DOC あすへのカルテ DOC – NELLE TUE MANI 第6話 岐路 Come eravamo

リンク広告 テスト




DOC(ドック) あすへのカルテ
(DOC – NELLE TUE MANI)
制作:2020年 イタリア
原作:Pierangelo Sapegno、Pierdante Piccioni

https://www.nhk.jp/p/doc-karte/ts/WL5QPY99G7/

第6話 岐路 Come eravamo

脚本/Francesco Arlanch、Viola Rispoli
監督/Jan Michelini

【STORY】

■製薬会社

無人の製造ラインでは薬”Edax”が次々と容器の中に詰め込まれる。
何者かがそこを訪れると容器の中に自分が持ってきた薬を入れ替える。
処方宛はアンドレアと書かれていた。

エンリコはアンドレアに話しかける。
君が残るのは嬉しいが治療が要らなくなった訳では無い。
アンドレアは体調は悪くないことを理由に必要無いと言うが、
彼は状態を甘く見るなとし、助けは必要だという。そのエンリコから
薬が届いているとして手渡される。あの”Edax”を。

■10年前の世界

アンドレアは病院の廊下を歩いていると患者のジャコベッリ
(Maurizio Tabani)とすれ違う。彼は売店に通っていることを
アンドレアは知っていた。購入してきたであろうキャンディを取り
上げると、レジの人の気を引きたい彼に対して着替えたらどうかと
するが、彼は肝心なのは中身であり格好など関係ないという。

・看護師長がアンドレアに声を掛ける

教授が呼んでいるとし今すぐにオフィスに行くよう告げる。

●パンドルフィ教授のオフィス

部屋に入るとアンドレア以外にもマルコが呼び出されていた。
教授からの話は、そろそろこの病院での診察医療を退く事を告げる
ものだった。67歳の教授はその後自分の診察所を開いて今の半分
の時間で倍の金を稼ぐと語る。
そこで二人の内のどちらが医長を継ぐか分からないが、2人共その
資格は十分にあること。私が推薦できるのは1人。くれぐれも潰し
合いはするなとし、決めるまでは一ヶ月あることを告げる。

・アニェーゼの仕事

カルテを診ていた彼女だが下腹部右側の苦痛に顔をゆがめる。
通りかかったエンリコは大丈夫かと問う。
アニェーゼは私の容体よりもこれを診て欲しいと告げる。
アルドステロン / レニン(renin and aldpsterone)比の検査をしようと
思うがどう見るか。
彼はそれを見るとすぐにやった方が良いという。

そこにアンドレアが来る。
僕の妻をこき使うなという。
彼は先ほど教授のオフィスに行ってきたとし、暫くは慎重に物事をこなさ
なければならないことを告げる。

「親愛なるパンドルフィ教授が引退する」

エンリコはそれに喜ぶが、同時に出世コースで先を越されるのは
癪だと語る。まだ決まった訳では無くマルコも居る事を告げると、
エンリコは教授に気に入られているのは君の方だという。
アンドレアは僕が好きなのは君の方だとしてアニェーゼに語る。
教授はまだ決めかねているとし、知らせた上で僕らがどう動くのか
を観察しているという。

イチャつく二人にエンリコは「ごちそうさま」と皮肉を告げ立ち去る。

アニェーゼはダニエーラ/Daniela (Maria Torres)の元に行くという。
アンドレアは心配は要らないとし、ダニエーラは名医だとし、
『子宮筋腫/Uterine fibroid』は珍しくないという。

●ギリシャの海岸

マリア(Bianca Panconi)とリック(Riccardo De Rinaldis Santorelli)
は海岸でイチャつく。心臓がドキドキしていること。リックは止まる
かと思ったとし凄く幸せだったからという。しかしマリアはあなたの
お母さんに二人の事を知られたら殺されるという。それでも二人はキス
する。もう行かねばならないとし、メガネと本をバッグに入れる。
しかし“帽子”が無くなっていた。恐らく下にあるのだろうとし、
「父さんの形見」なので取ってくるという。しかしマリアは飛行機の
時間を気にしていて、乗り遅れたら本当に殺されるという。
するとリックは岩場で躓き転倒する。

●病院

・患者リック

ステファノ(Lorenzo Cervasio)は、右足と左腕の骨折だが治療中に
呼吸困難を起こしたので内科でも診てもらうことになったと話す。

母親のリディア(Simonetta Solder)は岩から落ちたこと。
飛行機で気分が悪くなり、ギリシャから戻ってすぐに来たという。
機内でもギリギリの状態で2人がなかなか海から戻ってこなかったという。
リックとマリアの姿を見せると共に医師に紹介する。

