DOC あすへのカルテ DOC – NELLE TUE MANI 第5話 間違い L’errore

リンク広告 テスト




DOC(ドック) あすへのカルテ
(DOC – NELLE TUE MANI)
制作:2020年 イタリア
原作:Pierangelo Sapegno、Pierdante Piccioni

https://www.nhk.jp/p/doc-karte/ts/WL5QPY99G7/

第5話 間違い L’errore

脚本/Francesco Arlanch、Viola Rispoli
監督/Jan Michelini

【STORY】

■ある民家

母のアダ (Alessia Giuliani)は、娘のソフィア (Valentina Munafò)
を起こしに行く。何度言ってもベッドから起きてこない。カーテンを
開けて娘の目を強引に開けようとして陽射しを室内に差し込める。
ソフィアはお腹が痛くて起きるのは無理だという。母親はそんな娘に
甘やかしているからと言っても調子に乗らないでとし、ずっとこのまま
い゛良いと思って居るのか?仕事を首になったらどうするのか?
何処で働いても長続きした試しがなく、それは周りに迷惑を掛ける
行為で有ることを告げる。ソフィアの姿がいつの間にかベッドの布団の
中には居なかった。彼女は窓枠に立つと、

「もう誰にも迷惑はかけない」

として今にも飛び降りそうな状況だった。

・アンドレア・ファンティの自宅

彼はテレビを見ていると、ジュリアから電話が鳴るがソファーに座り
電話にも出ない。

■アンブロシアーノ総合病院 / Policlimco Ambrosiano

看護師長のテレーザは、リッカルドとアルバに19番の患者・ソフィア
を割り振る。
夕べ運ばれて来たもので、まだ熱があるとの事。

ジュリアがやってくるとアンドレアの顔を探すが何処にも居ない。
テレーザに尋ねると、まだ受理されていないが辞表を出したそう・・
理由は分からないとのこと。

ガブリエルがやってくる。

医局で話をしていたものは彼から救急の患者が2名来ることを聞かさ
れる。
ジュリアは研修医に誰か次のオペ予定の患者2人を外科に移すように
頼んでと語る。リッカルドは僕らが言っても耳を貸さないだろうこと
を語り、マルテッリ先生は早めの移動を受け入れないのだという。
アルバはリッカルドが言ってとし、私は交渉するのが苦手だという。
先ほどジョルダーノに睨まれたばかりだとし、断られたらまた睨まれ
るとして嫌がる。アルバからそれでもお願いと言われると、代わりに
ビールを奢れよと語る。

・ロレンツォの自宅

ジュリアから電話が鳴る。現在忙しい上にアンドレアが辞表を出した
ので医師が足りない事を告げる。戻って助けて欲しいというと、
彼は30分後には行くという。エリーザも一緒にねというと、ロレンツォ
はなんで俺に言うのかと語る。

エリーザは彼とベッドの関係だった。
ジュリアに弱いと言われると彼は時間外手当の為だとし、バイクを
買い換えたいと語る。
格好をつけて告白も出来ないくせに・・・とエリーザ。

■アンブロシアーノ総合病院 / Policlimco Ambrosiano

・患者ソフィア

ガブリエルが患者に問診中にジュリアもやってくる。
新しい入院患者・ソフィアだった。母のアダは入院など必要ない
とするが、ジュリアはこちらでそれは判断すると語る。
何年も前からお腹が痛いと言って色んな所で診てもらったが何も
見付からなかったという。それならば何故救急に来たのかと問う
と、娘が死のうとしたことを語り、精神的な問題だろうという。

ガブリエルは検査結果、II度高血圧だけで、エコー検査で異常
はないという。精神科に引き渡すのか?というガブリエル。

アルバがジュリアの元にやってくる。
手に負えない患者がいるので来て欲しいとのこと。
ジュリアはソフィアは高血圧を何とかした後に精神科での診察を
受けてもらうという。

・患者ティルデ

ジュリアとアルバはティルデの元にいく。脈を見せて欲しいと
するが彼女は容易に身体に触らせようとはしない。
ティルデに同行してきたルイージ(Libero Sansavini)は医者の
言うことを聞くべき事を告げるが、彼女は診てもらうのであれば
医長のアンドレアを呼ぶよう告げる。ジュリアはアンドレアは
居ないし患者は医者ょ選べない事を告げる。

ルイージはジュリアは部屋の外に呼ぶ。
あの人をご存じなのか?と問うと、ティルデ・ラヴェッリという
ベテラン女優、私はエージェントをしていること。
沢山の映画に出ている。アントニオーニ、フェリーニ、レオーネ
の作品。しかしジュリアはみんな既に死んでいる監督だという。
望みを聞いてあげて欲しいとし、今朝気を失ったのだという。
アンドレアに診てもらえないか?

