DOC あすへのカルテ 第11話 すれ違い Cause ed effetti

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DOC(ドック) あすへのカルテ
(DOC – NELLE TUE MANI)
制作:2020年 イタリア
原作:Pierangelo Sapegno、Pierdante Piccioni

https://www.nhk.jp/p/doc-karte/ts/WL5QPY99G7/

第11話 すれ違い Cause ed effetti

脚本/Francesco Arlanch、Viola Rispoli
監督/Ciro Visco

【STORY】

■裁判官試験

試験事務官はモニカ・モローニ (Fiorenza Pieri)の名前を呼ぶ。
7人の審査員の前で挨拶し、彼らから簡単な面談・質問をされる。

「公的資金の不正流用の犯罪について述べてください。」

簡単な質問だったがなぜかモニカは頭の中に答えが出てこず
真っ白の状態だった。
審査員から筆記試験の成績を考えればこれくらいは簡単な問題
でしょうという。それなら「故意」と「過失」については
説明できるかと問われる。法務の基本的な事だが、それでも
何故かその部分だけ答えが出てこなかった。

■アンブロシアーノ総合病院

・医長室

アンドレアは急いで医長のマルコの元を尋ねると、パヴェージ
の事を覚えているかと尋ねる。僕を撃った男エジーディオ・
パヴェージ (Maurizio Fanin)。彼がアンドレアを撃ったのは
当時医長だったアンドレアで、息子のジョバンニが不可解な
を遂げたからである。
その息子のカルテが出て来た事を告げ、カバンのポケットの中
に入っていたことを語るアンドレア。その彼はパヴェージが
訴えていたことが正しかったことを語る。
彼の息子は病院のミスで亡くなったこと。「サトナル」という
薬を投与されていたが、何の薬か分からず調べた結果、
カルシウム拮抗薬「WPW症候群」には使えないもの
マルコはどうすればそんなミスが起こるのか?と問うがアンドレ
アは分からないが、カルテには君が承認したというサインが
記されていることを語る。君が処方したのだという。
しかしマルコはこのサインはそれ程の意味はないのではないか
として形式的なものであったことを語ろうとすると、アンドレア
は、そこが問題ではなく責任の全ては当時医長だった僕に有る
のだという。
しかしカルテを何故持っていたのかアンドレアには覚えていなか
った。記憶を無くす前に持ち出したのは確か。昔の僕が意図的
に証拠を隠したのだろうか。
こんなものが公にされたらこの科の信用は地に落ちていた。
もちろん医長だった君もそうだというマルコ。
重要な医療ミスの隠ぺいをすることは出来ないとして公表しよう
という。しかしマルコは焦った様子で、君がこうなった経緯
をちゃんと覚えていない以上は慎重になるべきであり、何か
事情が有ったのかも知れないこと。私の立場も苦しくなるし、
せめて事実確認をさせてくれというマルコ。
アンドレアはその意見に同調するが急いでくれと語る。
それが分かるまで誰にも語るなよとマルコは念を押す。


階段を下りて来たアンドレアを見かけて声をかけに行こうと
するのはジュリア。しかし先にテレーザがジュリアの前に
現れて話しかけられてしまう。

今日は大変だ。看護師2人が病欠し、ラッザリーニは有給消化
で来ていない。休暇管理の担当とも出来ているのではないか
というテレーザは、誰でも良いので今すぐ退院させて欲しい
としベッド・病床が足りないことを語る。


エリーザとガブリエルは医局に来たアンドレアに挨拶する。
アンドレアは二人が妙に上機嫌なところが気になる。
そんなことよりもドックにぴったりの患者が来ていることを
告げられる。

●モニカ・モローニの病室

モニカから話を聞く。
突然何も思い出せなくなり、急に自分ではないみたいに
コントロールが効かなくなったという。
そこで研修医たちは問診する。

・何か薬を飲んでいるか?
抗不安薬/anxiolytic、精神安定剤/tranquilizer、
大量のコーヒーなど・・。(ガブリエル)
しかしどれも飲んでいない。

