DOC あすへのカルテ 第14話 許すこと許されること Perdonare e perdonarsi

リンク広告 テスト




DOC(ドック) あすへのカルテ
(DOC – NELLE TUE MANI)
制作:2020年 イタリア
原作:Pierangelo Sapegno、Pierdante Piccioni

https://www.nhk.jp/p/doc-karte/ts/WL5QPY99G7/

第14話 許すこと許されること Perdonare e perdonarsi

脚本/Francesco Arlanch、Viola Rispoli
監督/Jan Michelini

【STORY】

■B&B キアラの家

二人の男がキャリーケースを持ちキアラのアパートに
やってくる。一人が部屋の前に立ち呼び鈴を鳴らすが
反応が無い。ドア越しに外から携帯電話を鳴らすと
隣の部屋で鳴っていることが分かる。キアラは倒れて
いた。急いで救急車を呼ぶ。

■アンブロシアーノ総合病院

・医長マルコのオフィス

ロレンツォの検査結果を見て約束は守れているようだ
とし、今の気分を尋ねる。ロレンツォは自分が情けない
事をつげ15年も経ってドラッグに手を出したこと。
でも本当になんともなく一瞬手を出しただけだという。

そこにキアラから電話が鳴るが、切ってしまう。
ロレンツォはマルコがこの件を黙ってくれていたことに
感謝する。

彼のオフィスを出た後にロレンツォは繰り返しかかって
来ているキアラからの電話に出る。
しかし電話に出たのはキアラではなく救急隊員だった。
最後の発信がそちらの電話番号だったとして、あなたは
家族・親類なのかと尋ねられる。ロレンツォは彼女は
友人であり私は医者だと語る。
彼女が倒れていたので今からアンブロシアーノ総合病院
に運ぶと言われる。「コカインの過剰摂取」の様だ
とのこと。

・アンドレアが病院へ

ジュリアは金曜日の夜のことを彼に尋ねる。
資料が読みたそうだったのですぐに帰宅した事を告げる
が、週末は本当にずっとサトナルの資料を読んだのか?
彼は君に会わない言い訳だと思ったのか?と逆に問う。
彼女はそれは無いことは分かるとし、「前頭葉をケガ
すると率直になるのだから・・」と。しかし「カルシ
ウム拮抗薬に負けたかと思うと少しショックだわ」
という。

そんなジュリアの元にアニェーゼから電話が鳴る。

入れ替わるようにして病院にキアラがストレッチャー
で運ばれてくる。

・処置室

脈拍160。ロレンツォはロラゼパム4mm投与を命じる。
キアラは目覚めるとパニックを引き起こしそうになるが
ロレンツォが落ち着かせる。

「今度はコカインか」

しかしキアラはそれを否定する。
エリーゼがやってくると何があったのか現状を尋ねる。
緊急入院して運ばれて来た患者がいること。
名前はマアラ・マラビーニ(35歳)、過剰摂取。
血圧、体温を測り薬物検査ょしようというロレンツォ。
彼は彼女に対して今日の入院担当はガブリエルでは
ないのかと尋ねる。急用ができたみたいだと語る。

・エチオピア協会

ガブリエルはアリ(Fausto Caroli)の元を尋ねる。
そして今の自分の気持ちを正直に語る。決して軽い気持ち
で言っているのではなく、研修が終わってもエチオピア
には帰らないし結婚もしない事を告げる。詫びるべき
相手は支援をしてくれた村の人たちだ。
アリは同胞だろうとし、みんなを見捨てるのか?。彼らは
自分たちの医者を待っているのだという。ガブリエルは
受けた金は返す事を告げるが、アリは戻ってみんなを
治療するという約束だろうことを語る。
しかしガブリエルは戻っても医者として根を下ろすこと
は出来ないという。元々僕には家が無く本当の家族も
居ないこと。ここでようやく“自分”というものが持てた
のだという。エチオピアに戻ればまたそれを失う。
そもそもアリが教えてくれたことだとし、

