カリフォルニケーション Californication 第2話 真夜中のブログ Hell-A Woman

リンク広告 テスト




カリフォルニケーション ある小説家のモテすぎる日常
Californication

第2話 真夜中のブログ Hell-A Woman

監督 / Scott Winant
脚本 / Tom Kapinos

【ストーリー】

■移動

ハンクとカレンは車で移動中に話をする。

話題はロサンゼルスの街に関すること。

「ゴミ為みたいなところ」(Hank)
「世界一素敵な街」(Karen)

ハンクはニューヨークを拠点としていた頃とは違い、移住してから
小説が書けなくなっていた。

「心をN.Yに置いて来たまま。ちゃんとこちらに来て・・私とベッカ
のところへ」(Karen)

リックは妄想に近いものを見ていたが、次の瞬間彼の車に横付けして
きたブロンドの女性から声をかけられ、メモを手渡される。

■ビルの家

ハンクは現在カレンの恋人であるビル・ルイス (Damian Young)の家
を尋ねる。
12歳になるハンクの娘のベッカは16歳になるビルの娘のミア。
ベッカはビルの家にいた。
ハンクはベッカに会いに来たがビルによって止められる。

「私も10代の娘を持つ父親。今はそっとしておいた方が良い。
会いたくないと言っているのだから・・」(Bill)

「親が子供に好き勝手させているから不味いことになるのでは
ないか」(Hank)

「娘はまじめで良い子だ。間違った教育はしていない」(Bill)

カレンとベッカは奥から出てくる。
ベッカはまだ父親のことを許していなかった(1話でパーティーから強引に
連れ戻した)が、それでもパパの映画は見たいという。

俺は原作だけであんな映画は作っていないというハンク。
とうやったらあんな映画を好きになれるのか?
パパがただの“クソ野郎”じゃない証拠だから・・
(Because it proves you’re not the asshole)

汚い言葉を使うごとに罰金する取り決めのムーディ家は娘から
金を取る。

カレンは週末は譲ってほしいとし、友達を呼んでいるからベッカにも
居て欲しいのだという。
チャーリーオジサンたちが来る。パパも来てよ、友達でしょとベッカ。
ビルもベッカの言葉を否定せずハンクにも来てくれと語る。
カレンも恋人同伴で来て欲しいというと、ハンクは彼女自身の強がり
ではないかと考える。カレンは彼にベッカの前では波風を立てないよう
求める。

・チャーリーのオフィス

ハンクは彼のオフイスに乗り込む。
ハンクはチャーリーのアシスタントのことが気になるとして話題にする。

「俺は首を吊りたくなる。」
「彼女を見る限り後ろが好きそうだ。アナルのことだ」
「アシスタントとしては最悪。電話に出ず、書類は無くす。コーヒー
一杯まともに淹れられない」
「雑談は良いが新作は出来ているのか? 出版社と約束したのはベッカ
が幼い時だ。カレンが乳を与えているのを覚えている」
「お前以外のライターにかかってくる電話の音が聞こえるのか?」
「Hell-A Magazine のblogの話だけ」

お茶を入れに来たダニ (Rachel Miner)に意見を求めると、いい仕事
だと思うという。

■バー

「ロサンゼルスにはあなたが必要だ。ひどい時代。
あなたが愛するこの街が軽薄な馬鹿たちの手で無茶苦茶にされる前
に警鐘を鳴らして欲しい」

しかしハンクは俺はこの街を愛していないことを語る。
だからこそブログを書いて欲しいのだという。
今では貴重な人。あなたこそ本物のライターだ。
熱いハートが有りタマもある男。ダークサイドにいらっしゃい。
Hell-A Magazineの仲間になって。なんでもいいから書いてみてと。

彼女は話を追えると名刺を置いて帰宅した為、ハンクは車で
もらったブロンド女性のメモ紙を見る。
“電話して”
このおっぱいとう思う?
下の口はどうか?

