのではない
かと思って見ていたけどそんな意図はないのかな。

・炭鉱

炭鉱の採掘権はエッジの会社に渡り、労働者たち
は少なからずその鉱山と関連会社で働く事が出来る
ようになる。カイルがもっとも懸念していたことは
働き口が無い為に町が荒廃していくこと。
その解決の為に企業誘致をした格好でうまい事
獲得できた。しかし問題なのはその炭鉱には問題の
種となる鉱物が沢山あるということだ。

そしてエッジの計画の一部をカイルは任せてもらえる
ものだと勝手に思い込んでいたこと。

エッジが求めているのは「信頼性」であり、銀行員
として債務などの問題を処理して町の人たちとの
間にコネクションを持つ彼女にボールを渡した。

ただ日本だと債権・担保の差し押さえを行う銀行員
という職種はあまりに信頼性はない。
私のお爺さんもバブル時代の投資関係で銀行員と
関係を作ったはずがバブルがはじけたと同時にまるで
相手にされなくなったということを覚えている。
我が家の家訓にもなりそうだが、銀行員はクソです。
(“口に気を付けろ” by クラーク・ケント)

・炭鉱 PART II

なんと言ってもエッジが狙うのは鉱山に埋もれている
大量のクリプトナイトがあること。

都合良くこの鉱山はスーパーマンがスキャンしたが
鉛があってみられない。「ルパン三世」で五右衛門
が斬ろうとしたものにコンニャクが巻き付けられて
いたようなものだ(そうか?)

エッジは能力者なのか分からない。
しかしその部下であるレスリーには力が備わっている
こと。

ロイスが炭鉱に来た際にレスリーがエッジに語る。

「排除しますか / Should I deal with her?」

日本語の翻訳的伝わりの方がなんか怖い。

・クッシング家

今回のエピソードに於けるサプライズは、エッジ
が町のリーダーとして名指ししたのは、夫のカイル
ではなく銀行員としてのラナだった。
男女平等が叫ばれる今日ではあるが、その意識が
急に浸透するはずもない。カイルがエッジの為、
そして町の為に貢献してきたことを考えればその
ショックは計り知れない。

自分本位であることは今でも変わらないと思うが、
娘のサラが両親の関係に於ける父親への視線を
変えた辺りから見るとうまい方向に進んでいること
もあるし、またラナが多忙で過ごすことによって
男性の中の嫉妬心やら自尊心、虚栄心を刺激して
また家庭内が荒れる可能性を秘めている。

しかし今回は相当カイルが譲歩したことによって
家庭は上手く回った。

・生徒たち

冒頭からタグがジョーダンに殴りかかる光景があり、
パーティーでの一件でタグな欲しくもない能力が
備わってしまったのが、動画を見る限りジョーダン
がパワーを持つ人間として生徒達の間にも知られて
しまう可能性が有る。

サラとの信頼・友達関係は、隠し事のない何でも話し
合える関係であることが前提であって、ジョーダンが
嘘をついて隠し通している限りは、発覚した際の
リスクが反射的に降りかかる。

ジョーダンは親にも嘘をついている。
体は平気ではないのに試合に出たいが為に頭痛は隠し
通した。

そしてジョーダンは学校で至るところで音に反応して
頭痛を生じている。

その痛みをおしてでも試合相手のメトロポリスの連中
を嫌っている。

・真実を話せない辛さ

ロイスは炭鉱で起きている・起こそうとしているエッジ
の事をラナやカイルに話して、何とか炭鉱に潜り混ま
せてもらおうとする。しかし真相は話せない。
その辛さは息子も味わっている?

またロイスはルーサーから事情を聞きたがるが、話す
事が出来ずにいる。

・真実を話したジョナサン

頭痛のことをジョナサンが父親に話した。
信頼関係は壊れなかった。しかしその後に彼の感情
を受け止めて骨が折れた。

・人の盾、ハンドtoハンド

人を庇うこと。盾になる。

今回はそんなシーンが多かった。

スーパーマンは何とかしてタグを軍隊からも守ろう
とする。その際に銃弾を体に受ける。普通の銃弾は
大丈夫だけど、あの緑の弾/クリプトナイトはやば
そうだね。

試合中、乱闘という名のリンチを喰らうジョーダンの
自制心が止まらずヒートビジョンが出る所をクラーク
が手で受け止めた。

試合後にカッターに絡まれたジョーダンは彼を殴ろう
とする。そのパンチをジョナサンが手で受け止めた。

・その他

・「要塞」(fortress)。クラークの父が居る場所
・丸太を素手で殴ってパワーの制御の練習
・タグを刑務所に戻すプラン
・積み上がった徳が返ってきたんだ。
・ティミーが怪我
・ジョナサンにも試合出場のチャンス
・オズの魔法使い
・タグはサラの元へ。防犯カメラにも写る。
・ルーサーとロイスは検査官として炭鉱へ。
・XK (Xクリプトナイト)、希少なクリプトナイト
・レスリーを吹き飛ばす武器/光線銃を持つルーサー
・炭鉱の映像をサラはタグから見せられる。
・カッターらが試合後にジョーダンたちに絡んでくる
・ジョーダンが倒れて要塞に連れて行く。

【SOUNDTRACKS】

【出演】

クラーク・ケント (Tyler Hoechlin) スーパーマン
ロイス・レイン (Elizabeth Tulloch) クラークの妻
ジョナサン・ケント (Jordan Elsass) クラークの息子
ジョーダン・ケント (Alex Garfin) クラークの息子
カイル・クッシング (Erik Valdez) 消防士
サラ・クッシング (Inde Navarrette) 長女
ストレンジャー (Wole Parks) キャプテン・ルーサー
モーガン・エッジ (Adam Rayner) 大物実業家
サム・レイン (Dylan Walsh) ロイスの父・将軍
ラナ・ラング・クッシング (Emmanuelle Chriqui) 銀行員

**ジョー = エル (Angus Macfadyen) クラークの父
**クリッシー・ベッポ (Sofia Hasmik) スモールビルガセット紙
レスリー・ラー (Stacey Farber) エッジの秘書
ゲインズ (Danny Wattley) アメフトコーチ”CROWS”

ショーン・スミス (Fritzy-Klevans Destine) サラの彼
タグ・ハリス (Wern Lee) 同級生、アジア系
ティミー・ライアン (Zane Clifford) ショーンの友達
マルコム・ティーグ (Austin Anozie) 学生、アメフト
コーリー・ウェルニッツ (Pavel Romano) 学生
ソフィー・クッシング (Joselyn Picard) 次女
ジミー・カッター (Samuel Braun) メトロポリス高校

(Paul Kular) シュースター鉱山の警備
(Kareem Malcolm) 特殊部隊リーダー、タグを強襲
(Daisy Torme) AIデバイスの声
カンパーナ (Zachary Joseph Fiorido)
ウッドラム (Henry C. King)
(Seth Hastings) Engstrom

エライザ (Coral Humphrey) ジョナサンの彼女
レックス・ルーサー () エッジよりも悪人と言われる

Shauna.S(age24) ベビーシッター候補
Maggie.G(age19) ベビーシッター候補
Tiffany.J(age21) ベビーシッター候補
Jasmine.D(age22) ベビーシッター候補

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