「心の安定が無ければ他人を救うことが出来ない」

という事。しかしアリは「君一人の問題ではない」とし
ガブリエルは「それでも僕の人生です」と語る。

・救急外来 (Pronto Soccorso)

救急車に乗って運ばれてくるのはトンマーゾ・ヴィター
。アニェーゼによると恐らく「細菌性髄膜症」である
ことをジュリアらに告げる。
これは母親が転院を希望したもので、前の病院では
息子が悪化する一方だという。そこに居たのは48時間。
そこに病院の院長も「手遅れになる前に」と頼んで来た
のだという。自分のところで死なれたくないのだろう
というマルコ。死なせない努力をしてという彼女。
ジュリアに対してすぐに隔離して完全な感染対策を
取ってと語る。

・母パオラ・ヴィターリが来院

アニェーゼは彼女が来ると挨拶に出てマルコたちを紹介
する。家の優秀な医者が対応していることを語る。

・医長室

イレーネがマルコの元へ。
今忙しいか?という彼女。二人はオフィスに向かっている
と秘書の女性は止めても聞いてくれないとして室内に
人が居ることを告げる。
医長室にはアンドレアの姿があった。
イレーネは彼に挨拶するが彼は彼女を覚えていなかった。
妻のイレーネだとして紹介する。
今の僕の人生は謎だらけだとして無礼を詫びるアンドレ
ア。イレーネは私たちの結婚式でのあなたのスピーチを
思えば平気だと皮肉る。

「何か話が有るのか?」

そう語るマルコに対してサトナルの件で来た事を告げる。
地検のデータを全部集めて全てを計算し直してみた
が、最終結果に誤りがあったのだという。もちろん責任
は当時の医長である僕ではあると告げる。
恐らく治験を早く終わらせるようとしたのではないか。

「副作用による致死率は論文に書いてある数値よりも
高い。数学的にゼロコンマの話だ」

「そうは言ってもサトナルを使う患者数を考えたら
それによる死者は数十人に上がるかも知れない」

しかしマルコもまたゼロコンマの話なら死者が出ない
こともあるだろうと語る。しかし患者の命を危険に晒す
訳には行かないだろうとし、薬品会社には警告する必要
があること。
セウ製薬は再度治験をやるべきだというアンドレア。
マルコは取り合えず確認をするので待ってくれと語る。

【感想】

今回のエピソードは白か黒がかなり明確としたものが
有り、何処で道を誤ったのかということがハッキリ
している。
興味深く作ってある点としては、問題提起の始発が
同じだったものが、終点に於いては違う結末として対照的
に描かれている。一つのエピソードはどの流れと対称と
されているのか見つけて、見比べてみるのが楽しい作りだ。

最終的にはカルマ的なものを感じるところもあるにせよ、
決断するには難しい幼少期からの生育環境や状況が現在の
自分に多大な影響を与えているとしたならば、それは
それで同情する余地はある。

「子供は親を選べない」とは稀に聞く言葉だけど、
その流れに逆らうことが出来ないケースは、
キアラとガブリエルの中にある。
キアラは遺伝性疾患、そしてガブリエルは親の居ない
貧しい生育環境から始まっている。

この二人に共通するのはどちらも医学の道を目指して
いたところだ。そして二人共かなり厳しい状況の中で
相手に好意を寄せている。

またドラマでは二つの面・条件で有り難さというものを
感じさせる。

「帰るところがある」「頼れる人が居る」

ガブリエルの場合、個人の問題に留まらないので
とても難しいケースだ。
個人を優先するならばイタリアに留まり今の生活を
維持したり発展させたりできる。しかし村人や初心の
気持ちを優先する場合、エチオピアに帰る選択は本来の
彼の目的であり目標でも有った。それに期待して彼を
支援し送り出したものが殆どだろう。