・これまでも記憶が飛んだことは?
ない。いつも記憶は完璧。

・試験のプレッシャーのせいではないか?
プレッシャーなんて常にあるものだ。

エリーザはそれではないかとし体が限界で悲鳴をあげた結果の
こと。

しかしそれを聞いたモニカは失望し、主治医から言われたここに
来たのだとし問題は何なのかと問う。

ガブリエルは血小板/plateletの数が減少しているが、
記憶障害とは関係ないという。

私はずっと健康だったこと。検査なんて9年前に2番目の娘を
妊娠した時にやって以来であること。

アンドレアはやりとりを聞いていて、
「どうして原因に拘るのか」
尋ねる。
「記憶を失うのは悲惨だが原因を知るよりも一過性のもの
だと分かる方が良いのではないか。」

モニカは事情があるとし、あの時記憶を無くしたことにハッキリ
とした理由があるなら診断書をもらって再試験を受けられるの
だという。8年間必死に勉強してきたこと。シングルだから
家事と勉強をやり、裁判官試験は3回まで受けられる。
今回はその3回目だという。

●医局 / コンサル

エリーザは試験が上手く行かないので再試験に持ち込みたい
だけではないかという。
しかしアンドレアは記憶を無くしたというのは嘘ではないという。
忙しくて度忘れしただけではないか。診断書なんて大袈裟だ
という。

「虚血性/Ischemic」「血管攣縮性/Vasospasticの症状」
だったのかも。

それを聞いたジュリアは
「頭のCTと頸動脈の超音波検査(エコー検査)」を求める。

血小板の数はどうするのかそちらが心配だというガブリエル。
これ以上減少したらその時調べようと語る。

・エレベーター

ジュリアはアンドレアがそれに乗ると分かると急いで追いかけて
一緒に乗る。ジュリアは話がしたい事を告げ、私の話をとにかく
聞いて欲しいという。

しかしアンドレアは僕らは付き合っていたのだろう?という。
ジュリアは驚き、覚えているのか尋ねると、アンドレアは勘だ
と語る。だんだん12年の間に自分がやった馬鹿なことに気が付い
て来て嫌になると語る。妻と別れた後に若い同僚に手を出す
ような男になるなんて・・という。
ジュリアはそれを聞いて、さっきのは聞かなかったことにして
と語る。アンドレアは謝罪すると、今の自分がどんな人間だった
のか理解しなければならない時。君が人生の一部であった
のならばその助けになるので教えて欲しい。

「2人の始まりは?」「どうやって進んだ?」
「周りには秘密だったのだろう?」

ジュリアは秘密だったことを認めるがいつか話すと決めていた
のだという。
「僕の君への態度はどうだったのか?愛していたのか?」
「他の事と同じように冷たくて嫌な奴だったのか?」
「君を利用していただけかも」

酷い言葉に辞めてくれというと彼女は、心情を語る。

「私はこの瞬間をずっと待っていた。あなたの事が大好きで
大切だった。理解したいからと言って汚すような事は言わないで
欲しい。」

【感想】

先日のエピソードでほぼ個人的事情が剥がされ、視聴者にも
各々キャラクターたちが抱えている問題の殆どが提示された形
となった。
そしてドラマの中でもそれにかかわる相手に対して問題・事情を
ぶつけて、それに対するアンサー的流れを見ていくことになる。

今回面白く出来ていたのは、流れがスムーズに運びそうになると
必ず誰かがその流れに割り込んで来ては邪魔をする形が繰り
返されたことだ。

故意でも過失でもない悪気の無いものだけど、話そうと思って
決意したものにとってはたまったものではないし、話を聞く
側の人間との温度差は存在し、その流れに関連する人物は
その事実を遠巻きに目にして誤解するものが出てきてしまう。