「この子の姉です」。

しかしリックはそれを否定し、姉ではないと語る。

「私のパートナーの娘です」と言い直すリディア。

マリアはこの子が急に下に落ちたとして怖がっていた。

マルコは話を聞いた後頭のCTを撮って置く事を語る。

アンドレアは聴診器を使いリックの診察をする。
気管支には何の問題もない。酸素飽和度を図るようオーダーする。

・教授のオフィス

肺の脂肪塞栓の可能性を告げるマルコ。足を骨折した状態で飛行機に
乗っているからだった。しかし教授は呼吸困難が有ったのでそれも
考えたが酸素飽和度は正常値だった。神経系ということはないか?と
アンドレア。血中酸素濃度はこれから下がるかも知れない・・しかし
待っていれば手遅れになる。教授は抗凝固剤をほ投与し「CT血管造影」
「胸部X線検査」をやるよう指示する。そして今夜はギプス無しで
寝てもらうとし、ベッドの用意をしてモニターで観察する事を語り、
神経系統はひとまず置いておこうという。

●アンドレアの自宅

アンドレアが帰宅するとアニェーゼは悲しい顔を見せる。
遅くなるならば電話してという彼女はメッセージを送ったのに返事が
無かったことを非難する。マルコ一人を残せなかったという彼。
アニェーゼはダニエーラの診察結果は気にならなかったのか?と言うと
彼女を落ち着かせる為に謝罪しキスする。

彼女は「子宮摘出」を提案していること。
しかしアンドレアはどうして何も試すこと無く摘出するのかと疑問を
投げかける。悪性じゃないければ他に方法もある。
「偽閉経療法」があるが私には出来ないというアニェーゼ。
他にも幾らだって有るとし「超音波やレーザー」など・・
明日ニグアルダ病院のマレスカ医師に診てもらおうというと、
一緒に行って早く治療をしようという。アニェーゼはアンドレアが
寝ている子供たちの扱う姿を見てその提案に納得する。

【感想】

今回は10年前の事に終始する内容だった。
記憶は12年間失われているので、2年間のラグが生じているが、
その期間にもどんな事が含まれているのか。

タイトルからすれば10年前に大きな「岐路」が有り、その時にはどの
ような選択肢が有ったのか気になる。それぞれのキャラクターに
とって正解ルートを通ってきたのか。またルートにどれだけの選択の
余地が有ったのか。
現状を見れば想像出来る部分ではあるが、詳細を改めて描いた格好だ
った。

今回のドラマは単純に幾つかの流れに分類出来る。

・治療の選択
・人と人の出会い
・人と人の別れ
・出世レースに於ける決断の背景
・マッティアの死に於ける背景

これらの流れ・今回のエピソードに共通するワードと言えば、
“切る”ではなかろうか。逆に”繋がる”という流れが殆ど見られなかっ
た。

治療でも全ての流れが患部を切る流れに繋がっていたし、愛情が存在
していた人間関係も病気一つで切られてしまう。
出世レースに敗れたものは切られた格好だし、息子の死はあらゆる
意味で切られることに繋がる。

●治療の選択

治療の選択では2つのケース(正確には3つ)がある。

一つはマッティアの死に関する真相と連動したアニェーゼの当時の状況
が描かれたもの。
息子が亡くなるその時、両親や娘はどんな事情を抱えていたのかという
疑問が1話の頃から存在していたので、それらが明らかにされた。

既に先日のエピソードの中で、未成年の患者を診た際にアニェーゼは
「私と同じ」と呟いていた事からも子宮摘出の流れが有ったであろう
ことは想像に難くない。

アニェーゼは子宮を温存するかどうかでアンドレアに相談していた。
二人の子供が既にいる状況を考えると全摘の選択肢が一番のように思う。
命あっての物種であり子供の成長を見守るべきだとは思うけど、
色んな考えがあるのでこれという答えはない。
妻の不安な気持ちとは裏腹に、アンドレアも患者対応で忙しい所が
あり、気持ちは患者寄りに傾いていた。
アニェーゼは夫が子供に寄り添う姿に不安感を打ち消すも、やはり仕事
優先した格好となり、一人での決断を強いられる。

もう一つのケースは今回の患者・リック。
遠回りして判明した病気だったが、その副産物として足が壊死したこと
による体調の不良だった。
患者が嘘をついた結果だけど、本当の事を言えば済んだことだったのか。

●人と人の出会い、別れ。

出会いのケースとしては・・・

アンドレアとリックの関係性が明らかにされ、
製薬会社のイレーネとマルコの出会いが有り、
研修医としてジュリアがアンドレアの前に現れた。

別れのケースとしては・・・

教授は引退間近の身であり、マルコとアンドレアの間で競争の構図と
なる。教授が推薦する人物が医長となる可能性が高いために、
色々と駆け引きがある。10年後の世界ではマルコが医長だが、
この時最後に教授の推薦を得たのはアンドレアだったこと。

