カリフォルニケーション Californication 第10話 ファックとパンチ The Devil’s Threesome

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カリフォルニケーション ある小説家のモテすぎる日常
Californication

第10話 ファックとパンチ The Devil’s Threesome

監督 / John Dahl
脚本 / Tom Kapinos

【ストーリー】

■家

朝目覚めたハンクはサイドテーブルに置いてあるアルコールに
手を伸ばす。外からは何かを叩く音。トランクス一枚でその様子
を見に行くハンク。
庭ではチャーリーがグローヴを付けてサンドバックを叩いていた。
ハンクの元に転がり込んだチャーリー。

「朝から何をしているのか?」
「家庭を飛び出して良い女を捕まえる立場になった以上、たるんだ
ボディを鍛えておかなければならない」

やめておいた方が良いと経験豊富なハンクは語る。

「Michael Bay監督の映画より空しくなるだけ」
「止めはしない。新鮮なpus*yを見れば何かありそうな気がする
がそれは絶対に愛ではない」
「マーシーの事はどうするんだ。未練があるんだろ。セクシーで
良いカミさんだった」
「そもそも最初に秘書と浮気したのはお前だろう。頭を冷やせ」

チャーリーは酒よりも夜は一緒にジムに行こうとハンクを誘う。

「いい加減にマーシーに連絡しろ。膝まづいて泣いて土下座しひ
れ伏せばなんとかなる」

というがチャーリーは女性と関係を持つと言ってきかない為に
ハンクも付き合うことになる。

■チャーリーのオフィス

ダニーはチャーリーの元にいく。

「作家志望の友達の娘さんに会う約束がありますよ」
「キャンセルしてくれ」

ダニーはチャーリーに誤解を解いておきたいとして話し合いを
求める。
「ボスは悪くない。最初に行動を起こしたのは私の方だ」
「しかし結局どうするかは自分の意志ではないか」
「私は辞めたくない。ボスからもっと学ぶものもがある。
エージェントになりたい」

「悪意を持って私の家庭をぶち壊しておいて出世を手伝えという
のか? とっとと出ていけ!」

「それならライバル会社に行きます」
「ここであなたにされた酷いことを話せば同情してくれるでしょう。
spankingされて、床を這いまわされて、セクハラされたと。」
「凄い、君は大物エージェントになるだろう」
「まずはそこに積み上げてある紙の中からダイヤの原石を探せ」

■ボクシングジム

チャーリーはローラ (Laura Niles)とスパーリングをする。
ハンクは寝そべってそれを見ながら煙草を吸っていると、ローラから
ここは禁煙だと注意される。

「あなたがハンクね・・タマ無しの腰抜け」

それでもハンクはリングにあがろうとしない。
チャーリーはこの後一杯飲みにいかないかと彼女を誘う。
すると彼女は条件を出す。

「あなたの友達がリングで一線交える事だ」

■チャーリーのオフィス

utkに送られて来た小説に目を通しているとミアがやってくる。

「チャーリーと約束した」
「予定が入った。連絡したがつながらなかった」
「私でよければ力になる」
「小説を書いたのでチャーリーに読んでもらってエージェントの
目でアドバイスがもらいたい」
「現在16歳、この年の子が年上の男性とセックスして人間として
も女としても目覚める話。パンチ満載」

タイトルを聞かれたミアは“ファックとパンチ”だと語る。
ダニーは小説は読ませてもらうとしてミアから受け取る。
ミアは後ではなく今読んで欲しいと頼む。

■ボクシングジム

ローラとハンクはリングにあがる。
ハンクは彼女が怒って挑発した理由が過去に男女の関係に有った
だろうと推察。何処で会ったのかを尋ねると1年くらい前に
The Circle Barだという。一晩中関係をもっておいて連絡すると
言っていたのにそれきりだったという。

ハンクはボコボコに殴られる。

・バー

チャーリーとハンクは先ほどの女性について語りながら飲む。
Vodka-Cranberryを飲むチャーリーに対してハンクはゲイなのか
と問う。お前と違い甘味が無いとアルコールは飲めないという。