どんな時でも人は自由で個々人に選択出来るものが有る。
その中には他人の事情よりも今の自分に必要なことがあり、
その優先度は人それぞれにある。
中には今日出来ることは明日にしよう的な妥協感が存在して
しまう。
決意することは相当なストレスを要するはずであり、精神力が
必要なことだ。出鼻を挫かれる事への辛さは誰もが知る所で
ある。気の毒だが、アニェーゼに話をしにいった際のアンドレア
は彼女たちが起こそうとしている里親の話を耳にして悲しい
思いをするし、その前にアンドレアと行動していたジュリアは
彼がアニェーゼに会っていたことを知り悲しみを覚える。

患者の一人が話していたことだが、本人は真剣な場合、相手は
どれだけ患者と本気で向き合おうとしているのか分からない。
一度仲違いの形になれば益々真剣さが感じられず、鼻に付くよう
な行動に見えて来る。

時にそんな切羽詰まった状態から逃げることも必要だが、
ロレンツォの場合は最悪な流れを歩んでしまっている。
過去から抜け出せずに居る彼は15年ぶりに会った彼女から
薬を渡されて、それを飲んでいた。

薬に敏感な時期だけに大変なことだ。

先日のエピソードの中でも優先度という言葉を使ったけれど、
今回も上述したように自ら選べる選択肢が存在していて、自分
のことを優先していった。

その結果が現在に至っていること。
即ち患者と真剣に向き合おうとしない医者は患者との軋轢を
生んでしまい、どうしても負の流れが出来てしまう。

冒頭でモニカと会話するアンドレアが以下の様に語っていた。

「どうして原因に拘るのか」

病気になった人にしか分からないが、その原因が分かれば対処
しやすいからだ。次の行動を起こしやすくなる。
モニカの場合は診断書が必要だったこともある。
家庭を壊してでも復職を願ったその思い。9年前に二人目の子供
を産んだ後、8年間は裁判官になる夢の為に猛勉強してきた。

【患者】

・モニカ・モローニ(26番)

裁判官になる為に試験を行うシングルマザー。
2人の子供。別れた夫はエドアルド・グロッティ (Alberto Molinari)。

質問に対して思っている言葉が出てこない症状。

アンドレア、ガブリエル、エリーザ、ジュリアが担当する。

特に問題になるような薬は飲んでいない。
エリーザはプレッシャーによるものなのではないかという。

気になるものとして血小板が減少しているが、記憶障害との関連
は今のところない。

「虚血症」「血管攣縮性」の症状が挙げられて、それを否定する
為に「頭のCT」と「頸動脈の超音波」の検査をオーダー。

CTでは虚血性の障害は否定。

彼女は家に帰って診断書を受け取りたい事を告げるが、
記憶障害に結び付く病態がない限りは診断書は出せない。
更に血小板減少のままでは当然退院は出来ない。
もう帰宅するつもりで元夫のエドアルド(Alberto Molinari)まで
迎えに来る。母親に子供たちの学校の迎えを頼んだ。
しかし退院出来ないと知ると、これからすべきことのリスト
らしきものを全て彼に頼む。すべてが自分の管理下に置かない
と気が済まない完璧主義者なのか。

・首の出来物が見つかる。

リンパ節の腫大。

コンサルの場でアンドレアは「リンパ腫/lymphoma」「白血病
/leukemia」を口にする。けい部リンパ節の腫れの場合は感染症
が疑われる。

理由の一つとして何事でも完璧に物事をこなそうとするところに
落とし穴があるとのこと。

猫を飼っていることもあるのでガブリエルは
「トキソプラズマ症/Toxoplasmosis」の可能性を語る。

トキソプラズマ症が陽性。
しかし普通なら大人は無症状の筈でストレスにさらされたり
免疫力が下がっているとリンパ節の腫大や軽い言語障害が出る。
ただしこの感染症はすぐに治療で治るので診断書は出ない。

・少し熱があることが分かる

せん妄状態になり脈も速くなる。酸素飽和度も低く聴診では
音もない。
「間質性肺炎」なのか。
酸素、パラセタモール(鎮痛解熱剤)、コルチゾン(ステロイド薬)
を投与。
明日一番で「胸のX線」を取ることになる。