一度生活レベルがあがると下げることも難しい事も有る。

・母親と子供の関係。親友や恋愛関係。

どの人物でも選択を誤ることはある。
ここの所ずっとセカンドチャンスを掴めるかどうかの
流れが有るが、病院物語なので、病気になってそれに
患ったり、それを救うことによって、改めて自分の
人生を振り返る機会を与えるところがあるのだろう。

母と子の関係でいえば患者のヴィターリ家が挙げられる。
母親が結婚した相手がストリートミュージシャンであり
父親は出産後に失踪している。その息子が父親の影を
追いかけることに母親は快く思わずに、追い出す格好
となった。元々心が離れてしまっていたとはいえ、息子
の消息が取れなくなってから一年程度の事である。

親友や恋愛関係でいえばガブリエルとエリーザ、リッカ
ルドとアルバ、ロレンツォとキアラの関係がそれに該当
する。

「若い頃の恋は間違えることもある。」
「道を誤った友達」

これはロレンツォがキアラとの関係で悩んでいる際に
アンドレアの口から出た言葉だ。

しかし誰だって若い頃は間違えることはある。
患者のトンマーゾに対して母親のパオラは間違った事
をしてしまった。そもそもが責任感のない相手と恋に
落ちたのが原因だった。

ロレンツォとキアラの関係も何処か似た所がある。

【患者】

キアラの家に来たのはドラッグディーラーなのか。
それとも同じ運び人なのか。
国境警備のドラマなどを見るとドラッグを持ち込む為
に体内に隠し持って来たりしますよね。胃に飲み込ん
だり性器内に忍ばせたりしてね。空港でバッグを手渡さ
れて知らない内に運び屋にされるケースもある

●キアラ・マラビーニ (35歳)

彼女の家を尋ねたものが床に倒れているのが発見。
救急隊員の話によると、恐らくコカインの過剰摂取。

病院に運ばれる。
脈拍は160で、急いでロラゼパムを投与。
血圧・体温・薬物検査をする。

II度の高血圧・・これは油断できない。
ベッドで横になっても体がこわばっている。

・アンドレアとおしゃべり

アンドレアは12年分の記憶がない事を話す。
キアラは仕事でも男性でも長続きした事がない。
しかしロレンツォに関しては、
「友達以上だった。他の誰よりも大事な人」

手に震えがある。震えはよくあることだという。
エリーゼは震えと言うよりも「舞踏病」を指摘。
熱もある。そして案の定「痙攣」を起こす。
運び屋からメールが届いていたのでパニック症状が
出たような感じだけどね。

検査結果、コカインが検出。粗悪品を打ったのでは
ないか。しかしキアラは一貫して否定。
そして運び屋として運びそれが体内で破裂したのだろう
ことが分かる。ロレンツォが誰にも見られないように
して性器の中からそれを取り除く。

家の修理が必要なのは本当のことだった。
それには大金が必要。ロレンツォを脅したことにより
信用は無くなっていた。彼女は信じなかったとして
いるが信用は普段の行動によって育まれるものだ。

キアラは今でもそのドラッグを持っていき大金を得たい
としている。渡さなければまた運びをさせられる。
通報されたと言って警察にマークされたフリをして
運び屋の追走を逃れようとする。

医療廃棄物として捨てる。
キアラにもう一度チャンスを与える為に・・

・一度目の退院

アンドレアの家に泊めてもらうことになるが、震えが
止まらず、熱が有り、頭痛もあった。
それらの症状は以前からあり、それで集中出来ずに
医学部も卒業できなかった。

・再入院

嘔吐症状があるが、それは離脱症状だというロレンツォ。
別の薬物検査で時間を稼ぐ。

しかしアンドレアはそれを否定する。

彼女は、
「お腹が痛くなる痙攣」
「食事を気を付けていると良くなる」

野菜と豆類を食べる。酸っぱいものは食べない。
玄米は食べる。

アンドレアが触診する。
肝臓が硬い感じ。線維化しているのか。
肝障害が有りそうなので「超音波検査」をした方が
良い事を提言する。
「トランスアミラーゼ」「プロトロンビン時間の検査」