ビラビラしすぎている?手術しようと思っている。
ヴァギナの若返りの為にビラビラを切除する。腐った肉みたい
に見えないように・・

彼女がハンクの下半身を攻めている際に彼は机に置かれた
ビデオに目を通すとDVDが山積みになっていた。
その中の一つに彼女が出演している作品がある。

“A CRAZY LITTLE THING CALLED ANAL”
(アナル、それはクレイジーなもの)

ブロンド女性の娘が泣いていた。
娘の元に行った方が良いとし、DVDは研究用に持っていくと告げる。

■感想

なんとも感想が書きづらい。
決して地上波では放送出来ない事の連続で、ロサンゼルス
らしさのある話にも思う。

セックスは身近にありて遠きもの。その逆も然り。
枕草子の清少納言ではないけど(<-全然違うぞw) 社会には男性と
女性が居る。
もちろん派生すればLGBTのように性的マイノリティにつながるが
ここでは省略する。

ハンクがやたらめったらセックスする。
ご飯を食べるかの様に異性が居ればとにかく挨拶する間もなく
セックスが始まる。

ここは地球なのか。それとも少しの性的モラルのたがを外せば
人間社会はこのようなフリーセックスの世界が有るのか。
少なくとも前提としては、金が有るとか、顔がイケてるとか
大きな仕事をした過去があるとか、そういう要素は必要だ。
現代ならば金が有れば似たような世界は築けてしまう。

少し前のタブーは今は当たりの前のように触れていく。

身近にあるセックスとはまさに友人の妻との関係、妻の恋人の
未成年の娘との関係であるが、すれ違う美人は吸い寄せられる
ようにして彼との関係を求めてくる。

ハンクを誘ってきた女性から”整形の現在”みたいなことを聞かされ、
その気を失ってしまう。整形技術の発展は人を何処へと
導くのだろうか。

言葉の主導権を握っている内には饒舌に女性の心に割り込んでいくが
流石にプロの女優の美の秘密の前にはハンクの性欲も失い、
その身が引けているところがはっきりとわかる。

彼の中でもセックスに対するモラルのボーダーは有りそうだが
そのボーダーも曖昧だ。気が付かずにその規制線を越えている
こともある。

更にプロの女優は子持ちだった。
子供のいる大人の立場であるものたち。
それでもシングルならば関係を持つことはある。

今のハンクは色んな規制線をぶち破っている。
薬物でもやっているのか分からないが、たまに幻想のようにして
脳裏にカレンとの幸せ家族の構図が表れる。
これはニューヨーク時代の家族の姿なのだろうか。

キリスト教徒の多いアメリカは何故セックスに対する神聖化は
今はもう昔の話なのか。原理主義者でもいない限りはこの流れ
は止められそうにない。

今回は恋愛に対して年齢的要素が加わって来た。

子供がいる年齢ならば当然それなりに歳は重ねているハズで、
子供が大きくなるに連れてセックスレスの関係になる。
たまに日本人のレス率が海外よりもズバ抜けて多いという
統計データを出してくる人もいる。
肉体的な衰えは欲望を封じ込めてしまう。

・Hell-A Magazine

ハンクはホームページにアクセスするとブログを書く。
最初に書き始めた時にはバカみたいだとしてパソコンを投げ飛ばして
いたけどその後はやっぱり書くのか?

『第一回は誰もかれも嫌い』

人生を経験して学んだこと。

1) 気まづい朝の方が孤独の夜よりもマシ
2) 良い女を見かければ手を出したくなるのは男のサガ。
3) 寝る相手のアソコには毛が生えていて欲しい

どうしてロサンゼルスは女をダメにしたがる?

■ビルの家

ハンクが庭からプールへ行くと娘のミアが水着で泳いでいた。

『私は16歳、法廷強姦罪よ』(Mia)

・ビルとの会話

「今日は互いにとって大切な第一歩だ」(Bill)
「目の前で家族を横取りされるのを黙ってみていろってこと?」(Hank)

カレンからソーニャ(Paula Marshall)を紹介される。
元々ハンクの小説の映画はSteven Soderberghが監督すること
になっていたらしい。

ハンクはカレンにくっ付ける気かと問うと、彼女からは彼に

「あなたの事はもう何とも思っていない」(Karen)
「勘違いは止めて自分自身の人生を探せ」(Karen)

「そっちこそ自分の正直な気持ちに嘘はつくな」(Hank)

・酒を飲み薬を飲む

ビルの家でハンクは勝手に薬を飲む。
アメリカ人の家の薬は大抵洗面所にあるキャビネットに置かれている。
そして薬の入れ物はオレンジ色した容器だ。
たまに子供が届かないようなキッチンにあったり、寝室に有ったりする。

・右手にピストル左手に花束

ジュリーのサムライの歌詞ってこうかと思っていたけど、
実際には
「片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を」
何ですよね。

パーティーでの食事時に、ハンクが座った場所は両手に花では
あるが、花も有り過ぎると困る。
右にはミアが居て左にソーニャが居て、テーブルの下では
両者が彼の太ももをがっちり掴んでくる