・翌朝の検査

CTスキャンをして、骨髄採取をすることになる。

出血性ショック。骨髄採取の途中に出血。検体を取ることには
成功した。ICUでの治療になる。

・元夫・エドアルドの腕に赤い斑点

数日前から出来たものだという。
アンドレアは「カポジ肉腫」。彼はエイズに感染していた。
「トキソプラズマの日和見感染」「血小板減少症」
「骨髄異常」すべてに該当する。

エイズに感染していたのはエドアルドだったみたいだけど、
どういう経緯だったのかはよく分からなかった。
元々同性愛者だったということなのか?それで別れることになっ
たのか?
ウイルスは8年から10年の潜伏期間がある。数年前に感染した
こと。8年前に子供が出来て忙しくなり現実逃避したとの
事だけど・・

現在はウイルスの複製を阻害する治療があるとのこと。

法務部も巻き込んで病気の事実を妻に話すべきことをエドアルド
に伝える。

●ルチアーノ (40番)

何日か前から「両腕が震える」ようになり、病院に来た今は「何も
感じず硬直」している。
バンドのドラマーをしている彼。
子供の頃に「大腿静脈の血栓」ができていたのでその時以来
抗凝固剤を飲んでいる。

アルバとリッカルドが担当する。そして時々マルコ。

アルバはこの患者に対して流行中のインフルエンザではないか
と語る。患者は大病を患っていると思っているので軽く語る
その診断は少々相手に対して印象を悪くした。
リッカルドは彼の背中に聴診器をあてて検診しようとしている。

患者は一年目の研修医に自分のことは任せられないとして
治療には医長を求める。

検査結果では血管に異常はない。マルコに対して患者が医長に
診て欲しいとする要請がある事を告げる。

・検査の結果

ウイルス性のものでもなければリウマチ性の病態でもない。

本人は症状が悪化しているし、腕は動かないし、物を呑み込め
ないとしてALS(筋萎縮側索硬化症)だと自己診断し始める。

「ネットで調べて分かるなら私たちは要りませんね」(by アルバ)

筋生検をすることを告げる。
腕が動かないので水を飲ませて欲しいとするが、水を流し込み
過ぎて溺死しかける。

翌日にマルコはカルテの件で上の空の中で診断をする。
進行性の硬直で考えられる病気はALS以前に色々とあること。
筋生検をしていることを知り結果待ちの間に、筋弛緩剤を
打たせる。

検査の結果、神経系の問題でもない。

「人生の転機になる仕事が舞い込むといつも入院する」

そのように語る彼に対してそれで答えは出たのだろうか。
患者を突き放すかのようにしてペットボトルを投げたら腕が
動いてキャッチする。

原因のない病態。
脳も制御不能になることがある。
精神科のエンリコが久しぶりに活躍した瞬間(笑)
というか初めて医者としてアンドレア以外の人を見ている姿
を見た気がするぞ。

【パヴェージ事件の顛末】

いよいよ山は動き始める。
ジョバンニ・パヴェージというWPW症候群(Wolff-Parkinson-White)
という上室性頻脈性不整脈の患者を死なせてしまった件
サナトルという薬が処方されていたこと。
マルコは当時同姓同名の66歳の患者が入院していて彼に処方され
るべきものが少年に処方されていた。
処方のサインはマルコが出していて、当時の医長はアンドレア
だったこと。
アンドレアは一緒に立ち向かうべきことを語るがマルコは自分
の事ばかりで自分の方が失うものが大きいとして動揺する。
信用を無くして内科の研修医たちの評判も悪いと言い訳して
いたけどね。

・アンドレアは自分が分からない

12年の間に自分がやった馬鹿なこと。

アンドレアは記憶を失っている期間に馬鹿な事をしていた事実に
気が付き、妻子から愛想をつかされたであろうこと。その後には
舌の根の乾かぬ内に若い同僚に手を出すような男だったと
思い込む。