アンドレアの触診に関してはガブリエルが驚いていた。
医長の頃にはあんな動きはしたことがないこと。
内蔵の輪郭を追うような動き。

「病院では耳よりも目で学ぶもの」(byエリーゼ)

彼女は慢性肝炎だろうことを語る。
そして薬を辞めるならば今しかないこと。
最後のチャンスであり肝細胞は自己再生するので助かる。
依存症は自助グループもある。

本気で助かりたいというキメラ。
「植物療法」をする。栄養士と面談してその治療方針
を決めていく。今日はもうこれ以上の検査の必要はない。

・退院

退院する際に飲み物を飲もうとする。
アンドレアはその彼女に違和感を覚えて目に光をあてて
確認する。

彼女の症状は「肝障害」「肝不全」「肝肥大」。
嘔吐したのは「神経障害」。
「頭痛」「震え」「集中困難」「嚥下障害」

以上を踏まえてアンドレアは「ウィルソン病」では
ないかを主張する。
「虹彩の周りにカイザー・クライシャー輪」。

目の検査をして「セルロプラスマン」「銅」の値を
調べる。

結果彼女は元々「遺伝性疾患」が有った。
余分な銅の排出が妨げられ蓄積した銅が機能障害(脳とか
肝臓)を起こす。ここ数年の生活が悪影響を与えたのも
確かだが、ウィルソン病も人生に影響を起こしてきた。

「体調不良」「衰弱」「認知的問題」「集中困難」。
病気のせいで「精神不安」にもなる。

もっと早くにその診断を下せる人が居たら人生は変わった
ものになったであろう。
治療法はある。生検によって肝臓の状態を調べる。

翌日キアラは手遅れの「肝硬変」だと分かる。

●トンマーゾ・ヴィターリ

他の病院から転院してきた患者。
恐らく「細菌性髄膜炎」だろうとされ、完全隔離の
感染症対策が必要だとされる。

検査結果が出るまで数値をモニタ。
「紫斑」が出ないか注意が必要

母親パオラの話ではギター教室の子供からうつされた
と主張。その子は小児科に入院して既に退院している。

「治療効果は人それぞれ」 vs 「治療法を間違えたと直感」

・ICUでの治療

熱は下がらない。痙攣が起き始める。
フェニトインを1アンプル(10分で投与)

・小児科からのカルテ

うつしたと母親が訴える子供の髄膜炎菌のサブタイプはB。
それを見る限りトンマーゾの治療も間違いではない。

ジュリアはその子から感染したと思い込んでいるが実際
には別の菌に感染した可能性を語る。

「血液培養」「胸部X線」の検査。
「広域抗菌薬」の投与。

検査の結果細菌ではないので血液培養では増殖が
なかった。考えられるのは「ウイルス性」であること。

・母親に息子のことを聞く。

「最近何処に行ったか」「どんな習慣が有ったか」
「外国へ行ったか」「恋人は居たのか」

しかし母親と最後に遭ったのは一年前。彼は大学三年
で辞めてしまい、その責めの言葉を嫌って家を出て
いってしまった。

「私なんかいない方が人生楽だった」
「もう息子だと思うのを辞めても良い?」

・ウイルス性

「ヘルペス」「エンテロウイルスの検査」
「アルボウイルス」の可能性はないか?ポワッサンは増え
ている。

腕に点状の紫斑が出る。
検査の結果は全て陰性。
細菌は何も出ていない。
紫斑ならばやはり髄膜炎に見える。
壊疽している危険も有る。
それでも何も出ていない。

「熱」「硬直」「痙攣」「細菌」
しかしウィルスではないとしたら何なのか。
「アメーバ」「寄生虫」の可能性は低いけどあり得る事。

治療法として・・
「薬で昏睡させて低体温状態にする」
「体表冷却デバイス」
「乳酸リンゲルを4度で静注する」

リスクとしては・・
「感染より我々が患者を殺すことになる」

倫理委員会で「フォーラーネグレリア」に感染した
可能性を語る。「脳を食べるアメーバ」。
寄生虫を吸い込むと嗅神経を伝っていき脳に達して神経
組織を餌にする。
感染方法は暖かい淡水で水浴びすること。
衛生管理されていないスパとかウォーターパークや
天然パークに行ったか。

