スーパーマン&ロイス Superman & Lois 第9話 忠実なるサブジェクト Loyal Subjekts

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スーパーマン&ロイス Superman & Lois
(2022年・アメリカ)

原作/DC Comics
制作/Warner Bros. Entertainment Inc
Berlanti Productions

https://www.nhk.jp/p/supermanandlois/ts/J9VXR22WY8/

脚本/Andrew N. Wong
監督/Eric Dean Seaton

第9話 忠実なるサブジェクト Loyal Subjekts

【STORY】

・Previously on ..

・引っ越して来たのは家族のため
・ジョナサンは自分だけが丸腰の状態に懸念
・ジョナサンが別の世界から来た男の車に無防備に
入り込んだことに激怒。
・サラは公開オーディションに出る事になるが約束
していたカイルが来ないことに失望する。
「これ以上期待させないで!」
・サブジェクトは揃ったがちゃんとした宿主になれる
保証は無い
・実験途中の合成クリプトナイトをスーパーマンに
使用される。呼吸器に入り込み内側から弱らせるもの

・Edge EnerCorp

レスリーはサブジェクト候補の一人をエッジのオフィ
スに連れて行く・・

・Smallville Gazette

ロイスとクリッシーは話し合いを行う。
そもそもエッジは何故この土地・Smallvilleを選ん
だのか。Hazel GreenとGranvilleは数週間、
New Carthageは2、3ヶ月滞在後に撤退。そしてこの町
に来た。目的は他の町と同じ筈で、Xクリプトナイト
を採掘してパワーを持つ人間を作る為だろうという
クリッシー。しかしロイスはそれはあくまで目的の
一部であり、Smallvilleにだけ固執している所がある。
他とは違う理由が有るハズで彼はここが必要だという
ロイス。クリッシーはそれを聞いて彼女に尋ねる。

「ここからはあなたの得意分野。どうやってそれを
突き止めるのか」

「深く掘ること。使えるものは全て使い頼れる人には
頼ること」

クラークは優秀な記者で、現在部活も休んでいるので
手伝ってもらうことを語る。
そしてラナからはできる限り多くの情報をもらう。
エッジが採用した人たち全員の資料など・・

ラナから受け取った資料をロイス、クラーク、クリッ
シーは見直す。この人たちが誰で、何処から来たか。
細かい所まで調べ尽くす。そしてまた最初に戻る
のだという。

資料を見ていたクリッシーはエミリーが一番新しく
採用された事が分かる。

「点を繋いで全体像を掴む」
「正しくやれば答えは自ずと出る」

とロイスはアドバイスする。

・Edge EnerCorp

『私の目標は一貫している。この世界を変えること』

エッジはエミリーに対してここSmallvilleで一歩を
踏み出すことを語り、それは君と共に・・だという。
何故私なのかと問う彼女にエッジは、この何年か
生活が苦しいだろう。その辛さが分かるという。

・支払い督促状の恐怖。
・家族を養えないと分かる時の精神的ストレス。

その全てを私が消してやるとしあらゆる方法で生活
を向上させ、よりよい君に変えるという。

MRIのような装置に入ればそれが叶うこと。

『君が望むなら新しい人生を与えよう。』

君はプロセスを経て生まれ変わる。頭が冴えて体
は強くなり不可能を可能に出来る。
ただし、それは君が望めばだ。今の人生に見切りを
つけたいと君が追うなら出来るという。

エッジの部下ダブニー・ドノバン (Robel Zere)は
彼女を装置に入れると、”宿主受容完了です”と語る。

『クリーヴェス・ンベース(よくやった)』

とレスリー。

数日経てば完全に制御できることになる。一度そう
なれば人生はまた君のもの。

『最高の自分になりたいか?』

・ケント家

ラナはエッジから候補者をもっと探すように言われた
ようだとし、ロイスは取りあえず誰もそれに応じない
ように説得するという。しかしエッジは”仕事”と”金”
を提供し説得しているので阻止するのは難しいので
はないかというクラーク。あの説明会の後、誰も私の
話を聞かないが、あなたの説得ならば耳を貸すだろう
というロイス。

双子の子たちの通学の時間になり、ロイスとクラーク
は二人に弁当を渡す。ロイスはその際に今日はエッジ
の件で帰るのが遅くなりそうだと語る。ジョーダン
は俺たちもサラのステージを見に行くという。
クラークはジョーダンに対して最近”ただの友達”サラ
と一緒に居る事が多くないかとして好奇心を示す。
ジョーダンは彼女の力になっているだけど、彼女も
友達で居たいと言っているのだという。本音は
口に出さないだけで違うかも知れないという。