「ゲイだな。ゲイゲイゲイ Faggoty fag fag fag」

男同士で飲むのも悪くない。昔はつるんでよく遊んだ。
俺といれば女が寄って来たからだろう。
変わりに出版社に売り込んでやっただろう。
もちつもたれつだ。
しかしチャーリーは仕事が忙しくて女性との関係はなかなか
上手くしかなかった。

「一生本物の相手と巡り合わないまま終わる奴が多い。恋多き男
と言われているが心から人を愛したことが無いし誰からも愛されて
いない。俺たちはありのまま愛してくれる女に出会えた。それなのに
それをダメにしてしまった」

「いずれはなるようになる。今はやりたいようにやる」

チャーリーの携帯に電話が鳴る。
お前のアパートで会いたいそうだとして第二ラウンドをやろうと
チャーリーはのりのりだった。

■感想

ロサンゼルスは何故こうもクソが集まるのか。
相手の顔色を伺うことなく、野心と欲望が包み隠さず表すところに、
心地よさを覚えるのか。

色んな盗みが多くて辟易としてくる。
一時の関係が悪いとは言わないが、そこで生まれた心を盗むもの、
物理的に車とか金を盗むもの、小説を盗むものまで居る。
それらの者たちはまるで悪びれた様子がない。
自分本位のまま相手のことは気にせず叩き潰して自分の欲望を満たす。
その先にある出世と名声、そして金。

しかしそういう事実は時として痛い形で自分の元に跳ね返って
くる。

その辺はハンクがバーの中でチャーリーと語るセリフが全てだ。

ありのままの自分を愛してくれる女に出会えたのにダメにした
のもまた自分だ。

ようやく自分の過ちの大きさに気が付いたが、時は遅いのか早いの
か。

ただ今回は最悪の状況を見せられたところで、カレンは一時期
激しい怒りの感情を見せたが、指輪の件で真実を聞かされたり、
ビルとの関係で悩んでいることを見透かされると、ハンクは
彼女に悩んでいる間は結婚式は延期した方が良いと言われる。

指輪はホームレスにあげてしまった。

「指輪など買わなければよかった。大事なのは指輪じゃ
ない。結婚でも結婚式でもオレでもビルでもベッカでも無い。
大事なのは君だけだ」

最後にローラという女性と関係を持った際に、彼女は
シオを吹いた。ちょっと下品だけど日本的に塩というと
葬式で有ったり盛り塩を思い出す。

外からの邪気を家の中に入れないという厄除け。
そして相撲では力士が土俵に塩を撒いて清めをする。

彼女のシオとは違うけど上手くこれで邪気が無くなっていくと
良いんだけどね。

また今回は洒落として女性相手に
「sparring」と「spanking」という言葉を使い分けたのは
意図したものだろうね。

■それぞれの過ち

・ハンク

ハンクは過去にローラという女性と出会っていた。
一年前頃の話みたいだ。
ハンクは連絡すると言っても一夜限りのものとして扱った。
ただハンクはカレンと内縁の関係として家庭を持っていたし、
人の気を引いておいて逃げるというのはちょっと男性本位な
感じもする。

チャーリーとハンクとローラはハンクの家に行く。
チャーリーは必死になってローラを口説く。
ハンクは酔いつぶれてしまう。
ローラはハンクに気が有るので、寝ているところに強引に
キスしていく。覚えていないことを謝罪。しかし彼は
疲れて寝てしまう。

寝ていたところにチャーリーが助けてくれとしてハンクに
協力を求める。3人でのプレイ。

・ダニーとチャーリー

チャーリーは最初は妻のマーシーを裏切りダニーと関係を持った。
そしてそのマーシーはレズっけがありダニーとの関係を
持っていく。
チャーリーは散々ぞんざいに扱いを受け、自分も遊び相手が
欲しいと考える。
ダニーにはクビだとかつて二度も述べたものの、彼女は
チャーリーとの関係を脅しに使って、新たに出世の道を探って
いる。