そしてリックとマリアは別れがある。
互いの両親が結婚することで出会うも、互いに連れ子とはいえ姉弟の
関係である。マリア側にはどれだけリックと本気で付き合うつもりで
居たのか分からないし、リックもこの時15歳なので判断力としては
認められるものなのか分からない。
結局足を切断したことにより、マリア側は離れていった。
(ベルリンの大学に行くという名目にて)

【患者】

●リック

リックは現在のリッカルド。
出世魚ではないが、名称が変更(<-単なる略称だった)。

ギリシャ旅行中に岩場で倒れるも大事には至らず、帰国時の飛行機で
体調が悪くなり、降機してすぐに病院に来る。

右足と左腕の骨折。治療中に呼吸困難。

岩場から下に落ちたと聞いたマルコから「頭部CT」のオーダー。
気管支に問題は無い。
酸素濃度/酸素測定法 oximetryを測る様告げる。

現段階では・・

1) マルコ案
「肺の脂肪塞栓/embolism」・・しかし「呼吸困難/dyspnea」が有り
「酸素濃度」が正常値だった。血中の酸素濃度はこれから下がるの
ではないか。待っていたら手遅れになるという事で
「抗凝固剤/anticoagulant」投与。
「CT血管造影/CT angiogram」「胸部X線検査/Chest X-ray」
2) アンドレア案
「神経系/neurological」の可能性を指摘するがマルコ案が有望。

・ロレンツォのCT

肺塞栓は無し。
検査中に突然、体中に痛みが走る。
「胸」「肋骨」「腕」・・特に「足」が痛い。ギプスを外す。

しかし突然気絶(心停止する/cardiac arrest)。
心臓マッサージをしつつ除細動器の用意をする。
何とか心臓の鼓動は動き出す。

「冠動脈CT /coronary artery CT scan」で見た結果、「脂肪塞栓」は無し。
「先天性(遺伝的)の不整脈 /Congenital Disease」の可能性が有り、その
場合家族の中に心臓に問題がある人が居る。リックの父のカルロが
心臓発作を起こして10年前に亡くなっていた。彼は潜水士。
過労とストレスが原因だと検視官は立証した。

「不整脈源性心筋症 / arrhythmogenic cardiomyopathy」の可能性を示唆。

確定/除外診断には
「心電図」「心エコー」「ホルター」が必要。
( 詳しくは「最低限のMRI」「長時間の心電図検査」「組織学的検査」
そして「電気生理学的検査 /Electrophysiological test」)

検査するが心臓に問題は無い。

・15歳の少年が心臓停止する原因となり得るものとは!?

「不整脈源性心筋症」は除外される。

「薬物乱用」「アルコール」「ストレス」
合成薬物の除外から始めようとするが、合成ステロイドやサプリだと
特定が難しい。

・繰り返される検査中の発作

今回の発作は「パニック発作」だったようで、ステファノは薬で対処
したことを語る。
そして現在微熱がある。
しかしここでの問題は薬で対処した後に「母親を認識出来なかった」。。

「硬膜下血腫 / subdural hematoma」なのか。

相変わらず患者は体中が痛い。ギプスを付けた足は特にそうだ。

マリアとの関係を話した後には再び発作が起きた為にICUに運ぶことに
なる。

・ICUで対応していく。

鎮静剤で安定させる。

翌日に「血管造影」が行われて「薬物検査」共にどちらの検査でも異常
無し。

二つの病態の組み合わせで分からなくなっているのか。

・問診

実はマルコが次々とアンドレアの居ない所で検査のオーダーや結果を
見ても話そうとしない為に、アンドレアの中では色々と患者への空白の
時間のようなものが出来てしまう。改めて患者問診で話を聞き出す。

ICUに入っている際に足が痛み出す。ギプスを取ると足が冷たく壊死が
進んでいる。

結果脂肪塞栓ではなく「減圧症 /decompression sickness」だった。
壊死した患部を切る必要がある。
減圧症になったのは、彼が否定していたスキューバダイミングをした
ことに加えて、飛行機に乗ったこと。

身体を蝕んでいるのが「ガスの泡」。

●ジャコベッリ

長期間入院している患者。皮肉屋だと言われる。
6年間出入りしているとのこと。

●アニェーゼ

「子宮筋腫」
現段階では悪性かどうかは分かっていない。
ダニエーラ医師の診察・結論では「子宮摘出/Hysterectomy」

「偽閉経療法」「超音波」「レーザー照射」などの治療の選択が現段階
ではある。ニグアルダ病院/Niguardaのマレスカ医師(Dr.Maresca)からの
指示を仰ごうという。
しかし医師の元に行こうとするが一緒に行くはずの夫が来ない。
一人でいくが心細い。

アニェーゼの子宮から出血があったので中止になる。
「失敗したらどうなるのか」
「筋腫壊死の生殖機能への影響は分からない」
「治療が上手くいったとしても次の妊娠は保障できない」

●リッツォ

「末梢動脈疾患」の患者。外科的オペ待ち

●敗血症の少年

【その他】

・遊び人のロレンツォ

10年後のロレンツォはジュリアの事を好きな感じで見守っている形だが、
この世界で描かれているロレンツォは誰にでも声を掛けるような軟派
な人物で、クレジットされていないブロンド女性などにも声を掛けて
いた。

・ロレンツォは将来有望?