ロイスは二人を見送るとガゼット社でラナと逢う
という。クラークはマーサ・ケントの息子であるとし
町の恩人の息子から話せばみんな耳を貸すという。

・Smallville Gazette

ラナが来たので会社での社員の様子について質問
する。

『前とは様子が違う人は居ないか?』

みんな凄く幸せそうだった。プログラムに参加してて
ホントに喜んでいること。何かの一部になって人生が
変わるのだという。

「プログラムとは何をしているのか?」

【自己啓発】・・自分を改善し相手を信頼する。
具体的に何をしているのか分からないという。
まるでカルト集団みたいだ。
エッジがタダでパワーを与えて洗脳している。
あと判明しているのは毎朝ダイナー(Victoria May’s)
【連帯の集まり】をやっている。仲間意識を築く

【感想】

クリプトナイトを巡り、その対処法を通して信頼
関係の綱引きが行われている。
胡散臭い業者と寂れた町のメディアの対立の構図が
あったり、親子がある問題を発端にして、今まで
言わなかった事を洗いざらいぶちまける。
過ごした時間に比例して愛情が育まれれたりもする
が、共有する時間が長いからと言ってもそれが
即ち信頼性に於ける重要なファクトとなるのか。

とにかく大きな勢力が迫り来る中で、争っている
ヒマなどないことは事実のようだ。

親子関係が抽出される中、特に今回の流れは
男親と娘の問題に集約される。
古い価値観だと言われそうだが、どうしても男親は
仕事で家を離れる時間が長く、そして休日でさえも
予定が立たない人もいる。

「娘・サラと父・カイル」「娘・ロイスと父・サム」
がそれだ。

父親は忙しくしていて娘との過ごした時間が短かっ
たり、自分本位で行動し、何度も約束したことを反故
されたりしたことがあるようで期待するだけ無駄だと
思いつつ、やはり期待してしまう娘の心情がなんとも
言えない。

シナリオは偶然とも必然とも言える流れがあり、
人生は分からないものだと改めて感じさせる。
その決断を自ら下せるものもあるが、結果が
どうなるかは誰にも分からない。そもそもその決断を
下すには情報が少ないようにも感じる。

人生に変化を与える為に必要なものの一つに金銭的
問題は常につきまとう。
貧困によってカツカツの生活をしているものや、
それ以上に捨てるべきものがない人、宇宙の法則的流れ
を自然の流れに任せず強引に変えてでも人生を過ご
そうとする人たちならば、自然とエッジの誘惑に
引き込まれる。

パワーを持つ人物は普通の生活をおくれずに困った
ことになっている。それを散々視聴者は目にして
いるだけに、敢えてパワーを得ようとする人たちの
気持ちは分からないが、それもまた副作用的な事情も
知らないが故のことだろうか。

最後にサプライズ的展開が有るが、サプライズとは
いえ想像していなかった訳でも無い。

今後のドラマとしての方向は、誰が能力を持って居る
のかどうかの見極め作業と、本当のクラプトン人と
単純に能力を無理矢理開花させた地球人の差が何か
というところに向かいそうだ。
そして能力者と対峙する為の武器、その流れをまた
元の流れに戻すために必要なことが何かを考えて
行くところに繋がっていきそうだ。

■世の中は問題であふれている

このドラマで気になる事が今回顕著な形で現れた。
エッジは敢えて気にしていない(気にする程の事でも
ない)だけなのかも知れないけれど、クリッシーらが
エッジを調べる過程を、監視することはしないのだろ
うか? 話を聞く限りではなんでも知っていそうだ。

「君には止められないよ。そろそろあの装置で呼ぶ
ときじゃないか。スーパーフレンドを。」

スーパーマンの頭の中に飛び込んでくる声や物事の
ように、彼も集中していればクリッシーらの会話は
筒抜けになるように思う。

エッジ本人でなくともレスリーなどは抜け目なく
パワーで彼らを監視していないのだろうか。

今回はクリッシーがジャーナリスト精神を発揮して
色々と深く掘り下げてきたものが多かった。

■世の中は問題であふれている2

今回はなんと言ってもジョーダンのパワー制御が
意図しないで出るにようになり問題が浮上する。
風邪を引いたようにしてくしゃみをしただけで
ブレスはフローズン化してしまう。
「銀河鉄道999」のラーメンを食べたい「アンドロ
メダの雪女」
を思い出す。