・ミア

まさかハンクの小説を盗むとは思わなかった。
ただこの小説は明らかに原稿の原板ではなくコピーされたもの。

チャーリーに読んでもらおうと思っていたが、ダニーに渡る
ことになる。

16歳だということに驚かれて、どんな作家が好きか尋ねられる。

「Chuck Palahniuk」
「Nick Cave」
「Hank Moody」

とても良い出来の短編。
ミアは他人の書評を聞きたかっただけみたいで原稿を渡す気は
無かったが、ダニーが野心をむき出しにする。

・疑問の解決?

ハンクとミアが関係を持った際に、男がいきそうになった時に
ミアは彼の顔を殴り飛ばした。その描写が小説の中にある。
その時の女性側の心境を聞きたいようだ。

ダニーは
「目を覚ましてやりたい?」「彼女の事を忘れられないように?」
と尋ねるが、
「ただゾクゾクするのかも」「気持ちがいいから」

・両親は?

ミアの両親のことを尋ねられる。
パパは構ってくれない。大事にはしてくれていると思うが仕事が
忙しくて不在気味。ママはもういない。病気で何年か前に亡くな
ったという。この事実は初めて聞いた

ダニーは本物の才能があるとして協力させて欲しいという。

・ハンクのこと

ハンクのことがミアとダニーの間で話題に上がる。
どうして彼はあんな風になってしまったのか。
でも深くは語ろうとしなかった。

・小説を渡す

ミアはダニーに小説を預ける。この辺は実に危険だ。

■その他

・飲み友達

マーシーはカレンと、チャーリーはハンクと居るところを遭遇。
ハンクはマーシーに対して、
「バイの道に走っているんだって?」

・女を満足させるのはどんなに大変か分かる?。

マーシーがカレンに語る。
「まるで爆弾処理班の気分。あちこちに色んな銅線やボタンが
有って何処を触ればどうなるのかさっぱりわからない。研究に
よると女のオーガズムは99%メンタルなもの」

隣は芝生が青く見えた。やはりノーマルな関係が良い。

・指輪のサプライズ

マーシーはカレンに語るシーンPart2。
話題はカレンとビルとハンクの話になる。
ハンクはサプライズに婚約指輪を購入していた。映画の版権化の
臨時収入で。「上等なアンティークの指輪」

「新品より古いものが好きな女はそう居ない」

ビルは特注で作らせているという。Canadian diamond

・カナダってベーコンだけじゃなくてダイヤも作っているの?

・スワッピング

カレンとハンクがロスに引っ越した頃、チャーリーとマーシーは
相当仲良くてバカもやったようだ。
チャーリーはスワッピングの際に蕁麻疹になった。

・マーシーちゃん、カレンちゃん

・マーシーとカレンはハンクの家に行く。

・ハンクがローラに連絡を取らなかった理由

この子シオを吹くんだ。

・Runkulus maximus

■使用された曲

・Keep On by Champion
・Psycho by Airwaves
・Loose Talk by The Purrs
・One Man by Eulogies
・13 by The Brian Jonestown Massacre
・Bad Place To Earn A Living by Lodger

・Californication Main Theme by Tree Adams and Tyler Bates

■出演者

ハンク・ムーディー (David Duchovny) 有名な小説家
カレン (Natascha McElhone) 建築デザイナー、ハンクの元彼女
**レベッカ(ベッカ)(Madeleine Martin) 12歳、ハンクの娘
チャーリー・ランクル (Evan Handler) ハンクのエージェント
マーシー・ランクル (Pamela Adlon) エステ店、チャーリーの妻
ミア・ルイス (Madeline Zima) 16歳、女子高生、ビルの娘

ダニ (Rachel Miner) チャーリーのアシスタント
ビル・ルイス (Damian Young) カレンの現在の恋人
ローラ (Laura Niles) ボクシングジムで出会う

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