どちらにしてもこの治療法が最後かも知れないことを
訴えて倫理委員を通して、そして母親にその治療法に
サインしてもらう事になる。

治療法が効いたかどうかは通常の体温に戻した時に分か
るという。

翌朝、キアラとは対照的に彼は治療が効果を発揮して
意識を取り戻す。

【その他】

●ガブリエルの苦渋の選択

エチオピア人は彼の研修が終わり医師としての技術や
免許を取得した後、帰国することが条件で村人や役人
の援助を与えられた。しかしガブリエルにとってイタ
リア・ミラノでの生活で得たものは、経験だけに留ま
らず、居場所という形で現れる。しかも婚約者も決ま
っているというのだから驚きだけど、国によっては
親同士で相手を決めてしまったり、幼いころから相手
が決まっているケースがあるのでその辺は仕方がない。

アリやセナイたちが病院の外で待っている。
少々過干渉にも思え、それはトンマーゾの母・パオラ
の流れにも似ている。

逆にそれをすり抜けて「カフェ・ミラノ」で酒を
飲むガブリエル。彼は宗教上の事なのか酒もあまり
飲んだことが無い様だ。
アルコールを飲む事。宗教の掟や故郷との繋がりを
断つことが「自由の象徴」と考えている。

しかし先日の医者としての初心に返る際のエピソード
は今回ガブリエルにも当てはまるところがある。

「故郷での君は? 素晴らしい少年だった。君は自分から
村の医者になると決めてその為に闘っていた。あれこそ
が本当の君じゃないか?今の君は君自身なのか?」

●リットカルドは自立する?

家から出る決断をした彼。
「私の空間」(HIMIO SPAZIO)の本を手にしていた
(イタリア語でmio = 私の、spazioは空間の男性名詞)

アルバはその話を聞いていたが、どの段階になっても
なかなか誰と同棲するのか語られず、”マリア”という
ワードも出て来なくて視聴者もやきもきさせられる

仕事中に不動産屋と思われるものからの電話がある。
「僕らの家」という単語がリッカルドから発せられた
のでアルバの嫉妬心も徐々に溜まっていく。

この「僕ら」というのは一見パートナーの様に見える
ワードだ。
下の項でも言及するが、このケースではマルコとイレーネ
の間でも「私たち」という言葉が使われている。
そしてエチオピアの関係者はガブリエルに対して
同様の言葉を使って仲間意識を誘っていた。

引っ越しパーティーの話をガブリエルとする。
アルバもそれを聞いていて「早すぎないか」と語る
が、彼女は女性との同棲を想定して答えたのに対して
リッカルドは「遅いくらいだ」と語りだす。

最後にアルバは彼の家にいく。
そこで初めて家を出て一緒に住むのがマリアではなく
ルカという高校の同級生であり親友だと知る。

●セウ製薬のサトナル

・治験データの最終結果の誤り
・副作用による致死率が論文に書かれている数字より実際
には高い

セウ製薬は言うまでもなくイレーネが勤めている製薬
会社だ。そして蜜月にあるのはマルコ。先日のエピソード
の中でイレーネとの出会いエピソードが有った。

「「私たち」じゃなく私だ。毎日嘘で誤魔化さねば
ならないのは私なんだ。」
「セウ製薬の本社と連絡したら解決策が有りそう。ただ
アンドレアをハメる人間が必要」

・ダリオ・コロッラ

1993年9月13日生まれ

研修医時代にアンドレアによって追い出された人物。

また都合よく表れますね。

●メールから見る日時

キアラが運び屋の男たちからメールが来る。

「mer 4 mar 11:45」
(水曜日 4日 3月 11時45分)