サラからは「隠している才能はもうないのか?」と
言われていたジョーダン。

パワーを持つ者の条件として、今までは遺伝的な
ものが一番左右するのかなと思って居た。
しかしタグの主張によって、ジョーダンのパワーが
何らかの形で伝染してしまうのではないかという
疑惑が生まれる。
今回風邪を引くようなジョーダンの体を思うと、
それも強ち否定も出来ない。

そして今回現れた説として、クリプトナイトを長い
こと浴びることによってパワーを得るものが居る
のではないかという考えに及んでいく。

■個々の問題・エピソード

・スーパーマン

・メキシコ / Banco de Mazatlan

今回のスーパーマンは銀行強盗事件が発生した
メキシコ・マサトランで活躍する。
スペイン語で会話する人々の声。その中には悲鳴など
が遠隔地に居るスーパーマンの頭の中に入ってきた
のだ。
強盗の人数は相当数居たが普段のスーパーマンならば
言うまでもなく一瞬で倒すことが出来るだろう。
なぜなら相手は銃を持つだけのただの人間だからだ。

スーパーマンの登場の仕方がまた凄い。
アメリカンドラマで刑事が事件現場に踏み込む際に
ドアの鍵を無視して蹴り飛ばして強引に開けてしまう
けれど、スーパーマンはドーンとドアを吹き飛ばして
入っていく。

しかし退治しようとして戦っている際に先日の国防総
省のラボでの闘いで喰らった合成クリスプトナイトが
スーパーマンの体内から浸透し始めて苦しみ一時期
意識不明。そして映画「ゴッドファーザー」
ソニーの如く銃弾の雨あられを浴びる。
流石に死ななかったけど銃弾を受けた跡が体に残って
いた。

・スモールビル高校

ジョナサンとティーガンの関係が気になる今日この頃。
サラによるとかなりヤバイ人物。
しかしヤバイ人物に程近づきたくなるもの。
帰りにティーガンをお茶に誘うも取りあえず断られた
形になった。

「新しいルールブックが居るな控えGQ。」
「ロッカーは上手く閉めたのに駆け引きは下手だ」

ゲインズ監督に言われたらおしまいだ。

サラは公開オーディションから一歩進んで発表会
(Talent Show)が行われた。
今回は前回とは逆にジョーダンが伴奏をする事が
出来ずに、父親のカイルがサラを支える格好だった。

カイルは自ら変わろうとして空回りしてしまって
いる人物だが、一つの禁断の力に手を出してしまった。
途中でエッジが誰と会話しているのか分からない
シーンが有ったが、それがサプライズ的にカイル
で有ったことが分かる。
ついにカイルの目も光るようになってしまった。

因みにジョーダンはくしゃみするだけで氷の息を
吐くようになってしまっている。

・スモールビルガゼット

クリッシーがロイスから色々と情報取得のノウハウ
を教わる。

ロイスもエッジの元に駆け込むと核心的な内容を
ぶつけてみる。

「あなたはクリプトン人の意識をみんなに植え付け
ようとしている。支配してパワーを与えている」

「その主張は君の基準でも穴だらけだ。」
「経験上真実というのは主観的だ」

■エッジ

今回はモーガン・エッジに迫る流れがある。
彼が能力者を開発していることは事実だろうけど、
彼が何者で、彼自身は何処までスーパーマンに
ついて知っているのか。

クリプトナイトというのは「毒にも薬にもなる」
ものだけど、説明なしに進行してしまっている所が
無いだろうか。
スーパーマンはクリプトナイトが苦手。
そのスーパーマンはクリプトン人であり、その
クリプトナイトが弱点だ。

見ていると分かるのがクリプトナイトが光る色に
別の効果が存在する
ことがある事が分かる。
ラストでも言及しているが、地球には一週間ほど
隕石が降り注いだ時があり、あらゆるタイプの
クリプトナイトが地球の地下に埋まっていること。

よく見かけるのはGreenとRED。
他にもBlue、White、GOLDとあるそうだが今のところ
見ていないかな。
Xクリプトナイトはべっ甲のような色をしていたけど
ね。