・アンドレアのマンション

ジュリアは直接彼のマンションに行く。
彼女はその部屋を訪れると、かつて付き合っていた時のことを
思い出す。二人でムーディなデートをした時の記憶。美味しい
料理を食べるつもりが雰囲気は互いに求め合い、キスから服を
脱いでいく状況になる。

そんな記憶から現実に目覚める。
辞表を出したことに言及し辞表を出したことが本当だと知ると、
辞めるなんてダメだとジュリアは言う。あんなに実力を見せつ
けておいて、既にチームの一員にもなっていたこと。
しかし息子のマッティアを死なせてしまったことを語る。
息子は『僧帽弁逸脱症』なのは知っていたのに症状を見逃した
のだという。僕はその程度の医者であり、自分のことが信じられ
ないだという。ジュリアは彼に私は信頼している事を告げ、
私だけで無くあなたにしか診察させないという年配の女性が
病院に来ている事を語る。5年前に診た患者。
病院に戻って少しの間、医長の振りをして欲しいと頼む。
返答を渋る彼に、患者が死んでも良いのか?と問う。
彼がテレビを付けているのが気に入らない彼女はアームソファの
下に挟んで有るリモコンを取り出し電源を切る。

「どうしてリモコンの場所が分かったのか?」
「勘よ」

しにかく患者を診て欲しいとし、気を失って運ばれた後、現在は
身体は火照った状態だという。
『更年期後期の低血圧症』だろうというアンドレア。
ジュリアも始めはそう思ったが、「目が炎症を起こして腫れている」
のだという。5年前は「不整脈」だったこと。『甲状腺機能亢進症』
ならばキケンだとし、診察が必要だという。だからこそ来てくれ
というジュリア。何故ここまでするのか?と問うと、チームだと
言ったでしょとし、あなたが必要なのだと語る。

【感想】

一週間も二週間も遅れていて済みません。
時間的忙しさも有りますが、ドラマを見られない程でもなく、単純に
首の痛みとやる気の無さが原因かと思われます (^O^;

さて今回のサブタイトルは「L’errore」
英語表記にするとError、日本語にするとエラー/間違い。
イタリア語も何処か英語と表記が似ていてLとeが加わったバージョンだ。
エラーってたまに英語表記のrの数を間違えたり最後にeとか入るっけ?
とかaが入るんじゃね?とこんがらがるのだけど、今後は間違えたときには
格好良く「イタリア語で書きそうになった」とでも言えば良いのかも
しれん(<-バカ)

タイトルの間違いがテーマで間違いないのだけど(<-ややこしい表現)、
ドラマとしては、

「その人にとって信頼出来る人は誰か」

という事に尽きる。

このテーマはドラマを見ていてずっとこの調子なのだけど、その状況の
中で「チーム」という言葉が見られる辺りは少しの心強さを覚える所だ。

では信頼出来る人物とは誰なのか。

身近に居る親とか子供が本当に信用・信頼出来るのか。
同僚、友人、上司と部下、親戚、社会的肩書きが信用出来るのか。

アンドレア先生の場合は、自分自身の知識が信用出来るのかどうかも
分からないことが今回の件で明らかになった。
それだけ12年の空白は医療界でも大変なのだろう。

空白の期間は何も記憶だけではない。
子供の成育の流れの中で、どれだけ親と子が共に過ごして関係を築けて
いるのか

今回の患者はそんな信頼関係を「親側と子供側から見せたもの」
両面からの「信用度」を図るものであり、病気以外の要素も楽しく作って
ある。
その分やたらと「責任 / responsabilità」という言葉も多用された
印象だ。

また間違いが今回重要な病気を防ぐことに繋がるけど、その間違いが
重要な役割を果たし、人が付いた“嘘”が時に思いやりとして繋がる。
アルバがティルデにとった嘘は、ベテラン女優からも“医者には向いて
いないが役者として向いている”と言わせた程だけど、実際には母と子
の関係ではアルバ自身がティルデの親子関係と同じ様な状況にあるから
なんだよね。

【患者】

●ティルデ・ラヴェッリ

有名女優の彼女。
元々彼女は5年前に一度この病院に来ていて、信用しているのは
医長のアンドレアだけ。脈を測ろうにも患者に触れさせてはもらえない。

エージェントのルイージによると今朝気を失う。

ジュリアは退職するというアンドレアの元に行き白衣を着て医長の振り
をして患者を診て欲しいとのこと。

気を失い、現在は火照る・・「更年期後期の低血圧」
Late Menopause Hypotension

目が炎症を起こして腫れているので違う。

5年前は不整脈/arrhythmiaだった・・「甲状腺機能亢進(こうしん)症」
Hyperthyroidism

アンドレアが問診・触診でティルデを診る。
過去
アミオダロンで治療した時、甲状腺も定期的に検査すべきことを話して
いたが、それをしていないことを指摘する。
(12年の記憶が無くなったのによく覚えているな)