「友情と家族と新たな旅立ちに・・」

■その他

・ハンクの車の右側のヘッドランプが壊れている。1話でヘザーの
旦那のバッドスイングがヒットしたので壊れた。
日本ならば違反・罰金だけどアメリカはどうなのだろうか。

・きまってるんじゃん (It’s all good)

ハンクとビルの会話の中で若者がよくこの言葉を使ってるだろとの
こと。

・ビルとカレンの出会い。

ハンクが話してしまう
「ビルは家のリフォームをカレンに依頼した。やがて人生哲学を
深く語り合い気が付くとどっぷり恋(ベッド)にハマった。
ビルはピカピカの家に飾るトロフィーをゲット。
カレンはドリームハウスを手に入れた。カレンはデザインした
自分のハッピーエンドを。」

・ミアはカレンとハンクの出会いを知りたがる。

ベッカが話してしまう。

「カレンは美術学校の学生でアマチュアバンドのベーシスト。
ハンクは小説デビューしたばかり。出会った場所はライブハウス。
第一印象は最悪。とりあえずセックスして次の朝ご飯を食べながら
ママが話した。シアトルに行って押しかけ女房になる計画。
クリスコーネル。でもパパの小説を読んで計画中止。9か月後に
私が生まれた。結婚はしなかったがずっと離れず過ごした。」

・ソーニャも旦那との別れ話

しかしここではありふれた話で、秘書と浮気していた。
名前は秘書テッド。だんながゲイと分かるよりショックなことが
ある。サイエントロジーの信者だったとか。私はサイエンロジスト。
ナチだったとか、アルカイダとか。それがロス。なんでもあり。

・Eagles of Death Metal

娘ベッカのi podに入っている曲を聞いてハンクは良いなと褒める。

・嘘つき野郎(Bullshit)

ベッカがハンクに言った言葉。汚い言葉(C-word)を使うと罰金

・AVと映画

「”A CRAZY LITTLE THING CALLED ANAL”」(AV)
「”A CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE”」(ハンクの小説の映画)

日本でもアメリカでもタイトルがパクられるのは一緒。

「ガキの腰づかいやあらへんで!」とか見たことはないが笑える
タイトル。

・ベッカの父への評価

パパの小説、一見ニヒリズムに見えるけど裏には熱いロマンチシズム
が有る。みだりに神と言ってはダメ。
ビルが言っていた。 Cradle of FilthのTシャツを着ていたら神様
の悪口が書いてあると。お祈りすることも有る。パパとママが馬鹿
を辞めて仲直りするように。

・よかったらやらない?葉っぱ

ソーニャから誘われる。
そしてお願いがあるとして裸を見せられて40歳代の体の評価を
求められる。
エイリアムを崇拝している事を除けば、こんなに素晴らしい女性
と出会ったのは久しぶり。
しかしここで葉っぱの副作用でゲロ祭り。

・本気であの人(ビル)と結婚する気?

カレンはマーシーからビルと本当に結婚するのか尋ねられる。

ハンクは愛してくれてるし真面目に生きようとしている。
セックスは?ビルとの関係は満足しているのか?

・きみは大人じゃない

ハンクを愛するミア。
ミアが彼にアプローチする中で放った言葉。

ミアの立場としては以下の通り

「大人同士が合意でセックスすることは間違いではない」

・悔しくないか?

ミアから聞かされたこと。
大嫌いな奴から仕事をもらうこと。
Hell-A Magazineのオーナーはビルだった。

■使用された曲

・Japanese Girls by Robbers on High Street
・L.A. Woman (Paul Oakenfold Remix) by The Doors
・Sarcastically Yours by Kenneth James Gibson
・Light of Day by Tommy Stinson
・Californication Main Theme by Tree Adams and Tyler Bates

■出演者

ハンク・ムーディー (David Duchovny) 有名な小説家
カレン (Natascha McElhone) 建築デザイナー、ハンクの元彼女
レベッカ(ベッカ)(Madeleine Martin) 12歳、ハンクの娘
チャーリー・ランクル (Evan Handler) ハンクのエージェント
マーシー・ランクル (Pamela Adlon) エステ店、チャーリーの妻
ミア・ルイス (Madeline Zima) 16歳、女子高生、ビルの娘
メレディス (Amy Price-Francis) マーシーが連れて来る女性
ヘザー (Michele Nordin) 修道女

ノーラ (Lucy Davis) ブロンド
ソーニャ (Paula Marshall) ビルのパーティーにて
ダニ (Rachel Miner) チャーリーのアシスタント
ビル・ルイス (Damian Young) カレンの現在の恋人
(Brooke Banner) 整形手術をしようと思っているブロンド

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336