グリーンはまさにスーパーマンなどのクリプトン人
に効果がある。
何度かスーパーマンの体内にも銃弾に紛れ込ませて
撃たれてしまった。

ネタばれではあるが、エッジも宇宙人だ。
そして先日まで敵対していたストレンジャーもまた
自分のアースを持つ宇宙人である。ストレンジャー
はスーパーマン程の能力が無く、化学や工学の力に
頼っていた。

■サムとロイス

サムは娘のロイスからは完全に見限られるような行動
を取ってしまった。先週のエピソードではあるが、
スーパーマンのようなスーパーパワーを持つ人物を
一般人でも対峙しようとする為の武器の開発に着手
していた。
そこから派生し、過去にはロイスがサムから受けた
「仕事人間の父親は娘や家庭を顧みることをせずに
国の為に働く」
という所に集約される。

これはクッシング家にも言えることで、サムとカイル
の関係に於ける問題は今の世の中ではどこにでも
ありそうだ。

「私に家族が出来たら変わるかも知れない。私たち
を優先する」(Lois)

しかし問題なのは、「最高の自分になること」を第一
にエッジが町人たちにパワーを与えていることも有って
今回は良い方向に向かっているが、その弊害が現れた
時にどうなってしまうのか。

■出身地

クリプトナイトに長い事晒された人間にはパワー
が備わっている可能性がある。それぞれの出身地
だが、その辺に多くの隕石/クリプトナイトが
降り注いだということなのだろうか。

・デレク・パウエル = ニューカーセージ生まれ
・ロゼッティ = メトロポリス
・フューグルスタッドとレスリーはスモールビル

因みにこの法則を見つけたのはクリッシーだった。

・その他

・サラはタレントショーで「リトル・ライト」を歌う
・彼はまだ弱っています。だからさっきサブジェクト
を何人か起動しておいた。狙いは奴が愛するものだ。
・さっきエミリー・ファンの様子が変だった。娘が
歌う最中に居なくなった。そんなの初めて。子煩悩
なのにまるで別人だ。
・アイアンズの武器を納屋に隠し持っていたジョナサン
・モーテルで襲ってきたはアーマ・セイヤーズと
デビッド・フューグルスタッド
・クラークが地球に来た時、地球には隕石が一週間
降り続けた。
兄弟よ (by Edge)

【SOUNDTRACKS】

・Taxi Dancer by White Heat
・Little Light (feat. Inde Navarrette & Erik Valdez)
・Growing Up (feat. Kennedy Chew)

【出演】

クラーク・ケント (Tyler Hoechlin) スーパーマン
ロイス・レイン (Elizabeth Tulloch) クラークの妻
ジョナサン・ケント (Jordan Elsass) クラークの息子
ジョーダン・ケント (Alex Garfin) クラークの息子
カイル・クッシング (Erik Valdez) 消防士
サラ・クッシング (Inde Navarrette) 長女
***ジョン・アイアンズ (Wole Parks) 宇宙人
モーガン・エッジ (Adam Rayner) 大物実業家
サム・レイン (Dylan Walsh) ロイスの父・将軍
ラナ・ラング・クッシング (Emmanuelle Chriqui) 銀行員

ジョー = エル (Angus Macfadyen) クラークの父
クリッシー・ベッポ (Sofia Hasmik) スモールビルガセット紙
レスリー・ラー (Stacey Farber) エッジの秘書

エミリー・ファン (Leeah Wong) 選ばれ
ナオミ・ウィラー (Amanda Khan) 店の融資、選ばれ
ダブニー・ドノバン (Robel Zere) エッジの部下
Ms.シャープ (Marika Siewert) 女性審査員だった人
エイブリー・ファン (Kennedy Chew) 娘
ダック・ファン (Jay Zhang) 夫
ジャスパー・タウンズ (Shawn Stewart) 能力者

– HighSchool –

ゲインズ (Danny Wattley) アメフトコーチ”CROWS”
**ショーン・スミス (Fritzy-Klevans Destine) サラの彼
**タグ・ハリス (Wern Lee) 同級生、アジア系
**ティミー・ライアン (Zane Clifford) ショーンの友達
**マルコム・ティーグ (Austin Anozie) 学生、アメフト
**コーリー・ウェルニッツ (Pavel Romano) 学生
ティーガン・ウィッケム (Kayla Heller) 生徒
ソフィー・クッシング (Joselyn Picard) 次女

アレクサンダー (Michel Issa Rubio) 銀行の警備員
(Marcio Moreno) 強盗

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