沢山のクスリを飲んでいること、スケジュールの多忙さを理由に
出来なかったという言い訳をするティルデ。

「甲状腺機能検査」「エコー検査」をする。
絶対安静だということを強調する。

握手した時にアンドレアは彼女のつけ爪が気になる。
丸くなっているのが見えたこと。また指先は肥大していること。

検査前に急に心拍が上がる。
心電図を撮ることになる。「発作性上室頻拍」

甲状腺疾患は頻拍発作を起こすことがある。
酸素飽和度は低下しない。
今は頻呼吸の状態で命を落とす危険性が高い。

娘のバールバラがロンドンに住んでいるが何年も疎遠な状態。

失神を起こした原因は甲状腺とは違う事が分かる。
『肺線維症』lung fibrosis

●ソフィア

患者のソフィア。年齢19歳。

母親はアダ、姉はルチーア、姉の夫は仕事でもお世話になっている
ブルーノ。

13歳の頃から腹痛を訴えていて、診察も受けているのだが、病気の発見
には至らず。その痛みから会社に勤めても長続きしない。
そして病院でも発見されない事から、母親は病気では無いとの先入観を
もって娘と接している。

痛みと絶望感からかソフィアは自殺しようとした。
これが精神的な問題で、単純に精神科に受診すれば良いものなのか。

II度高血圧でエコー検査で異常は見付からない。

繰り返しナースコールが鳴る。

アンドレアが近くに居たので診に行くと母親は押し間違いだとし
「心の問題なので精神科の診察を待っている」
事を口にする。

アンドレアが許可を経て患部を診る。
腹部はとても硬く、話によると毎月の生理の時に痛みが有ったとの事。

鎮痛剤を出すように医者に言っておくという。
しかし医師が足りずに自分で医局に有る“廃棄する”レミドックスを
注射する

・姉夫婦が来る

姉のルチーア、姉の夫で義兄のブルーノ。
ソフィアはブルーノの会社で雇ってもらっている。

ブルーノが来るとソフィアの手が発作を起こし始める。

癲癇のような痙攣発作の原因は何か。精神的なものなのか。
鎮痛剤をハンサムに医者に打ってもらって安定していたという言葉を聞い
て廃棄予定のレミドックスの投与をした事が判明。
この薬の回収は毒性が認められ、深刻な副作用として癲癇のような
痙攣を起こす可能性があるとのこと。

面会時間が終わっても尚ブルーノがソフィアのベッドのソバに居る。
アンドレアはソフィアがブルーノと性的関係を持っているのではないか
疑うが、逆にセクハラで訴えると言われる。

精神疾患は筋性防御を誘発することはあるが熱は関係ない。

この段階で分かっている事は・・

「高血圧」「筋性防御」「発熱」

可能性として
「中毒」「腸閉塞」「炎症性疾患」「髄膜炎」

「腹膜炎」は無い。「潰瘍」「盲腸」も無い。

「中絶の失敗」を口にする。
突然の発想・発言にその真意を聞くと、ソフィアは姉の夫と関係して
いて、妊娠し、怪しげな診療所で堕ろしたのではないかと。中絶の
失敗による痛み。
しかし出血・内出血が診られない。
CTスキャンをすることになる。

翌朝、検査の結果で卵巣と卵管に腫大がみられる。
「子宮内膜症」なのか。
現在の彼女の精神状態を見る限り痛みを取り除かないと自殺する可能性
がある。
しかし卵巣と卵管を摘出してしまうとホルモン不足で身体は弱ったまま
子供だって産めなくなる。

アンドレアは3話の中で行ったような「除外診断」の必要性を唱える。
レミドックスが痙攣を起こしたのはどんな症例なのかを割り出せば
病気の本質が見える。症例数は212。


翌朝、手術の前に火が付いているとして訴える。
「知覚変容発作」。「境界線障害」で起きるもの。
borderline situation

更に副作用について勉強したアンドレアからは子宮内膜症以上の
ものがあるとして、深刻な症状が隠されていることを告げる。

「ポリフィリン症」Porphyria

この症状を患う人がレミドックスを服用すると神経痙攣を引き起こす
場合がある。
確かめる為に「尿検体を太陽に翳せば分かる」
結果黄色い尿は赤くなって見える事で確定した。