患者のアフターケアは大事だ。
アンドレアは先ほどの連中が待っている可能性を考えて
彼の自宅に泊まるように告げる。
しかしそんな相手をよく匿うような行動を取れるな。

●アンドレアとジュリアの関係

ピザを二つ折りにして食べていた。
ジュリアによると仕事で遅くなるとよく食べていたと
いう。そしてアンドレアにとっては少しずつ過去の自分
を発見していく過程の楽しいことが述べられた。更にその
中には彼女との関係に言及され、二人の関係がどうなって
いたのか探っていく楽しみもある様子。

サトナルの件をジュリアにも話した。
「論文に書いてあるよりずっと安全性の低い薬なのに
僕は承認していた。」
「分からないのはそんな計算ミスを何故自分が見逃して
いたのか」

●アニェーゼ

彼女の方がアンドレアに対してどんどん後悔の念が強く
なっているようにも見える。時間を作って会おうとして
いる感じの行動。

ランチの時にもジュリアといるアンドレアを目にした
時には気まずさが有る。エンリコに対してアニェーゼ
は待っていたような顔をして欲しいと頼む。

・母親の息子へのギター

息子・トンマーゾの父親はストリートミュージシャン
だった。
子供が生まれた時には病院に居てくれたがその後消えて
しまった。帰宅したら小さなギターが置かれていた。
街でギターを弾く息子を見たらカッとなった。

・サトナルに関する雑誌「DAYScience」

・ニコラとレベッカ

イレーネとマルコの子供。

【SOUNDTRACK】

・I’ll Find You in the Dark by Nico Bruno
・Need you right now by Nico Bruno
・Changed at all by Nico Bruno

【CAST】

アンドレア・ファンティ (Luca Argentero) 元内科医長
ジュリア・ジョルダーノ (Matilde Gioli) 医師、アンドレアの恋人
アニェーゼ・ティベリ (Sara Lazzaro) 外科医、元アンドレアの妻
マルコ・サルドーニ (Raffaele Esposito) 内科医長、秘密を持つ

エンリコ・サンドリ (Giovanni Scifoni) 精神科医
ロレンツォ・ラッザリーニ (Gianmarco Saurino) 内科医
リッカルド・ボンヴェーニャ (Pierpaolo Spollon) 医師、アンドレア慕う
アルバ・パトリツィ (Silvia Mazzieri) 研修医
エリーザ・ルッソ (Simona Tabasco) 研修医
ガブリエル・キダーネ (Alberto Boubakar Malanchino) 研修医

テレーザ・マラルディ (Elisa Di Eusanio) 看護師
***カロリーナ・ファンティ (Beatrice Grannò) アンドレアの娘
***マティア・ファンティ (Luca Morello) アンドレアの息子
***若い頃のキャロリーナ (Giulia Patrignani)
イレーネ・チェラルド (Maria Rosaria Russo) マルコの妻
***レナート (Luca Avagliano) 看護師

ダヴィデ (Simone Gandolfo) アニェーゼの現在の夫

トンマーゾ・ヴィターリ (Luca Pasquinelli)
パオラ・ヴィターリ (Fiorenza Tessari) トンマーゾの母
キアラ・マラビーニ (Benedetta Cimatti) 35歳、ロレッツォの元彼女
ダリオ・コロッラ (Alessandro Bandini) アンドレアの元研修医
アリ (Fausto Caroli) エチオピア協会
ファルーク (Addis Rossi) リビア出身? アリとセナイと居る
ニコラ・サルドーニ () 息子
レベッカ・サルドーニ () 娘
ナツィネット () ガブリエルの婚約者
セナイ (Miakouang Notsa Mao) エチオピア人、ナツィネットの父?
(Dario Leone) 麻薬
(Kevin Notsa Miakouang)

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336