ジュリアに対してどのようにして知り合ったのか、本当に愛し
合った結果で結ばれたのか知りたくて色々と協力を求める。
アンドレアは自分がクソ野郎だった10年でみんなから嫌われて
いたと思っている。そんな自分が愛されるわけがないと。

出会いは「どしゃぶりの日」。
アンドレアの車が故障していてジュリアが車で送っていた。
車が直るまでの10日間それが続いた。

ジュリアによると10年越しの思いが叶った。
彼女が彼を愛した理由は、
「あなたが優秀な医者で何よりも命を愛しているから」

・イレーネとマルコ

この二人は夫婦なのか単なるビジネスパートナーなのか分から
ない。イレーネは製薬会社の人間で、サトナルを処方した事に
問題が有るのか、それとも副作用のような問題があるものなの
かが今のところ分からない。
怖いのは薬を使ってアンドレアも毒牙にかけようとしたことも
ある。カルテを始末しろとのイレーネからの指令。
マルコは鍵を無くしたという名目でテレーザからマスターキー
を借りてアンドレアのバッグからカルテを盗む。
数々の妨害が有り、ここでの妨害は心強かったけど、結局は
盗まれた。

・パヴェージ夫婦と面会

アンドレアは自分たちの医療ミスで起きた事故だったことを
話に行く。タイミングが良いのか悪いのか。彼に発砲した
エジーディオが病気の為に一時刑務所から家に戻されていた。

当時「逝かれたオヤジ扱い」されたことに言及。
そして後に彼の弁護士が病院を訴えることになる。

・理事会

パヴェージの弁護士からの連絡により、関係者からの事情を
色々と聞かれることになる。
アンドレアは間違った薬を処方したこと。当時同じ名前の
患者が居てその人との薬の処方を間違えていたこと。

カルテの提出を求められるがマルコが盗んで燃やした後。
しかしアンドレアもまた忘れっぽさを理由に写真にカルテを
撮影していた。写真にどれだけ証拠能力があるのか。

【その他】

・アルバとリッカルド

雨の中でリッカルドは足が不自由な状況であることを彼女に
告白した。しかしアルバにも言い分はある。
二人の感情が盛り上がった際に、リッカルドがその事実を話せ
ず、自分には彼女が居るとして嘘をついたことだった。

一度相手を不審に思うとなかなか元の関係に戻るのは難しい。
アルバはマルコに怒られたことに対して、リッカルドが告げ口
したと憤怒する。しかしそれを否定したリッカルド。
アルバの皮肉は結構キツイ。今回のアルバは患者にも厳しい
態度だったしね。

「麻痺したドラマーの後は足の不自由な研修医?」
「君には難しい症例だ」
「そうかもね。症例を抱えたもの同士理解し合えるかもね」

・モニカとアンドレア

モニカと会話しているとアンドレア先生のことを思い出す。
新聞で見たパヴェージ事件の被害者。
彼も自分以上に記憶を失っている事も有り彼女はアンドレアを
信用していく。何よりも二人共家族をつなぐことに失敗して
いることもポイントが高い。

・ロレンツォが有給休暇

一番気にしていたのはジュリア。
何も言わずに2日も休みをとった彼。
ジュリアはロレンツォとの間で体の関係を持つも、アンドレア
のことが忘れられず、先日付き合うことは拒否した。
彼女が彼の居場所を聞きに行ったのがエリーザ。エリーザも
体の関係を持っていたからね。

・ロレンツォと同窓生の元カノ・キアラ(Benedetta Cimatti)。

二人が再開したのは15年ぶりとのこと。
電話番号を無くした為に彼女が当時住んでいた場所に来てみると
くだそこに住んでいた。家を貸して金を稼いでいるのか。

ロレンツォは妹も恋人も失ったことに失意を覚える。
ただ話を聞いて欲しかったのだろうか。
色んな相手と体の関係にはなっていたが深入りしなかったのは
妹・スザンナを思うがあまり。しかしその妹は彼氏とさっさと
新生活を始めてしまった。