【その他】

●マッティは僧帽弁逸脱症だった。

●アルバの母

レミドックス廃棄をし忘れていることを知ったマルコが研修医たちに
この失態は全員の評価に影響することを告げ、そしてアルバに対して
も”母親も関係ない”と言ったことから誰なのかという事になる。

“マルテッリ先生”・・外科医長。

「強力なコネが有ったのね」とされるが、この状態では何も言えない。
何よりも先日のエピソードでリッカルドにマルテッリ医師に頼みに
行かせたことが問題となる。「僕への嫌がらせか」

マルテッリはアルバが7歳の時にアメリカのピッツバーグ病院/Pittsburg
から誘われ半年の約束で渡米したが、その後も戻らなかった。

●鋭い視線

男女の関係っていうのはある意味では態度に表れてなかなか隠せない
ものかも知れないね。親子関係に関しては随分と頑張って隠し通して
いたけど・・・

・ロレンツォとエリーザの関係

ロレンツォはジュリアに思いを寄せているのに性的な関係は別物と
ばかりにエリーザと関係を持っている。

・ソフィアとブルーノの関係

パワハラなのかな。ソフィアの中にブルーノへの愛情はあるのか。
姉を困らせる意図があるのか。

●アンドレアの教え

「患者に肩入れすればミスを招くだけ」

しかしそれでもソフィアがこれまで散々腹痛で悩み、そして精神的
にも辛い状況に有るのを知って肩入れする。

病院の屋上に居た時など、アンドレアはソフィアに対して、

「飛び降りるならば列に並んで順番を待って」

●図書館 / Biblioteca (Library)

アンドレアは3冊の本を借りて家に帰宅。
その本の内容はレミドックスが起こした副作用の症例に関する内容。

●壁ドン

アルバが自販機でコーヒーを買おうとするが出てこない。
叩いても出ません。お金を入れて下さい。

●カロリーナ

珍しくアンドレアの部屋に来て料理を作ってくれていた。
楽しく過ごしていたのに、彼の元に来てアニェーゼが来て言い争い
になる。カロリーナは両親の喧嘩に嫌気がさして距離を置いた
のだろうね。

●エンリコ

カフェミラノから出てきたアンドレアの元に来たのが友人のエンリコ。
医者以外の道があるとしていた彼はその考えが間違いであることを
認める。

「みんな誰かを亡くしている」

アンドレアは息子を亡くしたとして責任を感じているが、その後の人生
に於いては、あらゆる人物に迷惑をかけてきた。

「病院を辞めたら自殺することになる」

またエレナという患者の話を聞かせた。奇跡のようにして動けなくなった
患者の話をすることになる。

【SOUNDTRACK】

・I’ll Find You in the Dark by Nico Bruno
・Need you right now by Nico Bruno
・Changed at all by Nico Bruno

【CAST】

アンドレア・ファンティ (Luca Argentero) 元内科医長
ジュリア・ジョルダーノ (Matilde Gioli) 医師、アンドレアの恋人
アニェーゼ・ティベリ (Sara Lazzaro) 外科医、元アンドレアの妻
マルコ・サルドーニ (Raffaele Esposito) 内科医長、秘密を持つ

エンリコ・サンドリ (Giovanni Scifoni) 精神科医
ロレンツォ・ラッザリーニ (Gianmarco Saurino) 内科医
リッカルド・ボンヴェーニャ (Pierpaolo Spollon) 医師、アンドレア慕う
アルバ・パトリツィ (Silvia Mazzieri) 研修医、母は外科医長
エリーザ・ルッソ (Simona Tabasco) 研修医
ガブリエル・キダーネ (Alberto Boubakar Malanchino) 研修医、エチオピア

テレーザ・マラルディ (Elisa Di Eusanio) 看護師
カロリーナ・ファンティ (Beatrice Grannò) アンドレアの娘
***マルティア・ファンティ (Luca Morello) アンドレアの息子
***若い頃のキャロリーナ (Giulia Patrignani)
イレーネ・セラード (Maria Rosaria Russo) マルコの妻
レナート (Luca Avagliano) 看護師

ブルーノ (Tommaso Basili) ルチーアの夫、会社経営
ティルデ・ラヴェッリ (Valeria Fabrizi) ベテラン女優
アダ (Alessia Giuliani) ソフィアとルチーアの母親
ソフィア (Valentina Munafò) 19歳、腹痛を訴える患者
ルチーア (Sara Putignano) ソフィアの姉
ルイージ (Libero Sansavini) ティルデのエージェント
バールハラ () ティルデの娘(声のみ)
ジョルジョ () ブルーノとルチーアの息子
リディア (Simonetta Solder) リッカルドの母(声のみ)

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336