教授はロレンツャにCTを撮らせろとし、いずれ画像診断で一番の医師に
なるとのこと。
しかし患者が目の前で心臓の鼓動が止まった時には彼は棒立ちになって
しまった。

・寛容な父

今回のリックはマリアと初体験をし、更には結婚まで考えて居る。
年齢にして15歳。
その事実を受けたアンドレアは娘と息子が真剣であるならば認めること
を語る。

・卑怯なマルコ

本人は「卑怯な事はしないが戦略は立てる」としていた。
検査結果が既に出ているのにアンドレアを呼びもせずに診断を初めて
いた事から始まった。

・結果

悲しいことだが、アニェーゼは子宮を全摘し、リックもまた壊死した足
を切断した。
しかしその後のケアが大事だ。
二人の人物に対して、アンドレアはそれぞれ別々に海の見える場所に
連れて行った。海を見ると気持ちが良いですよね。
私も大学生の頃に体調が悪くなると稲毛の海岸とか千葉のポートタワー
なんかによく自転車で行きました。

・プレゼント・・・願い

足を失ったリックに対してアンドレアはスーパーマンの人形をプレゼント
する。彼は空を飛べるヒーローだ。
中にはメッセージが込められている。

「もう君が歩けないなら飛べ!」
/Se non puoi camminare, vola!

・10年後の世界

冒頭のシーンに戻る。誰かが入れたアンドレアへの処方薬をエンリコが
手渡し、少し時間的に飲むタイミングを引き延ばして一錠口にしていた。

そして現在のアンドレアがリッカルドに対してどの程度覚えているか
分からないが、義足であることからリックがアンドレアの言葉に助けられ
て今があることを示しているのだろう。

・色んな皮肉

今回の患者の生死を分けたのは、医療設備の整う病院に居たか、それとも
病院から離れた場所に居たのかに尽きる。
マッティアは体調が悪く「僧帽弁逸脱症」を患っていたのに飛行機に乗っ
た。当然気圧の変化で心臓に負担が与える。

一方のリックはスキューバという海中に潜り、その上飛行機も乗った。
しかし生死を分けたのは病院という施設に居て早期に処置出来たことだ
った。

【SOUNDTRACK】

・I’ll Find You in the Dark by Nico Bruno
・Need you right now by Nico Bruno
・Changed at all by Nico Bruno

【CAST】

アンドレア・ファンティ (Luca Argentero) 元内科医長
ジュリア・ジョルダーノ (Matilde Gioli) 医師、アンドレアの恋人
アニェーゼ・ティベリ (Sara Lazzaro) 外科医、元アンドレアの妻
マルコ・サルドーニ (Raffaele Esposito) 内科医長、秘密を持つ

エンリコ・サンドリ (Giovanni Scifoni) 精神科医
ロレンツォ・ラッザリーニ (Gianmarco Saurino) 内科医
リッカルド・ボンヴェーニャ (Pierpaolo Spollon) 医師、アンドレア慕う
**アルバ・パトリツィ (Silvia Mazzieri) 研修医
**エリーザ・ルッソ (Simona Tabasco) 研修医
**ガブリエル・キダーネ (Alberto Boubakar Malanchino) 研修医

テレーザ・マラルディ (Elisa Di Eusanio) 看護師
**カロリーナ・ファンティ (Beatrice Grannò) アンドレアの娘
マッティア・ファンティ (Luca Morello) アンドレアの息子
若い頃のキャロリーナ (Giulia Patrignani) 12歳 (6話時点)
イレーネ・チェラルド (Maria Rosaria Russo) マルコの妻、セラ製薬
**レナート (Luca Avagliano) 看護師

マリア・ダミーコ (Bianca Panconi) リディアの娘
15歳のリック (Riccardo De Rinaldis Santorelli)
パンドロフィ (Giancarlo Ratti) 67歳、教授
リディア (Simonetta Solder) リッカルドの母
ジャコベッリ (Maurizio Tabani) 患者
ダニエーラ (Maria Torres) アニェーゼの同僚
ステファノ (Lorenzo Cervasio) 検査技師
リッツォ () 患者
ジャコモ () リディアの夫
カルロ () リックの父、潜水士
マレスカ (Pietro Faiella) 外科医
ジョヴァンナ () シッター

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336