キアラは挫折を味わっている。
元はロレンツォと共に医者になるための勉強をしていた様だ。
彼女は合成オピオイド(麻薬性鎮痛薬)を飲んでいる。
彼女は売春しているのかと思ったけど売人なのかも知れない。

翌日にスザンナから今夜までに連絡が来なかったら警察に連絡
すると言われて急いで現実に戻る。
ただ彼はドラッグを手にしていた。

・アニェーゼは里親申請

ダヴィデと共に社会福祉士と会う。
そこなパヴェージの件でアンドレア告白しにいこうとするが
タイミングが悪かった。

・ガブリエルの運命

エリーザと仲良くなって冒頭では二人共機嫌が良かった。
しかしガブリエルには運命がある。
アリ(Fausto Caroli)という人物は何者なのかと思えば、
エチオピア協会の人物。そして彼は婚約者からのメッセージを
届けに来た。

・どうでもいいこと

大体国によって名前の癖というか規則性のようなものが
ないでしょうか。五輪などの世界大会が開かれるとつい名前
や容姿を見て何処の国の人なのかなと思うこと然り。
イタリア人の名前を見て気が付いたことはありませんか。
みんな名前の最後が i か oで終わるんですよ。

メインキャラの中で i で終わる俳優
Matilde Gioli(ジュリア役)、Giovanni Scifoni(エンリコ役)
Silvia Mazzieri(アルバ役)

メインキャラの中で o で終わる俳優
Luca Argentero(アンドレア)、Sara Lazzaro(アニェーゼ役)
Raffaele Esposito(マルコ役)、Gianmarco Saurino(ロレンツォ役)
Simona Tabasco(エリーザ役)、Alberto Boubakar Malanchino
(ガブリエル役)

【SOUNDTRACK】

・I’ll Find You in the Dark by Nico Bruno
・Need you right now by Nico Bruno
・Changed at all by Nico Bruno

【CAST】

アンドレア・ファンティ (Luca Argentero) 元内科医長
ジュリア・ジョルダーノ (Matilde Gioli) 医師、アンドレアの恋人
アニェーゼ・ティベリ (Sara Lazzaro) 外科医、元アンドレアの妻
マルコ・サルドーニ (Raffaele Esposito) 内科医長、秘密を持つ

エンリコ・サンドリ (Giovanni Scifoni) 精神科医
ロレンツォ・ラッザリーニ (Gianmarco Saurino) 内科医
リッカルド・ボンヴェーニャ (Pierpaolo Spollon) 医師、アンドレア慕う
アルバ・パトリツィ (Silvia Mazzieri) 研修医
エリーザ・ルッソ (Simona Tabasco) 研修医
ガブリエル・キダーネ (Alberto Boubakar Malanchino) 研修医

テレーザ・マラルディ (Elisa Di Eusanio) 看護師
***カロリーナ・ファンティ (Beatrice Grannò) アンドレアの娘
***マティア・ファンティ (Luca Morello) アンドレアの息子
***若い頃のキャロリーナ (Giulia Patrignani)
イレーネ・チェラルド (Maria Rosaria Russo) マルコの妻
***レナート (Luca Avagliano) 看護師

ダヴィデ (Simone Gandolfo) アニェーゼの現在の夫
エジーディオ・パヴェージ (Maurizio Fanin) 息子を医療過誤で失う
Mrs.パヴェージ(Stefania Micheli) エジーディオの妻
アリ (Fausto Caroli) エチオピア協会
キアラ・マラビーニ (Benedetta Cimatti) 医療を目指していたが挫折
(Federico Fazioli) 病院の理事・取締役
エドアルド・グロッティ (Alberto Molinari) モニカの元夫
モニカ・モローニ (Fiorenza Pieri) 患者
ノーヴィ (Guido Roncalli) 病院・法務部
ルチアーノ (Aleph Viola) 患者。バンドのドラマー
スザンナ(Alice De Carlo) ロレンツォの妹 (声のみ)
ナツィネット () ガブリエルの婚約者
セナイ () ナツィネットの父
ジョバンニ・パヴェージ () 亡くなった息子
サラ () モニカの娘

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